ご相談タイトル:左胸の痛み 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL


ご心配なことと存じます。

これはお可愛そうですね。


御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。


この疼痛=激痛発作を伴う「病態」は

「貧乏椅子症候群:poor chair syndrome:PCS」
「貧乏家具症候群:poor furniture syndrome:PFS」
と呼称されることもある「機能性疼痛」で御座います。

あまりよい名称ではありません。
けれどもこの「病態」と「呼称名」は本邦ではまず通じません。

筋肉痛ではないし「鎮痛剤」「「湿布:パップ剤」は奏功致しません。




#1
##1
「はじめまして。26歳、男性です。
左胸、背中、左脇に痛みがあります。
昨日、病院で診察してもらいましたが原因が判りませんでした。

血液検査、CT検査、レントゲン、エコー検査をやり、
湿布、ボルタレンを処方してもらいましが未だに痛みがひきません。

先生は筋肉痛にしてもこんなに痛まないと思うし
様子を見てみて下さいとの事。

姿勢を変える度(寝返り・寝起きの時)に声が出てしまう
ぐらい痛みがあります。

息を吸い込み、胸を張り力を抜くと痛んだりします。
僕自身は腰痛持ちなのですが何か関係あるのでしょうか。」
との事です。







#2
##1
「姿勢を変える度(寝返り・寝起きの時)に声が出てしまう
ぐらい痛みがあります。

息を吸い込み、胸を張り力を抜くと痛んだりします。」
という「症状・症候」は。

##2
「貧乏椅子症候群:poor chair syndrome:PCS」と
呼称されるものです。

##3
発症の機転は「背もたれのない椅子」で身体の「縦方向」に
「弛緩」させて「力をぬいた状態」から立ち上がるときに
よく発生致します。

##4
「悲鳴」をあげるような「激痛」が「体動の変化」の折に
発生するのが特徴で御座います。

##5
「貧乏椅子症候群:poor chair syndrome:PCS」は
「椅子」のみでなく「布団」などの「寝具」も「貧乏」であることが
多く就眠中「寝具」に手足をのせて「側臥位」で「胴体」を
布団の外に=「畳の上に」はみだたせて「体を布団に合わせられている」
ことが多いものです。
=>
「貧乏家具「症状・症候」:poor furniture syndrome:PFS」

##6
「症状・症候」は
###1
「持続性疼痛」(比較的軽度)と
###2
「発作性激痛」(極めて激しい)
の「2通りできます。






#3
##1
疼痛発作は「極めて激烈」であり悲鳴を上げない患者さんは0%です。

##2
但し「一定の姿勢確保」さえ出来れば「瞬間的に激痛は消失」するので
多数の患者さんは医師を御受診されません。

##3
また「貧乏椅子症候群:poor chair syndrome:PCS」自体
極めて正診断率の大変低い「疼痛系の「「病態」」」でございます。

##4
この「貧乏椅子症候群:poor chair syndrome:PCS」
の疼痛は「瞬間的疼痛」であるために「鎮痛剤」は全く無効。

##5
また「猫背」の患者さん=「姿勢の悪い患者さん」に多いものです。

##6
「腰痛・下肢痛」の患者さんで不用意に「コルセット」をされて
「コルセット」=「貧乏椅子」と同様なものですから
この「激痛発作」を恒久的なものにしてしまうことがあるので
極めて「腰痛」もちのかたは注意が必要です。


##7
また腹式呼吸のみされる「御体格のよいかた」=「肥満体」の
あるかたに発生いたします。




#4
##1
また
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんにはこの
「貧乏椅子症候群:poor chair syndrome:PCS」の体幹部疼痛を
お持ちの患者さんも多いものです。

##2
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」の発症の時間依存性につき「補足2」に
御記載致します。








#5結論:
##1
典型的な
「貧乏椅子症候群:poor chair syndrome:PCS」の疼痛
(というより「甚だしい激痛」)。

##2
「息を吸い込み、胸を張り力を抜くと痛んだりします。」
とすると「激痛」がきますから。

##3
敬礼をされている「兵隊さん」のような格好がこのましく
「息を吸い込み、胸を張り=>「力を抜かれないことです」。

##4
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
「湿布:パップ剤」や「鎮痛剤」は効果が有りません。


##5
「症状・症候」がお強いようであれば
「機能性疼痛」にお強い
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されると
宜しいと今の私は考えます。


##6
「腰痛・下肢痛」とりわけ
「機能性末梢神経障害」のお得意な「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されると宜しいと考えます。

##7
但し「ペインクリニック専門医先生」でも「機能性疼痛」
に苦手な先生もいらっしゃいます。
このことは何卒に覚えて置かれてくださいませ。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。









上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。







何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。











++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1−2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。
++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。
 
上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






[2004年10月10日 11時34分50秒]

お名前: あんちゃん   
はじめまして。26歳、男性です。
左胸、背中、左脇に痛みがあります。
昨日、病院で診察してもらいましたが原因が判りませんでした。

血液検査、CT検査、レントゲン、エコー検査をやり、
湿布、ボルタレンを処方してもらいましが未だに痛みがひきません。

先生は筋肉痛にしてもこんなに痛まないと思うし
様子を見てみて下さいとの事。

姿勢を変える度(寝返り・寝起きの時)に声が出てしまう
ぐらい痛みがあります。

息を吸い込み、胸を張り力を抜くと痛んだりします。
僕自身は腰痛持ちなのですが何か関係あるのでしょうか。


[2004年10月10日 10時4分16秒]

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