TED+Talkies メルマガ 第89号 2019.10.02 |
こんにちは みなさん 日中は猛暑日になってしまう群馬でも、朝晩はすっかり過ごしやすくなりました。 おかげで、9月のサイクリングは延べ300kmを超えて、体の鈍りも取れたところです。 今回は 東北は仙台で行われた研究会のレポートです。 ━ もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. ATEM 第1回特別東北研究会に参加して 再現性の視点から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さる日曜日(2019年9月29日)に開催された ATEM(映像メディア英語教育学会)東日本支部は、第1回東北特別研究会を「再現性」視点からレポートする。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. ATEM 第1回特別東北研究会に参加して 再現性の視点から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ATEM(映像メディア英語教育学会)東日本支部主催の第1回特別研究会が東北大学川内キャンパスで開催され20人ほどが参集し、午前中はビデオ作成の発表が3件、午後はユーチューブや映画コーパスを活用した発表などが4件、あわせて7件の発表が行われた。 東北での新しい試みを、この記事では、再現性をキーワードにレポートする。 再現性(reproducibility)とは、実験を繰り返した時に同じ結果が得られる度合いに関わる考え方で、研究結果を科学的に検証するための必須要件である。たとえば、素材Xに熱を加えてY度をA分間保つと新しい物質zがmグラム生成したとする研究報告を同じ条件で再実験したところ、物質zができなかったら再現性はないとされる。また、そもそも発表において再現実験に必要な情報が提供されているかも問われる。 こうした科学的手法にならって教育における授業再現性を定義した。つまり、発表された教育実践を見聞した教員が自分の授業に取り入れられる可能性、および同程度の成果が期待できるかを示す概念である。たとえば語学クラスXにA分間の処遇Yを一期繰り返したところ読解力がm伸びたとする研究報告であれば、それを知った先生が自分のクラスでも同じ処遇を実現可能か、そして同程度の読解力の伸びが期待できるかと言うことである。 教育系学術団体としては、参加者の満足度と明日への意欲に関わるからである。 こちらへ続く > http://www5b.biglobe.ne.jp/~mint_hs/news/n20190929.html ・・・ 本文は ここまで ・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Talkies 最新版の入手と確認方法 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ブラウザ(推奨はクロム Google Chrome)で以下のアドレスにアクセスします。 http://www.mintap.com/talkies/talkies.html Mac や iPhone、iPad の場合は Safari でも動きますが、不具合が出ることもあります。そのような時は Google Chrome をお使いください。 * Talkies 最新版は バージョン 1.91.905 です。 * CORPORA 最新版は バージョン 1.91.922 です。 バージョンの確認は トーキーズの ||| menu ボタンからポップアップするメニューで、「トーキーズについて/バージョン」で表示される小窓にあります。 CORPORAのバージョンは 開いたページの右上にあります。 バージョンが古い(番号が小さい)ときには、再アクセスします。再アクセスするには、(シフトキーを押しながら)アドレスバーのすぐ左(Safari では右)にある「リロード」ボタンをクリックあるいはタップします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Talkies 利用規約について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご利用の方は、必ず「Talkies の利用規約」をお読みください。よくあるナガナガしいものではなく、A4の裏表ほどに短く簡潔にまとめています。 利用規約は、Talkies の [menu] ボタンからポップアップするメニューで、「トーキーズについて/利用規約」で開きます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン 購読中止の手続き ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールは トーキーズのワークショップに参加された方や、会合などでお話をさせていただいた方に お送りしています。 購読中止をご希望の方は このメールへの返信のタイトルに「購読中止希望」とお書き込みください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン バックナンバーのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前号のメルマガは次のページです。 * http://www5b.biglobe.ne.jp/~mint_hs/tmail/talkies_mm_0088.html その他のバックナンバーは次のサイトに公開しています。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~mint_hs/tmail/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ サービス」と言う言葉が空疎に聞こえ始めたのはいつ頃からだろうか? 今では「お客のため」との名目で「お店のため」のサービスが普通のようだ。 報道によれば、増税に合わせて行われる「サービス」としての諸施策に乗っている商店や消費者は、3割にも満たないとの数字もある。庶民はひたすら財布のひもを固くするしかないのが実情のようだ。 そんな世知辛いご時世にあって、少しでもいい授業をサービスしたいと奮闘する人々に出会えるのが教育系の学術団体だ。 もちろん世渡りで利用する先生も多いが、ATEM にはまだまだ熱心な先生が多いのがうれしい。 今回の ATEM 東北研究会でも そうした先生方に出会えたことを 喜んでいる。 2019年10月02日 田淵 龍二 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ □ ■ Spread your idea through TED+Talkies group! □ ■ http://www.mintap.com/talkies/ □ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ |