阿部フォード恵子先生によるチャンツセミナー「Clap, Stamp and Chant Seminar -- Make More Noise and Learn More Chants!」が 東京 港区六本木の 国際文化会館で開催された。
旧岩崎邸の木々に囲まれた国際文化会館 背後の高層ビルは 六本木ヒルズ
- 今日は これから チャンツをしますが、ネイティブの人に chant と言ってもわかりませんよ。chant という英語は 教会の礼拝で唱える聖歌のことで、日本でいえば お坊さんのお経です。(えー と驚きの声)
阿部先生はそう言って、英語圏で歌われているチャンツのいくつかをテープにかけた。確かに賛美歌のような響きを持つ荘厳なお経だ。
- 児童英語で行なっているチャンツは 本当は Jazz Chant と言って、Carolyn Graham キャロリン グラハムが作り出した まったく新しいものなんですよ。
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- では どうして 私たちはチャンツをやるかと言うと 英語は イントネーションが大切だからなんです。チャンツで 英語のイントネーションを 使えるようにするためです
コンピュータに接続された movie-Boxed kids を使って操作すると チャンツの音声れ 映像がハイライトされながら映し出されていった。チャンツMediaCD 「CALA Little Chants - Beach or Mountain」に収録されている「Campfire, Campfire, Ice-cream Cone」だ。1回通して流したあと、さっそく一緒に声を出す。
そう言って始まったのが やはり チャンツMediaCD に収録されている「Sunflower, Seashell, Sunflower, Sun」。テンポが速い上に S音が続く 早口言葉のような歌詞。ベテランの先生方もすぐにはなめらかには 口ずさめない。
- それじゃ 今度は ちょっとずつ止めながらやってみましょう
と、1節ずつ区切って リピートアフターを始めた。
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Sunflower | Seashell | Sunflower | Sun |
”Sunflower, Seashell, Sunflower, Sun”にあわせて 絵がハイライトされていく
一通り チャンツMediaCD を使った授業方法の実演が終わったあと、マイクを回して 先生方に感想を一言ずつお願いした。
- (絵がハイライトされるので)流れが わかりやすい
- パターンが はっきりしていい
- フラッシュされるので 言葉と意味がよくわかる
- インパクトがあって 吸い込まれる
- 映画みたいで おもしろかった
- 覚えが悪いわたしでも 覚えやすかった
- イントネーションがわかりやすかった
- これだと 生徒の集中力が続くと思った
チャンツMediaCD を手にとり 意見交換する先生方(右)
コンピュータをお持ちの先生方は さっそく 「プロジェクターはないけど、まずは コンピュータの画面で 子どもたちにみせてやります」などと チャンツMediaCD を購入していた。
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