冬の北海道 編

’00.2.19〜21

北海道に憧れを持っている私。
夏の北海道はいずれ車で行ってやる!!と思っているのですが
冬はさすがにちょっとね、、ということでパックツアーで
行ってみることにしました。

ツアータイトル、タビックスジャパン提供
“網走・流氷観光船「オーロラ号」と道東冬の2大祭り3日間”です。
一日目、高松空港14:00集合ということで出発はかなり遅め。
羽田経由、釧路空港へ着いた時は、すっかり暗く、銀世界も
見ぬまま、阿寒湖温泉へ着きました。
羽田で出発が遅れた為、着いた頃には「阿寒湖氷上フェスティバル」も
すっかり終わっていました。
去年は吹雪で、釧路空港に降りれず、急遽、千歳へむかい、
全然違う旅になったとか、、、。う〜ん、恐るべし北海道・・・
朝、散歩がてら、阿寒湖まで
いってみようと
外に出たら、雪が沢山、、、。
天気良好。
温泉街には凄いツララが、、、。
阿寒湖では朝早くからワカサギ釣りを
している方もいらっしゃいました。
でも湖、ほんと凍っているんだねえ。

出発時間も近づいていてゆっくり
見れなかったけど、ここは北海道なのね
と実感しました。
パンケトウ・ペンケトウ        雄阿寒岳と雌阿寒岳

摩周湖へ向かう途中にて車窓より
霧の摩周湖ならぬ
氷の摩周湖。
やっぱり真っ白。
本来はすい込まれそうな程、
深い濃藍の水面だってね。
う〜〜ん。冬に訪れるのは
間違いだったかも、、、
美幌峠より望む屈斜路湖。
美幌峠には美空ひばりさんの
歌碑もあるんですよね。

そういえばこの湖には
クッシ−なるものがいる筈だけど
冬眠中かしら、、、
美幌峠を後にし、次へ向かうは網走です。

メルヘンの丘と、やっぱり凍っていて岸と湖面の境がよくわからない網走湖を
車窓より眺めつつ、流氷観光船「オーロラ号」の待つ網走港へとバスは走りました。

「オーロラ号では、ほとんど甲板で流氷を眺めていました。
隣のカップルの兄ちゃんが手の届く流氷を掴み、試食していたので、
思わず「どんな味ですか? 私にも下さい。」と言ってしまいました。
私が試食したのは無味でしたが、中には塩味がしゅんでいるのもあっったらしく
「辛!!」と隣のお兄さんは言っていました。
「オーロラ号」を降り、網走で買い物をした後、
大白鳥が飛来するという、涛沸湖へ向かいました。
頭の何処かで白鳥と丹頂鶴を少し勘違いしていたようで
思っていたものよりなんか違うぞ、、、と少し思っている、私がいました。
この湖は川の水が流れ込み、全てが凍ってしまわないそうです。
ライトアップされた
オシンコシンの滝です。

ついに知床です。
道路をはさんだ反対側には
真っ白い流氷に埋め尽くされた
オホーツク海。

夏にもう一度訪れてみたいな。
知床のウトロ温泉に着き、夕食後「知床オーロラファンタジー」へ行きました。
煙とレーザー光線でオーロラを再現してみようという企画。
天気が良くて良かったです。

ホテルへ戻り、温泉につかり、一息。
夜中、どの位寒いんだろうと、窓を開けると「カリカリ」という音。
なんだろうと、よくよく目を凝らすと、野生のエゾ鹿が近くまで来ていました。
最終日は帰るだけ。
女満別空港へ向かう時、北海道に来て、初めて雪が降りました。
厳しい冬の北海道を経験することなく、無事、帰り着きました。
2日目の朝、バスで後ろに座っていた、おじ様達から回ってきた、
一杯の酒と、デコポンでそのおじ様達とすっかり仲良くなってしまい、
よりいっそう楽しい旅行になりました。出会い、これも旅の醍醐味ですね。

そして、この旅を最後に、この旅から半年後、他界した伯母さん。
寒がりなのに、「行く!」と言い、帰ってからも「北海道は良かった!」と
言い続けてくれていましたね。
この旅は私の中に伯母さんの中に共通の
忘れらることができない思い出となりました。

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