ご相談タイトル:後頭部と首のしびれ 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 0 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。




#1
##1
「年齢:33 性別:女性 
 はじめまして。昨日の夜、後頭部全体に痺れが出てきました。
その痺れは、次第に首筋にも出てきました。
今は痺れはおさまっていますが、なんとなく頭がダルイ状態です。
以前より、両手、両足にたまに痺れがくることがあり
(一度にではなくバラバラに)
一度成形外科で見てもらったところ、栄養不足といわれました。

肩こりがひどく、頭痛はこめかみ、後頭部など多岐にわたって発生します。
頭の痺れについては、寝起きにたまに(3ヶ月に1回くらい?)ありましたが、
今回のように、仕事中に起こるということは初めてでした。

ちなみに、仕事は1日パソ\コンに向かっていることが多いです。
あと、たまに体の一部がのぼせたり、熱を持った状態になることがあります。

脳に以上があるのでしょうか?それとも神経系の病気の可能\性でしょうか?
よろしくお願いいたします。」
との事です。




#2
##1
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載から「症状・症候」或は
「症状・症候」に関連するものは。
1・昨日の夜の後頭部全体の「しびれ感」
2・今現在は1・は治まっているが「頭がだるい」
3・以前から両上肢・両下肢にたまに「しびれ感」
4・一度整形外科を御受診されている。=>「栄養不足?」
5・肩こりがひどく、頭痛はこめかみ、後頭部など多岐にわたって発生。
6・頭の痺れは朝にあったが今回は仕事中。
7・一日中pcに向かう仕事
8・体に「熱感」或は一部に「のぼせ感」
9・その他
の「9つ」を御記載されています。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
この「病態」は
典型的な「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。
判りやすくいえば「緊張型頭痛」という「頭痛系の「病態」」で御座います。

##5
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##6
そして諸々の「しびれ感」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う「緊張型しびれ(あだ名です)」という「症状・症候」。
「5・」が「緊張型」の「症状・症候」の最たる特徴です。

##7
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。

##8
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##9
「週末症侯群:week-end syndrome」と呼称し「休日」が「窮日」となり
休息を取れなくなり「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で情緒不安定にもなられる患者さんもいらっしゃいます。

##10
「緊張型」は正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##11
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。

##12
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「整形外科専門医先生」を御受診されて
「4・一度整形外科を御受診されている。=>「栄養不足?」で
本当に宜しかったです。=>##13

##13
「「頚椎」の5番・6番(C5/C6)の椎間板が磨り減っている」
「「頚椎」の「生理的湾曲」が無く「真直ぐだ」或いは
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或い
「はCT・MRI」は「臨床神経診断学」と合致致しません。


##14
上記「「頭痛系の「病態」」を「頚椎「病態」」と間違えることは。
「頸肩腕症候群」「頚椎症」「頚椎椎間板ヘルニア」
「変形性頚椎症」(医学的には存在しない病態病名)・その他
の「頚椎「病態」」の「正診断ではない」=「誤診率」が本邦では
「98%を超える」という「報告」が「疼痛系の「病態」治療」で「高名」
な御施設からの「論文」で。
「「頭痛系の「病態」」を「頚椎「病態」」と間違えることは。
最近過去3年の間に「激減」致しました。

##15
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
では
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)






#4
##1
「#2・##3の「8・」体に「熱感」或は一部に「のぼせ感」」
について御説明いたします。

##2
この「熱感」・「のぼせ感」を「臨床神経診断学」から
把握することは「緊張型」の患者さんの「診断戦略」「治療戦略」
からも極めて重要です。

##3
「頭痛系の「病態」」である「緊張型」の「痛み」或は「しびれ感」は
いずれも「純粋な痛みの神経線維」により
「「感覚・知覚」を「御自覚症状」として自覚されるのではない。

##4
「体温変化」はAδ(Aデルタ)線維という感覚神経の細い線維で
情報伝達されるのだけれども。

##5
このAδ(Aデルタ)が「頚部暖房・エアコン中など外部温度変化」により
「不調(よく漏電と説明)」をおこして発症するのが「緊張型」の
「御自覚症状」に至る「症状・症候」。

##6
だから「緊張型」の場合「疼痛系の「病態」」でも
「熱感」「のぼせ感」を
自覚される患者さんが多いものです。

##7
また「緊張型」の患者さんは「入浴」にて「症状・症候」が
改善するのも大きな「特徴」なのですが。

##8
「入浴」が終わって「浴槽」から出た途端に
足・下肢痛或は下肢の「しびれ感」が増悪される患者さん
も多いものです。




#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

##2
「1・脳に以上があるのでしょうか?
 2・それとも神経系の病気の可能\性でしょうか?」
との事です。
=>##3

##3
1・
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」による
「病態」では
御座いません。
2・
「神経系の病気の可能\性でしょうか?」=>「精神的なもの?」と
解釈させて頂きます。
「精神的なもの」では御座いません。
確かに「緊張型」の患者さんはストレスには弱くなります。

##4
「因果関係」を逆転すればストレスから
「発生」するようにみえるが間違いなのです。
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。

##5
またよく「ストレッチ」をしましょうとか
「リフレッシュ」をしましょうとかいわれますが感心しません。
「リフレッシュ」ができないから
このような「病態」にいたるのであるから全く感心致しません。

##6
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも
「頭痛系の疾患」が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。


##7
大学病院の頭痛専門外来の「中枢神経系専門医」或は
「頭痛専門医」(この名称の「専門医はいません)でも。
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さんになると
苦手な先生は少なくありません。
このことも何卒に覚えておかれて下さいませ。

##8
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
のの「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ(あだ名です)」について「補足3」に。
御記載致します。御参考になれば何よりです。

##9
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##10
+++++++++++++++++++++++++++++++++
追記
なお
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」で御相談者の「症状・症候」と
「或は延長線上あるいは同一線上にある病態」の御相談が多数御座います。
御参照下さい。
「睡眠障害と体がだるい [2] [2005年 5月 9日 19時 0分34秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/198979506808431.html

「左後頭部の痛み 2 [2] [2005年 4月21日 12時55分57秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/350935379116894.html

「左後頭部の頭痛 [2] [2005年 4月10日 16時29分14秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/638506582778977.html

「症状は同一疾患によるものなのか [2] [2005年 3月31日 17時38分55秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/265954556250112.html

「肩こりと手足のしびれ感 [2] [2005年 3月 6日 16時 3分30秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/853321640127437.html
+++++++++++++++++++++++++++++++++









上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1−2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。

「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。
 
上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
しびれがあるとのことですが。
下記については如何でしょうか。

「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
では「特有な「しびれ感」」が「症状・症候」としてでます。


##1
手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)に
絵に書いたような「しびれ感」があるのが特徴ですが如何でしょう。

##2
まずほかの手指には来ません。

##3
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います。
如何でしょう。

##4
また手のひらが赤く霜「降り状」の白い斑点がないでしょうか。


##5
これらの「症状・症候」は朝方強いという特徴
が御座います。

##6
この「しびれ感」は
「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」
が原因と間違われることが多くこの場合は厄介です。

##7
皮肉なことに脳MRIから
「脳神経外科専門医」の疾患である
「キアリ・アーノルド奇形」
「脊椎空洞症」等と間違われることがあります。

##8
上肢に「しびれ感」のある患者さんは下肢にも
また下肢に「しびれ感」のある患者さんじは下肢にも「しびれ感」の
有ることが多いものです。

##9
下肢の「しびれ感」の場合は足指の親指・薬指の根元、
・足の甲(足背部)・踝・外側大腿に「しびれ」がきます。

##10
下肢の「しびれ感」の場合膝の裏が「糊付けされたような」
「張り紙様の硬さで「張って」いることが多いものです。

##11
おおくの場合「末梢循環障害」とりわけ「下肢静脈還流不全状態」
で疼痛性歩行障害にいたることが御座います。

##12
またこの「しびれ感」はおかお特に下口唇に「しびれ感」
を併発することが御座います。

##13
また「しびれ感」とも異なるのですが
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」の
患者さんは「肘関節」の「甲」のほうに「軽い疼痛」があるのが
特徴でも御座います。





「補足3おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2005年5月15日 9時12分21秒]

お名前: mimi   
*山本クリニックの新規相談掲示板に
御相談された御相談と御回答を御参考のため本相談掲示板に移動致します。*



題名:後頭部と首のしびれ 
 相談者:mimi 年齢:33 性別:女性 地域:兵庫県 2005/05/14 (土)21:15:53 
 はじめまして。昨日の夜、後頭部全体に痺れが出てきました。
その痺れは、次第に首筋にも出てきました。
今は痺れはおさまっていますが、なんとなく頭がダルイ状態です。
以前より、両手、両足にたまに痺れがくることがあり(一度にではなくバラバラに)
一度成形外科で見てもらったところ、栄養不足といわれました。
肩こりがひどく、頭痛はこめかみ、後頭部など多岐にわたって発生します。
頭の痺れについては、寝起きにたまに(3ヶ月に1回くらい?)ありましたが、
今回のように、仕事中に起こるということは初めてでした。
ちなみに、仕事は1日パソ\コンに向かっていることが多いです。
あと、たまに体の一部がのぼせたり、熱を持った状態になることがあります。
脳に以上があるのでしょうか?それとも神経系の病気の可能\性でしょうか?
よろしくお願いいたします。
[2005年5月15日 9時0分27秒]

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