マッドフラップ
●完成図
写真では多少見やすいように輝度を上げてあります。
自作マッドフラップ(泥よけ)です。
結構小さめかもしれません。目立たないですね...赤ボディだからかもしれません。
今日1日走ったところ、泥の後方への跳ねは減りました。その分せっかく作ったマッドフラップが汚れます、当然ですが。
●作成手順
以下からはこの自作方法について書きます。自分も作りたい!と言う方がいれば参考にしていただきたいです。
<最低限必要なもの>
- EVAシート4枚
私が利用したのは、30cm×45cm厚さ2mmのものです。色は赤。ハンズで購入し1枚650円でした。
他に黒、青、黄色等ありました。
- 型紙に利用できる紙
なんでもよいです。私は新聞広告のうち、厚めのものを利用しました。
- 各種工具
はさみ、セロハンテープ、カッター、カッター板、ドリル、レンチ等があればOK。
- 根気
EVAシートの加工が結構大変です。私は1日でやると作業が雑になりそうだったのでのんびり3日ほどかけて完成させました。
<あるとよいもの>
- 画用紙2枚
実車に合わせて作成した広告の型紙をより堅い画用紙へととりなおします。そっちの方がEVAシートの加工が簡単だと思います。私はたまたまお店で見つけた小学校の図工の時によく利用した升目付きの画用紙を使いました。
- ステー4本とボルト4本
EVAシートは2つのねじで固定するので、それが変形するのを防ぐために利用します。
ボルトはステー固定用です。
- ボルト8本
純正のサイドエアダムを固定しているボルトを利用することもできますが、共締めするため、純正のものより長いものを用意すると良いです。私が用意したのは、M6の25mmのものです。
- カッティングシート
マッドフラップに三菱マークその他を入れたい場合必要です。
<手順>
以下で各手順について書きます。
なお写真は見やすいように無理矢理明るくしてるものがあります。
- まず型どりします。
型どりは、新聞広告を利用しました。
下の写真のように実際に車にねじで固定し、はめてはきってを繰り返して前後の型を決めます。
またきちんとねじの位置も記録しておきます(穴が開いていますが、補正すると忘れるので)。
また斜めになっていないかを確認します。
型の大きさ等は自由ですが、私は下のような寸法になりました。Rはその円の半径で、長さはすべてcm単位です(一応マス1つが1cm四方になっているはずです)。参考にしてみてください。
なお、フロントは地面から8.5cm、リアは10.5cmで調整しました。このままだと車検に引っかかるかもしれません。
[フロント]
[リア]
- 次に作成した型紙を厚紙(画用紙)へと複写します。
ここでサイズ等をきちんと変えると良いでしょう。この厚紙を利用するとEVAシート加工が少しやりやすくなると思います。
- 次にEVAシートを型紙にそってカットします。
シートには裏表があり、片方はつるつる、片方はざらざらです。私はざらざらしている方をタイヤ側にするようにカットしました。
カットする前に型紙をセロハンテープでEVAシートへと固定し、カッターで少しずつカットしていきます。一度に下まで切るのは結構大変です。無理せず4、5回カットを続けて切り取るのが良いです。なお、切る際に物差しは役に立ちません。カッターでゆっくりと型紙に沿って切るとちゃんと直線になります。
また、カッターを垂直にしないとシートは2mm厚なので、斜めに切れてしまいます。見える部分は丁寧に切ると良いです。
勢い余って手を絶対に切ることのないように注意して作業を行います。
- 4枚すべて加工します。
並べると次のようになります。
EVAシートに裏表があるので同じものは2つ作りません。
- 三菱マークを付けます。
これは趣味みたいなものです..はい。カッティングシート白を利用しました。サイズに注意しないとボディに隠れて後ろから見えなくなる可能性があります。
- ねじ用の穴を開けます。
ドリルやカッター等を駆使して、ねじ用とステーの穴を開けます。
シャーシリマーという穴のバリ取りや広げに利用する工具を利用すると便利です。ホームセンターに700円程度で売っています。主に金工に利用するようです。
- ステーを取り付けます。
シートは柔らかいので変形してしまいます。固定位置を考えると、真ん中で折れ曲がってしまう可能性があったのでステンレスのステーを入れました。一方はサイドエアダムと共締めします。
- 車体に取り付けます。
ようやく車体へと取り付けます。
以上で完成です。
前のページに戻る
<special thanks>
このマッドフラップ作成にいろいろとアドバイスをいただいた、たくさんに感謝します。