ご相談タイトル:慢性硬膜下血腫の再手術について 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
ご心配なことと存じます。




#1
##1
「70代前半の男性です。飲酒もせず、
また頭を打撲した記憶も全くないのですが、
言語障害、頭痛、歩行困難の症状が出るようになり、
10月の夜に足元がふらつき倒れたため、救急車で病院に運ばれ、
慢性硬膜下血腫と診断されました。

そして緊急手術を受け、160CCの血液を除去して頂きました。
2週間後に退院し、退院間際のCTでは血が少しまだ残っていましたが、
吸収されるでしょうといわれました。
ところが、退院1週間後のCTではさらに少し血液が増え、
この時も吸収されるでしょう、とのことでしたが、
3週間後のCTではさらに増えていました。
そのため3週間後にMRIを撮り、
場合によっては再手術が必要と言われました。

医学書には、慢性硬膜下血腫の手術は、比較的簡単な手術で、
予後の経過も極めていいと書かれていました。

したがって、再手術になるかもしれないと聴き、
かなり落ち込んでおります。

そこで以下の2点について質問させていただきます。

1、術後間もない時期に、再手術が必要
になるというケースはよくあるのでしょうか? 



2、もし再手術となった場合、それでも出血が止まらず、
再々手術、再再々手術と繰り返されるのではないかと
心配しているのですが、このようにいつまでも出血する
というケースはあるのでしょうか。

ご教示を賜ることができましたら、幸いです。」
との事です。







#2結論:
##1
「慢性硬膜下血腫」は
すべからくの「慢性硬膜下血腫」の患者さんに関していえば。
決して「安易」な「手術」で「治療」しうる
「病態」ではありません。

##2
御相談者のように高齢者の場合や「小児慢性硬膜下血腫」
の場合など。

##3
「再発」をすることがあるために「慢性硬膜下血腫」の「治療戦略」
そして「手術」は知能的難易度の高いものといえましょう。

##4
「1、術後間もない時期に、
再手術が必要になるというケースはよくあるのでしょうか? 」
との事です。
=>
「慢性硬膜下血腫」の患者さんの「手術」を行う「脳神経外科専門医先生」
は必ず「再発」のことを考えていると思います。

「よくあることではない」けれどもたびたび起こりますから
稀な「事例」では決して御座いません。

##5
「慢性硬膜下血腫」で「再発例」は
決して珍しい現象では御座いません。

##6
「2、もし再手術となった場合、それでも出血が止まらず、
再々手術、再再々手術と繰り返されるのではないかと心配しているのですが、
このようにいつまでも出血するというケースはあるのでしょうか。」
との事です。

=>
##7
御相談者のような場合。
「慢性硬膜下血腫」の「病態」は基本的には
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)=
即ち「硬膜下腔:こうまかくう」に「隙間」があるから
液が貯留するのでああって=「慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下血腫」
が発生する。

##8
##7のような「慢性硬膜下血腫」は
「「出血」を繰り返す」ということとはやや「おもむき」の異なる
「病態」です。

##9
何回も何回も「慢性硬膜下血腫」の或いは「慢性硬膜下液貯留」の
「手術」を繰り返さざるを得ないという事例は稀ならず御座います。

##10
このように考えると「慢性硬膜下液貯留」或いは「慢性硬膜下血腫」の
「手術」に関与する「脳神経外科専門医先生」
の「知能的難易度」は高いものが要求されるといえましょう。


##11
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##12
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。










上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒によろしくお願い致します。





何卒によろしくお願い致します。
[2004年12月8日 7時26分38秒]

お名前: 匿名希望   
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70代前半の男性です。飲酒もせず、
また頭を打撲した記憶も全くないのですが、
言語障害、頭痛、歩行困難の症状が出るようになり、
10月の夜に足元がふらつき倒れたため、救急車で病院に運ばれ、
慢性硬膜下血腫と診断されました。

そして緊急手術を受け、160CCの血液を除去して頂きました。
2週間後に退院し、退院間際のCTでは血が少しまだ残っていましたが、
吸収されるでしょうといわれました。
ところが、退院1週間後のCTではさらに少し血液が増え、
この時も吸収されるでしょう、とのことでしたが、
3週間後のCTではさらに増えていました。
そのため3週間後にMRIを撮り、
場合によっては再手術が必要と言われました。

医学書には、慢性硬膜下血腫の手術は、比較的簡単な手術で、
予後の経過も極めていいと書かれていました。

したがって、再手術になるかもしれないと聴き、
かなり落ち込んでおります。

そこで以下の2点について質問させていただきます。

1、術後間もない時期に、再手術が必要
になるというケースはよくあるのでしょうか? 



2、もし再手術となった場合、それでも出血が止まらず、
再々手術、再再々手術と繰り返されるのではないかと
心配しているのですが、このようにいつまでも出血する
というケースはあるのでしょうか。

ご教示を賜ることができましたら、幸いです。
[2004年12月8日 7時19分53秒]

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