クリアで4目ヘッドライトの作成

 旧秘密のプロジェクトをひととおりまとめました。

●写真たち
 完成までの写真です。
・ライト部分
 プロジェクタ部等はアテンザのヘッドライトを利用しました。

↓かなり大きいです。

↓分解した部品たち。

・最初の構想
 最初はミラージュ純正のヘッドライトを加工するのではなく、直接取り付けることを検討していました。 ただ、どうやって防水加工するのか、などの問題があったため、この方法は断念。

↓右側はウインドウウォッシャのタンクが干渉するのでカット。

↓こんな感じで直づけ

・ライトの分解・みがき
 純正の中古ライトを手に入れて、ボディ部分とレンズ部分を分解。レンズ部分をひたすら磨いて透明にします。

↓隙間にはさんでゆっくり分解。

↓やっと分離。

真っ白にまるまでひたすら磨く

仕上げるとぴかぴか

・ライトの加工
 アテンザのライト部品を取り付けるため、ボディ部分を加工。

↓プロジェクタがかなり大きいのでダイナミックにカット

↓問題のプロジェクタ

↓プロジェクタにかぶせるカバー。元々はプラスティック製の鉢で、内側をアルミシートで保護

↓一番内側に付けるスモールライトLED

↓スモールとプロジェクタを取り付け

↓ハイビームも取り付け。ハイビーム部分は上から固定

↓後ろ側。カバーを付けて防水

↓後ろのカバーをとったところ。結構ごちゃごちゃ

↓別体のバラスト。結構大きいが、ランプ本体に内蔵できないのでエンジンルームにセットする。イグナイタはランプに内蔵。

・取り付け
 左右を加工して、車に取り付け。

↓良い顔です

↓アップ。近くで見ると作りが荒いのが分かってしまうので遠くで

↓点灯。ハイビーム部分にもスモールが搭載されている

●クリアヘッドライトの作り方

 とりあえず、上記のようにクリアにする方法は、根気さえあればなんとかなります。
掲示板にてお問い合わせいただいたので、その時ご返答した内容を記載しておきます。(いずれもう少し加筆したいですが...)

[必要な道具]
 ・加工用ヘッドライト左右
 ・ドライヤーやストーブ、真夏の太陽などの熱源
 ・紙ヤスリ(布ヤスリが望ましい) #60、#120、#180
 ・耐水ヤスリ #400、#800、#1200
 ・研磨剤(アクリルサンデー研磨剤が良い)
 ・シーリング剤
 ・根気
 (ヤスリの番号は適当です。私が使った番号は上記です)

[方法]
1) ヘッドライトを熱源にひたすら当てます。
  シーリング剤が柔らかくなるので、端から少しずつ根気で
  ボディとカバーに分けます。
  (少しはがして、暖めて、を繰り返します)
  (シーリングがのびるのでカッターなどで切ると良い)
  (この状態の写真が1つ目です)

2) 布ヤスリの#60や#120でカバーの裏側を磨きます。
  真っ白になり、傷だらけになりますが、仕上げで対処します。
  力を入れると良く削れますが、深い傷が付いてしまいます。
  深い傷は仕上げ時に消すのが大変なので、適度に力を加えて、
  全体を真っ白にします。
  (蛍光灯などの光にあてて、今ある拡散用の溝がすべて消えるまで
  磨き続けます)
  (全面を磨くと、組み立てた際に反射板がない部分まで丸見えになって
  しまうので、一部分は残す(ぼかす)と良いと思います(私はすべて磨いてしまいました))
  (この状態の写真が2つ目です)

3) 布ヤスリの#180、耐水ヤスリの#400から使用して少しずつ磨き傷を
  浅く、細かくします。
  耐水ヤスリで、水が張っているとき、反対側がだいぶ透けてきたかな、という
  ところまで磨きます。

4) 研磨剤を付け、ティッシュペーパーで磨きます。
  アクリル板用はかなりきれいになります。
  3ではまだきれいに透けてないですが4をするとびっくりする
  くらいきれいになります。

5) シーリング(自分もまだやっていません)
  お風呂などのシーリング剤を付けてカバーとボディを元通りにします。

 以上で完了です。
 この作業は2、3の根気が必要です。何時間もかかります。5はまだ私もやっていないので想像です。

 また、クリアにしたことによって採光・光軸が変わったりすると思うので、注意が必要だと思います。
 手間がとてもかかるのであまりおすすめできないかも..

 別の車種とかで実践されている方がいらっしゃるので、googleあたりで「クリスタル ヘッドライト」をキーにするとヒットします。
 実行する方はそちらも参考にしてください。


→このヘッドライトはミラージュを降りた際にいっけさんに引き取っていただきました。

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