2006-3-5 東京 立川 「Half Tone」
西山瞳トリオ 関東ツアー
西山 瞳 (pf) 大谷 訓史 (b) 清水 勇博 (ds)
横濱ジャズプロムナード2005ジャズコンペティションのグランプリ受賞を記念しての、西山瞳トリオの関東ツアーです。今回は、立川の「Half Tone」、新宿の「Pit Inn」、横浜の「Dolphy」の三ヶ所でのライブ演奏と相成りました。 日曜日の昼間の公演ということもあって、一番遠くになりますが立川まで足を運びました。サックスの井上淑彦さんがゲスト参加する横浜「Dolphy」も行きたかったのですが... 私が大阪に住んでいた頃、歩いてすぐのお店にも西山さんは出演されていたのですが、気になりつつもライブへ足を運ぶ機会がありませんでした。(無類のサックス好きで、殆ど管入りのバンドしか聞きに行ってなかったのです。) 毎年5月には里帰り(?)をして、高槻ジャズストリートを堪能しているのですが、何度か遭遇するもゴルペルなどのバック。ようやく西山さんのピアノをじっくりと聞く事が出来たのは昨年のジャズストリートで、今回のメンバーの一人である大谷訓史さんとのデュオ「OB会」の演奏でした。ところが、会場の環境は「ちょっとカンベンしてくれ!」と言いたくなるようなものでした。むやみやたらに会場を増やすのは考え物です。 今回は、待ちに待ったトリオでの演奏。ドラムは一昨年のジャズストリートで一番面白かった「たなかかつこ・クインテット」でドラムを担当。横濱ジャズプロムナード2005ジャズコンペティションでは、トリオのグランプリに加えて洗足学園賞を受賞した清水勇博さんが参加しています。 この日は、スタンダードナンバーに加えて西山さんのオリジナルと、西山さんの作曲の先生であると言う、ベースの木村知之さんの作品をおり交ぜての演奏でした。西山さんは、エンリコ・ピエラヌンツィの研究家ということもあり、ヨーロピアンな響きをもった演奏を展開してくれました。 こうなれば、井上さんが参加する、「Dolphy」での演奏にも足を運びたいところですが、当日は会社の用件が既に入っており断念するしかありませんでした。 当日頂いたフライヤーによると、夏と秋にも関東方面でのライブの予定があるとか。この時に、井上さんが参加した演奏を聞く事が出来ればいいなぁ。 *普段は写真をバシバシ撮りまくるのですが、今回は演奏を聞くことに集中したため写真は少なめです。 [Set List] 1st Set: 01. Alone Together (Howard Deitz/Arthur Schwartz) 02. Bye For Now 03. Sneaking Around (Ray Bryant) 04. Tamiflu 05. Simurgh 2nd Set: 06. All Of You (Cole Porter) 07. Green (Tomoyuki Kimura) 08. Extremes Meet 09. Cubium 10. I'm Missing You 11. Aprilis Encore: 12. Fly Me To The Moon (Bart Howard) |
西山 瞳 : piano |
大谷 訓史 : bass |
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清水 勇博 : drums |