トミーノッカーズの単車紹介
と、いきたいトコですが・・・。



たいし


 最愛の相棒は何処かに行ってしまいました。とてもとても悲しい出来事です。それもなんとも運命的で、ホームページを作る事を決めて、かっこいい写真を撮ってあげようと友達に借りたデジカメ片手に外に出た時に気が付きました。しかも隣りに止めてある単車は鍵なんかかけてないというのに、ディスクにちゃんとロックしてある俺の単車だけ。


 それだけ俺の単車がカッコイイのはわかるけど。これも何とした事か、これで2度目の失踪。1回目は”外人窃盗集団”によってあやうく片道海外放浪の旅に出掛ける寸前の所を発見され、半年ぶり位で再開を果たしました。


 もうこの愛しい単車は何年語っても語り尽くせない程の思い出がつまってます。今頃何してるかなんて真剣に考えたら夜も寝られなくなるので、アイツはまた旅にでも出たんだろうと考えてます。


 なんだかんだで五年位の付き合いだったな。いっぱいイジりました。かなり最初から頭の中に構想が固まっていたからイジるのは速攻でした。


 いかに安く理想に近付けるかが最大のポイントでとにかく雑誌を買いあさり、自分のイメージどうりで一番やすいパーツを選びました。仕上がった時なんて超自己陶酔入って何時間も何時間もニヤニヤと眺めてました。黒地にピンクのファイヤーパターンのタンクに、ファイヤーのガンファイターシート、スラッシュカットのマフラー、勿論リジットサスに替えて超シャコタン、他にも色々手を加え色々自己流で手直ししました。


 もうとにかく見てくれ重視だったので、はっきりいって調子は最悪で、高速道路で止まってしまって、田舎のとある料金所を単車降りて押して出て、一番に目に飛び込んできたガススタのとてもやさしいおじさんに一日お世話になったり、白バイ隊員には何度もお世話になり(マフラーの音うるさ過ぎ)、たまたま連続で同じ人に何度もお世話になった時なんてとてもいい人だったから、また君かぁ、から始まり、色々世間話した後・・・ごめんね、悪いね、なんて言いながら切符もらったり、当時抗争真っ只中のチーマーに間違われて敵対チンピラ集団に囲まれた事も、今じゃ良い思い出です。とにかく最高の時間も最低の時間も共に過ごした最高のツレでした。


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