ご相談タイトル:4年前の脳挫傷。昨秋と今癲癇と肺炎の状態で意識は殆どない2 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
「Japan Coma Scale:JCS」(三々九度方式といいます)
で30−100はきついですね。

「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」は
逸脱しているようにも判断できますが。

御高齢の「御母様」の「皮質=灰白質」=「神経細胞」の
「活動」は元来そうたかくないはず」。

「痙攣発作」は「皮質=灰白質」=「神経細胞」の
「一斉放電」によるものです。
そして
「痙攣発作」は「皮質=灰白質」=「神経細胞」の「一斉放電」
をおこせば「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害或は死滅
致します。

今現在「御母様」が
何ゆえに「痙攣発作」或は「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」
に到られたかが重要な鍵である・。
また
全身管理も大変に様々な原因・結果を含めて
「アプタデート:up-to date」に動かねばならない。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++


#1
##1
「こんにちは、山本博昭先生
今月の25日にてんかんについて質問をいたしました。
先日はお忙しい中、大変ご丁寧なお返事を有難うございました。
家族と共にじっくりと一つずつ拝読させて頂きました。


先生のご指摘どおり、母は入院先で『痙攣発作重積』と診断されました。
CPAP(マスクでの呼吸)、IVH、抗てんかん薬の
経鼻的投与をしている状態です。

意識は依然としてはっきりしない状態で、JCR二桁後半くらいです。
てんかん発作があったときは○○に入院しておりましたが、
今は○○病院に入院しております。
ところで、ここでの担当医師は、
けいれんは治まっており肺炎も軽快したので 脳波はいっさい取る必要がない
と仰られたのですが、山本先生は
『抗痙攣薬或はその他で発作はないように見えるが
「痙攣発作重積」で「脳波検査所見」では「痙攣発作」を起
し続けている」
=>
「痙攣発作」自体が「皮質=灰白質」=
「神経細胞」に障害を与えます。』
と書かれてらっしゃいましたよね。

私も確かに山本先生のご意見のとおりだと思い 
早速担当の医師に相談したのですが、
全く必要がない、やりたいのならやっても良いが、
と残念ながら余り熱心には取りあって下さいませんでした。
正直、脳波もルーティンに入れて下さらない病院に 
このまま母を置いて大丈夫なのかと不安になっております。」
との事です。





#2
##1
今現在「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」の
状況からは逸脱していると考えます。

##2
肺炎がよくなったといっても82歳のご高齢ですから
臥床状態が続けば「肺炎」=「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
の「「再発」の「危険=リスク」」は
常にあります。

##3
今現在「御母様」の「意識障害」は
「JCR二桁後半くらいです」no[JCR]は
「Japan Coma Scale:JCS」(三々九度方式といいます)の間違いと考えます。

##4
「Japan Coma Scale:JCS」(三々九度方式といいます)の
30−100というと「意識障害」としては
「強い」です。

##5
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
自発呼吸のまま「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」
なしで「呼吸器管理」が行われているようです。







#3
##1
極めて判りやすくいえば
「82歳」の御高齢の「御母様」の
「皮質=灰白質」=「神経細胞」の「活動」は
元来そうたかくないはずです。

##2
「痙攣発作」は
「皮質=灰白質」=「神経細胞」の「一斉放電」による
ものです。

##3
「痙攣発作」は「皮質=灰白質」=「神経細胞」の「一斉放電」
の回数が多ければ当然
「皮質=灰白質」=「神経細胞」の障害は強くなります。

##4
御高齢の「御母様」の「皮質=灰白質」=「神経細胞」
の「活動」は元来そうたかくないはずが
「一斉放電」をおこすに到ったには
何がしかの事由があると私は考えます。






#4
##1
「御母様」のような御高齢の方の
「遷延性意識障害」「植物状態」「ねたきり」
には「2つ」の理由・或は原因をまずは
考えねばならない。
=>##2・##3

##2
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」=
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH:
エス・アイ・ディーH」
が発生し「低Na(ナトリウム)血症」が発生すること。
=>
「血中Na(けっちゅうナトリウム)はいまいくらくらいなのですか」
(単位はmEq:みり・エクイバレント・通称「メック」

##3
「御母様」の今回の「エピソード」からすると
かなりの「抗痙攣薬:anti-convulsant」及び
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」
が行われたと思います。
=>
「肝臓の「病態」」が発生し
「血液中の凝固因子が低下」し消化管内に出血が
あると「腸内細菌」により
「血中アンモニアb−NH3」の上昇から
「肝性脳症:hepatic encephalopathy」という
「病態」が発生することが御座います。
=>
「血液中の凝固因子が低下」は
大丈夫でしょうか?

##4
これらは本等に「氷山の一角」であり
「意識障害」の患者さんには
さまざまな「内科的な背景要因」からの「アプタデート:up-to date」
な対応が必要です。

##5
##2につき「補足1」に
##3につき「補足2」に
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の
「過去の御相談と御回答」からコピー致します。




#5
##1
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」につき。
頭部外傷 入院の父がNa=118の低Na(ナトリウム)血症 
[2] [2006年 2月27日 7時46分19秒] 
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/442681019733758.html
=>
「補足1」

##3
「血中アンモニアb−NH3」及び
「肝性脳症:hepatic encephalopathy」につき
4月に右小脳出血の父の精神症状と入院先
 [2] [2006年 6月15日 16時39分10秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/123395071671442.html
=>
「補足2」
にコピー致します。





#6結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「御母様」が「重傷頭部外傷」から4年未満にて今回の
「痙攣発作」或は「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」
に到られたからには
必ずや何らかの「内科的な背景要因」が
あるように私は睨みます。

##3
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。

##4
「Japan Coma Scale:JCS」(三々九度方式といいます)が
「3けた」に近い患者さんに
「脳神経外科専門医」がしなくてはいけないことは
多々御座います。

##5
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##6
上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。










上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




補足:前回の御回答は下記の通りでございました(一部)(+++以下)。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
さぞかしに御心痛の事とかんがえます。




++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載の
「御母様」の「症状・症候」からは
今現在は
「中心静脈栄養(IVHという)」のもと
「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」が
行われて・「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」
の可能性からの「抗痙攣薬:anti-convulsant」の
「経静脈投与」が行われているはずです。

「痙攣発作」の「意識障害」からの
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
であり。

「呼吸器管理」「全身管理」が極めて重要である状況
です。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++






#1
##1
「こんにちは、山本先生

本日は、母の予後について質問させていただきた
く書き込み致しました。

母は現在82歳です。
母は4年前に転倒により脳挫傷を起こし、
手術のち車椅子生活をしていました。

更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。
その後はずっと抗癲癇薬を服用していたのですが、
4ヵ月後であった今回、また癲癇が再発しました。

現在発作から1週間経ちますが、意識は殆どなく、
肺炎も併発しております。担当の医師は
『このまま更に1週間ほど経っても今のような状態が続くなら、覚醒はない』
と仰っているのですが、

ぜひ先生のご意見を承りたいです。
y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…

再び目は覚めるのでしょうか。本当に心配です。

お忙しい中申し訳ありませんが、どうかご意見をお願いします。」
との事です。







#2
##1
「母は現在82歳です。
母は4年前に転倒により脳挫傷を起こし、
手術のち車椅子生活をしていました。

更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。
その後はずっと抗癲癇薬を服用していたのですが、
4ヵ月後であった今回、また癲癇が再発しました。」
との事です。

##2
「受傷機転」の御記載がなく
「重傷頭部外傷」であり「脳挫傷」その他の「病態」
であったことは推察できますが
手術おそらくは「開頭手術」等に「到られた事由」が
判断できません。

##3
通常脳挫傷のみであれば「開頭手術」等は行われません。
勿論「重傷頭部外傷」として必ずや併発する
「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」
のコントロールは必要である。

##4
そのために「頭蓋内圧亢進」のための「内外減圧」のために
(一時期骨弁をはずされていたかも知れませんね)
「開頭手術」等が行われたと推察致します。









#3
##1
「母は4年前に転倒により脳挫傷を起こし、
手術のち車椅子生活をしていました。」
との事です。

##2
「重傷頭部外傷」による「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」
で「前頭葉の表面の「運動野」」の
「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害を
受けたことがわかります。

##3
「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害を
うけると「痙攣発作」を起しやすくなります。
「痙攣発作」でも「症候性痙攣発作」ということになります。

##4
そして現実に「外傷性てんかん」をおこされたわけだから
「抗痙攣薬:anti-convulsant」の内服は必要になります。







#4
##1
「更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。
その後はずっと抗癲癇薬を服用していたのですが、
4ヵ月後であった今回、また癲癇が再発しました。

現在発作から1週間経ちますが、意識は殆どなく、」
との事です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。」
は「昨年の9月」であり
「4ヵ月後であった今回」は今現在ですから「今年1月」
ということになります。

##3
「重傷頭部外傷」以後「3.5年」は「痙攣発作」は
なかったわけですから
「御母様」に「3.5年目」の去年と「今年一月」に
なんらかの「全身状態」の「脆弱性」が発生している
と考えます。

##4
「現在発作から1週間経ちますが、意識は殆どなく、
肺炎も併発しております。」
=>
「痙攣発作」に伴う「意識障害」により
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」をおこされたものと
考えます。






#5
##1
「担当の医師は
『このまま更に1週間ほど経っても今のような状態が続くなら、覚醒はない』
と仰っているのですが、」
との事です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載がなく不思議に
思うのは
「御母様」は「意識障害」の状態で今現在「肺炎」です。
=>##3

##3
「呼吸器管理」はどうなっているのでしょう。
「十分な呼吸機能」を持たれているとは考えられません。

##4
御高齢で「意識障害」もあれば
とても「御自分」で酸素を取り入れ炭酸ガスを換気する
「呼吸器」の状態にはないように思います。

##5
当然「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」のもとに
「呼吸器感染」=「肺炎」=「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
も含めて「CPAP(シーパップ)(continuous positive airway pressure)」
という「呼吸器管理」も重要なはずです。

##6
「CPAP(シーパップ)(continuous positive airway pressure)」
「呼吸器管理」がなければ
当然「御母様」の肺は「無気肺」の状態から
肺炎の発生は免れません。







#6
##1
今現在「御母様」に必要であるのは
「症候性痙攣発作」でも「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」
の状態ではないのか
=>
「抗痙攣薬:anti-convulsant」或はその他で
発作はないように見えるが「痙攣発作重積」で
「脳波検査所見」では「「痙攣発作」を起し続けている」
=>
「痙攣発作」自体が
「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害を与えます。


##2
「y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…」
=>##3

##3
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
けれども
「お受けもちの先生」の「御話しの意味」「何を意味されているのか」
止むを得ずも
御相談者の御相談内容要旨御記載からは「理解できません」
申し訳ございません。

##4
「y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…」
との事ですから「ベッドサイド」でも「脳波検査」
は行われたのでしょう。

##5
「脳波検査」モニターの上での
「「y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…」であれば
「痙攣発作重積」である可能性は高い。

##6
であれば
当然「呼吸器感染」=「肺炎」=「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
と抗痙攣剤の「経静脈投与」のために「意識障害」
は発生するから
「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」は必須であり
行われていないとおかしい。






#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「御母様」に「内科的な背景要因」から・
多分に「反復性呼吸器感染」が原因だとは思います。

##3
脆弱性に至り「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」
の可能性が高いです。

##4
「痙攣発作」=>「意識障害」=>
「間違って気道に唾液や食物を入れてしまう」=「誤嚥:ごえん」
=>
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
=>
「脳血流量」は保たれていても
「皮質=灰白質」=「神経細胞」の「酸素分圧の低下」
=>
更なる「皮質=灰白質」=「神経細胞」に障害
=>「痙攣発作」
という「悪循環」です。

##5
「御母様」は
「痙攣発作」+「意識障害」+「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
で「痙攣発作重積:けいれんほっさじゅううせき」の可能性。

##6
今現在
1・
「中心静脈栄養(IVHという)」も含め「栄養」と
2・
「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」による
「換気・酸素化」の「呼吸器管理」更に具体的には
PEEPは「陽性呼気終末圧」に加え
「CPAP(シーパップ)(continuous positive airway pressure)」
による「無気肺の予防」などの「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」
の「テクニック」による。

##7
##6を大前庭とした
「呼吸器管理」「全身管理」が極めて重要であるような気が致します。

##7
「再び目は覚めるのでしょうか。本当に心配です。」
=>
「非常に深刻な状況」と判断致します。

##8
一刻も早く御相談者の「御母様」の
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。








上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。







何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年1月25日 17時25分11秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    
こんにちは、山本先生

本日は、母の予後について質問させていただきた
く書き込み致しました。

母は現在82歳です。
母は4年前に転倒により脳挫傷を起こし、
手術のち車椅子生活をしていました。

更に3.5年後に癲癇発作を起こし、10日の療養後、回復しました。
その後はずっと抗癲癇薬を服用していたのですが、
4ヵ月後であった今回、また癲癇が再発しました。

現在発作から1週間経ちますが、意識は殆どなく、
肺炎も併発しております。担当の医師は
『このまま更に1週間ほど経っても今のような状態が続くなら、覚醒はない』
と仰っているのですが、

ぜひ先生のご意見を承りたいです。
y担当医師は、母は(脳波が正常でないため)
抗癲癇薬を使っているために覚醒しないのだと
仰っているのですが…

再び目は覚めるのでしょうか。本当に心配です。

お忙しい中申し訳ありませんが、どうかご意見をお願いします。

January 25, 2007 10:21 AM

[2007年1月25日 10時21分5秒]


++「御参考1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++「
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」につき。
頭部外傷 入院の父がNa=118の低Na(ナトリウム)血症 
[2] [2006年 2月27日 7時46分19秒] 
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/442681019733758.html
=>
「補足1」
-------------------------------
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

御相談者の「御父様」の
1・年齢の御記載が無く御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。



++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

典型的な
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群:
エス・アイ・エー・デイー・エッチ」
の「病態」です。

高齢の方はNa(ナトリウム)<130mEq(メック)」で
「意識障害」を来たされます。

「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」は
「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」オーバーのときに
発生しやすい。

抗利尿ホルモン不適合症候群(SIADH)の症状は
低ナトリウム血症の程度とその出現速度によって異なります。

「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」
の原因は
中枢神経性疾患と胸部疾患です。頭蓋内の炎症、出血、腫瘍、
外傷はいずれも原因となる可能性があります。

「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」の「治療戦略」は
水摂取量を制限することが大切です。

改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。

けいれんや意識障害などの神経症状を示す症例においては
利尿作用を有するフロセマイドと高張食塩水を静脈内投与します。 

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++




#1
##1
「はじめまして
父が転倒して 頭蓋骨折・くも膜下出血・脳挫傷 で入院して
いるのですが、入院当初出血が増えなければ手術はしなくてよ
く2週間ぐらいの入院と診断されました。

頭のけがはよくなってきていて、意識もしっかりしていて、
麻痺もなかったのですが、一時もうろうとしたり、意味がわから
ない事をいったり、嘔吐を繰り返し・・・
低NAと診断・点滴治療がはじまり、一ヶ月半を過ぎようとし
ています。

脳外科の先生は強く頭を打ったこと事でホルモンのバランスが
崩れ電解質異常を起こす事があり、ずっと点滴生活になる事は
ないとの説明でした。

ナトリウムの数値が一番ひどい時は104まで下がりました。
今は数値は少し上がって118です。
先生からは
・思った以上に時間がかかっている。
・今までに診た患者で120少しで安定した方がいた。
・ステロイドを使う事も考えている
との説明です。

糖尿病があるので副腎ホルモンはあまり使いたくないのですが
、使う
治療が良いのか?

糖尿病は1.2ヶ月に一度通院して検査・くすりは飲んでいま
せんで
したが、ステロイドを使うと糖尿病は悪化するものでしょうか
?

ナトリューム値が低いためなのか、入院生活が長引いているか
らなのか、足元がふわふわして安定しないと本人が言っていた
やさきに、先日転倒してしまいました。
腰を打ったと本人はいっていますが、念のため頭・腰のレント
ゲンを
取って頂きましたが、異常はありませんでした。

低ナトリューム治療について(慢性化してしまうのか?)

ちなみに現在で入院生活が10週を超えました。
点滴を一日中しているとき(3本)は117でずっと変わらな
く一本減らしたとき一時120代になりましたがまた118に
なりました。あまりによくなる兆しが見られないため大変不安
です。

どうぞよろしくお願いします。」
との事です。






#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
この「病態」 「低Na(ナトリウム)血症」は
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」と呼称致します。

##3
ADHというホルモンは脳下垂体の後葉というところから分泌されています。
尿が出るのを抑制するホルモンですが、
このホルモンが適切に分泌されていないために発生致します。

##4
抗利尿ホルモン不適合症候群(SIADH)の症状は
低ナトリウム血症の程度とその出現速度によって異なります。

##5
Na(ナトリウム)<130とまると
「御父様」の年齢では「意識障害」を来たします。




#3
##1
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」の
「SIADH」の治療法は
水摂取量を制限することが大切です。
改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。

##2
けいれんや意識障害などの神経症状を示す症例においては
利尿作用を有するフロセマイドと高張食塩水を静脈内投与します。

##3
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH)
抗利尿ホルモン不適症候群 」の
原因疾患としては
中枢神経性疾患と胸部疾患です。
頭蓋内の炎症、出血、腫瘍、外傷はいずれも原因となる可能性があります。

##4
胸部疾患としては肺炎、結核、肺癌などがあげられます。
肺癌とくに未分化細胞癌では異所性ADH産生によるSIADHも認められます。

##5
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」は多くの場合
「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」が適切でないと
発症致します。



#4
##1
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##2
「お受けもちの先生」に
インターネットでしらべたら
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」のようである。

##3
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群:
エス・アイ・エー・デイー・エッチ」
だから
「水分」を減らして「Na(ナトリウム)」補給は如何なものか
と御相談されてみては如何でしょうか。
=>
「水摂取量を制限することが大切です。
改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。」

##4
##3にて「御父様」のNa(ナトリウム)はどんどん正常化してくる
筈です。

##5
「先生からは
・思った以上に時間がかかっている。」
=>
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」です。
「・今までに診た患者で120少しで安定した方がいた。」
=>
全くよいお手本ではありません。

「・ステロイドを使う事も考えている」
=>
間違いです。

##6
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。






#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
抗利尿ホルモン不適症候群 =
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」=
「SIADH:syndrome of inappropriate secretion of ADH」
です。

##3
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」の
治療法ですが
水摂取量を制限することが大切です。
改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。

けいれんや意識障害などの神経症状を示す症例においては
利尿作用を有するフロセマイドと高張食塩水を静脈内投与します。

##4
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」の原因疾患は
中枢神経性疾患と胸部疾患です。
頭蓋内の炎症、出血、腫瘍、外傷はいずれも原因となる可能性があります。

##5
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。



ps
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」につきましては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板

の「過去の御相談と御回答」
「外傷性くも膜下出血 [2] [2003年12月22日 7時 5分16秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
をを御参照頂けますか。
コピー致します=>「ごらんくださいませ」

取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。







何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
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++「ごらんくださいませ」++++++++++++++++++++++++++++++

ご心配なことと存じます。
#1
##1
「70才の母が転んだ際、左後部を強打し、脳神経外科に入院しました。
出血があったものの、傷自体は小さく、特に手術の必要なしとのことで
現在、毎日のようにCTをとって様子をみています。
けれど内側には出血があり、外傷性くも膜下出血と診断されました。
入院後に血圧が高くなり、血圧を下げる薬を飲んだりしていましたが
落ち着いた頃から、食事の際にお塩(といっても薬の袋に入った塩化ナトリウム)
を毎食時に振り掛けるよう指示がでました。
同時に、水分もたくさん取るようにとのことでした。
脳神経外科の看護婦をしていた知り合いに聞いたところ、食塩を多く取る
なんて聞いたことがないとのことです。
なかなか先生とお話する時間がなく・略」
との事です。



#2
##1
70歳のお母様が「外傷性くも膜下出血」であるということは
「外傷性くも膜下出血」=「脳挫傷の一種と考えられる」から
「頭部外傷」として「相応の外力」が加わった可能性は否定できません。
##2
「脳CT」を連日検査されるのは
「外傷性くも膜下出血」=「脳挫傷の一種と考えられる」から
この「増悪」がないかを検査施行されていると判断致します。
##3
多分に「意識障害の存在」が「脳神経外科専門医」には
「評価」されている(た)状態と存じます。


#3
##1
「食事の際にお塩(といっても薬の袋に入った塩化ナトリウム)
を毎食時に振り掛けるよう指示がでました。
同時に、水分もたくさん取るようにとのことでした。」
との事です。
##2
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##3
この「治療戦略」からはお母様が今

「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH)
抗利尿ホルモン不適症候群」に陥られていることが

判ります。

##4
「SIADH」は「意識障害の多い救急患者さん」を扱う「脳神経外科」では
決して稀な病態では御座いません。

##5
「脳神経外科専門医」以外では「御診断」が付かず
「意識障害」が進行しておおさわぎになることも
御座います。



#4
##1
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH)
抗利尿ホルモン不適症侯群」
(以下「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」と致します)
は。
##2
中枢神経性疾患と胸部疾患で多発いたします。
##3
頭蓋内の炎症、出血、腫瘍、外傷が原因となりますから
「脳神経外科専門医」は「SIADH」には大変注意を払います。

##4
血性Na(ナトリウム)が130mEq(メック)を割ると
たちどころに重症意識障害に移行いたすことが御座います。

##5
「SIADH」の治療法は
###1
Na(ナトリウム)の補給がまず重要で
重症例では1日10g以上のNaCl(塩化ナトリウム)が必要
となることも御座います。
###2
逆説的ですが「水分」の制限が御座います。

##5
「SIADH」の治療法の「1つである」「水分制限」なのですが。
###1
「水分の制限」は重症なのですが。
###2
「脳神経外科専門医」の救急意識障害の患者さんでは
「高浸透圧利尿」をグリセオール等で行うことがおおく
すでに「脳浮腫予防」のため「脱水管理」になっています。
###3
だから「教科書的には「水分制限」」なのですが。
###4
「SIADH」の治療法「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」では
「脳神経外科救急疾患」では
「水分をしぼる=ドライサイドドライブにする=脱水管理」
が困難なことが多いものです。
##5
通常「高張食塩水」にてNa(ナトリウム)補正を施行いたしますが
「経口接踵可能」な患者さんの場合は「経口的にNa(ナトリウム)
補正をすることが御座います。
##6
改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。


#5
##1
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」は
中枢神経性疾患と胸部疾患で発生いたします。
##2
「中枢神経系の「器質的疾患」」では
「頭部外傷」「脳血管障害」「脳腫瘍」その他で
発生いたします。
##3
重症な「意識障害」に移行する事があるため
Na(ナトリウム)の「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」
による補正を致します。
##4
「SIADH」の治療法は「「水分制限」が「第1に重要」なのですが
必ずしも「現実的には「水分制限」は行えない」ことも
多いです。
##5
##4で経口摂取が可能な場合は経口的にNa(ナトリウム)
=NaCl(食塩)を「摂取していただくこと」も
多いものです。


#6結論:
##1
御相談者の御相談内容から
お母様の「状態」は「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」
で御座います。

##2
ADHというホルモンは脳下垂体の後葉というところから分泌されています。
尿が出るのを抑制するホルモンです。
このホルモンが「分泌失調」の状態が「SIADH」で
御座います。

##3
Na(ナトリウム)が低下し「御診断」がつかないと
Na(ナトリウム)は低下し続け
「重症な意識障害」へと移行いたします。

##4
「頭部外傷」「脳血管障害」「脳腫瘍」などの救急患者さんで
「多発」致します。

##5
だから
「脳神経外科」医療施設では
「脳神経外科専門医」「脳神経外科看護師」ならずとも
大変に有名な病態で御座います。

##6
お受けもちの先生も一生懸命で
いらっしゃることよく分かります。

##7
そして「お受けもちの先生」は大変適切な「治療戦略」を
とられています。

##8
Na(ナトリウム)が低下しつづけてて「SIADH」が進行すると
意識障害或は脳浮腫或は「脳循環血流量不全」が進行し
「意識障害」は「「治療」が大変に困難な状態に至ります。
##9
お母様の状態は
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH)
抗利尿ホルモン不適症候群」
という病態で御座います。

##10
経口摂取が可能な状態で止まっており
本当に宜しかったです。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。



何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2003年12月22日 7時5分16秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 鈴木   
入院中の薬についての相談です。
70才の母が転んだ際、左後部を強打し、脳神経外科に入院しました。
出血があったものの、傷自体は小さく、特に手術の必要なしとのことで
現在、毎日のようにCTをとって様子をみています。
けれど内側には出血があり、外傷性くも膜下出血と診断されました。
入院後に血圧が高くなり、血圧を下げる薬を飲んだりしていましたが
落ち着いた頃から、食事の際にお塩(といっても薬の袋に入った塩化ナトリウム)
を毎食時に振り掛けるよう指示がでました。
同時に、水分もたくさん取るようにとのことでした。
脳神経外科の看護婦をしていた知り合いに聞いたところ、食塩を多く取る
なんて聞いたことがないとのことです。
なかなか先生とお話する時間がなく、また看護婦さんは「血の流れをよくする
ため」とおっしゃっていますが、本当にそうなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
[2003年12月21日 20時52分1秒]



「ごらん下さいませおわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年2月27日 7時46分19秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    


はじめまして
父が転倒して 頭蓋骨折・くも膜下出血・脳挫傷 で入院して
いるのですが、入院当初出血が増えなければ手術はしなくてよ
く2週間ぐらいの入院と診断されました。

頭のけがはよくなってきていて、意識もしっかりしていて、
麻痺もなかったのですが、一時もうろうとしたり、意味がわから
ない事をいったり、嘔吐を繰り返し・・・
低NAと診断・点滴治療がはじまり、一ヶ月半を過ぎようとし
ています。

脳外科の先生は強く頭を打ったこと事でホルモンのバランスが
崩れ電解質異常を起こす事があり、ずっと点滴生活になる事は
ないとの説明でした。

ナトリウムの数値が一番ひどい時は104まで下がりました。
今は数値は少し上がって118です。
先生からは
・思った以上に時間がかかっている。
・今までに診た患者で120少しで安定した方がいた。
・ステロイドを使う事も考えている
との説明です。

糖尿病があるので副腎ホルモンはあまり使いたくないのですが
、使う
治療が良いのか?

糖尿病は1.2ヶ月に一度通院して検査・くすりは飲んでいま
せんで
したが、ステロイドを使うと糖尿病は悪化するものでしょうか
?

ナトリューム値が低いためなのか、入院生活が長引いているか
らなのか、足元がふわふわして安定しないと本人が言っていた
やさきに、先日転倒してしまいました。
腰を打ったと本人はいっていますが、念のため頭・腰のレント
ゲンを
取って頂きましたが、異常はありませんでした。

低ナトリューム治療について(慢性化してしまうのか?)

ちなみに現在で入院生活が10週を超えました。
点滴を一日中しているとき(3本)は117でずっと変わらな
く一本減らしたとき一時120代になりましたがまた118に
なりました。あまりによくなる兆しが見られないため大変不安
です。

どうぞよろしくお願いします。


Sunday, February 26, 2006 11:51 PM

[2006年2月26日 23時51分10秒]

「御参考1おわり


++「御参考2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++」
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。





++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載通りであらば
「御父様」の「精神「症状・症候」」は
「小脳出血:cerebellar hemorrhage」の後遺症
ではありません。

一刻も早く
「精神科専門医先生」を「御受診」できると
宜しいのですが。

今年度「4月」からの「厚生労働省」の「改革」で。

「長期入院可能性の高齢者」の
「療養病床」の著しい「削減」から。

「この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,」
と言う事になります。

「御家族」がいる場合。

今後はこのような事例では
「御家族」に「行き先」の御施設を探させるようになっています。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++








#1
##1
「62歳 父が右小脳出血で今年4月に手術を受けました。

手術は成功したとのことでしがた,どうも先月位から,
幻覚症状なのか,頭がおかしくなってしまったのか,解かりませんが,

「殺人鬼がくる」とか「お前らが殺されてしまってあきらめてたのに」
「この部屋は盗聴されてて監視されているから何もしゃべるな」など
変な言動が24時間つづきます。

医者は小脳出血の術後の後遺症じゃないか。といいますが,
以前肝臓を病んだとき,強い薬のせいで幻覚症状がおきたことがありました。
このまま治らないのか心配です。

今は持病の喘息を治療するため別の病院に入院しますが,
部屋を飛び出したり,ベットから逃げようとして落ちたり・・・
どうしたらいいかわかりません。

この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,
私たちはというと本当に精神科でいいのか,どうかもわかりません。」
との事です。







#2
##1
「御父様」の「症状・症候」が
御相談者の御相談内容要旨御記載通りであれば。

##2
これは
「「62歳 父が右小脳出血で今年4月に手術を受けました。」
の「小脳出血:cerebellar hemorrhage」或いは
「小脳出血:cerebellar hemorrhage」の「手術」の
後遺症ではありません。

##3
「「殺人鬼がくる」とか「お前らが殺されてしまってあきらめてたのに」
「この部屋は盗聴されてて監視されているから何もしゃべるな」など
変な言動が24時間つづきます。」
は
明らかに「精神「症状・症候」」である。

##4
「24時間」このような「症状・症候」が続いているようならば
「不眠」による「精神「症状・症候」」も加算して
考えなくてはなりません。






#3
##1
強いて「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
由来の「症状・症候」と考えてその可能性を考えれば。

##2
「小脳出血:cerebellar hemorrhage」の「手術」
後に
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
が発生している可能性はあります。

##3
けれども
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
であれば「脳神経外科専門医先生」である「お受けもちの先生」
がとうに見抜いているでしょう。







#4
##1
「以前肝臓を病んだとき,
強い薬のせいで幻覚症状がおきたことがありました。
このまま治らないのか心配です。」
との事です。

##2
この「肝臓の「病態」」が多少気になります。

##3
ある「総合病院」或いは「大学病院」等の「高次医療機関」
に匹敵する
東京都内超有名病院脳神経外科で過去に
「脳神経外科専門医先生」が「手術」をされた
「御父様」と同じ御年くらいの患者さんの事例で。

##4
患者さんには「肝臓の「病態」」があり
「肝性脳症:hepatic encephalopathy」がある
ことを「見ぬいけないまま」
「てんかん」の「治療戦略」をとられていたことが
あります。
勿論患者さんは「精神「症状・症候」」は治りません。

##5
##4の場合は
「血中アンモニアb−NH3」を測定すれば
「高値」であり直ちに「診断戦略」は可能であったものです。

##6
まずは「御父様」の場合
「肝臓の「病態」」につき
内科専門医先生も併診されてしっかりと
「内科的な背景要因」が無い事を確認した上で。

##7
##6がないのであれば
「精神科専門医先生」に委ねられねばならない
状態であると判断致します。






#5
##1
「今は持病の喘息を治療するため別の病院に入院しますが,
部屋を飛び出したり,ベットから逃げようとして落ちたり・・・
どうしたらいいかわかりません。

この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,
私たちはというと本当に精神科でいいのか,どうかもわかりません。」
との事です。


##2
一刻も早く
「精神科専門医先生」を「御受診」されて
「お受けもちの先生」「脳神経外科専門医先生」とも
「精神科専門医先生」が「意見を交わされる」
必要のある事態です。

##3
「どこも受け入れてくれないらしく」
=>

「厚生労働省」は御老人がふえ「療養病棟の医療費が高騰してきたため」
今年「4月」から「著しい「療養病床」の削減」を
行ったため」です。

##4
今後
ご老人のいらっしゃる御家庭で俄かに「長期入院」が必要な
状況が発生すれば
「療養病床」に入院しようとすれば
「1日5万円」くらいの「個室」しか
あいていないはずです。

##5
「今後さらに深刻に「療養病床」は削減される」
でしょう。

##6
「この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,」であれば
「びっくりするほど」です。

##7
基本的には「「御家族」が探す」ことに
なっています。











#6結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
一刻も早い
「精神科専門医先生」の「御受診」が必要である
事例であると思われます。

##3
さらに病院まかせではなく
皆様も「御家族」で御施設をさがされないといけない事例
であるように思われます。

##4
「京都」の患者さんの「御家族」が
東京の御施設を探されているくらい
今現在「療養病床」は「少なくなっています」。

##5
このような御回答しか出来ません。申し訳ございません。

##6
一刻も早く御相談者の「御父様」の
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。










上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。








何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年6月15日 16時39分10秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    

62歳 父が右小脳出血で今年4月に手術を受けました。

手術は成功したとのことでしがた,どうも先月位から,
幻覚症状なのか,頭がおかしくなってしまったのか,解かりませんが,

「殺人鬼がくる」とか「お前らが殺されてしまってあきらめてたのに」
「この部屋は盗聴されてて監視されているから何もしゃべるな」など
変な言動が24時間つづきます。

医者は小脳出血の術後の後遺症じゃないか。といいますが,
以前肝臓を病んだとき,強い薬のせいで幻覚症状がおきたことがありました。
このまま治らないのか心配です。

今は持病の喘息を治療するため別の病院に入院しますが,
部屋を飛び出したり,ベットから逃げようとして落ちたり・・・
どうしたらいいかわかりません。

この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,
私たちはというと本当に精神科でいいのか,どうかもわかりません。

Wednesday, June 14, 2006 12:49 PM

[2006年6月14日 12時49分57秒]










御参考2おわり」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2007年2月1日 17時58分47秒]

お名前: t匿名希望   
こんにちは、山本博昭先生
今月の25日にてんかんについて質問をいたしました。
先日はお忙しい中、大変ご丁寧なお返事を有難うございました。
家族と共にじっくりと一つずつ拝読させて頂きました。


先生のご指摘どおり、母は入院先で『痙攣発作重積』と診断されました。
CPAP(マスクでの呼吸)、IVH、抗てんかん薬の
経鼻的投与をしている状態です。

意識は依然としてはっきりしない状態で、JCR二桁後半くらいです。
てんかん発作があったときは○○に入院しておりましたが、
今は○○病院に入院しております。
ところで、ここでの担当医師は、
けいれんは治まっており肺炎も軽快したので 脳波はいっさい取る必要がない
と仰られたのですが、山本先生は
『抗痙攣薬或はその他で発作はないように見えるが
「痙攣発作重積」で「脳波検査所見」では「痙攣発作」を起
し続けている」
=>
「痙攣発作」自体が「皮質=灰白質」=
「神経細胞」に障害を与えます。』
と書かれてらっしゃいましたよね。

私も確かに山本先生のご意見のとおりだと思い 
早速担当の医師に相談したのですが、
全く必要がない、やりたいのならやっても良いが、
と残念ながら余り熱心には取りあって下さいませんでした。
正直、脳波もルーティンに入れて下さらない病院に 
このまま母を置いて大丈夫なのかと不安になっております。

Wednesday, January 31, 2007 9:56 PM
[2007年1月31日 21時56分50秒]

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