スケート中毒症状
Sk8にハマり出すと、世の中の見方が少し変わります。
Sk8erにしか見えない世界が存在するのです。
街行く人々を見る!
- 靴
・・・これが1番よく見るようになった。ボ〜っと人混みの中にいて、ふと気が付くと足元ばかり見てたりする。まずブランドを見る、そしてオーリーガードの部分のチェック。擦り傷があるかどうか。でも自分もそうだけど、Sk8用と普段着用で履き分けてるスケーターもいるのでかなり曖昧。別にスケートブランドで無い靴でSk8する人だっているし。一番悩むのは「DC」を履いている人かな。スケーターで無い人でも履いてる可能性が他のより高い。
- ズボンの裾
・・・ここが擦れてボロボロになってたりしてるとオッって感じ。ここも人によるだろうし、ズボンの質などにもよるから殆どアテにならないけど・・・。ちなみに僕は破れるのがイヤなズボンの時は、裾をひざまでまくり上げます。
- 頭
・・・年代や職業等にもよるけど、スケーターはやっぱり目立ちたがり屋が多いんだと思います。だからここでも個性を出すために帽子を被ったりパーマかけたりしてる人が多い気がする。まぁ目立ちたがりはスケーターだけじゃないんで、殆どアテにならないけどついつい気にしちゃうんだな。
- 服装
・・・まぁ上記のをひっくるめた全体像ってトコでしょうか。当てはまらない人もいますが、大抵のスケーターは“らしい格好”をしているものです。何処かしらにスケートブランド等のアイテムを取り入れてたりなんかして。
- デッキ
・・・こんな物をもし持ち歩いていようものなら鋭い視線でチェック!まずはスライド、グラインド等の跡が着いているか。しかしこれもまたカッコ付けの為に“ニセ”のスライド傷をつけるスケーターもいるようである。従って、デッキの感じ、トラックやウィールの感じ、そんでもってやっぱりその持ち主の雰囲気なんかで想像してみる。
- 警察官
・・・やたらとケーサツ、および警備員を気にするようになる!!(提供 マサさんより)これは普通の人?でも気にはなりますけど、スケーターがSk8をしてる時の話です。付け加えで、「公園管理者」と呼ばれてる人←主におっさん。このあたりの人が近付いてくると、まずスケーターの動きが鈍くなる、もしくは素早く(あたかも集中していて気が付かないようなフリをして)遠ざかります。だって、大抵お説教をくらうんだもん。
ごく普通の景色を見る!
- 道路
・・・道路を歩いていても、無意識にアスファルトの質なんかをチェックしてたりする。アスファルトにも色々なタイプがあって、良い路面、悪い路面がある。歩道だって、車道とのつなぎがスムーズかチェック。平らかどうか、側溝の幅とかも気にしてみたりする。 工事が終わりたての道路を見ると思わず “うわぁ〜こりゃ気持ち良さそう”なんて思ってしまう。坂道があれば、滑り下りてる自分を想像してみたりする。でもさすがに道路でSk8はしない。
- 広場
・・・広場があれば遠くに見えても目を細めて猛チェック。路面はアスファルトかコンクリートかレンガかブロックか等々をチェック。他にSk8してる人がいるかどうか。なにやら使えそうなセクション(ギャップ、ステア、ベンチ等々)があるかどうか。周りに民家が無いかどうか。夜に備えての照明はあるかどうか。あわよくば屋根なんて無いか。様々なチェック項目があるが、なかなか全てがそろった所は見つからないのだ。
- 段差
・・・いわゆるギャップ。チラッと高さを見たり路面を見たりして、これはいけちゃうなとか、これは無理っぽいな とか独り言をつぶやいてみたりする。ワックスが塗りたくってあったりするとムムムっとなる。
- 階段&手摺り
・・・ステア&レール。階段の高さ、幅等をチェック。手摺りがあれば高さ、長さ、幅、角度等をチェック。仲間達と居る時にとてつもなく長いハンドレールなんかを見つけると、イメトレ合戦が始まり、大盛り上がりします。手摺り一本で盛り上がる集団って・・・。やばいのかなぁ。
- ベンチ&花壇
・・・何人かで歩いているとかなり不審。ぞろぞろと腰をかがめてベンチやら花壇をみて「うっ」とか「くっそ〜」とか「ほほう」とか言い合ってる。はたから見てるとかなり怪しい。よく考えてみると駅前とか歩いていても、常にこんな事考えてるから、まっすぐ歩いてない気がする。
- 植木
・・・これを越えて登場だな。な〜んてビデオに出てる自分を想像してみたりしてニヤニヤする。その辺にいる爺さんだって植木見てニヤつかないだろうな。
- パイロン
・・・これが一番分かりやすいモノでしょう。5人乗った暑苦しい車が、パイロン求めて目をギラつかせ、鼻息で窓ガラスを曇らせながら街を徘徊して、「あっ!!あったぞっ〜〜!」なんて・・・。これこそ普通の人には理解出来ない行動でしょう。
- トイレのマーク
・・・女子トイレのマークを見て、普通に「トイレだ」って思わなくなるってのは相当ヤバいんでしょうか。僕はもう、トイレだと認識するよりも早く「あ、ガールだっ!」と思ってしまいます。スケーターでないと、この文章の意味すら分からないのか。ヤバイヤバイ。
- 標識
・・・「路面凍結スリップ注意!」のカンバンみて、”ん!フリップ!!”って見間違えちゃったりする!(提供 東京のプレコさんより)これも相当のスケート中毒にやられてますね!
- 音
・・・仕事中や滑ってるとき、「ガ〜ッ」という音に反応。大抵は、台車とかコマのついた旅行バック。(提供 京都のはまちゃんより)これも良く分かります(笑)同様に「ガチャッ!」とか音が聞こえると ん、誰か物陰でその場オーリーしてるのかな?なんてキョロキョロしてみたりする。
- 車
・・・運転中、前に止まってる車のステッカーに反応。スケートブランド系の物が貼ってないかチェックします。(提供 京都のはまちゃんより)これも分かる!けど、デッカイDCのステッカーを貼っている4駆車はたまに偽者だったりするので注意。その辺を考えて、只今僕の車にふさわしいステッカーを考え中。
仲間内に見せる!
- 靴
・・・自分の靴がいかにボロボロか嘆きあう、通称“靴自慢”。みんな自分の靴がみっともないだの、ブサイクだの言いますが、なんやかんや言っても嬉しかったり誇らしげだったりするんです。 ニヤニヤしながらオーリーガードのすり減った部分をなでたりする時もある。・・・かなり不気味。
- 傷
・・・コケて出来たカサブタなんかを見せあう、通称“傷自慢”。 骨系はとっても痛いのに地味なので、いかに痛いかを熱く語っても白い目で見られたりして悔しい思いをする。コケた後「痛い痛い」と大騒ぎして、仲間が集まって来た所でズボンの裾をまくったら、殆ど外傷が無い場合が多々ある。
- 靴下
・・・雨が降ると左足小指の付け根あたりが濡れて汚れる。初めて見た時は「フッ 俺もようやくスケーターの仲間入りだな」と思った。(提供 富山のしぶさんより) 靴下に穴が空いた時、「おいおい靴下いくつあっても足りねーなー。」などと言った口はニヤリと歪んでいました。(提供 神奈川のまさるさんより)・・・穴あき靴下しか無かった為に穴の空いてる方の靴下を右に履いているまさるさんを見て、横で“うれし泣き笑い”をしていた僕。
自分を見る!
- 部屋
・・・最近キック、ヒールフリップの練習してるんでフリップ後遺症なんです。家で一人で「こう、擦り抜く!」なんて足ブンブン振ってます。(提供 東京のプレコさんより)あるある(笑)部屋の壁をデッキに見立ててスローモーションでイメトレしたり!
- 誇り
・・・車に乗るときはデッキが外から見えるように起きます。さりげなく、わざとらしく、スケーターだということをアッピ〜ル。 滑る気がない時、滑れない場所に行く時でもデッキは必ず携帯。(提供 京都のはまちゃんより)車に絶対入ってるもの。WAXそしてSK8ツール更には代えのT−シャツ(提供 マサさんより)よく分かります!!いつでもどこでも 自分はスケーターである、ありたいという気持ち。いつどこでも滑りたくなる。 デッキを持って無くて一番後悔する時、それは手ぶらで歩いてる自分の横をキックボードに乗った人が得意げに走り抜けて行った時!!!(別にキックボードには何の恨みもないんだけど・・・。)
- 女の子
・・・こっちに歩いてくるようだったら練習中の高度な技は中止、通ってる間は確実にメイクできる技しかやらない。技が決まった瞬間チラッとそのコ(達)を見る。何食わぬ顔でSK8集中してます!って態度を演じる。あるいは、ちょっと首をかしげて納得いかない態度を演じる。実際誰も見ちゃいねーよ!!(提供 マサさんより)悲しい男のサガ(笑)僕なんて「あれー。調子悪いなぁ〜」なんてブツブツ独り言まで言っちゃう始末!←余計にカッコワルイぞっ!!!
- コンビニ
・・・冬場、スケート終えて飲み物を買いにコンビニへ。客は勿論、厚着した人しか居ないにも関わらずこっちは汗ダクでT−シャツ1枚。いかにも草野球チームなどと分かり易い格好でしかも団体で居ればまだしも、こっちは1人なうえスポーツマンらしからぬ格好。そこで炭酸持ってレジに並んだ日には・・・。
まだまだここには書ききれない程の細かい行動がいっぱいある。スケーターにしか分からない、普通の人には不可解な行動。 Sk8にハマればハマる程に行動は不可解さを増して行く。・・・恐ろしや恐ろしや。※こんなのもないっ?!ってネタ、随時募集中です。