理念と目標


ミント音声教育研究所は「新しい表現空間」の提供を理念として活動を続けてきました。

新しい表現空間を「手軽に使える」ようにすることを目標としています。


もくじ
  1. 理念: 新しい表現空間
  2. 技術: 新しい表現空間を支える技術
  3. 理論: 新しい表現空間を支える理論
  4. 目標: 手軽に使える
  5. 課題: 新しい表現空間を手軽に使えるようにするための課題
  6. 投稿

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 1 理念: 新しい表現空間もどる
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新しい表現空間」とは、意味と音声と文字を同期的にチャンク提示することによって、利用者が必要なときに必要な情報を必要な分量だけ入手できる視聴覚環境のことです。

ミント音声教育研究所は、特に教育目的の視聴覚情報(音映像と字幕)を対象とした表現空間を対象としています。

従来の視聴覚教材は、あらかじめ作りこまれた音映像で、ある学習目的のために工夫がなされてきました。

しかしそこには2つの限界がありました。ひとつは、再生を開始すると終わるまで鑑賞することが求められるという「時間的制約性」で、もうひとつは、あらかじめ設定された学習目的に特化しているという「目的限定性」です。こうした「時間的制約性」と「目的限定性」は、予定調和的に授業(学習)が進展する場合には大きな効果をもたらしますが、生徒の学力や反応に合わせて教師が臨機に対応できないというマイナス面もありました。作りこまれた電子教材ほどこの傾向が強く、それが、日本の教育現場でITがなかなかなじまない原因のひとつだと考えられます。つまり、紙に比べてITは現場の教師の自由度が低かったということです。

こうした現状を打破する考えが「新しい表現空間」です。
 
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 2 技術: 新しい表現空間を支える技術もどる
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多くの視聴覚教材、特にIT教材は極めて高度な電子技術によって支えられ記録されています。その記録媒体のどこにどのような情報が書き込まれているかを知ることができれば、その情報を直ちに音映像として提供することができます。この事実に基づいて、その仕組みを再生システムとして構築することに成功しました。それがプレーヤーミントやセリーフとして公開しているものです。

プレーヤーミントでは、視聴覚教材の時間順序に関係なく、特定のフレーズを繰り返したり、順序を入れ替えて再生することがボタンひとつで手軽にできるようになりました。

セリーフでは、キーワード(英語)の入力によって、その語彙や表現を含む場面がヒットし、直ちに音映像スキットとして再生できるようになりました。
 
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 3 理論: 新しい表現空間を支える理論もどる
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活動中の脳の音声記憶は、意識的に反復しない限り2秒前後で減衰する(消えてなくなる)とされ、実際の音声観察によっても、会話の大半は2秒前後の連続音声のつながりであることが分かってきました。

プレーヤーミントやセリーフが提供する音映像や文字を、脳活動の生理的特性と連続音声の時間的特性に合わせることで、これまで以上の学習効果を得ることもわかってきました。
 
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 4 目標: 手軽に使えるもどる
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手軽に使える」とは、利用者に金銭的余裕や特別な技術がなくても普段着のように使いこなせる表現空間のことです。

特に金銭的格差が拡大しつつある今日、せめて教育的情報格差を縮小させるためにも、低額あるいは無料で利用可能な視聴覚教材の必要は大きいと考えられます。特にウェブのセリーフには世界的規模で国境を超え、格差を超える力があります。

セリーフは、文字検索サイトであるグーグルやヤフーなどと同様に、無料サービスとして公開されました。
 
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 5 課題: 新しい表現空間を手軽に使えるようにするための課題もどる
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10年の助走を経て、プレーヤーミントやセリーフは稼動し始めています。

これからの10年の課題は3つあります。

新しい表現空間を使いこなす方法(教授法・学習法)を整備すること、コンテンツを充実させること、運営を安定させることです。この手法開発・資源充実・運営安定のためには、私たち研究所の努力は当然ですが、さらに多くの方々の協力や支援が必要です。

趣旨に賛同される方々の応援をお待ちしています。
 
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