エコロジー

ECOLOGY

	日本人は、個人という観点では、それを大事にする思想は弱かった。　しかし、古来、「全体」として成るもの「すべて」を愛し大切にしてきた。そこに自分の精神性を射影する生き方を良しとしてきた。　いま、日本人は、アメリカの産みだした経済文化を追う。　個人は独立し、それぞれの道を歩みだす。　全体は、ばらばらに引き裂かれる。　しかし、エコロジーは、西洋からの、全体性への回帰への試みである。　そこには、わたしたちの叡智が西洋の言葉で書いてある。それが楽しい。　「エコロジー」とは日本人にとって、日本なるものへの帰還かもしれない　100年前、かつて、私たちは、旅に出た。　そして、エコロジーを通して、自らの旅にケリをつけるのだ。　偉大な冒険家が地球を一周してきたように、われわれは、もういちどぐるりと一周、回帰する。　重厚長大産業を越え、ＩＴ産業を越え、そして、もういちど。　静脈系産業とはそういうことである。　そして、日本が自ら、東洋→西洋→東洋という、思想の「環」を見せることによって、これから飛び立つアジアの国々に、ひいては人類に文明のダイナミズムとおもしろさを、もういちど知らせしめ、人類が在るという生きている味わいをいっそう引き立てるかもしれない。
	「いま自然をどうみるか」：高木　仁三郎　著　　　　　　白水社(1985)ISBN 4-560-04005-2 　　　詩人がみる感性的・身体的な自然。　　　科学者がみる科学的・理性的な自然。　（自然と対象を強力に分離する　　　→「事実は事実、詳細は専門家」）　　　この２つの自然のみかたがあり、　　　断絶してトータルな結びつきを失っている。　　　人間の精神をこの２つの自然像から解き放ち、　　　より開放的で想像的な自然と人間の関係を構想したい。	序論　いまなぜ自然か　第１部　人は自然をどうみてきたか　　第１章　ゼウスとプロメテウス　　第２章　ロゴスとなった自然　　第３章　機械としての自然　　第４章　宇宙は解けたか　第２部　いま自然をどうみるか　　第５章　エコロジー的地球像　　第６章　民衆の自然　　第７章　自然と労働　　終章　　自然に生きる　補像　　　そしていま、自然をどうみるか

ENVIRONMENTAL SCIENCE

Environmental Science. 環境科学	環境科学は、自然全般に関する科学です。生き物そして人間の活動をすべて包含した科学ということで注目をあつめています。なにより、生き物を全体として包むことができる科学です。このページでは、エコロジーに関する標準的な構成についてご紹介します。
*▼ Book　Information.*	東京農業工業大学で使用しているテキストです。　エコロジーに関することが、まんべんなく簡潔に網羅されて　いるので、とても助かるなと思いました。　タイトル：エコロジー入門　著者名：田村　正人　出版社：東京農業大学出版会　概要　： - 　解説　： -	第１章　エコロジーとは何か？　１　エコロジーの幕開け　２　エコロジーの生物学における位置付け　３　エコロジーの対象と範囲　４　環境緑地学とエコロジー第２章　生物と環境　１　環境の定義と範囲　２　生物の環境適応　３　生物の進化　第１節　温度と生物　　１　温度と植物　　２　温度と動物　　３　温度と昆虫　第２節　光と生物　　１　光と植物　　２　光と動物　　３　光と昆虫　第３節　水と生物　　１　水と植物　　２　水と動物　　３　水と昆虫　第４節　土壌と生物　　１　土壌　　２　土壌と植物　　３　土壌と動物第３章　行動の生態学　第１節　行動の生存価　　１　採餌行動　　２　配偶行動　　３　防衛行動　　４　社会行動　第２節　行動の遺伝と進化　　１　生得的行動　　２　本能行動　　３　学習による行動　　４　行動の進化　　　５　行動の発達　　６　行動の遺伝　第３節　行動のしくみ　　１　環境と行動　　２　行動と化学物質　　３　感覚器官　　４　情報の神経伝達第４章　集団の生物学　第１節　生態系　　１　生態系の概念　　２　食物連鎖　　３　遷移　　４　植物の物質生産　　５　生態ピラミッド　　６　エネルギーの流れと効率　第２節　群集　　１　相観　　２　植物群落の水平分布　　３　動物の地理的分布　　４　優占種と標徴種　　５　群集の多様性　　６　ニッチ　　７　群集の類似性　第３節　種間関係　　１　種間関係の分け方　　２　同じ栄養段階の種間関係　　３　異なった栄養段階の種間関係　　４　種分化　第４節　個体群　　１　個体群の空間分布　　２　個体群の生長　　３　ｒ選択・Ｋ選択　　４　個体数の変動機構　　５　アロメトリー
*▼ Book　Information.*	図解がわかりやすい、米国大学テキストです。　ＣＤＲＯＭ出版もあるそうです。　上記図書とはことなり、アメリカ的に、グローバルに環境科学にまつわる話題を提供し、わかりやすい！　タイトル：Environmental Science (7th Edition) 　著者名：Enger Smith 　出版社：McGrawHill ISBN 0-07-116996-2 　概要　： - 　目次　： - 　解説　： - Reelfoot Lake in western Tennessee, near the Mississippi River, was created by the New Madrid earthquakes on December 16, 1811, and February 7 ,1812. The shallow lake thar resulted is ideal habitat for the Great Blue Heron. Shallow water is important, because the bird's method of hunting for food involves standing motionless in water and spearing fish, frogs, and other animals that happen to come its way. Trees like the bald cypresss, which grow in shallw water, are also important to these birds, since herons build their nestst in the same area. Changes in water level, fertilizer, and pesticide run-off fron agricultural land , and use of the heron habitat for recreational purposes all have an influence on the success of the Great Blue Heron.These interaction factors illustrate the theme of this text: Interrelationships....	*Part One:* Interrelatedness Chapter1 Environmental Interrelationships Chapter2 Environmental Ethics *Part Two:* Ecological Principles and Their Application Chapter3 Interrelated Scientific Pronciples: Matter,Energy, and Environment Chapter4 Interations:Environment and Organisms Chapter 5 Kinds of Ecosystems and Communities Chapter6 Polution Principles Chapter7 Human Popution Issues *Part Three:: Energy Chapter8* Energy and CIvilization:Patterns of Consumption Chpater9 Energy Sources Chpater10 Nuclear Energy:Benefits and Risks *Part Four:* Human Influences on Ecosystems Chapter 11 Human Impacts on Resources and Ecosystem Chaper 12 Land-Use Planning Chapter 13 Soil and Its Uses Chapter 14 Agriculuturel Methods and Pest Management Chapter 15 Water Management *Part Five:* Pollution and Policy Chapter 16 Risk abd Cisr:Element of Decision Making Chapter 17 Air Pollution Chapter 18 Solid Waste Management and Disposal Chapter 19 Regulating Hazardours Materials Chapter 20 Environmental Policy and Decision Maling
My Bookmark. (左記はすべてLINK) ＜Ecology＞	◆青山ブックセンター・環境図書 ◆環境庁生物多様性センター ◆環境情報提供システム ◆Yahooで調べた「生物（海洋生物学）」のサイト ◆環境庁国立環境研究所