コンサート日記(2001年)

 

第6回とよしんクラシックコンサート 2001.12. 8(土) 17:00 豊橋勤労福祉会館
                               
アンサンブルdeヨコハマ  オーボエ:アルブレヒト・マイヤー  フルート:酒井 秀明

・モーツァルト  ディヴェルティメント ニ長調 KV136
・モーツァルト  オーボエ協奏曲 ハ長調 KV314
(アンコール)J.S.バッハ  カンタータ第156番『私の片足は棺桶に入っている』BWV156より「シンフォニア」

・モーツァルト  アンダンテ ハ長調 KV315
・サリエリ  フルートとオーボエのための協奏曲 ハ長調
(アンコール)モーツァルト  歌劇『ドン・ジョバンニ』より「お手をどうぞ」
          同      歌劇『魔笛』より「恋を知るほどの殿方は」  ※フルート・オーボエ2重奏
        N.ロータ   ロミオとジュリエット  ※オーボエ・ソロ

 とよしんにお勤めのTWEのA氏から教えていただいたコンサート。このプログラムで1000円、しかもその1000円はチャリティー協力金として豊橋市に寄付され、文化振興等に役立つという・・・えらいぞ、とよしん!開演時間も早くていいんだけど、おチビたちをスイミング・スクールに送ってから行ったら、渋滞で開演ギリギリ・・・私は、車も主人も見捨てて走ってしまいました。ゴメンネ!

 第1部は、オーボエ協奏曲もアンコールのバッハも、フルートでも演奏される曲なので、とっても勉強になりました。マイヤー氏も酒井氏も、美しいppが1500人入る大ホールの隅々までしっかり響き渡る・・・すごいよねえ!!!(ホールはほとんど満席で、開演ギリギリにすべりこんだ私たちは、本当に「すみっこ」にいたの。)サリエリは映画「アマデウス」で知名度がアップしたものの、オーストリアでは、この映画はサリエリやモーツァルトのイメージを壊すよくない映画として、青少年に見せてはいけないことになっているとか。

 オーボエ協奏曲の後にもアンコール。全プログラム終了の後にも3曲もアンコールがあって、なんだか得した感じのコンサートでした。


フルートとヴァイオリンの調べ 2001.10. 4(木) 19:00 わたなべ珈琲店
                                      フルート:尾崎 今日子  ヴァイオリン:村松 愛  キーボード:奥村 亜希子

・アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより第1楽章/モーツァルト  Fl.Vn.Pf.
・Sonata bS Ddur/ヘンデル  Vn.Pf.
・シチリアーノ/フォーレ  Fl.Pf.
・ポロネーズ/バッハ  Fl.Pf.
・メヌエット〜「アルルの女」より/ビゼー  Fl.Pf.

・Andante and Rondo/ドップラー  Fl.Vn.Pf.
・私のお気に入り  Vn.Fl.Pf.
・川の流れのように  Fl.Pf.
・愛の賛歌  Fl.Pf.
・荒城の月  Vn.Pf.
・赤とんぼ  Vn.Pf.
・ムーン・リバー  Vn.Fl.Pf.
・青春の輝き  Fl.Vn.Pf.

(アンコール)埴生の宿

よく行く、コーヒーがおいしい喫茶店でチラシを見つけ、その場でチケットを購入。私は、誰も誘わず誰にも誘われず一人で行ったんですけど、行ってみたら同業者グループが少なくとも2つ・・・知っている方も見えました。大体このお店、同業者がよく来るんです。行く前には、(この忙しい時に、やめとけばよかった!)と後悔しつつ会場に向かいましたが、コンサートは素晴らしかったです。演奏者まで2メートルという至近距離で聴くコンサートも、なかなかです。

ヴァイオリンの方が、お店の近くにお住まいだそうで、きれいなお姉さん3人組の演奏は、うっとり。弦楽器が入ると、ぐっと格調も高まりますね。ドップラーの曲は、もともとフルート2重奏のための曲ですが、ヴァイオリンで第1フルート(だと思うけど)のパートを演奏されていました。なじみのある、親しみやすい曲が多く、隣の席の方も「客層に合わせて曲を選んでくれてるのかしら?」と、感心してみえました。


 

ヘンリック・ヴィーゼ フルート・リサイタル 2001. 9.23(日) 14:00 クリエイト浜松2Fホール ピアノ:三浦 郁子

1 ヨハン・フィリップ・キルンベルガー  ソナタ ト短調/フルートと通奏低音のための
2 ジアチント・シェルシ  フルート・ソロのための“Quays”
3 ヨハン・セバスチャン・バッハ  ソナタ ホ長調 BWV1035/フルートと通奏低音のための
4 ジアチント・シェルシ  フルート・ソロのための“Pwyll”
5 ヨハン・フィリップ・キルンベルガー  ソナタ ト長調/フルートと通奏低音のための“自然7度を伴う”

6 パウル・アグリコラ・ジュナン  「リゴレット」による幻想曲 op.19/フルートとピアノのための
7 アルベール・ルーセル  「笛吹きたち」/フルートとピアノのための パン、ティティール、クリシュナ、ペジョディ氏
8 あるばート・フランツ・ドップラー  “バラキアの歌”幻想曲 op.10/フルートとピアノのための

(アンコール)日本語で言ってくださったんですが、「シューマンの****第1番」しか聞き取れませんでした・・・

初めての場所なので、ちょっと迷ってしまいました。着いたとたんTWEのフルートさん御一行と出会い、大笑い。TWEのA氏は、マスターズのフルートを買うんですって、うらやまし〜!ヴィーゼ氏は、マスターズの総銀製970を使用とか。

30分遅れで登場したヴィーゼ氏は、髪の色に合わせたチェックの蝶タイとカマーバンド。吹いている最中に時々目を見開くくせといい、本質はお茶目な方と見た!妙なたとえで申し訳ないけど、その音は、ねっとり上質な練羊羹のよう。ドイツのお菓子でいうなら、こくのあるザッハトルテというところだろうか。(本場ものは、食べたことないけど。)それにしても、重厚なffとこちらまで息をひそめてしまうようなpp!あんな音、どうやって出すんでしょうか?

キルンベルガーという作曲家は初めて聞きましたが、バッハのお弟子さんだとか。うんうん、そんな感じ!私の好みです。それにヴィーゼ氏の音にもよく合う・・・

開演時刻が遅れたせいで、サイン会はあきらめざるを得ませんでした。ああ、残念!でも、CDはしっかりゲットしました。


尾西市民オーケストラ第52回定期演奏会 2001. 9.16(日) 14:00 尾西市民会館ホール

(第1部)  指揮:不破 皓
・キャンディード序曲/レナード・バーンスタイン
・《アルルの女》 第2組曲/ジョルジュ・ビゼー  Tパストラーレ U間奏曲 Vメヌエット Wファランドール

(第2部)  指揮:岩井 直溥
・ハリウッド万歳  ・ルパン三世のテーマ  ・サムシング  ・サキソフォビア  ・ティト  ・ダンシング・クイーン  ・サマータイム  ・トランペット吹きの子守歌  ・アメリカン・グラフティー]T(カレンダー・ガール〜ロコモーション〜四月の恋〜ダンス天国)

(アンコール) ・明日があるさ   (エンディング) ・星に願いを

きょんきちさんのご招待で行ってまいりました。相変わらずレベル高いですBCO!『アルルの女』を生で聴くのは2回目。(1回目は名大のオケだったな、確か。)「メヌエット」かっこいいな〜!私も吹きたい!!!

ポップス・ステージは岩井先生の指揮!もうノリノリです。リード氏といい、岩井氏といい、どうしてこんなに気さくなんでしょう?70歳もとうに越えているはずなのに、とっても若々しいし。今まで約5000曲の作品を手がけられたとか・・・やっぱり偉大な方ですね。


丹下さと子フルートリサイタル 2001. 8.23(木) 19:00 フロイデンホール ピアノ:野畑かおり

・ソナタ「パンの笛」作品15/ジュール・ムーケ  Tパンと羊飼いたち Uパンと小鳥たち Vパンと妖精たち
・フルートソロのための「イマージュ」/ユージン・ボザ
・フルートとピアノのための「ソナチネ」/アンリ・デュティーユ  アレグレット〜アンダンテ〜アニメ

・フルートとピアノによる日本のメロディーより/野田暉行 編曲  宵待草 おぼろ月夜 浜辺の歌
・フルートソロのための「冥」/福島和夫
・カルメンファンタジー/フランソワ・ボルヌ

(アンコール) ・オンブラ・マイ・フ/ヘンデル

TWEでフルートを吹いている従妹が「こんなのあるよ。行く?」と教えてくれて、行くことにしました。実は4月からレッスンを再開したいと考えていたので、もしも演奏が気に入ったら、弟子入りを申し込んでみようという気もあったのです。(すごい生意気!)結局、次の日にさっそくメールを送って、11月からレッスンに行くことになったんですけど。

なぜかお母さんと娘というお客さんが多く、小さい子のための託児コーナーも設けられていました。(コンサートはこうでなくっちゃ!感動!!!)客層を考えると、2部は「冥」なんてちょっと重い気もしましたが、この曲よかったです。ぼ〜っとしてあっちの世界に行っちゃってるうちに終わってしまって、(あれ、こんなに短い曲だったけ?)と思いました。家でCD聴いてみたら、やっぱり長く感じました。

デュティーユのソナチネは、どこかで聴いたんだけど、どこで聴いたのかどうしても思い出せない。私、フランス近代ものはあまり好きではなかたんですけど、このリサイタルを聴いて、ぜひ挑戦してみたくなりました。アンコールは、最近、私があえて苦手に挑戦しているうちの1曲。う〜ん、こうやって吹けばいいのね!レッスンが楽しみです。

 

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