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昔々、武蔵国の恋ヶ窪に、口中の腫れ物に苦しむ遊女が居た。
遊女は観音を信仰する大変慈悲深い女性で、毎朝修行僧に施しをしていたという。そんなある朝、秩父から来たという僧が、一本の楊(やなぎ)の枝を遊女に与え、「この枝で口の中をそそぎなさい」と教えた。
遊女は、僧の教えどおりに楊の枝で口中をそそいでみる事にした。すると、口中の腫れ物はみるみるうちに快癒し、痛みも全て消えてしまった。
以来、この寺には病の回復を願う礼拝者も多いという。

観音堂 |
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116段の石段

116段の石段を登りきった境内からは、
田園風景と共に、秩父のシンボルである武甲山を望む事ができる。

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