ご相談タイトル:義父が一年半前に脳腫瘍 グリオーマと診断。脳ヘルニアが心配です。 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御気持ちは大変よく判ります。

止むを得ずも
「本人(私からしたら義理の父になります)」の
1・年齢 の御記載が無く御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。



++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の患者さん
のことを考えるとき。
重要な「変数」=「parameter:パラメター」
があります。


これは必ずや「お受けもちの先生」から
「御家族」に伝達される情報です。
「脳神経外科専門医先生」の「お受けもちの先生」の
義務とされます。

##2
1・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の発生「部位」
と「大きさ」

2・
「開頭手術」による「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
の「「病理組織検査診断」の結果
(例えば「星細胞膠腫:アストロサイトーマ:astrocytoma」
とか
「オリゴデンドログリオーマ:乏突起神経膠腫:oligodendroglioma」
とか)
そして

3・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の
「神経病理組織学的診断」に基づく
「悪性度」=
Gr(グレード)
(「Gr(グレード)」 1−4という「悪性度」の分類が御座います。 )

4・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の
「開頭手術」「摘出手術」による摘出の度合い
「肉眼的には全摘できた」とか「10%とれなかった」
とかです。

「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の患者さん
のことを考えるとき。
重要な「変数」=「parameter:パラメター」
があります。
これは必ずや「お受けもちの先生」から
「御家族」に伝達される情報です。


御相談者の御相談内容要旨御記載には
この
極めて重要な
「脳神経外科専門医先生」が「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
の患者さんの「御家族」に伝達される「取り決め」
の情報が「すべからく欠落」しています。

「御義父様」であれば御相談者も
同席されていたか或は「御家族」から
「情報伝達がなされているはず」なのですが
不思議です。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++






#1
##1
「39才 男性 
お忙しいところ、すみません 
失礼かと思いますが相談させて頂きたいと思います。
相談内容は
 
一年半前に脳腫瘍 グリオーマと診断されました。 
その后 放射線や化学療法を数カ月に渡り治療していき、
画像上はあまり改善は見られませんでしたが、
現在は 日々リハビリをがんばり自立した生活をすごすことが
できています。

そこで、相談です、
 現在は 本人(私からしたら義理の父になります)の希望で、
放射線治療や化学療法は、その後せず、 
毎日リハビリを行っているのですが、 私は今の良い状態が
少しでも長く続いてくれることを願いながら、
もし脳ヘルニアになったらどうしようと不安な気持ちもあります。

そこで、脳圧をさげる効果のある、
グリセオールという点滴を定期的に行うことで、
今の状態を少しでも維持できるのでは、と思ったのですが、
どうなのでしょうか?

また、他に何か良い方法があれば教えていただきたいと思います。
 お忙しいなか、少しでも私の悩みに耳を傾けて頂いたことに
感謝します。
ありがとうございます。」
との事です。



#2
##1
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の患者さん
のことを考えるとき。
重要な「変数」=「parameter:パラメター」
があります。
これは必ずや「お受けもちの先生」から
「御家族」に伝達される情報です。

##2
1・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の発生「部位」
と「大きさ」

2・
「開頭手術」による「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
の「「病理組織検査診断」の結果
(例えば「星細胞膠腫:アストロサイトーマ:astrocytoma」
とか
「オリゴデンドログリオーマ:乏突起神経膠腫:oligodendroglioma」
とか)
そして

3・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の
「神経病理組織学的診断」に基づく
「悪性度」=
Gr(グレード)
(「Gr(グレード)」 1−4という「悪性度」の分類が御座います。 )

4・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の
「開頭手術」「摘出手術」による摘出の度合い
「肉眼的には全摘できた」とか「10%とれなかった」
とかです。


##4
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の患者さん
のことを考えるとき。
重要な「変数」=「parameter:パラメター」
があります。
これは必ずや「お受けもちの先生」から
「御家族」に伝達される情報です。

##5
御相談者の御相談内容要旨御記載には
この
極めて重要な
「脳神経外科専門医先生」が「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
の患者さんの「御家族」に伝達される「取り決め」
の情報が「すべからく欠落」しています。

##6
「御義父様」であれば御相談者も
同席されていたか或は「御家族」から
「情報伝達がなされているはず」なのですが
不思議です。






#3
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「御義父様」が
1・5年前に
「開頭手術」等にて「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
と診断されたことは判りました。


##2
また
「その后 放射線や化学療法を数カ月に渡り治療していき、
画像上はあまり改善は見られませんでした」
との事です。
=>
「画像診断」で「改善はみられなかった」は
術後にまだ「glioma(グリオーマ):神経膠腫」が
残っている状態と考えられますが。
「開頭手術」による「摘出手術」で
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」をどのくらい
摘出したのか。
=>
「生検:バイオプシー」のみなのか。

##3
「「その后 放射線や化学療法を数カ月に渡り治療していき、
画像上はあまり改善は見られませんでした」
であれば
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」は「大きくなっていない」
わけですから。

##4
「放射線治療」+「化学療法(抗癌剤治療)」の
奏功は

1・CR:complete remission:完全寛解
2・PR:Partial Remission:部分寛解
3・NC:No Chnge:不変
4・PD:Progressive desease:進行性
と
「4種類」ありますが
「3・NC:No Chnge:不変」以上
は「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の場合
「欧米」では「有効」とみなします。

##5
だから
「放射線治療」+「化学療法(抗癌剤治療)」を
「集学的治療:multi-disciplinary therapy」とされ
行われて宜しかったです。





#4
##1
「 私は今の良い状態が
少しでも長く続いてくれることを願いながら、
もし脳ヘルニアになったらどうしようと不安な気持ちもあります。

そこで、脳圧をさげる効果のある、
グリセオールという点滴を定期的に行うことで、
今の状態を少しでも維持できるのでは、と思ったのですが、
どうなのでしょうか?」
との事です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載から
理解する限り
「御義父様」に今現在
「頭蓋内圧亢進」の「症状・症候」はありません。

##3
多くの場合に「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の
患者さんの「頭蓋内圧亢進」は
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の存在による
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」周囲の
或は場合により「悪性度」=Gr(グレード)が悪ければ
「神経頭蓋」全体の「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」
によるものです。

##4
「頭蓋内圧亢進」を示唆する「症状・症候」は
幸にも
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
見受けられません。






#5
##1
「少しでも長く続いてくれることを願いながら、
もし脳ヘルニアになったらどうしようと不安な気持ちもあります。」
との事です。

##2
「脳ヘルニア」には
いずれも「頭蓋内圧亢進」を基盤として
概ね
1・「テント切痕ヘルニア」
2・「大孔ヘルニア」
3・「大脳鎌ヘルニア」
4・「上行性ヘルニア:upward-herniation」
の「4「病態」」が御座います。

##3
「頭蓋内圧亢進」がないから自宅にいらっしゃれるわけです。

##4
「頭蓋内圧亢進」が始まれば
1・年齢 にもよりますが成人の場合
は「小児原発性悪性脳腫瘍」と異なり
急激に
「テント切痕ヘルニア」「大孔ヘルニア」「大脳鎌ヘルニア」
を起すわけではありません。

##5
但し「脳幹部」「小脳」の「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
の場合は
「上行性ヘルニア:upward-herniation」を起した場合
「急性水頭症発作:acute hydrocephalic attack」をおこして
緊急にも呼吸が停止することがありえます。

##6
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「脳幹部」「小脳」の「glioma(グリオーマ):神経膠腫」を
示唆する「症状・症候」の御記載はありません。







#6
##1
「もし脳ヘルニアになったらどうしようと不安な気持ちもあります。

そこで、脳圧をさげる効果のある、
グリセオールという点滴を定期的に行うことで、
今の状態を少しでも維持できるのでは、と思ったのですが、
どうなのでしょうか?」
との事です。

##2
「グリセオール:gliceol」静脈投与は
「高浸透圧利尿剤:こうしんとうあつりにょうざい」
です。
「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」の改善に
用いられます。

##3
今現在「御義父様」に「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」
による「頭蓋内圧亢進」があれば
「グリセオール:gliceol」静脈投与が必要になります。

##4
もしも##3であれば「御義父様」はもう既に
「意識障害」があり自宅にいられるわけが
ありえません。

##5
そして
「高浸透圧利尿剤:こうしんとうあつりにょうざい」
である
「グリセオール:gliceol」静脈投与を
「頭蓋内圧亢進」がないかたに行ったらば
「水・電解質バランス」の崩壊をおこし大変なことになります。
=>#7






#7
##1
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の
「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」による
「頭蓋内圧亢進」は慢性的にくることが多いものです。
勿論「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の発生「部位」
と「大きさ」にもよります。

##2
因みに
「慢性頭蓋内圧亢進」の「3徴候」。
「頭痛」+「悪心・嘔吐」+「鬱血乳頭:うっけつにゅとう」の存在。
です。

##3
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の場合は
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の「大きさ」よりも
「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」により
「頭蓋内圧亢進」が発生致します。

##4
高浸透圧利尿剤である
「グリセオール:gliceol」静脈投与」
が必要な状況であれば・
或は「少しでも「グリセオール:gliceol」静脈投与を
必要とする徴候があれば」。
=>##5

##5
「お受けもちの先生」が絶対に自宅静養を
許可しないはずです。

##6
「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」の少ない
「おとなしい「glioma(グリオーマ):神経膠腫」」と
考えられます。
けれどもなんともいえません。




#8
##1
自宅から通院で
「グリセオール:gliceol」静脈投与のために
病院に通院する意味は全くないし事例もあるはずが
ありません。

##2
適切な表現が思い浮かばないのですが
心肺停止の可能性があるから
「定期的に心臓マッサージをする」という事例
(ありえません)に
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
類似致します。

##3
因みに
また
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」術後には
必ずや
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」は「暴れますから」
病院では
「グリセオール:gliceol」静脈投与がいっていたはずです。

##4
結論として
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の患者さんの
慢性期に
「グリセオール:gliceol」静脈投与が必要な事態が発生すれば
これは「大変な状態」ということになります。








#9結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
上記御回答致しました。

##3

「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の患者さん
のことを考えるとき。
重要な「変数」=「parameter:パラメター」
があります。


これは必ずや「お受けもちの先生」から
「御家族」に伝達される情報です。
「脳神経外科専門医先生」の「お受けもちの先生」の
義務とされます。

##2
1・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の発生「部位」
と「大きさ」

2・
「開頭手術」による「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
の「「病理組織検査診断」の結果
(例えば「星細胞膠腫:アストロサイトーマ:astrocytoma」
とか
「オリゴデンドログリオーマ:乏突起神経膠腫:oligodendroglioma」
とか)
そして

3・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の
「神経病理組織学的診断」に基づく
「悪性度」=
Gr(グレード)
(「Gr(グレード)」 1−4という「悪性度」の分類が御座います。 )

4・
「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の
「開頭手術」「摘出手術」による摘出の度合い
「肉眼的には全摘できた」とか「10%とれなかった」
とかです。

「glioma(グリオーマ):神経膠腫」の患者さん
のことを考えるとき。
重要な「変数」=「parameter:パラメター」
があります。
これは必ずや「お受けもちの先生」から
「御家族」に伝達される情報です。


御相談者の御相談内容要旨御記載には
この
極めて重要な
「脳神経外科専門医先生」が「glioma(グリオーマ):神経膠腫」
の患者さんの「御家族」に伝達される「取り決め」
の情報が「すべからく欠落」しています。

##3
##2より適切な御回答には到らなかったかもしれません。

##4
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。








上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2007年5月31日 13時7分7秒]

お名前: 匿名希望   
義父が一年半前に脳腫瘍 グリオーマと診断。脳ヘルニアが心配です。


39才 男性 
お忙しいところ、すみません 
失礼かと思いますが相談させて頂きたいと思います。
相談内容は
 
一年半前に脳腫瘍 グリオーマと診断されました。 
その后 放射線や化学療法を数カ月に渡り治療していき、
画像上はあまり改善は見られませんでしたが、
現在は 日々リハビリをがんばり自立した生活をすごすことが
できています。

そこで、相談です、
 現在は 本人(私からしたら義理の父になります)の希望で、
放射線治療や化学療法は、その後せず、 
毎日リハビリを行っているのですが、 私は今の良い状態が
少しでも長く続いてくれることを願いながら、
もし脳ヘルニアになったらどうしようと不安な気持ちもあります。

そこで、脳圧をさげる効果のある、
グリセオールという点滴を定期的に行うことで、
今の状態を少しでも維持できるのでは、と思ったのですが、
どうなのでしょうか?

また、他に何か良い方法があれば教えていただきたいと思います。
 お忙しいなか、少しでも私の悩みに耳を傾けて頂いたことに
感謝します。
ありがとうございます。
Wednesday, May 30, 2007 10:47 PM
[2007年5月30日 22時47分20秒]

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