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少し前に河村英樹さんが参加している、増原巌さんの What's Up? を聞きました。録音された当時は、メンバー全員が関西を中心に活動していましたが、アルバムの発売をきっかけに、先ずは増原さんが東京へ活動の中心を移します。そして後を追うようにテナーの河村英樹さんも上京するのです。 アルバムを聞いて河村さんのテナーが気になったので、早速ホームページでチェックをして、会社から近くて行きやすい、上野御徒町の G.H.nine へ足を運びました。週末でありのんびり出来る上に、私が大阪に住んでいたときに色々とお世話になった小前賢吾さんがドラムということで楽しみにしていたライブです。しかも編成は私が好きなフォーマットであるサックストリオ。こんなに条件が整ったライブはそうざらにあるものではありません。 このお店は、今回初めて伺ったのですが、広いゆったりとした店内であるのですが、演奏スペースがバーカウンターの中で、狭いスペースで演奏を行っているのは面白いですね。私は、カウンターのかぶり付きで演奏を聞いたのですが、演奏中のミュージシャンどうしのヒソヒソ話まで聞くことができ、大いに楽しむことが出来ました。大音量で演奏していても、意外にも声をかけたりしているのが聞こえるんですねぇ。 河村さんのテナーも実にいい感じの鳴りで、いかにもテナーというサウンド。豪快さと繊細さを持ち合わせた演奏はワン・アンド・オンリーでこの様なタイプのミュージシャンは思い浮かびません。 増原さんの What's Up？ は関東のメンバーを中心に再結成され、２枚目の作品もリリースされました。お盆休みに東通りにあるＣＤショップ「ミムラ」にでも行って購入したいと思います。 |
 河村 英樹 : tenor saxophone |
 吉田 豊 : bass |
 小前 賢吾 : drums |
1st. 1. Night And Day (Cole Porter) 2. All The Things You Are (Oscar Hammerstein II/Jerome Kern) 3. Body And Soul (Johnn Green/Ed Heyman/Ed Sour/Fran Eyton) 4. Anthropology (Charlie Parker) 5. St. Thomas (Sonny Rollins) 2nd. 1. Straight No Chaser (Thelonious Monk) 2. In A Sentimantal Mood (Duke Ellington) 3. 4. Stablemates (Benny Golson) 5. Samba de Orfeu (Luiz Bonfá/Antonio Carlos Jobim) |
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