TED+Talkies メルマガ 第91号 2019.11.19


こんにちは みなさん

気温が下がり、日なたが恋しくなり始めました。


さて今回は 今週末に白鴎大学(小山)で行われるLET(外国語教育メディア学会)関東支部大会への案内です。





━ もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 英語句動詞と日本語複合動詞に注目した語学教育
  英日対訳コーパスによる原文遡及法での調査から
2. LET 関東支部 第143回(2019年度秋)研究大会
  2019年11月23日(土)白鴎大学(小山)
編集後記
  最末尾
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よりよい英語指導実践を目指して」をテーマに今週末に開かれる LET関東支部 第143回(2019年度秋)研究大会では4つの研究発表が行われる。以前は10近い発表がひしめいていたが、最近はとんとスリムになった感が否めないのでさびしい。



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1. 英語句動詞と日本語複合動詞に注目した語学教育
  英日対訳コーパスによる原文遡及法での調査から
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英語民間試験が見送られ、制度を抜本的に見直さざるを得なくなったことで、国の教育政策の底の浅さが浮き彫りになった。しっかりした取り組みをしてもらいたい。


問題: この文章には複合動詞が幾つあるでしょうか?


外国語にはあまり例を見ない複合動詞が、日本語では多用されている。主なものだけでも3千はくだらないそうだ。


さて、先の文には「見送る」「見直す」「浮き彫る?」「取り組む」の4つが見受けられる。しかも文を構成する主要な動詞の位置にある。



こうした複合動詞と英語句動詞との対応関係に注目した教授法を提案する教員や研究者が見受けられる。

そこで、そうした提案の有効性と限界を、英日対訳コーパスを活用して探求してみた。





詳しくは 今週末の会場(小山)にお越しください。新幹線で東京から1時間です。





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2. LET 関東支部 第143回(2019年度秋)研究大会
  2019年11月23日(土)白鴎大学(小山)
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外国語教育メディア学会(LET)
LET関東支部 第143回(2019 年度)研究大会
日時: 2019年11月23日(土)10時 開会
会場: 白鴎大学(小山)徒歩1分=新幹線下車 駅の目の前です


研究発表
10:30 〜 11:00
英語句動詞と日本語複合動詞に注目した語学教育について―英日対訳コーパスによる原文遡及法での調査から
田淵 龍二 (ミント音声教育研究所)





・・・ 本文は ここまで ・・・





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編集後記
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高齢者の事故があるとマスコミが大きく取り上げる一方、若者(中年?)の危険運転も世間を騒がせている。東名高速の追い越し車線に割って入られ、停止させられたことをきっかけとしてトラックに追突された後続車の家族4人が死傷した事件の一審判決は「危険運転」を適用した。

これに対して刑法学会や刑法学者から「罪刑法定主義」からも「判例」からも「権力の乱用に当たるのではないか」との声が上がっている。

こうした発言からは、学会や専門家が社会的責任を果たそうとしている強い意志が感じられる。



先般、国は「英語民間試験」の見送りを決定した。「身の丈」発言がきっかけとされるが、底流には根強い懸念があったからであろう。


翻って日本の英語系学会はどうだったのだろうか?

私の知る限り、鳴かず飛ばずであったようだ。よく言えば「静観」、突っ込んで言えば「文科省情報の受け売り」ではなかったろうか?


10年程前のこと。小学校英語の導入に対して学会として声を上げることが必要ではないかと、LET(外国語教育メディア学会)の幹部長老方に声をかけたことがあったが、私の非力もあり、その後動くまでには至らなかった。


私は、専門家集団としての見識を持って社会問題に声を上げるのは、学会の責務であると考えている。

著作権問題で言えば、文科省から「教育現場は著作権に萎縮している」と公文書に何年にもわたって明記され続けているのは、実に悲しい。



2019年11月19日
田淵 龍二

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