ご相談タイトル:手の振るえ=アルコール依存症?? 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「御父様」の
「手の振るえ」=「振戦」が「アルコール依存症」に起因
すると考えるのは早急です。

「振戦:しんせん」を「本態性」とか
「家族性」とか○○性とか分類する「方法」がありますが
「臨床神経診断学」の観点からは何の「意義」もありません。

「振戦:しんせん」には「活動時刻振戦」と
「休止時振戦」の「2種類」が御座います。
ちょっと「専門的」ですが。「活動時振戦」の「2種類」=
「運動時振戦」と「姿勢時振戦」の
「「姿勢時振戦」はある姿勢を保とうとするときに出現する振戦」
であるように考えます。
下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++








#1
##1
「はじめまして、ご相談したいことがあり、
メールをさせていただいています。

父、60歳が一年位前から、手の震えが始まり、
最近は箸で物が掴めない時があります。

お酒を飲むととまるので、
アルコール依存症なのではないかと思うのですが、
治療法はあるのでしょうか。

また、治療しないと、
体に支障は出るのでしょうか。

アルコールの摂取量は、
震えが来る前と余り変わってないようなのですが。」
との事です。




#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「 父、60歳が一年位前から、手の震えが始まり、
最近は箸で物が掴めない時があります。
お酒を飲むととまるので、
アルコール依存症なのではないかと思うのですが、
治療法はあるのでしょうか。」
との事です。

##3
「アルコールの摂取量は、
震えが来る前と余り変わってないようなのですが。」
と御指摘のように。

##4
「御父様」の「アルコール」は「1年前」からではないと
考えられます。
早急に「アルコール依存症」の「病態」を「振戦」と関連させるのは
適切ではありません。

##4
「60歳」で「手の振るえ」=「振戦」。



#3
##1
「振戦:しんせん」には
「活動時刻振戦」と「休止時振戦」の「2種類」が
御座います。

##2
「活動時刻振戦」は
筋肉が「何らかの活動をしているときにその部位に出現する振戦」 
で御座います。

##3
「休止時振戦」は患者さんの身体(四肢・体幹・頭部)
が休止している状況で発生する振戦で御座います。

##4
「活動時刻振戦」は筋肉が
「何らかの活動をしているときにその部位に出現する振戦」
この中で「活動時刻振戦」は「2つ」に分類されます。
=>##5

##5
「運動時振戦」と「姿勢時振戦」で御座います。

##6
「「運動時振戦」は運動をするときに出現する振戦」であり
「「姿勢時振戦」はある姿勢を保とうとするときに出現する振戦」
で御座います。

##7
「活動時振戦」の2つはは「英国臨床神経学」」の
「アクション振戦:action tremor」という
「力をいれたとき「振戦:しんせん」」
とは異なるのでややこしいです。


#4
##1
「最近は箸で物が掴めない時がありま す。」
の「振戦」は。

##2
「活動時刻振戦」である。
筋肉が「何らかの活動をしているときにその部位に出現する振戦」
この中で「活動時刻振戦」は「2つ」のなかの。

##3
「箸がつかめない場合」の振戦は
「「姿勢時振戦」はある姿勢を保とうとするときに出現する振戦」
で御座います。

##4
よく「振戦:しんせん」を「本態性」とか「家族性」とか○○性とか
分類する「方法」がありますが「臨床神経診断学」の観点からは
これは「何ら意味をもたず」正しくは御座いません。

##5
「御父様」が
「「姿勢時振戦」はある姿勢を保とうとするときに出現する振戦」を
「症状・症候」として「1年前」から出現したのかは全く判断できません。

##6
様々な理由・或いは「病態」が考えられます。

##7
けれども「中枢神経系の「器質的疾患」
(「頭部外傷」や「脳腫瘍」や「脳血管障害」等)」があるとか
は考えにくいような気が致します。





#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「 父、60歳が一年位前から、手の震えが始まり、
最近は箸で物が掴めない時がありま す。
 お酒を飲むととまるので、」
アルコール依存症なのではないかと思うのですが、治療法
はあるのでしょうか。」
との事です。
=>
ひとえに「振戦:しんせん」という「臨床神経診断学」でいうところの
「症状・症候」で御座います。
「アルコール」は「筋弛緩剤」でもあるので
「緊張型」「振戦」とも考えられます。

##2
「振戦:しんせん」の中でも
「活動時刻振戦」は筋肉が
「何らかの活動をしているときにその部位に出現する振戦」 
であり。

##3
この中で「活動時刻振戦」は「2つ」=「運動時振戦」+「姿勢時振戦」
のなかで。

##4
「姿勢時振戦」=
「姿勢時振戦」はある姿勢を保とうとするときに出現する振戦」
で御座います。

##4
「心の病気」でもなければ
「中枢神経系の「器質的疾患」
(「頭部外傷」や「脳腫瘍」や「脳血管障害」等)」
でもないと今の私は考えます。

##5
この御相談者の御記載内容からは
この「「姿勢時振戦」はある姿勢を保とうとするときに出現する振戦」
の原因は判断できません。

##6
また御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「御父様」の
「アルコール依存症」という「病態」が今ひとつ
明確ではありません。

##7
「パーキンソン症候群」或は「動脈硬化性パーキンソン症候群」
等の可能性「その他の「病態」」も踏まえられ
一度しっかりとした「脳神経外科専門医先生」或は
「神経内科専門医先生」を御受診されるのが宜しいと考えます。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##9
このような御回答しかできなくて御免なさい。
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。

##10
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。


取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。










上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。







何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
[2005年12月6日 17時26分57秒]

お名前: 匿名希望   


はじめまして、ご相談したいことがあり、
メールをさせていただいています。

父、60歳が一年位前から、手の震えが始まり、
最近は箸で物が掴めない時があります。

お酒を飲むととまるので、
アルコール依存症なのではないかと思うのですが、
治療法はあるのでしょうか。

また、治療しないと、
体に支障は出るのでしょうか。

アルコールの摂取量は、
震えが来る前と余り変わってないようなのですが。

December 06, 2005 4:32 PM
[2005年12月6日 16時32分28秒]

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