TED+Talkies メールマガジン 第21号 2016.11.18



トップニュース: 第1回 TEDxTakasaki 2016 に参加


お知らせ: 音声付クローズテストが登場


お詫びとお願い: TEDへのアクセス障碍がありました


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■ 1 第1回 TEDxTakasaki 2016 に参加


■ 2 トーキーズの授業参観レポ


■ 3 音声付クローズテストが登場


■ 4 TEDへのアクセス障碍について







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■ 1 第1回 TEDxTakasaki 2016 に参加

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講演者、スタッフ、参加者含めて「はじめて」と言う、初々しい熱気に満ちた会合となった。

演者の語学的には、英語が1人、英語交じりが1人、のこり5人は日本語で、正直 英語が苦手な私には 気が楽だった (^・^;)ゞ

懇親会も含めて、午前11時から夜8時までの長丁場だったが、70人ほどのこじんまりした点が功を奏して、演者や参加者との会話が弾んで、たっぷり交流できた点が素晴らしい思い出となった。

TEDと言えば「価値あるアイデア」が鍵ではあるが、講演後の交流で「アイデアの価値」をさらに高めることが出来ることが素晴らしいと感じた。

プログラムや写真などはこちらのフェースブックに公開されている。臨場感も伝わると思う。


フェイスブック: https://www.facebook.com/TEDxTakasaki/





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■ 2 トーキーズの授業参観レポ

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先日、トーキーズを使った授業をされているIKY先生のクラスを参観させていただいた。大学1年生20人ほどの読解授業で、CALL教室で行われていた。全員で行う音読・訳読と連携して、各自のPCからウェブ化した教科書にアクセスして個別学習を行うという仕組みになっている。紙の教科書と同じ内容で一斉授業から個別学習に滑らかに移行できるのが特徴だ。

トーキーズを使い始めたのは秋学期の10月からで まだ間がないが、生徒もようやく慣れてきて、操作が遅れた隣の生徒に教えたり、まだ教えてもらっていない提示法を見つけて、気に入った方法で視聴したり始めている。

特に注目したのが クローズテストの活用。授業の冒頭15分くらいを割き、前回の課題部分をテストしていた。これが調子言いそうだ。

テスト結果は、読みの速さと正確さが数字で示され、それをトーキーズと連携したウェブアンケートで収集する。これがリアルタイムで行われるので、終わった生徒の分から先生の手元に届く。それを見ているうちに、全員分が集まるので、集計結果を生徒にも見せながら コメントをすぐに返しておられた。

もう数回目なので、生徒の得手不得手が一目でわかると言う。






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■ 3 音声付クローズテストが登場

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IKY先生クラスの授業参観で気づいたことがあった。

クローズテストに挑む生徒を見ていると 苦手な生徒は5つの選択肢を決めかねて、マウスを上下させ続けている。長いときは10秒を超えるほどだった。ポイントされるごとに選択肢の単語が彩色強調される様子をみているうちに、負荷を少し下げた仕組みも用意しようと考えた。黙々と考える時間が余りに長くて、回数も多くてもったいないのである。結果時間切れとなる。そこで思いついたのは「音声付クローズテスト」である。考えあぐねているときに、その字幕部分のフレーズ音声を聞かせるのだ。するとおそらく音声にヒントを求めるだろう。おのずとリスニング力の向上に結びつくチャンスとなるのではないかと言う腹積もりでもある。

参観が終わった次の日に さっそくコンピュータに向かって コーディングし終えた。自分でやってみると 結構面白いので IKY先生の次の授業に間に合うように トーキーズをアップデートした。


授業参観は いつも 新しいアイデアと 開発意欲を与えてくれる。



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■ 4 TEDへのアクセス障碍について

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ここ1週間ほど、トーキーズからTEDサイトへのアクセスができなくなっていました。ご迷惑をおかけしたことを お詫びします。m(_"_)m

原因はサイトのURL(アドレス)が変更になったことでした。

変わったのは1文字だけですが、正直者で機転が利かないコンピュータに自己復帰は期待できませんので、お気づきの際にはご一報いただけるとありがたいです。

旧URL: http://www.ted.com/
新URL: https://www.ted.com/


旧URL: http://ted2srt.org/#/
新URL: https://ted2srt.org/#/




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メールマガジン 購読中止の手続き
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このメールは トーキーズのワークショップに参加された方や、学会などでお話をさせていただいた方に お送りしています。

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編集後記
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トランプ氏の大統領選勝利スピーチを11日発行のメルマガ20号で公開する予定であったが、著作権上の問題がクリアできそうになかったので、保留にした。そのため、メルマガ20号は欠番となってしまった。以下は幻のメルマガ記事。

もくじ
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彼の勝利宣言は 正直、政策的内容が希薄だといわざるを得ないが、オバマ大統領の広島演説、エメロン首相のEU離脱演説とともに、現代史の転回点を象徴する演説となる予感がして、急ぎトーキーズ対応に仕上げた。

これまで米大統領や英首相の演説をトーキーズで公開してきたが、今回のトランプ・スピーチは異色となった。それは原稿のない演説だったからだ。たとえばオバマ大統領の広島演説は側近スタッフが関わって練りに練った文書に大統領自身が直前まで手を入れ続けて仕立て上げられたと言われるほどだった。今回のトランプ演説は、開票経過で直前まで帰趨が揺れ動いた結果を受けての即興である。この点も英語教材としては面白い材料だと思っている。

これまで多くの演説や映画を翻訳してきたが、今回はものすごくてこずってしまったし、仕上がりも不出来だとお詫びしておく。訳者の力量不足が原因だが、言い訳をひとつだけさせて欲しい。それは、「仲間内への演説」だったことが大きく影響しているからだ。不特定多数、あるいは自国民向けと違い、選挙戦を支援してくれた打ち上げ集会でのスピーチである。映画なら筋書きを追うことで言葉の理解も深まるし、演説なら世相に照らして表現の機微もつかむことができる。しかし「2年の選挙戦」を「映画」のように疑似体験もしていないで、エンディングのシーンだけを見ているようなものになってしまった。
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2016年11月18日(金)
申年 しもつき
田淵龍二

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