ご相談タイトル:祖父・祖母共に足底に常時、砂の上を歩いているような感触で辛い 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
御心配でしょう。御気持ちは大変よく判ります。
御祖母様と御祖父様を慈しむ御相談者の御気持ちが
とてもよく判ります。






++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

この「症状・症候」は
典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth−Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica:メラルギア・パレステティカ」
の「症状・症候」です。

御高齢の方の場合
足底部の「感覚障害・知覚障害」或は違和感
極めて判りやすくいえば
「足に砂利がこびりついている」
「足に砂がこびりついている」
という
「症状・症候」できます。

1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。

「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth−Bernhartd症候群などと呼称されますが。

本邦では何故かまず通じません。

だから「診断戦略」の舵取り不能で
「治療戦略」をとられないことも稀ならず御座います。

「◎治療方法はありますか。」
=>
「神経根ブロック」という「ペインクリニック」の「治療戦略」
が著効致します。

#
「◎高齢者には多いもので、年齢的に仕方ないのでしょうか。」
=>
よく「何かの一つ覚え」のように。
「「坐骨神経痛:schiatic neuralgia」
(この坐骨神経痛は元来稀なものです)」
と間違われます。

#
御高齢とは元来全く関連は有りません。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++





#1
##1
「山本博昭先生

はじめまして。

多忙な先生に御相談を差し上げるのは
ご迷惑かと思いましたが、
どうしても先生にお聞きしたいことがあり、
勝手ながら筆を取りました。
やっと話をわかっていただけそうな気がして。

私の祖父(89)・祖母(85)が共に
常時、砂の上を歩いているような感触が足裏にあるらしく、
かかりつけの医師に相談したところ、
まず「糖尿病」を疑われ、検査をしたところ、
結果は「血糖値に異常なし」。

医師はその結果を受けて、
「気のせいでしょう」と受け流したそうです。
毎日の足裏の不快感を「気のせい」と片付けられたこと。
悲しかったです。

あきらめることはできないので、
別の医師にも相談してみました。
しかし、そこでも「原因がわからない」
「年のせいだから仕方がないでしょう」との返答。

その後、何軒も医者を渡り歩きました。
どこでも、原因がわからずじまい。
そして、今に至ります。

インターネットの検索で、
いろんなキーワードを当てはめ調べ続けたところ、
山本クリニックでの症例にひっかかりました。
症状が似ていたのです。

祖母の話では、同年代の友達にも
同じ様な症状(砂を踏んでいるような感覚)を
抱えている人が結構いるとのこと。

◎治療方法はありますか。
◎高齢者には多いもので、年齢的に仕方ないのでしょうか。

認知症の祖父がごみ箱をそばに置いては
「いつの間にか砂が入って、
靴下をはたいてみるんだけど入ってないんだ」と
毎日毎日つぶやきながら繰り返しているのが
気の毒でなりません。
砂は入っていないと説明しても、
祖父には理解できないですから。


山本先生、もう頼れる医師がいません。」
との事です。






#2
##1
この「症状・症候」は
典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth−Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica:メラルギア・パレステティカ」
の「症状・症候」です。

##2
御高齢の方の場合
足底部の「感覚障害・知覚障害」或は違和感
極めて判りやすくいえば
「足に砂利がこびりついている」
「足に砂がこびりついている」
という
「症状・症候」できます。

##3
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。

##4
「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth−Bernhartd症候群などと呼称されますが。

##5
本邦では何故かまず通じません。

##6
だから「診断戦略」の舵取り不能で
「治療戦略」をとられないことも稀ならず御座います。

##7
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の特徴を#3以後に記載いたします。








#3
##1
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」は基本は
下腿の外側の「大腿部・脹脛(ふくらはぎ)部」
の「張った感じ」できます。

##2
1
腰痛を伴うときも。
2・
「下肢の足趾の「しびれ感」と診断がつない足底部違和辛いです。」
というような「下肢の「しびれ感」」
のみのこと。
3・
「1・」+「2・」=「腰痛・下肢痛」
或は「腰部・下肢」の「感覚障害・知覚障害」
でくることもあり
さまざまです。







#4
##1
この「腰痛・下肢痛」には特徴が御座います。

##1
「腰痛」を伴い疼痛或は「しびれ感」は
まずは
「大腿外側」から発症するものです。
##2
「膝関節痛」或いは
「更には下肢外側痛或は脹脛痛」として広がります。

##3
この「しびれ感」は「ある朝」或は「就眠時」「就眠中」に
突如として出現することが多いものです。
そうでないことも御座います。

##4
けれども「運動神経麻痺」は全く伴いません。

##5
因みに
「坐骨神経痛:schiatic neuralgia」
(この坐骨神経痛は元来稀なものです)
或は
 「糖尿病:diabetes melitus:DM」による
 「糖尿病性末梢神経障害」
とよく間違われます。

##6
御注意下さい。





#5
##1
「しびれ感」の特徴は
「弱い電気を感じられているビリビリする様な御自覚症状」
と考えます。

##2
そして御高齢の方の場合は
足底部の「感覚障害・知覚障害」或は違和感
極めて判りやすくいえば
「足に砂利がこびりついている」
「足に砂がこびりついている」
という
「症状・症候」できます。

##3
「下肢足」の「親指付け根」・「薬指の付け根」・
「踝の上」・「大腿」外側に「しびれ感」「症状・症候」が
あることが多いものです。

##4
下肢「しびれ感」の場合「体重」をかけていると
消失或は著明に軽減致します。

##5
「入浴にて浮力で体重負荷が無く」なると
「症状・症候」は軽減致します。

##6
けれども「浴槽」からでた後に」急激に
「症状・症候」が増悪することが多いものです。

##7
「いすに座ったり」して「体重負荷」が減じると「症状・症候」
は増悪して「足指先端」の「冷痛感」で「激痛」にばけることも
御座います。








#6
##1
下肢のみでなく上枝にもしびれのあることが多いものです。
如何でしょうか。

##2
上枝の「しびれ感」の場合
「手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)」に
絵に書いたような「しびれ」が御座います。

##3
更に上肢の場合
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います

##4
「下肢痛」で「御診断」が付かず苦労される患者さん
が「知覚異常性大腿神経神経痛」では後をたちません。

##5
時として「疼痛性歩行障害」にすら至ります。


##6
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
は
「機能性末梢神経障害」であり画像診断には「異常所見」
が得られないため正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##7
「◎治療方法はありますか。」
=>
「神経根ブロック」という「ペインクリニック」の「治療戦略」
が著効致します。

##8
「◎高齢者には多いもので、年齢的に仕方ないのでしょうか。」
=>
よく「何かの一つ覚え」のように。
「「坐骨神経痛:schiatic neuralgia」
(この坐骨神経痛は元来稀なものです)」
と間違われます。

##9
御高齢とは元来全く関連は有りません。








#7
##1
「神経ブロック」或は「神経根ブロック」
或は「硬膜外ブロック」が著効致します。

##2
「症状・症候」のレベルを間違えられて
「おしり=臀部直上」の「ブロック」を施行されることが
稀ならず御座います。

##3
これらの
「経仙骨孔ブロック」或は
「硬膜外ブロック」の「仙骨ブロック」を施行されても
一向に良くなりません。











#8
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「延長線上あるいは同一線上にある病態」に
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
という「病態概念」が御座います。

##2
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」は正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##3
主役は外側大腿皮神経という有名神経であり
「第2,3腰神経前枝の後部」から発生する
「有名な神経」で御座います。

##4
「末梢神経名称」でいけば
「外側大腿皮神経」が病態の主役であることが多いものです。

##5
L2神経根といえば
###1
陰部大腿神経
###2
外側大腿皮神経
###3
大腿神経
###4
閉鎖神経の源流です。

##6
「神経ブロック」では
「外側大腿皮神経ブロック」

##7
或は
「神経根ブロック」では
「L2神経根神経根ブロック」が著効致します。

##8
上記の「神経ブロック」或は「神経根ブロック」による
治療は「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」が
専門と致します。












#9結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「meralgia paraesthetica:メラルギア・パレステティカ」=
「Roth−Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」
の「症状・症候」です。

##3
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
或は
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」と命名されて
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」と記載された
病態なので御座います。

##4
「腰痛・下肢痛」が症候であり「運動麻痺」を伴わない
という特徴があります。
但し「症状・症候」が劇症化すると
「疼痛性歩行障害」にいたることも御座います。

##5
そして御高齢の方の場合は
足底部の「感覚障害・知覚障害」或は違和感
極めて判りやすくいえば
「足に砂利がこびりついている」
「足に砂がこびりついている」
という
「症状・症候」できます。

##6
「CT・MRIやX線撮影などの画像診断」では
「異常所見」
が得られないことが「大きな特徴」である。

##7
よって「機能性末梢神経障害」による
「症状・症候」と呼称されます。

##8
「機能性疾患」即ち「画像診断」或いは「眼で見えぬもの」の
「処遇」「治療戦略」に「失念」するという「臨床診断学」
の苦手な「中枢神経系専門医先生」の場合
CT・MRIで「異常なし」でこれより先に「診断戦略」
が発展致しません。

##9
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth−Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」
の「病態概念」は俄かには
本邦ではまず通用しません。

##10
「腰痛・下肢痛・感覚障害・知覚障害」をしっかり治されるためには
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが宜しいと考えます。

##11
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
このことは何卒に御銘記下さいませ。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##12
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2007年5月13日 16時30分4秒]

お名前: 匿名希望   
山本博昭先生

はじめまして。

多忙な先生に御相談を差し上げるのは
ご迷惑かと思いましたが、
どうしても先生にお聞きしたいことがあり、
勝手ながら筆を取りました。
やっと話をわかっていただけそうな気がして。

私の祖父(89)・祖母(85)が共に
常時、砂の上を歩いているような感触が足裏にあるらしく、
かかりつけの医師に相談したところ、
まず「糖尿病」を疑われ、検査をしたところ、
結果は「血糖値に異常なし」。

医師はその結果を受けて、
「気のせいでしょう」と受け流したそうです。
毎日の足裏の不快感を「気のせい」と片付けられたこと。
悲しかったです。

あきらめることはできないので、
別の医師にも相談してみました。
しかし、そこでも「原因がわからない」
「年のせいだから仕方がないでしょう」との返答。

その後、何軒も医者を渡り歩きました。
どこでも、原因がわからずじまい。
そして、今に至ります。

インターネットの検索で、
いろんなキーワードを当てはめ調べ続けたところ、
山本クリニックでの症例にひっかかりました。
症状が似ていたのです。

祖母の話では、同年代の友達にも
同じ様な症状(砂を踏んでいるような感覚)を
抱えている人が結構いるとのこと。

◎治療方法はありますか。
◎高齢者には多いもので、年齢的に仕方ないのでしょうか。

認知症の祖父がごみ箱をそばに置いては
「いつの間にか砂が入って、
靴下をはたいてみるんだけど入ってないんだ」と
毎日毎日つぶやきながら繰り返しているのが
気の毒でなりません。
砂は入っていないと説明しても、
祖父には理解できないですから。


山本先生、もう頼れる医師がいません。




Thursday, May 10, 2007 11:02 PM
[2007年5月10日 11時02分8秒]

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