ご心配なことと存じます。
#1
##1
「1.42才女性
2.お尻と下肢の痛みによる歩行と座位困難
3.私はコンピューターをつかった仕事をしておりました。
昨年の12月、突然の腰の激痛で動けなくなりました。
1週間ほど何もできないままベッドで過ごし、
やっと暮れも押し迫った頃、一番近くの整骨院でマッサージを受けました。
その後もそこでマッサージと低周波治療をつづけ、
なんとか1ヶ月後復職することができました。
ところが、再度4月にはいり激痛が腰を襲い、整形外科を受診することになりました。
そこではいたみどめの注射をされ3週間の安静を言い渡されました。
診断は椎間板が薄くなっているのとヘルニアが見られるとのことでした。
その後3ヶ月間は、牽引と低周波です。。薬も注射も痛み止めは効きませんでした。
その後は、指圧院や、カイロ、他の整形外科、レーザー手術専門医にも
見てもらいましたがこれといった決め手もなく、、、
特にレーザー手術専門医には、ヘルニアはあるにはあるがむかしのもので
これが腰痛の原因ではない。椎間板がうすくなっているためだといわれ
レーザー手術は適用外といわれました。
大学病院では、半年くらい、コルセットをして、安静にしておけばいい
といわれましたが、毎日がつらく、とても悲しい気持ちです。
一度、仙骨ブロックをうけましたが全く効きませんでした。
最近、腰痛や痛みにはペインクリニックがいいとききました。
先生のところでは、私のようなものはどのような治療になるのでしょうか」
との事です。
#2
##1
この御相談者の「御症状・症候」の患者さんは
「腰痛」+「下肢痛」として大変おおく苦労されるもの
なので御座います。
##2
###1
meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)或いは
###2
Roth−Bernhartd症候群
などと呼称される疼痛なのですが。
##3
本邦ではまず「通じません」。
#3
##1
おみ足の外側から膝下に走り踝と足指の親指と薬指まで
疼痛がることが多いものです。
##2
「外側大腿皮神経」という「末梢神経」にそっての疼痛で
あり。
##3
場合によっては「足の付け根」も痛いことがあり
「閉鎖神経」という神経も関与していることが多いです。
##4
##1−##3にくわえて「腰痛」もあり
時として「臨床神経診断学」 では何がなんだか
わからなくなっていることがおおいです。
##5
すこし「下のほう」の神経レベル=「デルマトーム」
で考えられることがおおいものです。
##6
「仙骨ブロックをうけましたが全く効きませんでした。」
というようなことも起こります。
##7
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃったことと存じます。
#4
##1
英語圏内ではlumbar pain とlumbagoにまずは分けて
「機能性腰痛(lumbago)」を「器質的腰痛」と分離しますが。
##2
本邦では「臨床神経診断学」よりも「画像診断優位」で
「御症状・症候」を解釈しようとすることがおおく混乱がしょうじています。
##3
元来L2L3由来の「「デルマトーム」なのですが
おおくは「かなり下の神経」と解釈されて「仙骨神経ブロック」
が施行される事が多いものです。
##4
「神経支配に基づく」「御症状・症候」の
分布図を「デルマトーム」といいます。
#5
##1
###1
即ち脊椎X線撮影所見が
###2即ち「デルマトーム」と全く「綺麗に合致」すれば
「脊椎の疾患」に違いありません。
##2
脊椎の疾患とはたとえば「腰椎椎間板ヘルニア」などのことです。
##3
御相談者の御相談内容からは
「お尻と下肢の痛みによる歩行と座位困難」ですから。
##4
「腰椎椎間板ヘルニア」で考えるのは困難です。
##5
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃったことと存じます。
#6
##1
御相談者の御相談内容からは
まず「外側大腿皮神経ブロック」及び「閉鎖神経ブロック」を
施行致します。
##2
治筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や外用薬も用います。
##3
そしてちょっといたいですが
痛みが続くようであればL2L3の「神経根ブロック」を
l3そしてl2の順に「神経根ブロック」を施行いたします。
#7結論:
##1
御相談者の御相談内容からは。
##2
meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
Roth−Bernhartd症候群などと呼称される疼痛なのですが。
##3
まず本邦では通じません。
##4
「外側大腿皮神経ブロック」「閉鎖神経ブロック」場合により
「硬膜外ブロック」もくわえます。
##5
痛みが残るようであれば「痛いのですが」
「神経根ブロック」を施行いたします。
##6
筋肉を柔らかくする即効性・持続性の
お薬を内服や外用薬も用います。
##7
また「超音波断層検査」にて骨盤臓器を検査いたします。
##8
ご婦人の場合「子宮傍結合織炎」をもたれていることが
おおいので「これにも対応しなければなりません」。
##9
御婦人は「痛み」に強いので殿方と異なり
「行き着くところまでいって」
苦労される方が多いです。
##10
お大変だと存じますが「ペインクリニック」のお得意な先生
にを御受診されると宜しいと今の私は考えます。
##11
御幸運をお祈り申し上げます。
上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2003年11月20日 16時6分53秒]