松本市はかり資料館は、土蔵作りの商家が今も多く残っている中町にある。
大人200円/9:00〜17:00(入館は16:30まで)/月曜、年末年始休/   
   ●松本駅から徒歩約15分    松本市中央3−4−21(0263-36-1191) 
    
商業の町松本で活躍した度・量・衡にまつわる資料や、数々のはかり類の現物を見ることができる貴重な資料館。
約 700 点あり、「はかり資料館」の前身となっているのは、1902[明治 35]年に創業された「竹内度量衡店」である。1986[昭和 61]年まで営業していたものを翌年、松本市が店舗を借りそれを「蔵のあるまちづくり事業」の一環とすると共に、文化施設としての役割を担うべく、1989[平成元]年 8 月に、松本市教育委員会の管理の下開館した。
収蔵品は江戸時代初期のものから、明治時代中期以降のものまでと幅広いのも魅力です。ギリシャ神話に登場する、正邪を測る天秤を下げた女神テミスのブロンズ像など、どれも必見のものばかり。日本の「はかり」だけでなく、西洋の「はかり」も所蔵されている。そして、昔の「はかり」だけでなく現代の「はかり」も所蔵されている。 約 700 点ある「はかり」は全てが本物であり、レプリカは一切無い。展示しきれないものは、資料館の裏にある土蔵に収蔵してある。規模は小さいが展示もされており、資料の収蔵と共に
「第2の資料館」ともいえる働きをしている。

土蔵に収蔵し展示してある繭に関するはかりも興味をそそぐ。

善光寺街道に位置し人通りの多かった中町は、町人街を形成し塩問屋などが軒を連ねた商店街が発展していたが、1888[明治 21]年の大火により町の家屋の多くが被害を受けた。その被害の教訓から店や品物を守るため、その後耐火性のある「土蔵」が建てられた。現在も一部ではあるが当時の建物が残っており、それらを生かした町作り(「蔵のあるまちづくり事業」)が進められている。つまり「松本市はかり資料館」は、昔の景観を生かしつつ、それを今の町作りや観光に上手く活用している中にあるといえる。

松本はかり資料館(所管しているのは松本市教育委員会)