ご相談タイトル:頭部打撲後の頭痛について 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御気持ちは大変よく判ります。

1・年齢 2・性別の御記載が無く御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。



++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「頭部外傷」の場合は
必ずや
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」
されてください。

「脳神経外科専門医先生」が「頭部外傷」の患者さん
を診療されてその上で「「「異常所見」無し」
であるのであれば
「頭部外傷」の総合評価として「「異常所見」無し」
です。
「脳神経外科専門医先生」以外の先生が
脳CTなどの「「異常所見」無し」は
所詮「翌日の画像診断」の「「異常所見」無し」であり
止むを得ずも
「画像診断」のみの内容にならざるをえません。


「頭部外傷」は「受傷時」の「画像診断」が
「「異常所見」無し」でも
「脳神経外科専門医」であれば
深く考えて。

患者さんへの指示があるはずです。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++


#1
##1
「10日ほど前に鉄のロッカーに頭頂部の少し右側をぶつけ、
多少出血しました。
血もすぐに止まり、次の日に検査をしたときにも、
レントゲンおよびCTでは何の異常も無いといわれました。

ですが時たまその部分に軽い頭痛を感じることがあります。
頭部打撲の後に慢性硬膜下血腫になることもある、
と言うことを見たため、なっているのではないか、ととても不安です。

そのような重大な疾患が無い場合でも、
私のように患部に頭痛を感じることがあるのかなどを
教えていただけたら幸いです。

今年受験なので、手術程度で済めばいいのですが、
後になってわかったりすると手遅れになるかも、
と思い心配なので書き込みました。
ご返答、よろしくお願いします。」
との事です。






#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載から
「明らかな情報」は
1・
「10日ほど前に鉄のロッカーに頭頂部の少し右側をぶつけ、
多少出血しました。」
という右頭頂部「頭部外傷」の既往
2・
「次の日に検査をしたときにも、
レントゲンおよびCTでは何の異常も無い」
という「画像診断」で「「異常所見」無し」
という所見
3・
「時たまその部分に軽い頭痛を感じることがあります。」
という「打撲「部位」」に一致した頭痛。
4・
「頭部打撲の後に慢性硬膜下血腫になることもある」
という「記載」に対する不安がある
の「4つ」です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載から
「頭部外傷」を論ずる上で「きわだって」
「明らかでない情報」は
1・
御年齢・性別
2・
「頭部外傷」時の「意識障害」の「有無」
3・
「「御受診」された診療科目」
「脳神経外科専門医先生」であるのかそうでないのか。
4・
「頭部外傷」に関する「診断」は
いかなるものであったのか
の記載がありません。
の
「4つ」です。

##3
「頭部外傷」で
1・年齢 2・性別の御記載は極めて重要であり
また
「頭部外傷」で
受傷時の「意識障害」の「有無」はさらに極めて
重要です。
そして「頭部外傷」で
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されたのか
そうでないのか・は御相談者に御回答を
する上で極めて重要です。
そして
「頭部外傷」に関して今後の予後或は
今後起こりうることに関しての「診断」は
いかように御相談者に告げられたのかは
御相談者に御回答を
する上で極めて重要です。







#3
##1
「頭部外傷」の場合は
必ずや
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されて下さい。

##2
「脳神経外科専門医先生」が「頭部外傷」の患者さん
を診療されてその上で「「「異常所見」無し」
であるのであれば
「頭部外傷」の総合評価として「「異常所見」無し」
です。

##3
脳CT・MRIなどの「「異常所見」無し」は
所詮「翌日の画像診断」の「「異常所見」無し」です。

##4
「頭部外傷」は「受傷機転」も重要であり。
=>
「鉄のロッカーに頭頂部の少し右側をぶつけ、
多少出血しました。」から「「受傷時」の「「外力」の強さ」
も推察可能になります。
=>
「外力」は「軽微なもの」であったようです。

##5
「頭部外傷」で「脳神経外科専門医先生」「御受診」
が必要な理由は
御相談者の御相談内容要旨御記載の如く
「頭部外傷」の「病態」には
「受傷時」は大丈夫でも
「慢性硬膜下血腫」を始めとして「時期おそくして発生」
しうる「病態」があるということです。

##6
「頭部外傷」で「脳神経外科専門医先生」を
「御受診」された場合
##5のような「危険=リスク」を含めての
「頭部外傷」の「診断」がなされうるはずです。






#4
##1
まず御相談者が「脳神経外科専門医先生」を
「御受診」されたのではなく「整形外科専門医先生」とか
を「御受診」されたのであれば
「画像診断」の如何に関らず頭部外傷の「診断」が
いかなるものであったのかに限らず
「おっしゃられたこと」のみを留意されれば宜しいです。

##2
御相談者が「頭部外傷」で
「脳神経外科専門医先生」以外を「御受診」されたのであれば
結果は「頭部外傷」の「病態」に深く関与する
診療は不可能ですから
心配であれば
「脳神経外科専門医先生」を再度「御受診」される
必要もあるでしょう。

##3
因みに「頭部外傷」の場合
脳MRIでの「画像診断」は意味がありません。
脳MRIは「水」=「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF]
と「血液」を鑑別できません。

##4
脳CTであれば「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF]に
微小であっても血液がまじっていれば
ハンスフィールドナンバー(「吸収係数」)で鑑別が
可能です。

##5
御施設によっては脳MRIしかない
御施設もあります。
このような場合「脳神経外科専門医先生」であれば
なんとか切り抜けるものです。






#5
##1
「慢性硬膜下血腫」という「病態」があります。

##2
「慢性硬膜下血腫」には大きくわけて
###1
「小児慢性硬膜下血腫」
###2
「成人の慢性硬膜下血腫」
の「2種類」があります。

##3
「成人の慢性硬膜下血腫」と「小児慢性硬膜下血腫」
は「全く異なった「病態」」といってもよいでしょう。

##4
御相談者は「受験」を控えられているとはいえ
大学受験であるのか高等学校受験であるのか判断
は不可能ですが。
(16歳まで「頭部外傷」の場合「小児」とも
考えられます)

##5
とりあえず「成人の慢性硬膜下血腫」について御記載
致します。
=>
#6







#6
##1
「成人の慢性硬膜下血腫」は圧倒的に
「高齢者」に
多いものです。

##2
圧倒的に高齢者に多いといっても
「お若いかたにも発生致します。」。

##3
高齢者の場合など
「脳萎縮:brain atrophy」などがあり
「硬膜下腔:こうまくかくう:aubdural space」
の拡大があると
「頭部外傷」から長くて数ヶ月以内に
「成人の慢性硬膜下血腫」が発生することがあります。

##4
「慢性硬膜下血腫」の発生は
「受傷時」と同じ「側」のこともあれば
「反対」のこともあれば「両側」のこともあります。

##5
「受傷機転」とは余り関係なく
「「受傷時」の「「外力」の強さ」は
「お布団にばったりとよこになられる位」の
「軽微な「「受傷時」の「「外力」の強さ」」でも
「慢性硬膜下血腫」は発生致します。

##6
通常「穿頭:せんとう」+「血腫洗滌除去」等
にて「治療戦略」をとります。

##7
「慢性硬膜下血腫」の場合は成人でも
「再発」事例は稀ならずあり
「穿頭:せんとう」+「血腫洗滌除去」を繰り返す
ことも御座います。









#7
##1
「ですが時たまその部分に軽い頭痛を感じることがあります。
頭部打撲の後に慢性硬膜下血腫になることもある、
と言うことを見たため、なっているのではないか、ととても不安です。

そのような重大な疾患が無い場合でも、
私のようになどを
教えていただけたら幸いです。」
との事です。

##2
「慢性硬膜下血腫」の場合の頭痛は
「頭蓋内圧亢進」によるものですから
もしも頭痛があっても「局在的な頭痛」では
ありません。

##3
けれどもこの点に
関する御相談者の「症状・症候」の論議は
「慢性硬膜下血腫」の「発生可能の有無と程度」とは
なんら意味を持ちません。









#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「頭部外傷」を論ずるにあたり
上記の如く
「4つ」の「明らかなこと」と
「4つ」の「明らかでないこと」
があります。

##3
よって御相談者の御相談内容要旨御記載
の範囲からは
「そのような重大な疾患が無い場合でも、
私のように患部に頭痛を感じることがあるのかなどを
教えていただけたら幸いです。

今年受験なので、手術程度で済めばいいのですが、
後になってわかったりすると手遅れになるかも、
と思い心配なので書き込みました。
ご返答、よろしくお願いします。」
という御相談に対して「なんらの結論」を
御回答することは困難です。

##4
多くの場合
「頭部外傷」で「慢性硬膜下血腫」の発生が
予測される場合
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」された
場合には脳CTの「再検査」による経過観察が
患者さんに示唆されることを御銘記下さい。

##5
「頭部外傷」の場合には
「受傷時」には「画像診断」に「「異常所見」無し」でも
時間経過後に
なんらかの「慢性硬膜下血腫」に代表されるような
「病態」が発生することがあります。

##6
だから「頭部外傷」に際しては
かならずや「脳神経外科専門医先生」を「御受診」
されて下さい。








上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。








何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2007年7月5日 15時47分47秒]

お名前: 匿名希望   
10日ほど前に鉄のロッカーに頭頂部の少し右側をぶつけ、
多少出血しました。
血もすぐに止まり、次の日に検査をしたときにも、
レントゲンおよびCTでは何の異常も無いといわれました。

ですが時たまその部分に軽い頭痛を感じることがあります。
頭部打撲の後に慢性硬膜下血腫になることもある、
と言うことを見たため、なっているのではないか、ととても不安です。

そのような重大な疾患が無い場合でも、
私のように患部に頭痛を感じることがあるのかなどを
教えていただけたら幸いです。

今年受験なので、手術程度で済めばいいのですが、
後になってわかったりすると手遅れになるかも、
と思い心配なので書き込みました。
ご返答、よろしくお願いします。


Monday, July 02, 2007 12:15 AM
[2007年7月2日 00時15分31秒]

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