記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 318 



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御相談のため山本クリニック美容外科・形成外科相談掲示板「書き込み」に「特急」でとぶ
お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)    URL
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318記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題318

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1−2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci 
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 ここ2ヶ月鼻と鼻の間の左側を触ると嫌な痛みがあります。】  

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。



++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり
この「御鼻」の「違和感の「症状・症候」」
は。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんによく併発する
典型的な
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」=
「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」
で御座います。

実際に現実的には正診断率の大変低い
「疼痛系の「病態」」でございます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++


#1
##1
「30才女性です。

ここ2ヶ月鼻と鼻の間の左側を触ると嫌な痛みがあります。
ピンポイントにそこを触ると痛みます。

笑ったりその部分が伸びると同じように痛みます。
鼻の頭やその周囲を触っても痛くありません。

昨年8月に同じく左後頭部が痛くCTをとりました。
そのときもはじめは鼻を触ると痛かったのを覚えています。

が、そのときは3,4日で鼻の痛みは取れ、
後頭部の痛みのみでした。
病院では緊張型頭痛と言われましたが授乳中のため、
薬は飲まないことになりました。

その後11月になると自然に痛みがなくなりました。
ところが12月になるとまた痛みだし、
左の頭のてっぺんも変に痛みます。

でもほぼ毎日左鼻(正確には左の鼻と鼻の間)
を触ると痛いのです。
鼻が痛くないときは左の後頭部が痛くなったりもしました。

全くどこも痛くない日は2ヶ月の間で7日間くらいです。
何を調べても該当する症状がないのです。
心配で仕方ありません。

前回CTでは異常がなかったようですが
新たに病気が発症したのでしょうか?
骨や鼻の病気なのでしょうか?それとも
脳の病気でしょうか。

特に、頭痛ではなくなぜかピンポイントで鼻が痛み、
なんとなく左の頭のてっぺんが変な感じが伴います。
助けて下さい。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
既に
「緊張型頭痛:tension-type headache」
と「御診断」はつけられているようです。

##2
「ここ2ヶ月鼻と鼻の間の左側を触ると嫌な痛みがあります。
ピンポイントにそこを触ると痛みます。

笑ったりその部分が伸びると同じように痛みます。
鼻の頭やその周囲を触っても痛くありません。」
との事です。

##3
「緊張型頭痛:tension-type headache」は
頭痛だけくる「病態」では
ありません。
むしろ頭痛は「御自覚症状」としては少なく
「ふわふわ感」「くらくら感」或は「しびれ感」などの
「感覚障害・知覚障害」をともなって
「肩こり・頸こり・背中こり」」できます。

##4
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##5
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
1・「ここ2ヶ月鼻と鼻の間の左側を触ると嫌な痛みがあります。」
=>
今現在
2・「昨年8月に同じく左後頭部が痛くCTをとりました。
そのときもはじめは鼻を触ると痛かったのを覚えています。」
=>
「9月に近くありませんでしたか?」
3・「その後11月になると自然に痛みがなくなりました。
ところが12月になるとまた痛みだし、
左の頭のてっぺんも変に痛みます。」
=>
「11月」
とほぼ
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)されています。


#3
##1
「でもほぼ毎日左鼻(正確には左の鼻と鼻の間)
を触ると痛いのです。
鼻が痛くないときは左の後頭部が痛くなったりもしました。

全くどこも痛くない日は2ヶ月の間で7日間くらいです。
何を調べても該当する症状がないのです。
心配で仕方ありません。」
との事です。

##2
この「症状・症候」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんによく併発する
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」=
「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」
と呼称致します。

##3
因みに
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」は
###1
1・「歯科口腔外科専門医先生」の「治療」を受けられて劇症化する「タイプ」
###2
2・「歯科口腔外科専門医先生」の「治療」を受けられても劇症化しない「タイプ」
の「2型」があります。

##4
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」は
実際に現実的には正診断率の大変低い
「疼痛系の「病態」」でございます。

##5
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」=
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)は
「頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」でありかつ「複合病態」です。


#4
##3
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」の患者さんには
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「背景「病態」」が常にあります。

##2
多くの場合
「歯科口腔外科専門医先生」「耳鼻科専門医先生」
「神経内科専門医先生」「脳神経外科専門医先生」と
変遷されることが多くの場合発生致します。


##3
不思議なことに「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
の患者さんは「病態把握」が「不能」とされてしまうことが
多いものです。
 
##4
この「病態」は「顔面片頭痛」(「スルーダー」)
或いは「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」
或いは
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
と呼称される「病態」で御座います。
 

#5
##1
「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
の「範疇(カテゴリー)」の「病態」です。

##2
「脳神経外科専門医先生」以外の場合
「三叉神経痛」と時によく間違われます。
 
##3
「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」であることが多い。
 
##5
「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられています。
 
##6
刺激の原因としては
「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因とされています。
 
##7
「耳鼻咽喉科専門医先生」の処置や
「歯科口腔外科専門医先生」にて
「抜歯」「耳鼻咽喉科処置」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」等は絶対に
避けねばなりません。
 

#6
##1
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが。

##2
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。

##3
但し「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に併発した場合最初は「「左側」に圧倒的に」多く
発生致します。

##4
男性の場合のほうが「感覚障害・知覚障害」は「劇症「疼痛系の「病態」」」
に移行しやすいです。
 
##5
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。
 
##6
幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。
 


#6
##1
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」の場合
「嗅覚障害」を合併することもしないこともあります。

##2
重要なことは
御相談者のように
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の背景要因を「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
の患者さんはほぼ100%にもたれていることです。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載のような
「でもほぼ毎日左鼻(正確には左の鼻と鼻の間)
を触ると痛いのです。
鼻が痛くないときは左の後頭部が痛くなったりもしました。

全くどこも痛くない日は2ヶ月の間で7日間くらいです。」
の後に「劇症疼痛期」がくることが
御座います。
何卒に「ご注意」下さい。
 
##4
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
 
##5
ただし「星状神経ブロック(SGB)」は「効果」が全くありません。
 
##6
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
必要であることが10%くらい御座います。
 

##7
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」に
関しては
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しいと今の私は考えます。


#7
##1
念のため
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ(あだ名です)」について「補足3」に。


##2
御記載致します。御参考になれば何よりです。



#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
 
##2
御相談者の御相談内容要旨御記載の
「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。
 
##3
「もぞもぞ感」「ほてり」などの知覚障害
の後に「疼痛期」しかも劇症疼痛がくることが
御座います。
何卒に「ご注意」下さい。
 
##4
「治療戦略」ですが
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」の場合。
=>
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)
 
##5
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
必要なことが5−10%御座います。
 

##6
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」+
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に関しては
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しいと今の私は考えます。

##7
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##8
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」などといわれても
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##9
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。

##10
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1−2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。


以上の項目は「緊張型」の不思議だが重要な特徴です。


「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++ 
 
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。
 
上記は「緊張型」の不思議だが
重要な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。


「補足2おわり」

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++


下記については如何でしょうか。

「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
では「特有な「しびれ感」」が「症状・症候」としてでます。


##1
手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)に
絵に書いたような「しびれ感」があるのが特徴ですが如何でしょう。

##2
まずほかの手指には来ません。

##3
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います。
如何でしょう。

##4
また手のひらが赤く霜「降り状」の白い斑点がないでしょうか。


##5
これらの「症状・症候」は朝方強いという特徴
が御座います。

##6
この「しびれ感」は
「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」
が原因と間違われることが多くこの場合は厄介です。

##7
皮肉なことに脳MRIから
「脳神経外科専門医」の疾患である
「キアリ・アーノルド奇形」
「脊椎空洞症」等と間違われることがあります。

##8
上肢に「しびれ感」のある患者さんは下肢にも
また下肢に「しびれ感」のある患者さんじは下肢にも「しびれ感」の
有ることが多いものです。

##9
下肢の「しびれ感」の場合は足指の親指・薬指の根元、
・足の甲(足背部)・踝・外側大腿に「しびれ」がきます。

##10
下肢の「しびれ感」の場合膝の裏が「糊付けされたような」
「張り紙様の硬さで「張って」いることが多いものです。

##11
おおくの場合「末梢循環障害」とりわけ「下肢静脈還流不全状態」
で疼痛性歩行障害にいたることが御座います。

##12
またこの「しびれ感」はおかお特に下口唇に「しびれ感」
を併発することが御座います。

##13
また「しびれ感」とも異なるのですが
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」の
患者さんは「肘関節」の「甲」のほうに「軽い疼痛」があるのが
特徴でも御座います。


「補足3おわり」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年1月25日 18時17分33秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    
30才女性です。

ここ2ヶ月鼻と鼻の間の左側を触ると嫌な痛みがあります。
ピンポイントにそこを触ると痛みます。

笑ったりその部分が伸びると同じように痛みます。
鼻の頭やその周囲を触っても痛くありません。

昨年8月に同じく左後頭部が痛くCTをとりました。
そのときもはじめは鼻を触ると痛かったのを覚えています。

が、そのときは3,4日で鼻の痛みは取れ、
後頭部の痛みのみでした。
病院では緊張型頭痛と言われましたが授乳中のため、
薬は飲まないことになりました。

その後11月になると自然に痛みがなくなりました。
ところが12月になるとまた痛みだし、
左の頭のてっぺんも変に痛みます。

でもほぼ毎日左鼻(正確には左の鼻と鼻の間)
を触ると痛いのです。
鼻が痛くないときは左の後頭部が痛くなったりもしました。

全くどこも痛くない日は2ヶ月の間で7日間くらいです。
何を調べても該当する症状がないのです。
心配で仕方ありません。

前回CTでは異常がなかったようですが
新たに病気が発症したのでしょうか?
骨や鼻の病気なのでしょうか?それとも
脳の病気でしょうか。

特に、頭痛ではなくなぜかピンポイントで鼻が痛み、
なんとなく左の頭のてっぺんが変な感じが伴います。
助けて下さい。

Wednesday, January 24, 2007 7:25 AM

[2007年1月24日 07時25分48秒]
--------------------------------------------------------------------------


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 4年前の脳挫傷。昨秋と今癲癇と肺炎の状態で意識は殆どない  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
さぞかしに御心痛の事とかんがえます。



++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載の
「御母様」の「症状・症候」からは
今現在は
「中心静脈栄養(IVHという)」のもと
「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」が
行われて・「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」
の可能性からの「抗痙攣薬:anti-convulsant」の
「経静脈投与」が行われているはずです。

「痙攣発作」の「意識障害」からの
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
であり。

「呼吸器管理」「全身管理」が極めて重要である状況
です。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++


#1
##1
「こんにちは、山本先生

本日は、母の予後について質問させていただきた
く書き込み致しました。

母は現在82歳です。
母は4年前に転倒により脳挫傷を起こし、
手術のち車椅子生活をしていました。

更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。
その後はずっと抗癲癇薬を服用していたのですが、
4ヵ月後であった今回、また癲癇が再発しました。

現在発作から1週間経ちますが、意識は殆どなく、
肺炎も併発しております。担当の医師は
『このまま更に1週間ほど経っても今のような状態が続くなら、覚醒はない』
と仰っているのですが、

ぜひ先生のご意見を承りたいです。
y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…

再び目は覚めるのでしょうか。本当に心配です。

お忙しい中申し訳ありませんが、どうかご意見をお願いします。」
との事です。


#2
##1
「母は現在82歳です。
母は4年前に転倒により脳挫傷を起こし、
手術のち車椅子生活をしていました。

更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。
その後はずっと抗癲癇薬を服用していたのですが、
4ヵ月後であった今回、また癲癇が再発しました。」
との事です。

##2
「受傷機転」の御記載がなく
「重傷頭部外傷」であり「脳挫傷」その他の「病態」
であったことは推察できますが
手術おそらくは「開頭手術」等に「到られた事由」が
判断できません。

##3
通常脳挫傷のみであれば「開頭手術」等は行われません。
勿論「重傷頭部外傷」として必ずや併発する
「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」
のコントロールは必要である。

##4
そのために「頭蓋内圧亢進」のための「内外減圧」のために
(一時期骨弁をはずされていたかも知れませんね)
「開頭手術」等が行われたと推察致します。


#3
##1
「母は4年前に転倒により脳挫傷を起こし、
手術のち車椅子生活をしていました。」
との事です。

##2
「重傷頭部外傷」による「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」
で「前頭葉の表面の「運動野」」の
「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害を
受けたことがわかります。

##3
「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害を
うけると「痙攣発作」を起しやすくなります。
「痙攣発作」でも「症候性痙攣発作」ということになります。

##4
そして現実に「外傷性てんかん」をおこされたわけだから
「抗痙攣薬:anti-convulsant」の内服は必要になります。


#4
##1
「更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。
その後はずっと抗癲癇薬を服用していたのですが、
4ヵ月後であった今回、また癲癇が再発しました。

現在発作から1週間経ちますが、意識は殆どなく、」
との事です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。」
は「昨年の9月」であり
「4ヵ月後であった今回」は今現在ですから「今年1月」
ということになります。

##3
「重傷頭部外傷」以後「3.5年」は「痙攣発作」は
なかったわけですから
「御母様」に「3.5年目」の去年と「今年一月」に
なんらかの「全身状態」の「脆弱性」が発生している
と考えます。

##4
「現在発作から1週間経ちますが、意識は殆どなく、
肺炎も併発しております。」
=>
「痙攣発作」に伴う「意識障害」により
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」をおこされたものと
考えます。

#5
##1
「担当の医師は
『このまま更に1週間ほど経っても今のような状態が続くなら、覚醒はない』
と仰っているのですが、」
との事です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載がなく不思議に
思うのは
「御母様」は「意識障害」の状態で今現在「肺炎」です。
=>##3

##3
「呼吸器管理」はどうなっているのでしょう。
「十分な呼吸機能」を持たれているとは考えられません。

##4
御高齢で「意識障害」もあれば
とても「御自分」で酸素を取り入れ炭酸ガスを換気する
「呼吸器」の状態にはないように思います。

##5
当然「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」のもとに
「呼吸器感染」=「肺炎」=「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
も含めて「CPAP(シーパップ)(continuous positive airway pressure)」
という「呼吸器管理」も重要なはずです。

##6
「CPAP(シーパップ)(continuous positive airway pressure)」
「呼吸器管理」がなければ
当然「御母様」の肺は「無気肺」の状態から
肺炎の発生は免れません。


#6
##1
今現在「御母様」に必要であるのは
「症候性痙攣発作」でも「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」
の状態ではないのか
=>
「抗痙攣薬:anti-convulsant」或はその他で
発作はないように見えるが「痙攣発作重積」で
「脳波検査所見」では「「痙攣発作」を起し続けている」
=>
「痙攣発作」自体が
「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害を与えます。


##2
「y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…」
=>##3

##3
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
けれども
「お受けもちの先生」の「御話しの意味」「何を意味されているのか」
止むを得ずも
御相談者の御相談内容要旨御記載からは「理解できません」
申し訳ございません。

##4
「y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…」
との事ですから「ベッドサイド」でも「脳波検査」
は行われたのでしょう。

##5
「脳波検査」モニターの上での
「「y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…」であれば
「痙攣発作重積」である可能性は高い。

##6
であれば
当然「呼吸器感染」=「肺炎」=「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
と抗痙攣剤の「経静脈投与」のために「意識障害」
は発生するから
「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」は必須であり
行われていないとおかしい。


#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「御母様」に「内科的な背景要因」から・
多分に「反復性呼吸器感染」が原因だとは思います。

##3
脆弱性に至り「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」
の可能性が高いです。

##4
「痙攣発作」=>「意識障害」=>
「間違って気道に唾液や食物を入れてしまう」=「誤嚥:ごえん」
=>
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
=>
「脳血流量」は保たれていても
「皮質=灰白質」=「神経細胞」の「酸素分圧の低下」
=>
更なる「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害
=>「痙攣発作」
という「悪循環」です。

##5
「御母様」は
「痙攣発作」+「意識障害」+「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
で「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」の可能性。

##6
今現在
1・
「中心静脈栄養(IVHという)」も含め「栄養」と
2・
「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」による
「換気・酸素化」の「呼吸器管理」更に具体的には
PEEPは「陽性呼気終末圧」に加え
「CPAP(シーパップ)(continuous positive airway pressure)」
による「無気肺の予防」などの「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」
の「テクニック」による。

##7
##6を大前庭とした
「呼吸器管理」「全身管理」が極めて重要であるような気が致します。

##7
「再び目は覚めるのでしょうか。本当に心配です。」
=>
「非常に深刻な状況」と判断致します。

##8
一刻も早く御相談者の「御母様」の
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年1月25日 17時25分11秒]
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お名前: 匿名希望    
こんにちは、山本先生

本日は、母の予後について質問させていただきた
く書き込み致しました。

母は現在82歳です。
母は4年前に転倒により脳挫傷を起こし、
手術のち車椅子生活をしていました。

更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。
その後はずっと抗癲癇薬を服用していたのですが、
4ヵ月後であった今回、また癲癇が再発しました。

現在発作から1週間経ちますが、意識は殆どなく、
肺炎も併発しております。担当の医師は
『このまま更に1週間ほど経っても今のような状態が続くなら、覚醒はない』
と仰っているのですが、

ぜひ先生のご意見を承りたいです。
y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…

再び目は覚めるのでしょうか。本当に心配です。

お忙しい中申し訳ありませんが、どうかご意見をお願いします。

January 25, 2007 10:21 AM

[2007年1月25日 10時21分5秒]
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[2007年1月26日 10時7分39秒]

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