大学で運動生理学や身体表現に関する講座を専攻、マインドにおいては独自のスタイルを構築しているように思える。振りもポストモダン的というか、伝統的なものにとらわれない斬新な方向に興味が集中しており、いきなりレッスンを受けるといつもと少し違ったテイストを味わうことができる。

　ジャズファンクのレッスンでは簡単なリズム取りから複雑なコンビネーションへ展開していく構成で無理なく習得できそうと思いきや、実際にやってみると全くサマになってない自分に打のめされてしまう。というくらい特徴的な振りで、このへん、先生がやるとカッコいいのに、生徒がやってもサマにならないというありがちなジレンマを感じることが出来て、得るものが多いと思われます。ジャズではバレエのストレッチ（タンデュ、デベロッペ、プリエなど）を取り入れたウォームアップが、慣れてない人は少しキツイかも。ある生徒さんに言わせると、進行が速く、密度の濃い、充実したレッスンだそうです。