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TED+Talkies メールマガジン 第22号 2016.12.2 | ||||||||
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こんにちは <%Name%> さん トップニュース: TED Talks のレベル分けを発表 ■ ■ ■ ■ _/ も く じ _/ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 1 TED Talks のレベル分けを発表 ■ ■ ■ 2 募集: トーキーズによる教科書ウェブ活用で研究授業参加者を公募 ■ ■ ■ 3 お知らせ: 12月10日 LET関東支部で研究発表3件 ■ ■ ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ 1 TED Talks のレベル分けを発表 ■ ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ TED Talks のビデオは毎年200本を越えて公開されているって、知ってましたか? 1週間で4本のペースで増え続け、さっきサイトをのぞいたら 2,300+ となっていた。 選択肢が増えるのでうれしいけど、探すのに迷ってしまう。 そこで、TED Talks のレベル分け研究を始めた。山口先生(早稲田)との共同研究で、LET関東の研究支援プログラムに採用されている。 既に6月に収集していた2,143本の解析を結果を、来る10日(土)に筑波大学で行われるLET関東支部大会で発表する。 分類指標は、リーダビリティ、語彙レベル、発話速度、構音速度の4つで、レベルは日本の学制にそった学年でおこなった。 結果は、高校3年から大学2年あたりをピークとする分布となった。 今回公表するのは、「TED セレクション・セブン」。これは、高校生向け、大学生初級向け、大学生上級向けに7ずつ「6分以内、500語以上、日本語字幕あり、ゆっくりな発話」のものを特別に選び出したもの。 一覧表にはトピックと、高難度語彙リストが付属しているので、語学レベルだけでなく、内容からも選びやすいはずだ。 ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ 2 募集: トーキーズによる教科書ウェブ活用で研究授業参加者を公募 ■ ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 教室で毎週使っている教科書をウェブで活用する授業研究をこの秋から始めている。ウェブ化の作業と授業運営が思ったより順調であったことから、さっそく、来年度からの研究参加者公募の準備を開始した。 字幕の作成や、教材のウェブ化など、作業工程が多いので、出版社の協力が不可欠であることから、先週からLET賛助会員となっている出版社への協力依頼を開始した。 詳しい説明と、出版社への依頼文などはこちらのニュース記事で公開されている。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~mint_hs/news/n20161126.html すでに、複数の出版社から、協力や前向きな検討を始めたとの連絡を頂いた。 10日に筑波大学で行われるLET関東支部大会で、研究授業参加者公募開始を公表するおりに、どの出版社の、どの教材であれば、出版社の協力が円滑に得られるかを発表できるように間に合わせたい。 ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ 3 お知らせ: 12月10日 LET関東支部で研究発表3件 ■ ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 来週の土曜日(10日)に開かれるLET関東支部第137回大会で、田淵は3つの発表を行う。 種目: 研究発表・実践報告 2 会場: CEGLOC 4 階 413 教室 ▼ 1 時間: 10:00 〜 10:30 題目: 英文黙読速度と理解度とテキストのリーダビリティを測定する教材を使った学習 ▼ 2 時間: 11:10 〜 11:40 題目: 音声つき紙版教科書のウェブ化と、CALL とスマートフォンでの利用 ▼ 3 時間: 11:45 〜 12:15 題目: 日本人英語学習者のための TED プレゼンレベル計測方法の開発:リーダビリティ、語彙レベル、発話速度、構音速度をもとに 簡単な発表要項はこちらの記事へ http://www5b.biglobe.ne.jp/~mint_hs/news/n20161202.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン 購読中止の手続き ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールは トーキーズのワークショップに参加された方や、学会などでお話をさせていただいた方に お送りしています。 購読中止をご希望の方は このメールへの返信のタイトルに「購読中止希望」とお書き込みください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今から12年前、私が外国語教育メディア学会(LET)に加入するきっかけとなった先生がいた。その先生は、教科書を電子化してチャンク提示可能なプレーヤーミントの可能性にいち早く気づき、2004年のLET全国大会(福岡)で「一斉指導と個別学習に活用できる教材ソフトの諸要件」と題する研究発表を行った。その先生はコンピュータ利用の専門家で「これまで、CALLなどで使用されて来た学習用アプリケーションソフトウェアは、自習用のものが多く、大抵は授業中の一斉指導には使えないものが多い。・・・他方その教材としてのコンテンツは、教員によるカスタマイズの余地のないものであることが多い。」と、課題を提起し、「一斉指導と個別学習で使う教材(コンテンツ)とソフト(プラットフォーム)を同一にする。」と解決方法を提案した。首都大学東京が開設される前のキャンパスが立川の方にあり、群馬から八高線で通ったものだった。 その頃から話題になっていたのが、プレーヤーミントのウェブ化であった。プレーヤーミントはCALLへのインストールが必要で、かつウィンドウズ上でしか動作しなかった。これを、OSフリーとし、ネットさえあれば動作でき、自宅学習や通学時学習も可能なシステムにグレードアップすることだった。だが、当時はまだ通信回線が細くて音映像の送受信に難があった。 それから十年、ようやく通信基盤が高速化大容量化したこともあり、さらに、TED Talksと言う成功システムに学んで、トーキーズの公開にこぎつけた。 現在進行中の実践研究「教科書のウェブ化」は、ようやく実現した夢の始まりなのだと、LETの先生や出版社の多くの方々に感謝している。 2016年12月2日(金) 申年 しわす 二日 田淵龍二 ■□■□■□■ideas worth spreading ■□■□■□ □ ■ Spread your idea through TED+Talkies group! □ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ |