さのさか  06.02.26



今週は実家に帰る週。でも一日はスキーしたい。先月は実家と家の途中にある シャトレーゼに行ったんだけど、どうしてもさのさかに行きたい!(先週いい思いをしているので…) 願望が強くて、強硬手段。「土曜日神奈川、日曜日さのさか」。 夜白馬に着いたんだけど、 その時は路面もドライでいい感じだった。が、日曜日の朝起きてみると「雪」。まぁ雪ならいっか…、 と軽〜く考えていた。実際にウエアに着替えて外に出たら「雨じゃない?」 限りなく雪のカタチを している雨? ゲレンデに立って30分もしないうちにびしょぬれ。(ーー;) ゲレンデの状況は、 一応新雪?で、誰も滑ってないところはいいとして、人が増えるにつれて、どんどんひどい状態に…。 全日本バーンなんて・・・とてもとても滑れたもんじゃなかった。モーグルコースも跡形無く・・・。 結局公認バーンで滑る事に。で、一本目。2コブ目でいきなりもさもさ雪に板ひっかけて転倒…(=_=)  なんじゃこの雪は??? もさもさ〜、じゃりじゃり〜。雨とバーンに凹みそうになるが、どんなバーンでも滑れなきゃいかん! と何本も滑る。


途中、乗鞍常連さん「うなさん」に久しぶりに会う。モリモリはこの時点で「2エアはDTS入らないや〜、 今日は諦めよう」なんて言っていたのに、うなさんが2エアでっかいTTSを決めたとたん急にヤル気になって、 2エアDTSを決める。なんなんだ、いったい。本人この滑りでとっても満足したらしく、


「俺はいつ帰ってもいい」


とか言い始めた。自分だけ納得できたからって帰りたがってる〜(ー_ー)!! 


あたしだって、早く満足のいく滑りをして、温泉入って帰るんだ〜(この時点で目的が違ってる…)と、 リフトに乗ってスタート地点へ行くと、「デラがけでーす」。この1本で大丈夫だったグローブも浸水、 手の感覚が無くなってきたので、レストハウスへ一時避難。こーいう時って一回休むともう滑る気なくすんだよね。 わかってはいたんだけど、、、そしてモリモリは帰る気満々。


で、


「まだ滑りたいっていうなら滑ってもいいよ」


という仕方なくお付き合いしてもい〜よ〜発言。 ムカツク・・・。いいもん、一人で滑ってくるもん、と一人リフトに乗る。リフトに座るとびしょびしょでお尻が冷たい…。 ゴーグルは水滴で前が見えない…。わだし、なぜここまでして滑ってるのか不思議。でももう後には引けない(なんでだよ)


さて1本目。調子よく攻めたが2エアで抜けた。そうか、デラの時に整備入ったんだ…最初は棒ジャンしろよ、とか思うけど、 そんなこと言ってる状態でもない。あの冷たいリフトにはできるだけ乗りたくないので(本当に風邪ひくので)ランディングから2エアまで登ってもう一度飛ぶ。 う〜ん・・・まぁ・・・こんなもんか。ボトムまっすぐ滑って急いでリフト。リフト上でまた我慢の子。で2本目。 こーゆー雪でコブ浅いんだから、ちょっとターンを変えてみよう!とひらめく。これが功を奏してしっかり最後まで通すことができた。 1エア後なんてゴーグルの水滴で前が見えづらかったのに…。おぉ〜来た来たーー!調子が出てきた! また我慢してリフトに乗って、 ラスト1本、集中して滑る。そしたら、さっきの1本と同じように滑れた!!!


  「よし、帰ろう!」


ようやく帰る決心がつく。「俺はやったぜ!!」とヘルメットから雨ダラダラ垂らしながら誇らしげにインフォメーションでシーズン券交換して、温泉〜♪ 木崎湖のゆーぷるってところで温まりながら、 さっきの滑りを頭に浮かべてニヤニヤ・・・( ̄ー ̄) だって1週間頑張って仕事してやっと来た週末のたった1日のスキーの日に、 不甲斐ない滑りをしたら、また次の週までいや〜な気持ちをひきづって仕事しなきゃだもん。


さて次の週は・・・飯綱高原で大会です。去年B級公認大会の直後に里谷多英コースを滑った時は酷い滑りしか出来なかったけど… 大丈夫なんかねぇ?私。




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