ご相談タイトル:下顎周囲の「しこり」 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

なるほど「確かに判りづらい」です。

けれどもこの「判りづらさ」が逆にこの
「頸のしこり」の或いは「下顎の「しこり」」の
「病態」の「判断」に役立ちます。

「下顎の「しこり」」は
「センチくらいの動かない痛みを伴う
しこりが2つあります。」との事です。

これからは
「皮膚腫瘍」「皮下腫瘍」はまず考えられません。
また「骨腫瘍」でもない。


下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++







#1
##1
「ご相談です。24歳・女
右の、口の中で舌が入っているくぼみの延長線上で、
首と顔の付け根の、顎の骨沿い(わかりずらくてすみません)
それか顎関節から輪郭の骨沿いと言った方が
わかりやすいでしょうか・・

そこに1センチくらいの動かない痛みを伴う
しこりが2つあります。

顎を動かすと違和感があり、同時に口内炎が発生しました。

舌に3つ、歯茎に2つ、ほっぺ内側の肉に2つ。

食事が非常につらいです。
これは何の現われなんでしょうか・・
またそちらで診察していただけるのでしょうか。
お返事お待ちしております。」
との事です。





#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者は
「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。

##3
もしも御相談者に「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。

##4
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う「頸のしこり」に加えて。

##5
口腔内細菌感染・或いは「上気道感染」
(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」 
等の「反復性上気道感染」の関与が示唆されます。






#3
##1
「右の、口の中で舌が入っているくぼみの延長線上で、
首と顔の付け根の、顎の骨沿い(わかりずらくてすみません)
それか顎関節から輪郭の骨沿いと言った方が
わかりやすいでしょうか・・

そこに1センチくらいの動かない痛みを伴う
しこりが2つあります。」
との事です。


##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「下顎の「しこり」」に関しては
「皮膚腫瘍」「皮下腫瘍」は考えられません。

##3
また「骨腫:osteoma」(良性腫瘍)のような
骨腫瘍も考えられません。






#4
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
+
「反復性上気道感染」
による結果。

##2
「前方筋群」の「下顎の「しこり」」が
御相談者の御相談内容要旨御記載の「症状・症候」に
相応するものと考えられます。

##3
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「頸のしこり」
に御記載致します。御参考になれば何よりです。



#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「反復性上気道感染」の「病態」が示唆されます。

##3
この「病態」の「治療戦略」ですが
頭部X線撮影及び場合により「超音波断層検査」を
行い「画像診断」とし
「臨床血液検査」にて「内科的な背景要因」を探索致します。

##4
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

さらに
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」
も必要かもしれません。


##5
「内科的な背景要因」の探索による「診断戦略」が
まず第Iとまります。

##6
この御回答が何がしかのお役に立てば何よりで御座います。

##7
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。








上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。









何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp



++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
#4
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1−2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。

「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++


#5
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2006年4月10日 18時5分27秒]

お名前: 匿名希望   


ご相談です。24歳・女
右の、口の中で舌が入っているくぼみの延長線上で、
首と顔の付け根の、顎の骨沿い(わかりずらくてすみません)
それか顎関節から輪郭の骨沿いと言った方が
わかりやすいでしょうか・・

そこに1センチくらいの動かない痛みを伴う
しこりが2つあります。

顎を動かすと違和感があり、同時に口内炎が発生しました。

舌に3つ、歯茎に2つ、ほっぺ内側の肉に2つ。

食事が非常につらいです。
これは何の現われなんでしょうか・・
またそちらで診察していただけるのでしょうか。
お返事お待ちしております。


Monday, April 10, 2006 3:35 PM
[2006年4月10日 15時35分22秒]

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