ランエボ4純正リアスポイラーの取り付け
最初に、私が取り付けた車は、MIRAGE Asti Z(CJ2A)マイチェン前のものです。トランク形状について多少異なる部分があるかもしれないので注意して下さい。
○準備
実現には最低限次が必要となります。
次があると便利です。
私は一応以上すべて用意しました。
それと電動ドリルは充電式の安いやつでも事足りますが、私は一度充電が切れたため、もっと容量のあるものか、あるいは家庭用電源からとる100ボルトのものが良いでしょう。
○手順
1.純正スポイラをはずす
中央1カ所、左右2カ所(キャップが付いてました)の3つのねじをはずし、内側からハイマウントのコネクタをはずします。左右が両面テープによって接着されていますが、ゆっくり剥がせば簡単にとれました。ただ、新車だと両面テープが強いかもしれません。
それと3カ所のねじ付近に、ねじ以外にプラスティック製のピンによって止まっているので、両面テープが弱って剥がれたのを確認してから、少し強めに引くとちょっとどきっとする音を立ててとれます。運が悪いとこのピンが折れます(私は1本折れました...というか、元々折れていたっぽい)。
軽く浮かせてから、ブレーキランプの線を包んでいるゴムを外側から引っ張れば羽がはずれます。
羽の重みがなくなった分、トランクの開こうとする力がなかなか強いので注意してください。
↑ちょっと斬新。
↑取り外した状態。7つ穴が開いています。
うち3つはピン用、1つは配線用、3つがねじ穴
2.エボリアスポの準備
私のは中古だったのであまり羽の裏側の状態が良くなかった(両面テープ等がない等)ので、最低限防水のための加工をしました。
まず、2mm程度のゴム板を用意し、3cm×3cmに切り、中央に×印の切り込みを入れます。これをリアスポ裏にある各ビスに差し込んで取り付けました。多少の防水効果はあるでしょう。
また、引き戸の防音スポンジを使って、回りを囲いました。もともと付いているのですが、弱っているみたいだったので付けました。
↑ちょっと小さくて見にくいですね。
3.トランク加工
元の穴の数としては7カ所開いていますが、エボ4の必要穴は19カ所なので12カ所開ける必要があります。この12カ所のうち1つはピンなので、ねじ穴となるのは11カ所です。
穴を開ける手順は、
で開けます。12カ所あるので、2つずつくらい進めていくと良いでしょう。まあ1つ開ければ、あきらめがついてあとはどんどん行けると思います。
*鉄加工のポイント*
ドリルの歯に、石鹸水をいらない筆や歯ブラシ等でたっぷり付けておくと、穴が開きやすく、仕上がりもきれいです。
位置が少しずれた場合、ポンチで広げるか、あるいはドリルを回しながら広げると良いです。ただし、位置直しは結構難しいです。はまると大変なことになるでしょう。
ナンバープレート側の3つについては、外側2つは内側から手を入れられますが、中央は無理です。ここはねじ止めではなく、ピンがきますので大丈夫です。
↑上から見た図です。
かなりまんべんなく開きます。
実はここで問題があります。トランク上から穴を開けると、下からボルトで止められない箇所が3カ所できます(中央上とその1つあけた左右)。
これは裏側からドリルで5つほど穴を開けて、無理矢理大きい穴を開けて対処しました。本当は違う道具とかがあればよいのでしょうが...
*分かりにくいかも知れませんが、下の画像を自分のトランクの裏側の形状と見合わせると分かります。ただしCJ系後期だとVerR対策のために最初から問題がないかもしれません。
↑大きい穴はちょっと汚い...
4.最終確認と取り付け
ねじを止める前に、ねじ穴に錆止め加工をしました。これはボディペンを利用して穴をまんべんなく塗りました。
最後にちゃんと位置があっていて、取り付けられるかを確認します。
ただ、ねじ止めをしていないので少し前後が浮いた感じになり、焦りますが、均等に少しづつ止めていけばちゃんと止まります。
最後に、内側からハイマウントのコネクタを取り付けて完成です。
5.完成
あとは完成です。見て満足してください。
ディーラーでお願いすると、約半日かかり、35000円取り付け費としてかかるそうです(あくまで概算です)。
私の場合、ちょっと頼りない助手1名と私で正味3時間で完了しました。それほど時間的にはかかりません。
トランクが重くなったので、開けるときは違和感があります。ただ、全開にすれば落下してくることはないです。途中にすると落下します。
運転席からバックの視界はそれほど悪くなりません。ただ、トランクが開いているんでは?と思うほどふくらんでます。
↑before ↓after
この通りやってもできるとは限りません。
あくまで自己責任でお願いします。