近藤勇・池田屋騒動
猛暑の夏がようやく終わり9月も中旬に入った11日朝から、「神保町シアター」(千代田区神田神保町1-23)という映画館で、「幕末映画血風録」として、時代劇映画の上映プログラムが始まった。期間は、10月1日まで。昭和20年代から40年代にかけて制作された20作品の上映スケジュールが組まれている。
初日初回の上映は『近藤勇・池田屋騒動』(監督:池田富保/出演:嵐寛寿郎ら/1953年)。館内では、約100席ある座席の半分程度が埋まっていたように見えた。男性の一人客が多く、文庫本を開いて上映開始を待つ姿は、”本の街”神保町らしい。クッションの効いたシートに身を沈めて、スクリーンに映し出された近藤勇や桂小五郎らの活躍を楽しめた。
ロビーに置かれていたパンフレットによると、「幕末映画血風録」は「第五回江戸文化歴史検定開催記念特集」となっている。検定の受験申し込みは9月30日まで、試験日は10月31日、今年の題目は「幕末」、問い合わせ先として江戸文化歴史検定協会のホームページアドレスが掲載されていた。大河ドラマ「龍馬伝」等と併せて、歴史を学ぼうということだろう。
神保町は、世界最大規模の古書店街がある町として有名である。”神田の古本屋街”として親しまれているのは、神保町が旧東京市神田区にあったことに由来するという。地元の人によると、道を聞かれた場合、「古本屋街」と言われればすぐに案内することができるが、「神田への行き方」を尋ねられても、「神田のどこ?」と聞き返すことが多いそうだ。
「神保町シアター」では、「幕末映画血風録」と同期間で、「三回忌追悼上映」『メモリーズ・オブ・市川準』というレイトショープログラムが開催されている。
(2010年9月11日)
