ご相談タイトル:頚椎椎間板ヘルニア 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
ご心配なことと存じます。




++++++++++++++++++++++++++++++++

「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」の
「治療戦略」ですが。

「ガイドライン」からは
通常「神経根症状:radiculopathy:ラデイクロパチー」を主体とする
「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」の場合は
まずは「筋弛緩剤」「その他薬剤の内服」「頚部への軟性コルセットの装着」
等の「保存的治療」を行なうことと御座います。

かなり劇症の「神経根症状:radiculopathy:ラデイクロパチー」でも
数週間で「保存的治療」も何もしなくても自然軽減することすら御座います。

###1
「激しい痛みが治まらない場合」
###2
「運動神経優位型末梢神経障害」がでたり「筋萎縮」が
発生する場合手術を考えます。

逆に「脊髄症状:myelopaty:ミエロパチー」=「脊髄圧迫症候」
が存在する場合は場合により緊急手術となります。

下記順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++++++++++++





#1
##1
「36歳の男です。昨年の4月ごろから右手の中指が万力で軽くはさまれている
ような違和感がありました。そのままほおっておいたら11月ごろから右足が
冷え性みたいになりました。それで初めて医者にかかったところ検査の結果、
頚椎の5番と6番の椎間板にヘルニアがあると診断されました。
 今年の1月にはミエログラフティーもやりました。先生からは要手術といわ
れました。保存的治療もせずに手術といわれても・・・
 かなり悪いからなのでしょうか?
今は左肩から左手首の間が痛く、少し痙攣もします。腰もそして右足も電気が
走るような痛みがあります。ヘルニアの80〜90%は保存的治療で軽快する
と聞いたことがあります。私の場合は手術しか選択肢がないのでしょうか?」
との事です。






#2
##1
「昨年の4月ごろから右手の中指が万力で軽くはさまれている
ような違和感がありました。そのままほおっておいたら11月ごろから右足が
冷え性みたいになりました。」=>
の「症状・症候」からは。もし「頚椎の「病態」」であれば。

##2
「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」に
由来する「症状・症候」は。
###1
「神経根症状:radiculopathy:ラデイクロパチー」と
###2
「脊髄症状:myelopaty:ミエロパチー」の
「2種類」に分類されます。

##3
「右手の中指が万力で軽くはさまれている
ような違和感がありました。そのままほおっておいたら11月ごろから右足が
冷え性みたいになりました。」
との「症状・症候」がすべからく
「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」に由来する
と考えると。

##4
「神経根症状:radiculopathy:ラデイクロパチー」で
「昨年の4月ごろから右手の中指が万力で軽くはさまれている
ような違和感がありました。」は説明可能な気が致しますが。

##5
「11月ごろから右足が冷え性みたいになりました。」
の「症状・症候」が「臨床神経診断学」的には説明が困難です。
この「症状・症候」を「脊髄症状:myelopaty:ミエロパチー」=
「脊髄圧迫症候」と考えるのは大変困難です。
これは「私」の考えです。

##6
更に「今は左肩から左手首の間が痛く、少し痙攣もします。腰もそして右足も電気が
走るような痛みがあります。」との「両側性の「症状・症候」」
を「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」で
考えるのは大変困難であるように今の私は考えます。
これは「私」の考えです。






#3
##1
「ヘルニアの80〜90%は保存的治療で軽快する
と聞いたことがあります。」との事ですが「これは正しい」です。
けれども正確には「本邦で診断された・・」が「正しい」です。

##2
更により正確には##1は
本邦有数の「疼痛治療で「高名」なある病院」が「調査」した結果
「本邦で「脊髄ヘルニア」と診断され「手術が必要とされ手術予定」の患者さんの95%は
手術をする必要がない」という「有名な報告」
に基づいています。

##3
あってはならないことなのですが
本邦では「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」
或いは「腰椎椎間板ヘルニア」の「要手術診断」=「手術適応診断」
が大変に「欧州・米国」各国と比較すると「甘い」或いは「非適切」
であるともいわれることが御座います。

##4
また「Shneider;シュナイダー」という高名な「脊髄外科医」は
「脊髄外科」の「手術をしてはならない場合」の「1項目」に
「患者さんが手術を希望しない場合」を挙げています。






#4
##1
「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」の
「治療戦略」ですが。

##2
「ガイドライン」からは
通常「神経根症状:radiculopathy:ラデイクロパチー」を主体とする
「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」の場合は
まずは「筋弛緩剤」「その他薬剤の内服」「頚部への軟性コルセットの装着」
等の「保存的治療」を行なうことと御座います。

##3
かなり劇症の「神経根症状:radiculopathy:ラデイクロパチー」でも
数週間で「保存的治療」も何もしなくても自然軽減することすら御座います。

##4
##1-##3で
###1
「激しい痛みが治まらない場合」
###2
「運動神経優位型末梢神経障害」がでたり「筋萎縮」が
発生する場合手術を考えます。

##5
逆に「脊髄症状:myelopaty:ミエロパチー」=「脊髄圧迫症候」
が存在する場合は場合により緊急手術となります。

##6
御相談者の御相談の御記載内容からは
「脊髄症状:myelopaty:ミエロパチー」=「脊髄圧迫症候」は
存在しないと今の私は考えます。

##7
本邦では
「決まり文句」のごとく
「「頚椎」の5番・6番(C5/C6)の椎間板が磨り減っている」
「「頚椎」の「生理的湾曲」が無く「真直ぐだ」或いは「逆湾曲」だ」といわれてしまいます。

##8
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。

##9
99%ほぼ100%の患者さんで
「頚椎X線撮影所見」或い「はCT・MRI」は神経学と合致致しません。

##10
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。








#5
##1
「ヘルニアの80〜90%は保存的治療で軽快する
と聞いたことがあります。私の場合は手術しか選択肢がないのでしょうか?」
との事です。」
=>
###1
「保存的治療で軽快する」のは「正しい」です。

###2
「私の場合は手術しか選択肢がないのでしょうか?」
=>
そのような事はないと思います。
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
「お受けもちの先生」とよく相談されてみては如何でしょうか。

##2
「ガイドライン」からは
通常「神経根症状:radiculopathy:ラデイクロパチー」を主体とする
「頚椎の「病態」(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」の場合は
まずは「筋弛緩剤」「その他薬剤の内服」「頚部への軟性コルセットの装着」
等の「保存的治療」を行なうことと御座います。

##3
逆に「脊髄症状:myelopaty:ミエロパチー」=「脊髄圧迫症候」
が存在する場合は場合により緊急手術となります。


##4
御相談者の御相談の御記載内容からは
「脊髄症状:myelopaty:ミエロパチー」=「脊髄圧迫症候」は
存在しないと今の私は考えます。
これは「私」の考えです。

##5
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の御相談者よりもあとの御相談で
変形性頚椎症の手術後ですが・・・ [2] [2005年 2月 3日 9時25分10秒] 
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/664494410230876.html
の「御相談と御回答」も御参考にされて下さい。


##6
一刻も早い御相談者の「症状・症候」の寛解の得られること・
一刻も早い「症状・症候」のご回復を心より御祈り申し上げます。










上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。









何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。









何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。
[2005年2月3日 11時22分54秒]

お名前: いくお    URL
36歳の男です。昨年の4月ごろから右手の中指が万力で軽くはさまれている
ような違和感がありました。そのままほおっておいたら11月ごろから右足が
冷え性みたいになりました。それで初めて医者にかかったところ検査の結果、
頚椎の5番と6番の椎間板にヘルニアがあると診断されました。
 今年の1月にはミエログラフティーもやりました。先生からは要手術といわ
れました。保存的治療もせずに手術といわれても・・・
 かなり悪いからなのでしょうか?
今は左肩から左手首の間が痛く、少し痙攣もします。腰もそして右足も電気が
走るような痛みがあります。ヘルニアの80〜90%は保存的治療で軽快する
と聞いたことがあります。私の場合は手術しか選択肢がないのでしょうか?
[2005年2月2日 21時38分23秒]

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