photo:I.Fujisato
近藤良平
■ダンサー・振付家・映像作家

 ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。読売新聞(01/1/17)に『21世紀に最も注目される振付家』として紹介された。1994年、山崎広太作品にメインダンサーとして抜擢され、バニョレ国際振付家コンクール本選に出場。以後、現在に至るまで山崎作品のメインダンサーとして出演。笠井叡、木佐貫邦子、竹内登志子、などの作品にもメインダンサーとして出演しており、国際的な評価も高い。
 振付家としては、93年以降、毎年振付作品を発表。全国40ヶ所の大ホールを周るフジTV「ポンキッキーズサマーコンサート」の振付などを手掛け、99年からは日本舞踊家・坂東扇菊氏との共同作品も発表、2000年秋には中国北京公演を成功させている。最近では映画の振付にも進出。2001年秋に公開予定の「カタクリ家の人々」の作品中の全振付も担当している。


野和田恵里花

■ダンサー・振付家

南米パラグァイ生まれ。その後ブラジルなどで生活し、10代で日本に帰国。フリーのダンサーとして幅広い舞台活動に参加・出演。並行して振付活動も行い、年間の舞台数は日本屈指。タフで柔軟なダンサー・振付家。個性的な人材の出入りするダンス・パフォーマンス・ユニットのバオバブ・ファミリー主宰。振付家、伊藤多恵やH・アール・カオスの作品に出演する一方、セッションハウスの座尽きカンパニー、マドモアゼル・シネマや、ダンスカンパニーNomade〜sでは中心的存在としてカンパニー活動な参加。セッションハウス企画公演で結成した同じく南米生まれの近藤良平とのユニットではJCDN企画「おどりにいくぜ2000」にて札幌・大坂で公演した。
また希有なスピードと滋味のある即興を得意としており、ソロ作品における様々な質感は完全に独自のものである。
最近は映画の振付にも興味を持ち、映像の大坪えりとユニットNEATを立ちあげダンス・ビデオを制作中である。





















photo:Eri Otsubo

photo:ARNOLD GROSHEL

白井剛

■振付家・ダンサー/Study of Live works 発条ト(ばねと)・代表

1976年生れ。95年よりダンスを始める。96年から2000年まで伊藤キム+輝く未来にダンサーとして参加。
他方、96年より自身の作品づくり・発表のためのカンパニーを結成する。98年にカンパニー名をStudy of Live works 発条トに改称。
2000年には、《バニョレ国際振付賞》を受賞し注目を集める。
 その活動では、広義における「ライブ」を探す。ダンス、音楽、映像を組み合せた作品を発表。
現在は、あらためて「人」(ダンサー)を見つめ、個々人の佇まいや人柄からこぼれ落ちる魅力あるものを
作品にすくい取ることを主眼に、創作を構想中。
<発条ト/白井剛は、2001年度よりセゾン文化財団、アサヒビール株式会社の支援をうけて活動をしております。>