VagrantStory PHANTOM PAIN松野泰己まつのやすみ氏率いる 
スクウェア第4プロダクション製作、 
ベイグラントストーリー 
たった30万本しか売れなかった無名作ですが、 
PlayStationにおけるゲームの最高傑作でもあります。 
このゲームの説明を受けたとしても、 
わざわざこのゲームを購入してくれる人は少ないはず。 
30〜40時間を費やす気の起こるユーザーならば、 
スクウェア管轄のオフィシャルサイトや、 
そしてゲーム屋さんかPlayStation.comをオススメします。 
でも、もし「実際にゲームする気なんて起こらねーよ」 
という本音をお抱えのお客様は、 
ストーリー部分だけこの私、 
メルカバー管理人:不肖じぇすとーながご説明いたしましょう。 

 
 
 
 
     



BackGround−01【新バレンディア王国に残されたグレイランド事件に関する記録】

 新王国誕生から34年、ある事件が起こった。
宗教を隠れ蓑にしたカルト犯罪集団メレンカンプが、国家評議会にも影響力の強いバルドルバ公爵邸を占拠、
捕縛された仲間の釈放と、法王庁のトップである法王バドゥイズムの辞任を要求した。
     ――本来ならば対カルト班の管轄だ。我々が動く理由は?
 バレンディア治安維持騎士団(VKP)の重犯罪者処理班に所属する『リスクブレイカー』アシュレイ=ライオット。
この事件の重大性を意識した議会は、この男に事態の収拾を指示した。
彼の問いに、議会はこう答える。
     ――メレンカンプの資金源は、拉致されたバルドルバ公爵自身の疑いがある。
 公爵は表の権力だけでなく、アンダーグラウンドにも多大な影響力を持つという。メレンカンプを庇護した痕跡もある。
議会は「カルト教団の殲滅」・「議会の威厳維持」・「公爵の汚職告発」を、アシュレイに求めているのだった。
     ――更に、この件に関し我々に無断で法王庁が騎士団を介入させてきた。
        その理由を知りたい。
     ――既に分析官の1人が現場に向かっています。詳細は彼女に訊いてください。
 エージェント・ライオットは公爵邸に向かった。
 法王庁の騎士団『クリムゾンブレイド』の干渉もあり、公爵邸はメレンカンプから解放された。
だがメレンカンプ主催者:シドニー=ロスタロットが、公爵の息子を誘拐した。
足取りを追って、アシュレイはメレンカンプの隠れ家である廃墟の都市へと向かった。

 そして、そこから先の彼の記録は、情報分析官エージェント・メルローズの足跡と共に不明となる。
城塞都市レアモンデへと向かったというのが、彼らの残した最後の公式報告だった。
 1週間後、アシュレイ=ライオットは公爵別邸を訪れ、邸内で姿を消す。
同時刻に公爵が死亡し、彼は重犯罪者として手配を受けた。だが、見つかりはしない。
彼の1週間の間に、何があったのか。それを知ることで、我々は『ベイグラントストーリー』の始まりを知ることになる。

 尚、公爵邸は事件解決後に法王庁によって焼き討ちされている。
法王庁はその事実を否定しているが、公爵邸占拠事件以来、
「炎の中に伝説の竜<ドラゴン>を見た」という噂が誰にともなく囁かれたことと関係があるとするならば――


BG−02
バレンディアにおける宗教理念と
レアモンデ・メレンカンプ関連情報
BG−03
グレイランド事件に関係した
VKPのエージェントたち
BG−04
メレンカンプの迷走者と
バルドルバの名を冠した者たち
BG−05
法王庁の切り札
聖印騎士団クリムゾンブレイド
プロファイル01
「アシュレイとシドニー」
アシュレイの記憶はどっち? 
シドニーの目的って? 
シドニーが望む以上の成長を遂げたアシュレイ 
何故真実の過去をひとつに決定しなかったか
管理人の解釈。最終決戦中の妻子は何者? 
プロファイル02
「メルローズとハーディン」
キャロとハーディンの役割は? 
ハーディンにとってのキャロ=メルローズ 
キャロにとってのジョン=ハーディン 
ハーディンにとっての歪曲王 
ハーディンの最期 
プロファイル03
「シドニーとハーディン」
シドニーにとってのジョン=ハーディン 
何故手っ取り早くシドニーが魔都を継がなかったか
物語冒頭におけるシドニーの苦悩 
暴かれた嘘。そして・・・ 
最後の最後に信じた 
プロファイル04
 「ギルデンスターンとローゼンクランツ」 
ローゼンクランツの流儀 
ギルデンスターンの流儀 
違い方・否定の仕方 
否定の裏にあるもの 
両者の未熟 
プロファイル05
「シドニーとバルドルバ公爵」
劇中のバルドルバ公爵 
公爵の虚像と実像 
いずれ奴は“魔”に魂を喰われるだろう 
魔都の矛盾 
今在る現を肯定する 
プロファイル06
「価値観の押し付け○○にとっての○○
アシュレイにとってのキャロ、 
キャロにとってのアシュレイ、 
ギルデンスターンにとってのシドニー、 
ギルデンスターンにとってのサマンサ、 
・・・などなど。 
エピローグ小説
―ボツ稿となりました(概要)―
ラストプロファイル

ファントムペインとはなんだったのか

       


これの更新は、おそらくかなりゆっくりとしたものになると思われます。 
表を見ていただければわかる通り、題意として取り上げているのは個人ではなく、 
個人と個人の間の人間関係です。 
また、このコーナーでは『VagrantStory』を実際にプレイする気の無い人や、 
既に1回はクリアした人を対象として話を進めます。 
だから、ネタバレに関してはかなり躊躇しません。 
実際にゲームをやってみるかもしれない、という人は、 
BackGroundの各キャラの上段を読むのみに留めてください。