マッドフラップ

●完成図

 写真では多少見やすいように輝度を上げてあります。
 自作マッドフラップ(泥よけ)です。

 結構小さめかもしれません。目立たないですね...赤ボディだからかもしれません。
 今日1日走ったところ、泥の後方への跳ねは減りました。その分せっかく作ったマッドフラップが汚れます、当然ですが。

●作成手順

 以下からはこの自作方法について書きます。自分も作りたい!と言う方がいれば参考にしていただきたいです。

<最低限必要なもの>

<あるとよいもの>

<手順>

 以下で各手順について書きます。
 なお写真は見やすいように無理矢理明るくしてるものがあります。

  1. まず型どりします。
     型どりは、新聞広告を利用しました。
     下の写真のように実際に車にねじで固定し、はめてはきってを繰り返して前後の型を決めます。
     またきちんとねじの位置も記録しておきます(穴が開いていますが、補正すると忘れるので)。



     また斜めになっていないかを確認します。


     型の大きさ等は自由ですが、私は下のような寸法になりました。Rはその円の半径で、長さはすべてcm単位です(一応マス1つが1cm四方になっているはずです)。参考にしてみてください。
     なお、フロントは地面から8.5cm、リアは10.5cmで調整しました。このままだと車検に引っかかるかもしれません。
    [フロント]


    [リア]

  2. 次に作成した型紙を厚紙(画用紙)へと複写します。
     ここでサイズ等をきちんと変えると良いでしょう。この厚紙を利用するとEVAシート加工が少しやりやすくなると思います。
  3. 次にEVAシートを型紙にそってカットします。
     シートには裏表があり、片方はつるつる、片方はざらざらです。私はざらざらしている方をタイヤ側にするようにカットしました。
     カットする前に型紙をセロハンテープでEVAシートへと固定し、カッターで少しずつカットしていきます。一度に下まで切るのは結構大変です。無理せず4、5回カットを続けて切り取るのが良いです。なお、切る際に物差しは役に立ちません。カッターでゆっくりと型紙に沿って切るとちゃんと直線になります。
     また、カッターを垂直にしないとシートは2mm厚なので、斜めに切れてしまいます。見える部分は丁寧に切ると良いです。
     勢い余って手を絶対に切ることのないように注意して作業を行います。
  4. 4枚すべて加工します。
     並べると次のようになります。
     EVAシートに裏表があるので同じものは2つ作りません。

  5. 三菱マークを付けます。
     これは趣味みたいなものです..はい。カッティングシート白を利用しました。サイズに注意しないとボディに隠れて後ろから見えなくなる可能性があります。

  6. ねじ用の穴を開けます。
     ドリルやカッター等を駆使して、ねじ用とステーの穴を開けます。
     シャーシリマーという穴のバリ取りや広げに利用する工具を利用すると便利です。ホームセンターに700円程度で売っています。主に金工に利用するようです。
  7. ステーを取り付けます。
     シートは柔らかいので変形してしまいます。固定位置を考えると、真ん中で折れ曲がってしまう可能性があったのでステンレスのステーを入れました。一方はサイドエアダムと共締めします。

  8. 車体に取り付けます。
     ようやく車体へと取り付けます。

 以上で完成です。

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<special thanks>
 このマッドフラップ作成にいろいろとアドバイスをいただいた、たくさんに感謝します。