記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 330 



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御相談のため山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板「書き込み」に「特急」でとぶ  
御相談のため山本クリニック美容外科・形成外科相談掲示板「書き込み」に「特急」でとぶ
お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)    URL
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330記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題330

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1−2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci 
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 良性脳腫瘍診断で手術。極めて悪性度が高くまた発生場所も悪い  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


御心配でしょう。御気持ちは大変よく判ります。
けれども
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
止むを得ずも意味の判読できない御記載もあります。


++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

患者さんが御相談者の御相談内容要旨御記載のような
「脳腫瘍」と「診断」されたからには
必ずや「中枢神経系」である「脳」の
「症状・症候」があったはずです。

御記載がなく
下記はあくまで推察を重ねての御回答となります。

「脳腫瘍」と「診断」されたからには
「脳腫瘍専門医」(この名前の専門医はいません)の
多勢がそろった「脳腫瘍」の御施設での
「治療」を行われたほうが宜しい。

深刻な状況です。

下記に順を追って御回答致します
++++++++++++++++++++++

#1
##1
「○○(25歳)は3月に脈絡乳頭腫と診断され、
髄液の流れを塞ぐ所に腫瘍ができていたため
4月11日に開頭手術を行い、
MRIに映っていた腫瘍は全て取り除いてもらいました。
当初の予定では一週間でICUから出られるとの事でしたが、
翌日様態が急変し、CTをとってみると脳の腫れが思ったより
ひどく、
その日から鎮静剤を使って意図的に眠らせ、
全て最大限の量で薬を投入しました。
(二週間が経とうとしています。)
当初、腫瘍は良性の可能性が高かったのですが、
細かく細胞を切って調べてみるとその中に悪性の可能性が
極めて高いものがあることを、23日に知らされました。
先生の話では、視床下部に悪性(グリオーマ)の巣があるので
はないか。
最も悪いもので、最も悪い場所に巣を作っている
との事でした。(これは、脳幹グリオーマのことですか?)

今、家族が一番知りたいことは、
『助かる方法・治る方法はありませんか?』
『初めにとったMRIで視床下部にできているとわかりません
か?』
『腫瘍をとったことにより悪性が広がることもありますか?』
『脳が腫れたのは悪性のせいですか?』
そして、もう一つ...
25日から鎮静剤を少しずつ抜いていきます。
目が覚めるまでに2〜3日かかるようです。
弟の体力がもち、目が覚めたらなんて声をかけたらいいのか.
..
教えて下さい。」
との事です。



#2
##1
まず「脳腫瘍」の正確な存在「部位」について。
1・
頭蓋内のどのあたりで
2・
左右いずれなのか正中部にあるのか
3・
大脳なのか小脳なのか脊髄なのか。
止むを得ずも
明確には判断できません。

##2
「○○(25歳)は3月に脈絡乳頭腫と診断され、
髄液の流れを塞ぐ所に腫瘍ができていたため
4月11日に開頭手術を行い、
MRIに映っていた腫瘍は全て取り除いてもらいました。
当初の予定では一週間でICUから出られるとの事でしたが、
翌日様態が急変し、CTをとってみると脳の腫れが思ったより
ひどく、
その日から鎮静剤を使って意図的に眠らせ、
全て最大限の量で薬を投入しました。
(二週間が経とうとしています。)」
との事です。

##3
##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「脳腫瘍」の発生「部位」を
推測すれば

###1
「髄液の流れを塞ぐ所に腫瘍ができていたため
4月11日に開頭手術を行い、」
との事です。
=>
「「髄液の流れを塞ぐ所」とは
小脳の「脳腫瘍」の御記載ではないので。
=>
「脳腫瘍」の発生或は存在している「部位」
が
「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF]
の
「交通を遮断」する「部位」といえば
11・側脳室と第3脳室の間の
「モンロー孔:foramen monroi」
(Foramen interventriculare(室間孔、モンロー孔)Interventricular foramen 

  →『モンロー孔』ともよばれる。左右の側脳室と第三脳室とを結ぶ連絡孔。
スコットランドの医学者Alexander Monro II (1733-1817)により、
1797年に発見された。彼の名前はモンロー・
リヒター線Monro-Richter lineにも残っている。


###2
・「中脳水道:aqueduct」
のいずれかです。

##4
上記より○○は
「脳室腫瘍:のうしつしゅよう:ventricular tumo(u)r」
或は
「脳室内腫瘍:のうしつないしゅよう:intra-ventricular tumo(u)r」
を持たれていたが
「発生「部位」」は脳室内ではなかった
ということになります。


#3
##1
「MRIに映っていた腫瘍は全て取り除いてもらいました。
当初の予定では一週間でICUから出られるとの事でしたが、
翌日様態が急変し、CTをとってみると脳の腫れが思ったより
ひどく」
との事です。

##2
いずれにしても
「脳腫瘍」であれば
「脳MRI画像所見」のみで「開頭手術」「腫瘍摘出」
は不可能であり必ずや
頭部X線撮影・脳CT及び「本物の脳血管撮影」が施行されているはずです。

##3
「御家族」に御理解しやすいように
「「脳MRI画像所見」の「部位」」は
「MRIに映っていた腫瘍は全て取り除いてもらいました。」=
「肉眼的全摘」をおこなえたと説明されたものと考えます。
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##4
「脳腫瘍」の場合は「術中迅速診断」を必ず行います。
「脳腫瘍」が「良性脳腫瘍」のように見えても
「原発性悪性脳腫瘍」のことが稀ならず御座います。

##5
このような場合もしも
「脳腫瘍」の発生した「部位と範囲」にもよりますが
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の場合は
術中からも「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」の発生がはじまり
ます。
この状況を「「glioma(グリオーマ):神経膠腫」が怒った」
と表現致します。

##5
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」とりわけ
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
の場合
無理に全摘を試みると
「腫瘍」のみならず「命」までとってしまうことがある。

##6
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。


#4
##1
「当初、腫瘍は良性の可能性が高かったのですが、
細かく細胞を切って調べてみるとその中に悪性の可能性が
極めて高いものがあることを、23日に知らされました。
先生の話では、視床下部に悪性(グリオーマ)の巣があるので
はないか。
最も悪いもので、最も悪い場所に巣を作っている
との事でした。(これは、脳幹グリオーマのことですか?)」
との事です。

##4
「脈絡叢乳頭腫:choroid-plexus papilloma:
コロイド・プレクサス・パピローマ」
は確かに「良性脳腫瘍」です。

##5
けれども
非常に有名な「良性脳腫瘍」なのですが。
「脳腫瘍専門医」(この名前の専門医はいません)でも
「脈絡叢乳頭腫:choroid-plexus papilloma:
コロイド・プレクサス・パピローマ」
の手術をしたことのあるかたは極めて少ない腫瘍なのです。
しいて言えば稀な「脳腫瘍」です。

##6
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
けれども
「脈絡叢乳頭腫:choroid-plexus papilloma:
コロイド・プレクサス・パピローマ」
と術前「診断」をたてるのはかなり度胸がいると私は思います。



#5
##1
「細かく細胞を切って調べてみるとその中に悪性の可能性が
極めて高いものがあることを、23日に知らされました。」
=>##2

##2
「・略・に悪性の可能性が
極めて高いものがあること」=「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
でも「極めて高いもの」となると。
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」Gr(グレード)4の
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
の可能性という意味とも推測致します。

##3
「視床下部に悪性(グリオーマ)の巣があるので
はないか。
最も悪いもので、最も悪い場所に巣を作っている
との事でした。(これは、脳幹グリオーマのことですか?)」
との事です。
=>##4

##4
視床下部は確かでしょうか
「視床下部:ししょうかぶ:hypo-thaklamus」と
「脳室:のうしつ:ventricle」の間には
更に
「視床:ししょう:thalamus」という「重要な難所」が
あります。

##5
「視床:ししょう:thalamus」
或は
「視床下部:ししょうかぶ:hypo-thaklamus」
は「glioma(グリオーマ):神経膠腫」が
発生するとすれば「最悪」の場所です。
=>##6

##6
「お受けもちの先生」は
「視床下部に悪性(グリオーマ)」と「御家族」に
告げられております。

##7
「(これは、脳幹グリオーマのことですか?)」
との事です。
=>
「お受けもちの先生」は
「脳幹部神経膠腫:brain stem glioma」とは
おっしゃられているのでしょうか?
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「お受けもちの先生」は
「視床下部神経膠腫」と「御家族」に
告げられております。

##8
「視床神経膠腫:thalamic glioma」が
脳幹部に浸潤することはありますが。

##9
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##10
「お受けもちの先生」が
「脳幹部:brain stem」とおっしゃられてはいなのであれば
「脳幹部:brain stem」ではないのではないでしょうか。



#6
##1
因みに「脳幹部:brain stem」の「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
の場合。

##2
「脳幹部:brain stem」は
「中脳:mid-brain」「橋:きょう:pons]「延髄:medulla」という
「局在部位」があります。

##3
「脳幹部:brain stem」には
「中脳水道:aqueduct」或いは「第4脳室:fourth venticle」
といった「脳脊髄液循環」のための重要な「脳脊髄液」
の通路があります。

##4
この「脳幹部:brain stem」の「局在部位」には
「良性脳腫瘍」はまず発生致しません。

##5
「glioma(グリオーマ)」によりこの通路が閉塞されると大変です。

##6
「脳幹部:brain stem」の場合は
「脳幹部:brain stem」は
「中脳:mid-brain」「橋:きょう:pons]「延髄:medulla」という
「3つ」から構成されていますが
「症状・症候」も異なりまた「摘出手術」の方法も異なります。

##7
「脳幹部:brain stem」は「生命中枢:vital center」ですから
「脳幹部神経膠腫:brain stem glioma」の場合は
手術を行わないこともあります。


#7
##1
「今、家族が一番知りたいことは、
『助かる方法・治る方法はありませんか?
との事です。
=>
「視床神経膠腫:thalamic glioma」でも
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
であれば発生「部位」が
視床近傍となると
大変に「極めて深刻な状況」です。

##2
『初めにとったMRIで視床下部にできているとわかりません
か?』
との事です。
=>
「脳MRI画像所見」の場合
あくまでも「断層撮影」であり
「一定の厚み」の情報を「平坦の1枚の画像に凝集」したものです。
=>
「脳MRI画像所見」は「脳腫瘍」とりわけ
「原発性悪性脳腫瘍」の「「付着部」=「根っこ」」を見抜く
検査法ではありません。

##3
##2のためには「本物の脳血管撮影」の所見から
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」とりわけ
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
は「豊富に栄養血管」がありますから
「付着部」=「根っこ」を
見抜くことは困難ではないと思います。



#8
##1
『腫瘍をとったことにより悪性が広がることもありますか?』
=>
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」とりわけ
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
の場合であれば
「脳室腫瘍:のうしつしゅよう:ventricular tumo(u)r」の形を
とれば「髄液播種:ずいえきはしゅ」=
「脳脊髄液播種:cerebro-spinal dissemination」


##2
「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF」に
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」細胞がみつかるようであれば
「抗がん剤」=「化学療法剤」の「髄腔内投与:ずいくうないとうよ」
も必要になります。

##3
この場合
「メソトレキセート=MTX」などが用いられます。


#9
##1
『脳が腫れたのは悪性のせいですか?』
との事です。

##2
「原発性悪性脳腫瘍」が
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」であり
Gr(グレード)=「悪性度」の高い
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
などでは
術後近くになり「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」
のため「「開頭手術」の骨弁」をもどすこともできなくなります。

##3
また
「原発性悪性脳腫瘍」が「脳室:のうしつ:ventricle」と
関連しているのであれば
「脳脊髄液循環」のための重要な「脳脊髄液」の通路の
閉塞による「急性水頭症発作:acute hydrocephalic attack」
の可能性も御座います。。


#10
##1
「そして、もう一つ...
25日から鎮静剤を少しずつ抜いていきます。
目が覚めるまでに2〜3日かかるようです。
○○の体力がもち、目が覚めたらなんて声をかけたらいいのか.
..
教えて下さい。」
=>##2

##2
これは○○が意識が回復されたら御考えになるほうが
宜しいでしょう。



#11結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
患者さんが御相談者の御相談内容要旨御記載のような
「脳腫瘍」と「診断」されたからには
必ずや「中枢神経系」である「脳」の
「症状・症候」があったはずです。

御記載がなく
上記はあくまで推察を重ねての御回答となります。

##3
「脳腫瘍」と「診断」されたからには
「脳腫瘍専門医」(この名前の専門医はいません)の
多勢がそろった「脳腫瘍」の御施設での
「治療」を行われたほうが宜しい。

##4
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##5
「脳神経外科専門医先生」でも「脳腫瘍専門医」(この名前の専門医はいません)
でなければ「脳腫瘍」は
ちんぷんかんぷんなこともあります。

##6
御気持ちは大変よく判ります。
このような御回答しか出来ません。
申し訳ございません。

##7
一刻も早く
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年4月26日 16時41分25秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    
○○(25歳)は3月に脈絡乳頭腫と診断され、
髄液の流れを塞ぐ所に腫瘍ができていたため
4月11日に開頭手術を行い、
MRIに映っていた腫瘍は全て取り除いてもらいました。
当初の予定では一週間でICUから出られるとの事でしたが、
翌日様態が急変し、CTをとってみると脳の腫れが思ったより
ひどく、
その日から鎮静剤を使って意図的に眠らせ、
全て最大限の量で薬を投入しました。
(二週間が経とうとしています。)
当初、腫瘍は良性の可能性が高かったのですが、
細かく細胞を切って調べてみるとその中に悪性の可能性が
極めて高いものがあることを、23日に知らされました。
先生の話では、視床下部に悪性(グリオーマ)の巣があるので
はないか。
最も悪いもので、最も悪い場所に巣を作っている
との事でした。(これは、脳幹グリオーマのことですか?)

今、家族が一番知りたいことは、
『助かる方法・治る方法はありませんか?』
『初めにとったMRIで視床下部にできているとわかりません
か?』
『腫瘍をとったことにより悪性が広がることもありますか?』
『脳が腫れたのは悪性のせいですか?』
そして、もう一つ...
25日から鎮静剤を少しずつ抜いていきます。
目が覚めるまでに2〜3日かかるようです。
○○の体力がもち、目が覚めたらなんて声をかけたらいいのか.
..
教えて下さい。

Tuesday, April 24, 2007 11:50 AM

[2007年4月24日 11時50分35秒]
--------------------------------------------------------------------------


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 高齢の母の慢性硬膜下血腫と再発  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
 

これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

高齢者の
「慢性硬膜下血腫」は事例によっては
「治療戦略」が大変に難しいことが
あります。

脳萎縮などによる
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
にて
従来より
「慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
の存在の推定される患者さんなどの場合
「穿頭血腫洗浄術」=「穿頭:せんとう」+「血腫洗滌除去」
を行っても「再発」「再発」をくりかえすことが
御座います。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++

#1
##1
「患者は、○○在住の私の母で81歳。

頭部打撲の後、歩行障害がみられましたので、
脳神経外科を受診し、
「慢性硬膜下血腫」との診断の後、穿頭血腫洗浄術を2回受けました。

脳萎縮も見られ、脳の回復が悪いとのことで、
再々発の可能性もあるのではないかと心配しております。

そこで、ご質問させて頂きたいことなのですが、
◎過去の症例では、
何回くらい穿頭血腫洗浄術を受けられた方がおられるのか。

◎大開頭術となる場合の基準のようなもの、
また手術の危険性について。

3月23日(金)に穿頭血腫洗浄術、退院して11日後の4月11日(水)に再手術。
2回とも、1週間くらいで退院しております。

お忙しいところ誠に恐れ入りますが、お返事を頂ければ幸いです。」
との事です。



#2
##1
「慢性硬膜下血腫」は
「小児慢性硬膜下血腫」と
「成人の慢性硬膜下血腫」とは
「全く異なるといってよいくらい」の
「病態」です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「御母様」の
「慢性硬膜下血腫」が
1・右側・左側=片側なのか
2・両側なのか
そして
「穿頭:せんとう」+「血腫洗滌」を
行う
「慢性硬膜下血腫」は「同側」なのか
の御記載が御座いません。

##3
高齢者の「慢性硬膜下血腫」の患者さんの場合
片側に「慢性硬膜下血腫」が発見され
例えば
右を「穿頭:せんとう」+「血腫洗滌」して成功しても
今度は
反対側「左」に「慢性硬膜下血腫」が発生し
今度は左を「穿頭:せんとう」+「血腫洗滌」
という事例は稀ならず御座います。


#3
##1
「3月23日(金)に穿頭血腫洗浄術、
退院して11日後の4月11日(水)に再手術。
2回とも、1週間くらいで退院しております。」
との事です。

##2
「3月23日(金)に穿頭血腫洗浄術、
退院して11日後の4月11日(水)に再手術。」
とは
「同側」の「慢性硬膜下血腫」であるのであれば
「「再発」の時間」としては早すぎる。

##3
脳萎縮のある「御母様」の場合
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
がありもうすでに
「頭部外傷」=>「慢性硬膜下血腫」以前に。

##4
「慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
があり
或は
「頭部外傷」も「これまでにも転倒されたり」と
「微弱な「頭部外傷」」を反復されていた可能性が
御座います。

##5
「頭部打撲の後、歩行障害がみられましたので、
脳神経外科を受診し、
「慢性硬膜下血腫」との診断の後、穿頭血腫洗浄術」
のま以前から
「症状・症候」のでない
「慢性硬膜下血腫」
或は
「慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
をおもちであった可能性が
ありますね。


#4
##1
「そこで、ご質問させて頂きたいことなのですが、
◎過去の症例では、
何回くらい穿頭血腫洗浄術を受けられた方がおられるのか。」
=>##2

##2
「小児慢性硬膜下血腫」
或は
「慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
であれば
乳児であれば
「大泉門」があいていますから
毎日のように「タップ:tap:穿刺」と吸引を行う事例も
御座います。

##3
御高齢の患者さんで私の記憶では
「10回」くらい繰り返されたかたがいます。


#5
##1
「◎大開頭術となる場合の基準のようなもの、
また手術の危険性について。」
との事です。

##2
「小児慢性硬膜下血腫」でも
「成人の慢性硬膜下血腫」でも
大開頭術というか
「開頭手術」等はまず
「成人の慢性硬膜下血腫」には絶対行いません。

##3
「慢性硬膜下血腫」に「開頭手術」を
おこなうことはありえません。


#6
##1
「御母様」の「慢性硬膜下血腫」は
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
と呼称する
脳萎縮による「空隙」が硬膜下にあるように
思えます。

##2
この「空隙に」空気がたまるわけがありませんから
何らかの液体が具体的には「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF]
が従来より貯留してたと考えられる。

##3
2度の「穿頭血腫洗浄術」=「穿頭:せんとう」+「血腫洗滌除去」
「「再発」の時間」が早すぎます。

##4
「脳萎縮も見られ、脳の回復が悪いとのことで、
再々発の可能性もあるのではないかと心配しております。」
との事です。
御気持ちは大変よく判ります。

##5
可能性は少なくはありません。


#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御高齢の「御母様」の「慢性硬膜下血腫」は
「症状・症候」がでる以前から
存在する
脳萎縮による
「慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
がおありのはずであり
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
による硬膜下の「空隙」は存在していたと
考えられます。

##3
「慢性硬膜下血腫」には
「成人の慢性硬膜下血腫」と
「小児慢性硬膜下血腫」がありますが
「治療戦略」は同じ「穿頭血腫洗浄術」でも「病態」
は全くというほど異なります。

##4
また「成人の慢性硬膜下血腫」でも
両側の
「成人の慢性硬膜下血腫」の場合は脳萎縮が
原因+「頭部外傷」です。

##5
「慢性硬膜下血腫」で
「開頭手術」等に「治療戦略」をとることは
ありません。
大開頭術の「御心配」は「御心配無用」です。

##5
なお
「御母様」は御高齢であり
「成人の慢性硬膜下血腫」なのですが
「脳萎縮」+「慢性硬膜下血腫」となると
「小児慢性硬膜下血腫」の「病態」と類似することが
御座います。
=>

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
5ヵ月男児 硬膜下腔拡大 [2] [2006年 8月 3日 15時20分18秒] 
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/931901997261779.html
などの
「過去の御相談と御回答」も
御参照頂けますか。

コピー致します。
「■■■」どうぞ御参照ください■■■」

##6
ご無事で一刻も早く御相談者の「御母様」の
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


+「■■■」どうぞ御参照ください■■■」++++++++++++++++


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「今の段階で考えられる原因」=「今現在の「病態」」
であれば
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
による「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
の状態です。


「その場合の治療法をお教え下さい。」=
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
は個々の児童により異なり
「御子息様」の場合
他のお子様よりも
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
の「強く」「頭囲拡大」の状態です。

今現在は「治療戦略」になるものは何もありません。

但し微小な「頭部外傷」で
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
がきれると
「小児慢性硬膜下血腫」を起しやすいから「御注意」下さい。

「今の段階で考えられる原因とその場合の治療法をお教え下さい。」
=>
「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
という「病態」であり。
原因は
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
です。
今現在は治療の必要はありません。
下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++


#1
##1
「4ヶ月検診にて頭囲が一般より大きかった為、
エコー検査→CT検査を受ける。
現在、満5ヶ月+20日で頭囲47cm
体重7940g身長70cm胸囲41.5cm。
CT検査(7/29)の結果、硬膜下腔拡大と診断
{所見:側脳室にも軽度の拡張が存在するが、
両側中頭蓋窩を中心に硬膜下腔の拡大及び液体貯留が著明である。
頭蓋骨の発達が早い場合があるが、
CT上正常範囲内とはいえない。
明らかな形成不全や脳血管障害は(−)と考えられる。}
されるが原因不明。

今後、MRI検査(8/14)を受け、
必要があれば脳神経外科(小児専門)の先生と相談するとのこと。
息子は毎日すこぶる元気で体重・身長共に順調に成長しています。

今かかっている小児科の先生にも聞かれたのですが
髄膜炎や熱を出したことも今までありません。

今の段階で考えられる原因とその場合の治療法をお教え下さい。」
との事です。


#2
##1
どのお子様も小児期には「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「成人よりも余計な空隙」が御座います。

##2
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
と呼称致します。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載から
「両側中頭蓋窩を中心に硬膜下腔の拡大及び液体貯留が著明である。」
との事です。

##4
この「病態」は
「小児慢性硬膜下液貯留」「慢性硬膜下水腫」「小児慢性硬膜下血腫」
とも呼称され。

##5
また「外水頭症」とも呼称致します。


#3
##1
小児には
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:
Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」という
「「脳表:のうひょう」と「硬膜:こうまく」を連結する静脈」

##2
成人にも「bridging vein:橋静脈」という
「脳表:のうひょう」と「硬膜:こうまく」の「静脈洞:sinus:サイナス」
に流入する「静脈」があります。

##3
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:
Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」は
成人の「bridging vein:橋静脈」と一見類似致します。

##4
けれども「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:
Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」は
「脳表:のうひょう」から直角=90度に「硬膜:こうまく」
に向かってそそり立つ様な解剖学的特性を
有します。
=>#4


#4
##1
だから
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
に伴って。
「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
で留まるままであれば成長に伴い
不均衡は是正されますからよいのですが。

##2
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
で「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
の状況に何らかの軽微な「頭部外傷」或いは「外力」が
働くと。

##3
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
の
「脳表:のうひょう」から直角=
90度に「硬膜:こうまく」に向かってそそり立つ様な解剖学的特性
から。

##4
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
が「切れてしまって」
「小児慢性硬膜下血腫」という「病態」が
両側の「硬膜下腔:こうまかくう」に発生しえる。

##5
「小児慢性硬膜下血腫」という「病態」が
両側の「硬膜下腔:こうまかくう」に発生してしまうと。

##6
元来「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
が原因であり
「隙間(といっても「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF」が充満)
があるために「大変難治性」です。


#5
##1
「CT検査(7/29)の結果、硬膜下腔拡大と診断
{所見:側脳室にも軽度の拡張が存在するが、・略・」
との事です。

##2
軽度ながら「脳室拡大:ventricular dilatation:VD」も存在するようです。

##3
今現在は御相談者の御相談内容要旨御記載からは
何らの
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
による「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
或いは+「脳室拡大:ventricular dilatation:VD」
の「症状・症候」は出現いてはいないようです。


#6
##1
「満5ヶ月+20日で頭囲47cm
体重7940g身長70cm胸囲41.5cm。」
との事です。

##2
「満5ヶ月+20日」=「満6ヶ月」と考えると
頭囲計測上は
男児で44cm女児で43cmで「2SD」=
「2xSD:標準偏差 standard deviation:SD」=2・5cm
です。

##3
「+ー2標準偏差(2SD)の2.5cm」以内であれば
正常頭囲とみなされます。

##4
女児頭囲は常に「男児頭囲ー1cm」で「正常」と考えます。

##5
「御子息様」の場合「6ヶ月」として頭囲47cmですから
「平均値「+ー2標準偏差(2SD)の2.5cm」」を超えます。

##6
「頭囲拡大」ということになる。


#7
##1
「小児脳神経外科」では「乳児頭囲計測」は極めて
重要であり。
「クロンクイスト頭係数:Cronqvist Cranial Index:CCI:1968」法
「オースチン・グーデイング:Austin&Gooding(1971)法」
等を用います。

##2
「小児脳神経外科」の場合
「頭囲計測法」としては
「7歳児」までは「クロンクイスト頭係数:Cronqvist Cranial Index:CCI:1968」
で「神経頭蓋」の(「H]+「L」+「W」)/「M」という
計測を行います。
(「H]+「L」+「W」)/「M」の各数字は省略致します。
因みに御相談者の御相談内容要旨御記載情報からは
計算できません。

##3

の場合
(「H]+「L」+「W」)/「M」=51−56であれば
正常。

##4
「オースチン・グーデイング:Austin&Gooding(1971)法」
では「オースチン・グーデイング:Austin&Gooding(1971)法」を
「9ヶ月児」までしか用いません。

##5
「オースチン・グーデイング:Austin&Gooding(1971)法」では
「9ヶ月児」以上の
「10ヶ月児」−「7歳」までは
(「H]+「L」+「W」)のみで計算致します。

##5
「Bergstrum and Jorulf:バーグストラム・ジョラルフ(1975)」
では
「クロンクイスト頭係数:Cronqvist Cranial Index:CCI:1968」も
「オースチン・グーデイング:Austin&Gooding(1971)法」も
「頭係数:cranial index」が正常値以上であれば
「水頭症:すいとうしょう:hydrocephalus」を考えるが。

##6
「Bergstrum and Jorulf:バーグストラム・ジョラルフ(1975)」
は
「水頭症:すいとうしょう:hydrocephalus」児の
50%が「頭係数:cranial index」は正常であるともいっている。


#8
##1
「今後、MRI検査(8/14)を受け、
必要があれば脳神経外科(小児専門)の先生と相談するとのこと。
息子は毎日すこぶる元気で体重・身長共に順調に成長しています。

今かかっている小児科の先生にも聞かれたのですが
髄膜炎や熱を出したことも今までありません。

今の段階で考えられる原因とその場合の治療法をお教え下さい。」
との事です。

##2
「今の段階で考えられる原因とその場合の治療法をお教え下さい。」
との事です。

##3
「今の段階で考えられる原因」の意味がよく理解出来ません。
申し訳ございません。

##4
「今の段階で考えられる原因」=「今現在の「病態」」
であれば
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
による「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
の状態です。

##5
「その場合の治療法をお教え下さい。」=
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
は個々の児童により異なり
「御子息様」の場合
他のお子様よりも
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
の「強く」「頭囲拡大」の状態です。

##6
今現在は「治療戦略」になるものは何もありません。

##7
但し微小な「頭部外傷」で
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
がきれると
「小児慢性硬膜下血腫」を起しやすいから「御注意」下さい。


##8
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「8ヶ月の娘の頭蓋骨骨折と右急性硬膜下血腫 [2] 
[2005年10月24日 7時48分33秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/321632590917037.html
も御参照頂けますか。
=>
コピー致します=>「ごらんくださいませ★★★」


#9結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
上記御解答致しました。

##3
「「今後、MRI検査(8/14)を受け、
必要があれば脳神経外科(小児専門)の先生と相談するとのこと。」
とは。

##4
「小児脳神経外科」を駆使できる「脳神経外科専門医先生」
のことです。

##5
「脳神経外科専門医先生」全てが
「小児脳神経外科」の知識があるわけではありません。

##6
今現在はなんら「小児脳神経外科」的に
「困った事が起きている訳ではありません」。

##7
「今の段階で考えられる原因とその場合の治療法をお教え下さい。」
=>
「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
という「病態」であり。
原因は
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
です。
今現在は治療の必要はありません。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

++「ごらんくださいませ★★★」+++++++++++++++++++++

これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


#1
##1
「8ヶ月の娘のことでお伺いします。

今月の3日に、おむつ替えの台(1mちょっとの高さ)
から転落しました。
上の子のトイレの世話をしている数秒の間に
寝返って転落したと思いますが
私の背後での出来事なので、実際見ていません。
その日の診察はたぶん大丈夫だろうということで
帰されましたが、
翌々日呼吸がおかしくなり、少し手の硬直があった後に
目の焦点が合わなくなりぐったりしたため
救急車で運ばれ即入院となりました。

検査の結果は頭蓋骨骨折(ひび)と右急性硬膜下血腫でした。
ただし、CTで見ると、血腫は2週間くらい前に
すでにできていたものらしいです。
思い当たることといえば、
フローリングの部屋で、おすわりのバランスを崩して
後ろに倒れたことは何度かありました。

翌日には出血もおさまり
特に治療も無く様子見で1週間で退院しました。

現在は特に変わった様子も無く
元気にしておりますが
今後の後遺症が心配でなりません。
入院中に先生に聞いてみましたが
今の段階では分からないということでした。
遅かれ早かれ、後遺症は現れるものなのでしょうか。
発達途中なので、今後言葉の遅れはないか
歩くのかなど、心配がつきません。

どうかご回答よろしくお願いいたします。」
との事です。


#2
##1
10月3日の「頭部外傷」との事です。

##2
「検査の結果は頭蓋骨骨折(ひび)と右急性硬膜下血腫でした。
 ただし、CTで見ると、血腫は2週間くらい前に
 すでにできていたものらしいです。」
との事です。
=>
このとおりであれば
「小児慢性硬膜下血腫」という診断になりますが
標題には「小児急性硬膜下血腫」と御座います。

##3
私には##1の「「頭蓋骨骨折」+「小児硬膜下血腫」
という「病態」に思えます。

##4
後述致しますが「御嬢様」には
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
が他のお子様よりも強い可能性があります。



#3
##1
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは
全く異なります。

##2
どのお子様も小児期には「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「成人よりも余計な空隙」が御座います。

##3
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
と呼称致します。

##4
脳CTの結果が血腫の液化。
すなわち
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」が御相談者の
「御嬢様」の場合にあり「慢性硬膜下液貯留」の状態の「病態」もふくめ
て「血腫」が液化していたから。
=>##5という「お受けもちの先生」の判断になった
可能性があります。

##5
「ただし、CTで見ると、血腫は2週間くらい前に
 すでにできていたものらしいです。」
ということになります。

##6
事実「頭蓋形成術:cranioplasty」の「御状態」から
「御嬢様」は
「小児慢性硬膜下液貯留」の「御状態」をお持ちであったかもしれません。


#4
##1
いずれにしても
「小児頭部外傷」の場合・成人の「頭部外傷」の場合
必ずや「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されて下さい。

##2
「今月の3日に、おむつ替えの台(1mちょっとの高さ)
から転落しました。
上の子のトイレの世話をしている数秒の間に
寝返って転落したと思いますが
私の背後での出来事なので、実際見ていません。
その日の診察はたぶん大丈夫だろうということで
帰されましたが、」
との事です。
=>
通常「脳神経外科専門医先生」は「より慎重」な
判断を致します。
最低限の頭部X線撮影は致します。


##3
今現在は「お受けもちの先生」は「脳神経外科専門医先生」と
考えますが。

##4
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
から発生した
「小児慢性硬膜下液貯留」或は
「小児慢性硬膜下血腫」はかなり厄介であり
極めて「経験」をさまざまな判断に必要とされます。

##5
「 翌々日呼吸がおかしくなり、少し手の硬直があった後に
 目の焦点が合わなくなりぐったりしたため
 救急車で運ばれ即入院となりました。」
は
「症候性痙攣発作」=「症候性てんかん」を起されたものです。


#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「脳神経外科専門医先生」の「お受けもちの先生」とさまざまに
よく御相談されながら先に進まれて下さい。

##3
「小児頭部外傷」の場合は必ずや「脳神経外科専門医先生」を
「御受診」されて下さい。

##4
「 今後の後遺症が心配でなりません。
入院中に先生に聞いてみましたが
 今の段階では分からないということでした。
遅かれ早かれ、後遺症は現れるものなのでしょうか。
 発達途中なので、今後言葉の遅れはないか
 歩くのかなど、心配がつきません。」
との事です。

##5
心配すべきことは「今現在」です。

##6
今現在の「御嬢様」の
「小児慢性硬膜下血腫」が「自然吸収」されるのか。
ということです。

##7
「小児慢性硬膜下血腫」は
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)=
どのお子様も「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から「頭蓋骨」と「脳表」の間に
「成人よりも余計な空隙」が問題であるため「血腫が液化して溜まります」。

##8
だから「小児慢性硬膜下血腫」或は「小児慢性硬膜下液貯留」
の場合
「血腫」或は「液貯留」の「持続」或は「再発」が多いものです。

##7
今の「御嬢様」の「病態」には
経験ある「脳神経外科専門医先生」の判断が必要です。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##9
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci

[2005年10月24日 7時48分33秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    
8ヶ月の娘のことでお伺いします。

今月の3日に、おむつ替えの台(1mちょっとの高さ)
から転落しました。
上の子のトイレの世話をしている数秒の間に
寝返って転落したと思いますが
私の背後での出来事なので、実際見ていません。
その日の診察はたぶん大丈夫だろうということで
帰されましたが、
翌々日呼吸がおかしくなり、少し手の硬直があった後に
目の焦点が合わなくなりぐったりしたため
救急車で運ばれ即入院となりました。

検査の結果は頭蓋骨骨折(ひび)と右急性硬膜下血腫でした。
ただし、CTで見ると、血腫は2週間くらい前に
すでにできていたものらしいです。
思い当たることといえば、
フローリングの部屋で、おすわりのバランスを崩して
後ろに倒れたことは何度かありました。

翌日には出血もおさまり
特に治療も無く様子見で1週間で退院しました。

現在は特に変わった様子も無く
元気にしておりますが
今後の後遺症が心配でなりません。
入院中に先生に聞いてみましたが
今の段階では分からないということでした。
遅かれ早かれ、後遺症は現れるものなのでしょうか。
発達途中なので、今後言葉の遅れはないか
歩くのかなど、心配がつきません。

どうかご回答よろしくお願いいたします。

Sunday, October 23, 2005 11:44 PM

[2005年10月23日 23時44分7秒]


「ごらん下さいませおわりおわり★★★」

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年8月3日 15時20分18秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   

題名  5ヵ月男児 硬膜下腔拡大


4ヶ月検診にて頭囲が一般より大きかった為、
エコー検査→CT検査を受ける。
現在、満5ヶ月+20日で頭囲47cm
体重7940g身長70cm胸囲41.5cm。
CT検査(7/29)の結果、硬膜下腔拡大と診断
{所見:側脳室にも軽度の拡張が存在するが、
両側中頭蓋窩を中心に硬膜下腔の拡大及び液体貯留が著明である。
頭蓋骨の発達が早い場合があるが、
CT上正常範囲内とはいえない。
明らかな形成不全や脳血管障害は(−)と考えられる。}
されるが原因不明。

今後、MRI検査(8/14)を受け、
必要があれば脳神経外科(小児専門)の先生と相談するとのこと。
息子は毎日すこぶる元気で体重・身長共に順調に成長しています。

今かかっている小児科の先生にも聞かれたのですが
髄膜炎や熱を出したことも今までありません。

今の段階で考えられる原因とその場合の治療法をお教え下さい。
 July 29, 2006 1:32 PM

[2006年7月29日 15時17分53秒]



「■■■」どうぞ御参照ください・おわり■■■
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年4月23日 18時51分54秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    
患者は、○○在住の私の母で81歳。

頭部打撲の後、歩行障害がみられましたので、
脳神経外科を受診し、
「慢性硬膜下血腫」との診断の後、穿頭血腫洗浄術を2回受けました。

脳萎縮も見られ、脳の回復が悪いとのことで、
再々発の可能性もあるのではないかと心配しております。

そこで、ご質問させて頂きたいことなのですが、
◎過去の症例では、
何回くらい穿頭血腫洗浄術を受けられた方がおられるのか。

◎大開頭術となる場合の基準のようなもの、
また手術の危険性について。

3月23日(金)に穿頭血腫洗浄術、退院して11日後の4月11日(水)に再手術。
2回とも、1週間くらいで退院しております。

お忙しいところ誠に恐れ入りますが、お返事を頂ければ幸いです。
Monday, April 23, 2007 3:58 PM

[2007年4月23日 15時58分19秒]
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[2007年4月27日 10時46分44秒]

<ここは回答者記入欄です。
ご相談者の記入欄ではございません。
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#現在は書き込みはできません。#
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