ご相談タイトル:下肢のしびれと痛み 



●もう一度脳神経外科・神経内科相談
掲載掲示板記事一覧に戻る●


書き込み欄へ この脳神経外科・神経内科相談掲示板の「書き込み欄」へとぶ ヘルプ

☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 0 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。




#1
##1
「北海道在住33歳女性です。
1年半程前から指、足のしびれ、知覚鈍磨、疼痛
に悩んでいます。
 
経緯
2003年12月4日頃 
 右足かかと、膝の上直径10センチ程度の範囲
 右手親指甲側 の部位で表面の感覚が無く触る
 とびりびりする。
2003年12月中旬
 左膝下やや内側 こぶしぐらいの範囲で同症状
2004年1月3日
 右足太もも裏からお尻の付け根にかけて同症状
2004年1月7日
 夕方から右足の甲(特に指の付けのあたりが強
 い)に同症状
 
 神経内科を受診、血液検査、神経伝導速度検査
 を受けましたが、特に異常ないということで、
 メチコバールを処方されました。
 
2004年1月中旬
 右足甲 冷たさを感じない、ぴりぴりと痛む。
2004年1月26日
 左足の甲、足首(特にくるぶし側)、ふくらはぎ
 にかけて同症状が発症。今までよりとても強い。
2004年2月初旬
 つま先がひっかかり何度か転ぶ。
 左足の痛みがひどく、靴下を履くのもやっと。ち
 ょっと触られても飛び上がる程。赤く腫れている。
 左足のすねから甲にかけて、針でつついたぐらい
 の赤い内出血がたくさんある。左足親指が上方向
 にまったく動かない。足首も上にあげる力が弱い。
 
神経内科再診 ヒコツ神経炎。通常の10分の1し
か伝達されてなく、速度もとても遅いと診断。薬は
メチコバールと痛み止めをもらう。
  
3月から5月
 左足変わらず。両足つけねまでだるくて痛い。立
 っているのがつらい。
 
メチコバールを飲みながら様子を見る。徐々に徐々
に足首の力、親指も動くようになってくる。が反面
左足首が延びなくて、正座ができない。
 
2005年2月11日
 少し落ち着いていたが、突然右手の親指の指先に
 しびれ、痛みが発生。
2005年4月
 久しぶりに神経内科を受診、血液検査等異常なし
2005年6月3日
 左手小指薬指の付け根から指先までしびれ発症。
2005年6月12日今日現在
 左手小指薬指腫れて痛む。冷たさ感じない。しびれ
 もある。うでまでだるい。肩も張ってる。
 
私の行ってる病院では、生活に支障が出るほどではな
いし、動かなかった足も自然に治ってきてるので、こ
のまま様子を見ましょうという診断です。原因はわか
らないといわれています。
でも、つぎつぎと新しい個所に発生し、痛みは弱くな
ってもしびれは残ったままで、毎日辛い思いをしてい
ます。またいつ強い症状があらわれて、体が動かなく
なったら、という不安もあります。原因がわからない
のが一番不安です。このまま様子を見るしかないので
しょうか?
アドバイスよろしくお願いします。」
との事です。






#2結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
 
##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」=
「Roth−Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」
の「症状・症候」で御座います。
 
##3
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##4
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
 
##5
しっかり治されるためには
「機能性末梢神経障害疼痛」にお強い「脳神経外科専門医先生」或は
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されると
宜しいと今の私は考えます。
 
##6
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害疼痛」に苦手な先生もいらっしゃいます。
この事は何卒に覚えておかれて下さいませ。
 
##7
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の
「過去の御相談と御回答」で
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
に関する
御回答の「一部」を「御参考1」にコピー
致します。
 
 
##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
 
 
##9
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。
 
 
 
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci 
 
 
 





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
++「御参考1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
#2
##1
御相談者の御相談内容からは
「軽い脳梗塞」と「症状・症候」は関連が少ないように
考えます。
 
##2
この「症状・症候」は
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
のように考えます。
 
##3
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。
 
##4
「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth−Bernhartd症候群などと呼称されますが。
 
##5
本邦ではまず通じません。
 
##6
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の特徴を#3に記載いたします。
 
 
 
 
 
#3
この「腰痛・下肢痛」には特徴が御座います。
 
##1
「腰痛」を伴い疼痛或は「しびれ感」は
まずは
「大腿外側」から発症するものです。
##2
「膝関節痛」或いは
「更には下肢外側痛或は脹脛痛」として広がります。
 
##3
この「しびれ感」は「ある朝」或は「就眠時」「就眠中」に
突如として出現することが多いものです。
 
##4
けれども「運動神経麻痺」は全く伴いません。
 
##5
「しびれ感」の特徴は
「弱い電気を感じられているビリビリする様な御自覚症状」
と考えます。
 
##6
「下肢足」の「親指付け根」・「薬指の付け根」・
「踝の上」・「大腿」外側に「しびれ感」「症状・症候」が
あることが多いものです。
 
##7
下肢「しびれ感」の場合「体重」をかけていると
消失或は著明に軽減致します。
 
##8
「入浴にて浮力で体重負荷が無く」なると
「症状・症候」は軽減致します。
 
##9
けれども「浴槽」からでた後に」急激に
「症状・症候」が増悪することが多いものです。
 
##10
「いすに座ったり」して「体重負荷」が減じると「症状・症候」
は増悪して「足指先端」の「冷痛感」で「激痛」にばけることも
御座います。
 
##11
下肢のみでなく上枝にもしびれのあることが多いものです。
如何でしょうか。
 
##12
上枝の「しびれ感」の場合
「手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)」に
絵に書いたような「しびれ」が御座います。
 
##13
更に上肢の場合
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います
 
##14
「下肢痛」で「御診断」が付かず苦労される患者さん
が「知覚異常性大腿神経神経痛」では後をたちません。
 
##15
時として「疼痛性歩行障害」にすら至ります。
 
##16
「機能性末梢神経障害」であり画像診断には「異常所見」
が得られないため正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
 
##17
「神経ブロック」或は「神経根ブロック」
或は「硬膜外ブロック」が著効致します。
 
##18
「症状・症候」のレベルを間違えられて
「おしり=臀部直上」の「ブロック」を施行されることが
稀ならず御座います。
 
##19
これらの
「経仙骨孔ブロック」或は
「硬膜外ブロック」の「仙骨ブロック」を施行されても
一向に良くなりません。
 
 
 
 
 
#4
##1
御相談者の御相談内容からは。
##2
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の「軽症」の「症状・症候」で御座います。
 
##3
主役は外側大腿皮神経という有名神経であり
「第2,3腰神経前枝の後部」から発生する
「有名な神経」で御座います。
 
##4
「末梢神経名称」でいけば
「外側大腿皮神経」が病態の主役であることが多いものです。
 
##5
L2神経根といえば
###1
陰部大腿神経
###2
外側大腿皮神経
###3
大腿神経
###4
閉鎖神経の源流です。
 
##6
「神経ブロック」では
「外側大腿皮神経ブロック」
 
##7
或は
「神経根ブロック」では
「L2神経根神経根ブロック」が著効致します。
 
##8
上記の「神経ブロック」或は「神経根ブロック」による
治療は「ペインクリニック専門医先生」が専門と致します。
 
 
 

#5結論:
##1
御相談者の御相談内容からは
いまだ「軽症」であり宜しかったです。
 
##2
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
或は
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」と命名されて
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」と記載された
病態なので御座います。
 
##3
「CT・MRIやX線撮影などの画像診断」では「異常所見」
が得られないために「機能性末梢神経障害」による
「症状・症候」と呼称されます。
 
##4
本邦ではまず通用しません。
 
##4
「腰痛・下肢痛」とりわけ「機能性末梢神経障害」の
お得意な「ペインクリニック専門医先生」を御受診されると
宜しいと考えます。
 
##5
但し「ペインクリニック専門医先生」でも
「知覚異常性大腿神経神経痛」に苦手な先生もいらっしゃいます。
このことは何卒に覚えておかれて下さいませ。
 
##5
軽い「脳梗塞」は疼痛とは何ら関係が御座いません。
 
##6
怖い状態ではありません。
怖い病気ではありません。
だから絶対に心配なさいませんように。
 

##7
早く治したいですね。
 
 
 
 
 
上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。
 
 
 

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
 
 
 
 
 
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
 
 
 
 
 
 
「御参考1おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
 
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2005年6月13日 18時52分41秒]

お名前: 匿名希望   
*相談掲示板がメンテナンス中のため
電子メールにて頂いた御相談を参考のため相談掲示板に移動致します。*



北海道在住33歳女性です。
1年半程前から指、足のしびれ、知覚鈍磨、疼痛
に悩んでいます。
 
経緯
2003年12月4日頃 
 右足かかと、膝の上直径10センチ程度の範囲
 右手親指甲側 の部位で表面の感覚が無く触る
 とびりびりする。
2003年12月中旬
 左膝下やや内側 こぶしぐらいの範囲で同症状
2004年1月3日
 右足太もも裏からお尻の付け根にかけて同症状
2004年1月7日
 夕方から右足の甲(特に指の付けのあたりが強
 い)に同症状
 
 神経内科を受診、血液検査、神経伝導速度検査
 を受けましたが、特に異常ないということで、
 メチコバールを処方されました。
 
2004年1月中旬
 右足甲 冷たさを感じない、ぴりぴりと痛む。
2004年1月26日
 左足の甲、足首(特にくるぶし側)、ふくらはぎ
 にかけて同症状が発症。今までよりとても強い。
2004年2月初旬
 つま先がひっかかり何度か転ぶ。
 左足の痛みがひどく、靴下を履くのもやっと。ち
 ょっと触られても飛び上がる程。赤く腫れている。
 左足のすねから甲にかけて、針でつついたぐらい
 の赤い内出血がたくさんある。左足親指が上方向
 にまったく動かない。足首も上にあげる力が弱い。
 
神経内科再診 ヒコツ神経炎。通常の10分の1し
か伝達されてなく、速度もとても遅いと診断。薬は
メチコバールと痛み止めをもらう。
  
3月から5月
 左足変わらず。両足つけねまでだるくて痛い。立
 っているのがつらい。
 
メチコバールを飲みながら様子を見る。徐々に徐々
に足首の力、親指も動くようになってくる。が反面
左足首が延びなくて、正座ができない。
 
2005年2月11日
 少し落ち着いていたが、突然右手の親指の指先に
 しびれ、痛みが発生。
2005年4月
 久しぶりに神経内科を受診、血液検査等異常なし
2005年6月3日
 左手小指薬指の付け根から指先までしびれ発症。
2005年6月12日今日現在
 左手小指薬指腫れて痛む。冷たさ感じない。しびれ
 もある。うでまでだるい。肩も張ってる。
 
私の行ってる病院では、生活に支障が出るほどではな
いし、動かなかった足も自然に治ってきてるので、こ
のまま様子を見ましょうという診断です。原因はわか
らないといわれています。
でも、つぎつぎと新しい個所に発生し、痛みは弱くな
ってもしびれは残ったままで、毎日辛い思いをしてい
ます。またいつ強い症状があらわれて、体が動かなく
なったら、という不安もあります。原因がわからない
のが一番不安です。このまま様子を見るしかないので
しょうか?
アドバイスよろしくお願いします。
[2005年6月13日 18時48分5秒]

●脳神経外科・神経内科相談掲示板記事一覧に戻る●
御注意  ここは回答者の回答記入欄です。

御相談者の御相談の記入欄ではございません。
御相談をかきこむためには。
<方法1>
「脳神経外科・神経内科相談掲示板タイトル」直下の「書き込み」をクリックされて下さい。
<方法2>
或は「下記の「書き込みへとぶ」をクリックされて下さい。

山本クリニックの脳神経外科・神経内科相談掲示板御相談「書き込み」へとぶ

●脳神経外科・神経内科相談掲示板記事一覧に戻る●

御注意  ここは回答者の回答記入欄です。
御相談者の御相談の記入欄ではございません。
御相談者の御相談の記入欄ではございません。



氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
●脳神経外科・神経内科相談掲示板記事一覧に戻る●<

山本クリニックの脳神経外科・神経内科相談掲示板御相談「書き込み」へとぶ
山本クリニックの相談掲示板入室ページへ戻る
▲ 山本クリニックのホームページへ ▲