コンサート日記(2008年)

 

萩原貴子ミニ・コンサート 2008.11.23(日) IMYホール 14:30  ピアノ伴奏:近藤亜紀

M.スタイナー/タラのテーマ〜「風と共に去りぬ」から
M.ジャール/ララのテーマ〜「ドクトル・ジバゴ」から
安田芙充央/荒城の月によるファンタジア
弘田龍太郎=安田芙充央/浜千鳥によるポエム
J.カーン/煙が目にしみる
トラディショナル=安田芙充央/アメイジング・グレイス
安田芙充央/ジュ・トゥ・ヴ パラフレーズ

【アンコール】
愛燦々

半年に1回のお楽しみ、ムラマツのフェアへ行く。 まずは萩原貴子先生のワンポイント・レッスン。恥ずかしいけど、今練習中のバッハのパルティータを聴いていただく。「まあ、素晴らしい!お上手ですね。」とか言っちゃって、ほめ上手なんですから。 オバサンだって美人に言われて悪い気はしない。 今回のテーマは、上唇の力を抜く、でした。横に引き過ぎず、ちょっと真ん中に寄せるように意識する。 それから、曲全体の構成を考える。音色とかタンギングとかも、それに合うものを。 私の前の人は、デュエット曲を持ってきて一緒に吹いてもらってた。 それもいいなぁ〜! 次の人は、はじめにCDにサインしてもらってた。 しまった!そこまで気が回らなかった。

で、いったん昼食をとりに出て、楽器の調整もしてもらった後、ミニ・コンサート。「浜千鳥」は、篠笛の前奏付き。しかも、萩原先生のオリジナル。海の近くに引っ越して、月が海を照らす幻想的な光景に感動して作った曲だそうです。「煙が目にしみる」は、アルト・フルートの演奏。バーで美人の歌姫が囁くように歌ってる感じ・・・シブイわぁ♪今回は安田氏の作品が中心でしたが、いつもフルートにぴったりの素敵な作品を作られるので、ちょっと不思議に思ってきいてみたんだそうです。その秘密は、昔フルートの彼女と付き合っていたことがあって、どうすればフルートが美しく聴こえるのか考えて曲を作るようになったんですって。やっぱり愛ですね、というお話でした。

とってもかっこよくて、やっぱりCDを買ってサインもしていただいて帰ってきjました。


NHK交響楽団トップメンバーによるブラスアンサンブルコンサート 2008.10.25(日) ハートフルホール 16:00
                                                Tp:関山幸弘、井川明彦 Hr:日高剛 Tb:箱山芳樹 Tu:池田幸広

【第1部】
トランペットヴォランタリー  J.クラーク
2本のトランペットのための組曲  H.パーセル
アランフェス協奏曲より第2楽章  ロドリーゴ
フレール・ジャックによる変奏曲  フランス民謡 J.アイブソン編曲
ハンガリー舞曲3,4,6番  ブラームス

【第2部】
ニューファウンドランドスケッチ  H.ケイブル
黒人の少年  C.ドビュッシー
ゴッドファーザーより「愛のテーマ」  N.ロータ
大きな古時計  H.C.ワーク
ウエストサイドストーリーより  L.バーンスタイン
リンゴファンタジー(りんご追分)  米山正夫作曲 森下絹予編曲
ルッキン・グッド  F.ウォラー

【アンコール】
エイント・ミスビー・ヘブン
剣の舞

地元のホールでN響トップ奏者のコンサート。コンサート前には楽器クリニックもあり、うちの主人も参加してきました。

さて、トランペットのお二人は3本ずつ楽器を持って登場。いや1stの方はフリューゲル・ホルンも持って4本か〜!格調高いイギリスの作品が2曲続いた後は、スペインの曲。フリューゲルのしっとりとしたソロで始まって、ホルン、トロンボーンとつなぎ、2コーラス目はチューバ・ソロ。3コーラス目はトランペットのソロで聴かせます。次は楽器紹介で、トランペットのアイーダに始まり、チューバはお約束の「ぞうさん」・・・N響でもそうなのね。(笑)フレール・ジャックはミュート音を生かした編曲で、トランペットのお二人は大忙し。1部最後のハンガリー舞曲は、超有名な5番ははずしたものの、けっこう有名な3曲。4番は、トロンボーン・ソロが素敵。

第2部は、映画音楽やミュージカルの曲も交えたポピュラー・ステージ。ゴッドファーザーは、関山氏によるお約束のトランペット・ソロ。ウエストサイドは、ホルンとトロンボーン2本で始まる「マリア」と「トゥナイト」。りんご追分はフリューゲルのソロ。関山氏は青森県弘前市の出身なんだそうです。メンバー紹介があって、最後の曲は「ルッキン・グッド」。アンコールはチューバ・ソロの「エイント・ミスビー・ヘブン」と迫力の「剣の舞」。


ベルリン・フィルハーモニー木管五重奏団 2008.10.3(金) 岡崎市シビックセンター、コンサートホール・コロネット 19:00
    Fl:ミヒャエル・ハーゼル Ob:アンドレアス・ヴィットマン Cl:ヴァルター:ザイファルト Hr:ファーガス・マックウィリアム Fg:ヘニング・トローク

モーツァルト(ミヒャエル・ハーゼル編) 自動オルガンのための幻想曲 ヘ長調 K.616
ベートーヴェン(ミヒャエル・ハーゼル編) 六重奏曲 変ホ長調 作品71
パウル・ヒンデミット 5つの管楽器のための小室内音楽 作品24−2

ダリウス・ミヨー 組曲「ルネ王の暖炉」
ポール・タファネル 木管五重奏曲

【アンコール】
ジャック・イベール 木管五重奏のための3つの小品から 第1楽章
滝廉太郎(ミヒャエル・ハーゼル編) 荒城の月

勤務時間終了と同時にダッシュ!で出かける。何回か来たことのあるホールだけど、今回は会場の照明がおちたとたんにし〜ん・・・と静かに。普通演奏者が登場するまで普通にしゃべってるじゃないですか。今回のお客さんはやけにお行儀がいいなあ・・・と、なんだか緊張してしまう。まもなく5人が登場!後ろの席の女の子たちがいやに盛り上がっていたけど、誰かのファンなんだろうか?サイン会のとき1人はフルート・ケースを持っていたが、ハーゼル氏のファン?ハーゼル氏は木管フルートを持って登場。これがまた素晴らしい音色なんですね。それに比べて(比べるのも失礼だけど)私の音ってなんてあからさま。。。。。穴があったら入りたくなりました。1曲目のモーツァルトは、ヘ短調K..608の予定だったのが、へ長調K.616に変更。ちょっと仕事のことで落ち込んでいたので、いきなり短調の曲だと滅入っていたかも。こっちの方でよかったな。2曲目のベートーヴェンは、本来クラリネット、ファゴット、ホルン各2本ずつの曲なのだが、ハーゼル氏が木5用に編曲。最後のへんは超高音・超高速のパッセージが続きます。でも、全然難しそうに感じさせないところがさすが!ヒンデミットでは、ハーゼル氏が足元に手を伸ばしたと思ったら、ピッコロに持ち替え。ピッコロも聴けてラッキ〜♪ピッコロも、とってもまろやかな音でした。

休憩中ロビーをうろうろしていたら、何の楽器をやるのか知らないが学生風の男の子が、「あんなタンギング聴いたことない!」と言っていた。私は聴いたことあるよ。自分はできないけど。

後半は、まずミヨー。またまたピッコロ登場です。割と後ろの席だったので、よく見えなかったけど、ハーゼル氏、どうも楽器を無造作に床に置いている模様。この曲、もともとは「愛の騎馬行列」という映画のために作られた曲で、「行列」「朝の歌(オーバード)」「軽業師」「ラ・マウザングラード」「アルタ河での試合」「ヴァラーブルでの狩り」「マドリガル、ノクターン」の7曲。最後はタファネルの木管五重奏曲。ホルンの美しいソロが印象的でした。

コンサート終了後は、もちろんCDを手にサイン会に参加!もっと英語やドイツ語を勉強しておくんだった。。。。。お礼の一言も言えん。(涙)私の次の人はファゴットをやるらしく、トローク氏にリードをプレゼントして注目されていた。いいな〜!


第64回 あったかハートのコンサート リラクゼーション・ミュージック 2008.9.18(木) ハートフルホール 19:00
                               
                                                                                    日和音   pf:武本さやか fl:竹村麻記子 vn:岩瀬浩子

 1 フォーレ:無言歌 Op.17−3
 2 サン=サーンス:白鳥
 3 エルガー:愛の挨拶
 4 メンデルスゾーン:「歌の翼」による幻想曲
 5 岩代太郎:Wonderful Days
 6 虹の彼方に
 7 My Favorite Things
 8 星に願いを
 9 ニュー・シネマ・パラダイス・メドレー
10 リバーダンス

11 ヘンデル:「水上の音楽」より ホーンパイプ
12 日和音のテーマ 第2
13 バッハ/グノー:アヴェ・マリア
14 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲より 第18主題
15 ブラームス:ピアノ小曲集Op.18−2 Intermezzo
16 ドビュッシー:「小組曲」より 小舟にて
17 チャイコフスキー:「眠れる森の美女」より ワルツ

(アンコール) アメージング・グレース

うちの職場のピアニスト嬢が出るロビーコンサート。会場は地元のホールだし、知らん顔もできまい!と出かけました。きれいなお嬢さんたちのピアノ、フルート、ヴァイオリンのトリオです。今回はピアノさんがグリーン系、フルートさんはゴールド、ヴァイオリンさんがオレンジ系の秋色っぽいドレスで、登場したとたん隣の席のおじ様が「絵になるなあ・・・・」とため息。後ほどのトークにもありましたが、ドレスの色の組み合わせにも毎回気を使うようです。5番の曲は、NHKのドラマ「あぐり」で使われた曲。これだけピアノ・ソロで、あとは全曲トリオ用に編曲されています。編曲してくれるお友だちもいるようで、12番の「日和音のテーマ」は彼のオリジナル。とっても明るくかわいい感じの曲でした。ちなみに1曲目の「無言歌」が、以前からグループのテーマ曲として使われているもので、いつもコンサートの最初に演奏するのだそうです。

ティー・タイムのカスタードケーキもふわっふわでおいしい☆最後は、翌日も仕事の皆さんのために、元気の出そうなワルツでしめて、アンコールはちょっとジャスっぽい「アメージング・グレース」・・・癒されるひとときでした。


高木直喜フルートリサイタル 2008.8.5(火) 名古屋・伏見・電気文化会館・ザ・コンサートホール 19:00
                                                           ピアノ:山下 勝  チェロ:石橋 隆弘

 J.S.バッハ(?)・C.Ph.E.バッハ(?) フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV.1020
 J.S.バッハ(?) フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタ 変ホ長調 BWV.1031
 C.Ph.E.バッハ 無伴奏フルートソナタ イ短調

☆J.S.バッハ フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV.1035
 J.S.バッハ フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV.1030

(アンコール)☆ポロネーズ
         アヴェ・マリア

大師匠のリサイタル。J.S.バッハとC.Ph.E.バッハのみの濃いプログラム。客席もほぼ満席。ピアノと書いてありましたが、実際はチェンバロの伴奏。☆は、チェロの入っているものです。1曲目からいきなり1020で、泣けそう。。。。。これ、大昔、大師匠の下でやったんだよね。私が吹くと、ほんと力一杯というか直球勝負というか、とにかく奥行きがないんです。師匠の演奏を聴いて、ほんと穴があったら入りたくなりました。1031は、第2楽章のシチリアーノが有名。これも、今じゃバッハ作じゃないというのが定説なんだ。前半は無伴奏ソナタで終わって、後半はチェロ王子が登場!私、よく考えたらこういう編成(チェンバロ、チェロ、フルート)を生で聴くの、たぶん初めてです。一気に世界が広がる感じでいいですね。最後は私の大好きな1030。アンコールは管弦楽組曲のポロネーズとアヴェ・マリア。これがまた美しくて、感動でした☆


ホルン演奏の楽しみ 2008.6.14(土) 桜ヶ丘ミュージアム 1階ロビー 13:30  ホルン:松井 茂樹  ピアノ:上田 深雪

歌の翼に/J.F.メンデルスゾーン
浜辺の歌/成田為三
我は海の子/文部省唱歌
愛は花・君はその種子/A.マクブルーム
金髪のジェニー/S.C.フォスター
Touched by Love of Jesus/ノア
Amazing Grace/スコットランド民謡
ホルンとピアノのためのロマンス 作品36/C.サン=サーンス
ホルンとピアノのための夜想曲 作品7/F.シュトラウス

(アンコール) 少年時代/井上陽水

市内の桜ヶ丘ミュージアムで開催中の「第13回桜ヶ丘ミュージアム美術展」にあわせて開催されたロビー・コンサート。松井氏は、豊川市御油町在住のホルン奏者です。「松井秀樹という方は有名ですが、松井茂樹はあまり有名じゃありません。でも、がんばります。」と、ユーモアたっぷりのお話も、なかなか上手です。ポピュラーな曲が並ぶ中、「Touched by 〜」は、知らない作品でしたが、賛美歌なのだそうです。(松井氏はクリスチャン)ノアというグループが作ったポップス調のメロディ。知らずに聴いたら、普通のラブソングかなにかだと思ってしまいそうです。

アンコールは、季節に合わせて井上陽水の「少年時代」。ロビーの窓の向こうには公園があり、滑り台で遊ぶ子どもが見えたり、少年野球の練習帰りの子どもたちが通ったりします。ロケーションもぴったり!癒されたひと時でした。


ランチタイム名曲コンサート vol.80 木管の調べ 〜響き渡る森の温もり〜 2008.5.3(土) 宗次ホール 11:30
                           フルート:磯貝 俊幸  クラリネット:小森 夕理  ファゴット:川邊 武士  ピアノ:伊藤 朝子

1 ベートーヴェン:フルート、ファゴット、ピアノのための三重奏曲 ト長調 WoO.37
2 J.S.バッハ:2声のインヴェンションより (クラリネット&ファゴット) 第1番、第13番、第3番、第15番
3 モーツァルト:アンダンテ ハ長調 K.315 (フルート&ピアノ)
4 エルガー:愛の挨拶 作品12 (フルート&ピアノ)
5 ドビュッシー:夢 (フルート&ピアノ)
6 グリンカ:悲愴三重奏曲〜クラリネット、ファゴット、ピアノのための 二短調

(アンコール)冨士川 健 編曲:恋のぼり

「むねつぐ」ホールと読んでください。カレーハウスCoCo壱番屋の創業者が私財二十数億円を投資して建てたとかいうホールである。そこで、「ランチタイムコンサート」という11時半〜12時半の短いコンサート。お値段お安め。途中の休憩もなし。でも、好みとしては、もう1時間・・・せめて30分早くしてほしいなあ。お腹が空くと集中力がなくなって。

ベートーヴェンの交響曲は好きじゃないのだが、室内楽は好き。どうしてフルート曲を作って」くれなかったのかなあ。。。。。この曲は、どこぞの公爵様だか伯爵様だかのために作られた曲なのだそうだ。伯爵様はファゴット、ご子息はフルート、ご令嬢はピアノをたしなまれたのだそうで。2曲目は、バッハの2声のためのインヴェンションの左手パートをファゴット、右手パートをクラリネットで吹くという編曲。ファゴットの川邊氏は音大受験にあたって小さい子に交じってピアノを習い始め、この曲を3小節ずつ仕上げていったのだそうだ。クラリネットの小森氏は、光の加減でブルーにも黄緑にも見える素敵なドレス。3、4、5曲目は師匠のフルート演奏。モーツァルト、エルガーが後の奥さまにプレゼントした「愛の挨拶」、小さい頃からぼ〜っとしていた(笑)ドビュッシーの「夢」。グリンカの三重奏曲で終わって、アンコールは出演者全員の「恋のぼり」・・・やねよりたかい〜♪の特別編曲。私じゃ拍がとれそうにもない、不思議な部分がありました。


チェコ国立オンドラーシュ民族音楽舞踊団特別公演 2008.2.19(火) 小坂井町文化会館・フロイデンホール 19:00

 1 Bedrich Smetana,Vltava オープニング音楽(ブルタヴァ)
 2 Na salasi ナ・サラシ(羊飼いの小屋で)
 3 Melodie z Valasske Bystrice ヴァラシュスケー・ビストリツエ村のコンツォフカ演奏
 4 Nase luceni ナシェ・ルーチェニー
 5 Keby ste to vedeli ウヘルスコフラディススコ地方の地方のチンバロン演奏
 6 Muzsky tanecni projev ze slovacka スロヴァーツコ地域の男性の踊り
  1)Kyjovsko キヨヴスコ地方,Kyjovska skocna キヨヴスカー・スコチュナー
  2)Podluzi ポヂオルジー地方の騎兵のベルブンク
  3)Dolnacko ドルナーツコ地方ドルニーネムチー村のベルブンクとセドラツケー
  4)Verbunky スロバーツコ地方のベルブンク
 7 Valasske o lasce ヴァラシュスケー・ラースケ ヴァラシュスコの恋唄
 8 Podsable ポドシャブレ スタリー・フロゼンコヴ村
 9 Do hory na posali ド・ホリ・ニャ・ポスラリ 音楽演奏(山に行かされた)
10 Furiant + Skocna フリアント,スコチナー

まずは主催者のあいさつ。その中で、小学生の女の子たちがデュエットで『モルダウ』を歌いました。私も中学の合唱コンクールで歌ったけどさ、ボヘ〜ミア〜の川よ〜モ〜ルダ〜ウよ〜♪だったのが「ブ〜ルタ〜ヴァよ〜♪」になってました。これも時代ね・・・さて、1曲目が『モルダウ』の演奏なんですが、4拍子系の編曲でした。しまった!と思ったのは、踊りの全景を見ようと真中へんの席に座ったら、ステージ奥のちょっと薄暗い位置にいる楽団はよく見えない。残念。。。。。基本的にチンバロンを中心に弦バス1、ヴァイオリン4、クラリネット(リコーダー持ち替え)1という編成のようでした。2曲目から踊り手が登場。男性の衣装は帽子がキュート。女性は基本的にエプロンにベスト、三つ編みの髪を後ろにたらして赤い長いリボンですが、この羊飼いの踊りでは白や黒のマントをつけて登場。羊の役のようです。で、スカートのすそをつまんで乳しぼりのまねをしたり、マントをはぎ取って毛刈りをあらわしたりするみたいです。3曲目には、コンツォフカという笛が登場。穴がなく、息の強さや下の穴の大きさを指で調節して音程をつけるのだそうです。右手だけで楽器の先を持って、右人差し指(?)1本だけ使って演奏するようです。それで、あんなにいろいろな音が出るわけ〜!?倍音も使うみたいだけど。5曲目はチンバロン中心の演奏。なんだかジャスっぽい楽しい曲。6曲目は兵隊募集のためのカッコイイ踊り。羽根飾りつきの派手目の帽子が素敵です。最後の曲では、男性が女性を持ち上げるリフトが見もの。持ち上げたままぐるぐるまわったり、放り投げるようにしたり・・・女性ダンサーは皆小柄なのが納得できました。


KOBUDO〜古武道〜尺八・チェロ・ピアノ コンサート 2008.1.26(土) ハートフルホール 15:00

 1 WATER ISLAND/千住 明
 2 SASUKE/妹尾 武
 3 Best Friend/妹尾 武
 4 瀧 〜waterfall〜/藤原道山
 5 My Little Song/古川展生
 6 琥珀の道

 7 鳥の歌/カタロニア民謡
 8 Adagio Sostenuto 〜ピアノ協奏曲第2番第2楽章/ラフマニノフ
 9 無伴奏チェロ組曲第1番 〜プレリュード/バッハ ※チェロ独奏
10 男はつらいよ  ※ピアノ独奏
11 鶴の巣ごもり  ※尺八独奏
12 私のお気に入り
13 荒城の月
14 リベルタンゴ/ピアソラ
15 Dagula/モンゴル民謡

(アンコール)
朧月夜

またまたカッコイイお兄さん3人のトリオ☆(←そんなんばっかり行くのか!?オバサンだな、まったく。。。。。)チェロの古川展生氏、ピアノの妹尾武氏、そして尺八の藤原道山氏の3人の名前から一文字ずつとって「古武道」というユニット名。道山氏、「僕が『黒田』なんて名前だったら、『コブクロ』になってましたね。」なんておっしゃってましたが。(笑)

道山氏、いろいろな長さの尺八を6本持って登場!曲によって、時には曲の途中に早業で持ち替えて吹いていました。気になったのは、ピアノの譜面。ノートパソコンぐらいの大きさの、PCの画面というか巨大なゲーム機の画面のようなものがのっていて、どうもそれに楽譜が映し出されているようなのです。で、すみっこの白いボタンを押すと次の画面にいくような・・・?

第1部は、ファースト・アルバムに収録されたオリジナル曲が中心。1人1曲は作品を提供するという条件だったそうで、3〜6曲目に1曲ずつ披露。「瀧」では、一番長い尺八を使っていました。すごい迫力!私だったら、指つるな。他の2人が作りそうもない曲を・・・ということで、古典風のシブイ曲。

第2部は、クラシック中心。とはいっても古武道風にアレンジされています。9〜10曲目は「古・武・道」の順にソロ・コーナー。無伴奏チェロ組曲もよかったけど、ジャズ風「男はつらいよ」は笑えた☆すご〜〜〜〜くオシャレなジャズの名曲に聴こえます。「鶴の巣ごもり」は古典曲。これも堂々たる作品。道山氏、「武士の一分」の音楽にも参加していたそうです。知らなかった。ビデオ、じっくり見なくちゃ!古川氏も来月熱田でリサイタル。妹尾氏は、このあと新潟の苗場まで行って、白いゲレンデをバックに白いピアノでゴスペラーズとコンサートですって。

 

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コンサート日記(2008年)

 

萩原貴子ミニ・コンサート 2008.11.23(日) IMYホール 14:30  ピアノ伴奏:近藤亜紀

M.スタイナー/タラのテーマ〜「風と共に去りぬ」から
M.ジャール/ララのテーマ〜「ドクトル・ジバゴ」から
安田芙充央/荒城の月によるファンタジア
弘田龍太郎=安田芙充央/浜千鳥によるポエム
J.カーン/煙が目にしみる
トラディショナル=安田芙充央/アメイジング・グレイス
安田芙充央/ジュ・トゥ・ヴ パラフレーズ

【アンコール】
愛燦々