ご相談タイトル:脳挫傷で開頭手術退院後の性格変化 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 0 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
ご心配なことと存じます。
これはお大変でしたね。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
けれども

「御主人様」の1・年齢 の御記載が御座いません。
脳挫傷の予後には「年齢」は極めて重要な情報で御座います。
御回答精度は低くなります。
 


+++++++++++++++++++++++++++++
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

 まだ「脳挫傷」の「開頭手術」より万年しかたっていません。
「御主人様」をはげまし
「頭部外傷後意識障害:PTA :post-traumatic amnesia」
「逆行性健忘:retrograde amnesia:RA」での
「頭部外傷」」に関して。

改めて患者さんとしての「御主人様」が「実感」を
もたれる頃でも有りまた「周囲」の「他人」のかたも「逆に」
「大変でしたね」等と「はげまされて」逆に「落ち込む」頃です。

またこの上記の「逆に落ち込む」「パラドックス」への御家族の配慮と
「頭部外傷」当時からの「連綿とした」流れからは
「御家族」とりわけ「配偶者」の「奥様」はとりわけて
「疲労」の出る時期で御座います。

「頭部外傷後家族症候群:PTA :post-traumatic family syndrome:PTFS」
と呼称されます。

「正直今私は、すごくしんどくて如何したらいいのか良く分かりません。
今私が出来るのは主人の前でなるべく明るく笑顔を絶やさないように
努めては居るのですが限界が来そうで怖いです。」
との事です。
=>
「頭部外傷後家族症候群:PTA :post-traumatic family syndrome:PTFS」
で御座います。

御相談者の御相談内容要旨御記載
を総括して御解答とすれば。

「御主人様」に関しては「お受けもちの先生」にお任せして
「御様子見」で宜しいと今の私は考えます。

これからますます「元気」になられると今の私は考えます。
肩の荷をひとたびおろされて。
御家族でみえないようにかげながら励まされていただけますか。

「頭部外傷」の患者さんを看病してこられた
ご家族の御苦労は大変です。
「頭部外傷後家族症候群:PTA :post-traumatic family syndrome:PTFS」
には御留意下さい。

下記に順を追って御回答致します。
+++++++++++++++++++++++++++++




#1
##1
「初めてご相談します。
どうぞ宜しくお願いいたします。
主人の事で相談したいのですが、
実は昨年の11月に仕事中足場から転落し頭を強打すると
言う大怪我をしました。
診断の結果、脳挫傷、硬膜外血種と言われました。
事故直後は出血も余りひどくなく今の状態なら
手術の必要は無いと言われましたが、
2時間後のCTの結果、緊急OPと言う事になりました。

術後の説明では、出血は500ミリあったそうです。
輸血も二人分したそうです。
手術は、出血を取りのぞくのと、脳の腫れがあるので
頭蓋骨を外すと言う事でした。

性格も変わるかもしれないと言われました
術後二週間ぐらい意識が無かったのですが、
其の後回復し意識もはっきりしてきました。
先生から2〜3週間は暴れると言われましたが、本当に大変でした、
昼は薬のせいかおとなしく良く眠っているのですが
夜になるとまるで子供のように一晩中徘徊していました。

24時間目を離せない日が約一ヶ月半ぐらい続きました。
怪我のせいで同じ事との繰り返し、
例えば、歯磨きは夜中に7〜8回、トイレは5〜6回繰り返していました。
後遺症が残るかもしれないと最初説明があったのですが、
有り難い事に麻痺も後遺症も残らず順調に回復して行きました。

リハビリが始まったのですが、最初は気力が無く
何もやる気が起きなかった様ですが、先生のおかげで少しずつ
リハビリも出来るようになりました。

事故後約一ヶ月は今でも記憶がありません。
怪我をした状況も覚えていません。

昨年の年末ぐらいからの記憶ははっきりしてきました。
今年の1月に骨入れの手術をして頂いてからは
本当に落ち着いて回りの話も良く分かるようになり
元の主人に戻ったと私も子供たちも大変喜んでいました。
先生も奇跡だと言われるほど主人は良くなり
全治3ヶ月と言われた怪我も2月初めには退院出来る程になりました。

入院中は本当に前の主人と変わったところは
無いように思えたのですが、退院してから
少しずつ変わってきた様思います。特に最近
些細な事で良く怒るようになり、笑顔が無くなって来たように思います。
子供が言うにはお父さんは顔に表情が無くなって来たと言っていました。
これは、怪我のせいでしょうか?それとも今飲んでいる薬のせいでしょうか?
怪我をするまでは、血圧、通風、腎臓結石、コレステロール、
のくすりを飲んでいましたが、
今はまだ仕事を休んでいるせいか、血圧も安定していて、薬は飲んでいません。

今飲んでいる薬は、けいれん止めと言うことで
処方されている、デパゲンR200mgと言う薬を朝晩2錠飲んでいます。
主人は、本当に性格が変わってしまったのでしょうか?
これから先私達家族はどのように主人に接して行ったら言いのでしょうか?
正直今私は、すごくしんどくて如何したらいいのか良く分かりません。
今私が出来るのは主人の前でなるべく明るく笑顔を絶やさないように
努めては居るのですが限界が来そうで怖いです。

他人に対しては、余り変わりは無いように思えるのですが、
どこと無く明るさが無いようにも思います。先生どうか教えてください。
これから先私達家族は如何したら良いのでしょうか?突然の御相談済みません。
どうか教えてください。
お返事お待ちしています。宜しくお願いいたします。」
との事です。




#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な「脳挫傷」の・そして+
「脳浮腫」の強い=「頭蓋内圧亢進」の強いおかげで
「脳挫傷」からは出血が当初少なく
「外傷性脳内出血」=「いわゆる「挫傷脳」」の
考えられる事例です。
 
##3
「脳挫傷、硬膜外血種と言われました。
事故直後は出血も余りひどくなく今の状態なら
手術の必要は無いと言われましたが、
2時間後のCTの結果、緊急OPと言う事になりました。」
=>
「脳浮腫」により脳圧亢進でこの時点では「急性硬膜外血腫」は「画像診断」
では消失していたものと考えられます。
放置しておいたらば大変なこのです。
「お受けもちの先生」の「判断」が決めて「鋭く」本当に
宜しかったです。
 


#3
##1
「脳挫傷」の患者さんは「開頭手術」をしなくても。
「開頭手術」を行っても。

##2
「受傷時」の「外力」により「脳挫傷」のみに留まる「病態」であれば。
予後の良い患者さんほど20日間くらいは「暴れます」。
「暴れる」というのは「本当に有り難いこと」なのです。
 
##3
この「暴れる」「症状・症候」を。
「譫妄状態:せんぼうじょうたい:delirium:デリリウム」
と呼称致します。

##4
「譫妄状態:せんぼうじょうたい:delirium:デリリウム」
は「夜間譫妄:やかんせんぼう:night delirium」
として出現致します。

##5
御家族や医療スタッフはこの期間中は本当に「大変」です。
けれどもこの「譫妄状態:せんぼうじょうたい:delirium:デリリウム」
が出現しない場合は
「脳挫傷」としては「予後はよくない」。
 
##6
「性格も変わるかもしれないと言われました
術後二週間ぐらい意識が無かったのですが、
其の後回復し意識もはっきりしてきました。
先生から2〜3週間は暴れると言われました。
術後二週間ぐらい意識が無かったのですが、
其の後回復し意識もはっきりしてきました。
先生から2〜3週間は暴れると言われましたが、
本当に大変でした、昼は薬のせいかおとなしく
良く眠っているのですが夜になるとまるで子供のように
一晩中徘徊していました。」
との事です。
 
##7
「お受けもちの先生」は大変切れ味宜しく優秀な先生であろうと
存じます。
「譫妄状態:せんぼうじょうたい:delirium:デリリウム」
のことを御家族に「いち早く」しっかりと告げられて
いらっしゃいます。





#4
##1
「「お受けもちの先生」は
「御主人様」は「予後」良好である」と。
「開頭手術」前から「病態」を
踏まれていらっしゃり「当初より適切な「治療戦略」」を緻密に立てられている
と思われます。
 
##2
また
「性格も変わるかもしれないと言われました」との事です。
この場合は「両側」の「前頭葉」の或は側頭葉もふくめた
「脳挫傷」の場合に多いものです。
 
 
##3
事実「その通りであろう」と存じます。

##4
「事故後約一ヶ月は今でも記憶がありません。
怪我をした状況も覚えていません。」
との事です。

##5
この「症状・症候」は「頭部外傷後意識障害:PTA :post-traumatic amnesia」
及び「逆行性健忘:retrograde amnesia:RA」と呼称される
「症状・症候」で御座います。
 





#5
##1
「全治3ヶ月と言われた怪我も2月初めには退院出来る程になりました。 
入院中は本当に前の主人と変わったところは
無いように思えたのですが、退院してから
少しずつ変わってきた様思います。特に最近
些細な事で良く怒るようになり、笑顔が無くなって来たように思います。
子供が言うにはお父さんは顔に表情が無くなって来たと言っていました。
これは、怪我のせいでしょうか?それとも今飲んでいる薬のせいでしょうか?」
との事です。
 
##2
「頭部外傷」後に「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
という「病態」を起すことがあります。

##3
或は「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」が化けて
「外傷性外水頭症」という「病態」を起すことがあります。
このような場合「精神「症状・症候」」が出現致しその他の
「症状・症候」も出現いたしますが。

##4
「お受けもちの先生」はしっかりと「病態」を把握されている。

##5
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」の発生も
とうの昔に「検査」
されていると今の私は考えます。





#6
##1
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」の発生の
可能性がないのであれば。
 
やはり「お受けもちの先生」が仰られていた
「脳挫傷」後の「性格変化」が考えられます。

##2
けれども
「他人に対しては、余り変わりは無いように思えるのですが、
どこと無く明るさが無いようにも思います。」
との事です。

##3 
「性格変化」は「精神「症状・症候」」の「一種」ですが
「他人に対しては余り変化がない」ということであれば
「精神「症状・症候」」としては強くはない。

##4
「御様子見」で宜しいと今の私は考えます。






#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
 まだ「脳挫傷」の「開頭手術」より万年しかたっていません。
「御主人様」をはげまし
「頭部外傷後意識障害:PTA :post-traumatic amnesia」
「逆行性健忘:retrograde amnesia:RA」での
「頭部外傷」」に関して。

##3
改めて患者さんとしての「御主人様」が「実感」を
もたれる頃でも有りまた「周囲」の「他人」のかたも「逆に」
「大変でしたね」等と「はげまされて」逆に「落ち込む」頃です。

##4
またこの##3の「パラドックス」への御家族の配慮と
「頭部外傷」当時からの「連綿とした」流れで
「御家族」とりわけ「配偶者」の「奥様」は
「疲労」の出る時期で御座います。

##5
「頭部外傷後家族症候群:PTA :post-traumatic family syndrome:PTFS」
と呼称されます。
 
##6
「正直今私は、すごくしんどくて如何したらいいのか良く分かりません。
今私が出来るのは主人の前でなるべく明るく笑顔を絶やさないように
努めては居るのですが限界が来そうで怖いです。」
との事です。
=>
「頭部外傷後家族症候群:PTA :post-traumatic family syndrome:PTFS」
で御座います。


##7
御相談者の御相談内容要旨御記載
を総括して御解答とすれば。

##8
「御主人様」に関しては「お受けもちの先生」にお任せして
「御様子見」で宜しいと今の私は考えます。

##9
これからますます「元気」になられると今の私は考えます。
御家族でみえないようにかげながら励まされていただけますか。

##10
「頭部外傷」の患者さんを看病してこられた
ご家族の御苦労は大変です。
「頭部外傷後家族症候群:PTA :post-traumatic family syndrome:PTFS」
には御留意下さい。

##11
 一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
 
 



取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。
 
 
 
 
 






上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

 
 
 
 
 
山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
[2005年4月24日 9時3分47秒]

お名前: 匿名希望   
*相談掲示板がメンテナンス中のため
電子メールにて頂いた御相談を参考のため相談掲示板に移動致します。*




初めてご相談します。
どうぞ宜しくお願いいたします。
主人の事で相談したいのですが、
実は昨年の11月に仕事中足場から転落し頭を強打すると
言う大怪我をしました。
診断の結果、脳挫傷、硬膜外血種と言われました。
事故直後は出血も余りひどくなく今の状態なら
手術の必要は無いと言われましたが、
2時間後のCTの結果、緊急OPと言う事になりました。

術後の説明では、出血は500ミリあったそうです。
輸血も二人分したそうです。
手術は、出血を取りのぞくのと、脳の腫れがあるので
頭蓋骨を外すと言う事でした。

性格も変わるかもしれないと言われました
術後二週間ぐらい意識が無かったのですが、
其の後回復し意識もはっきりしてきました。
先生から2〜3週間は暴れると言われましたが、本当に大変でした、
昼は薬のせいかおとなしく良く眠っているのですが
夜になるとまるで子供のように一晩中徘徊していました。

24時間目を離せない日が約一ヶ月半ぐらい続きました。
怪我のせいで同じ事との繰り返し、
例えば、歯磨きは夜中に7〜8回、トイレは5〜6回繰り返していました。
後遺症が残るかもしれないと最初説明があったのですが、
有り難い事に麻痺も後遺症も残らず順調に回復して行きました。

リハビリが始まったのですが、最初は気力が無く
何もやる気が起きなかった様ですが、先生のおかげで少しずつ
リハビリも出来るようになりました。

事故後約一ヶ月は今でも記憶がありません。
怪我をした状況も覚えていません。

昨年の年末ぐらいからの記憶ははっきりしてきました。
今年の1月に骨入れの手術をして頂いてからは
本当に落ち着いて回りの話も良く分かるようになり
元の主人に戻ったと私も子供たちも大変喜んでいました。
先生も奇跡だと言われるほど主人は良くなり
全治3ヶ月と言われた怪我も2月初めには退院出来る程になりました。

入院中は本当に前の主人と変わったところは
無いように思えたのですが、退院してから
少しずつ変わってきた様思います。特に最近
些細な事で良く怒るようになり、笑顔が無くなって来たように思います。
子供が言うにはお父さんは顔に表情が無くなって来たと言っていました。
これは、怪我のせいでしょうか?それとも今飲んでいる薬のせいでしょうか?
怪我をするまでは、血圧、通風、腎臓結石、コレステロール、
のくすりを飲んでいましたが、
今はまだ仕事を休んでいるせいか、血圧も安定していて、薬は飲んでいません。

今飲んでいる薬は、けいれん止めと言うことで
処方されている、デパゲンR200mgと言う薬を朝晩2錠飲んでいます。
主人は、本当に性格が変わってしまったのでしょうか?
これから先私達家族はどのように主人に接して行ったら言いのでしょうか?
正直今私は、すごくしんどくて如何したらいいのか良く分かりません。
今私が出来るのは主人の前でなるべく明るく笑顔を絶やさないように
努めては居るのですが限界が来そうで怖いです。

他人に対しては、余り変わりは無いように思えるのですが、
どこと無く明るさが無いようにも思います。先生どうか教えてください。
これから先私達家族は如何したら良いのでしょうか?突然の御相談済みません。
どうか教えてください。
お返事お待ちしています。宜しくお願いいたします。
[2005年4月24日 8時28分58秒]

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