ご相談タイトル:先月脳動脈瘤の手術をした母の経過について 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判ります。


++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「長くなり、申し訳ございませんが
先生から「診る」この状態を教えて下さい。」との事ですが。
=>
私は「御母様」の「診療」をしたわけではありません。
「診る」ことはできないししてもいない。

そして下記の御回答も「「御参考」程度」にしか
なりえません。

これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
このことをしっかりと御認識されて下さい。


「「名医」の先生」が
「術前2名」=>「術中1名」=>「術後0名」
という
非常に不思議な「体系」があるような気が致します。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++







 




#1
##1
「山本博昭 医師
 
前略
表題の件にてオペ後の経過が良くなく、
状態を知りたく教えて下さい。

母は59歳で、14年ほど前に動脈瘤により切開手術を行っており、
その後は10年ほど何事もなく生活していました。
しかし、定期健診にて新たな動脈瘤を発見しました。
主治医いわく非常に困難な位置に瘤が出来ており(中心部)
難しいオペだと言われました。

2年前に○○医大にて動脈からのオペにトライしましたが、
やはり困難な位置とありその上途中の血管が細くなっているとあり
断念しました。

そこから2年放置した結果、瘤は大きくなり△△△病院に
いらっしゃる名医と言われる某医師に全てをたくしオペしました。
(医師自身も最後までこのオペはしたくないと
母含め家族に言い切りました)

オペ後医師からは「成功しました」とのこと、
14年前にしたオペのクリップ交換と
今回の困難な瘤へのクリップ留めは成功との事でした。
(母は14年前から血液をサラサラにする薬をずっとのんでいましたが、
オペのため1週間やめていました)

翌日母は目を覚ましていなく、イビキをかいたまま寝ていました。
(オペ前には翌日には起きて
ご飯も食べれているとおもいますといわれ・・・)

主治医いわくクリップ留めをした後ろの部分に梗塞が出来たとの事…

その3日後、再度主治医から呼ばれ、
再度小脳への梗塞が発見との事ですが、
大きさ的に差ほどではないので重度の後遺症は残らないが、
オペ後の梗塞と小脳の梗塞と数年前に出来ていた小さな梗塞の
3つがあるので後遺症が軽度とは言い切れないと言われました。

オペ後1週間程で目を開けることは出来るようになり、
2週間後にははっきりとはしませんが声に出し話しをしようとしたり、
リハビリで棒につかまり立ちをしたりとしていました。

しかし、その後突然の高熱(40度代を4日程)に苦しみ、
呼吸困難から血圧低下と悲惨な状態になりました。
人工呼吸を1週間程つけました。

主治医は熱の原因が解らないと
いまだに熱の原因報告は受けていません。

今は人工呼吸も取れた状態ですが、
呼吸がうまく出来ず今だ酸素吸入をしています。
ちょっとした角度で直ぐに呼吸困難な状態になり、
しかもいまだに熱が37度〜38度を繰り返します。

両手両足は力は無いですが動きます。
こちらの話しは全て理解します。

視野は狭いですが目は見えています。

先生はこの状態をどの様に感じられますでしょうか?
熱の原因はいったい何なのでしょうか?
検査も頻繁にしてくれている
ようなのですが・・・新たな梗塞は無いとも
主治医からは言われるのですが…


長くなり、申し訳ございませんが
先生から診るこの状態を教えて下さい。
 
お忙しい所申し訳ございませんが、御答え頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。」
との事です。









#2
##1
「母は59歳で、14年ほど前に動脈瘤により切開手術を行っており、
その後は10年ほど何事もなく生活していました。
しかし、定期健診にて新たな動脈瘤を発見しました。
主治医いわく非常に困難な位置に瘤が出来ており(中心部)
難しいオペだと言われました。」
との事です。

##2
止むを得ずも
最も重要な「「脳動脈瘤」クリッピング術」を行われた
「14年前」「そして今回」の
「脳動脈瘤」の出来ている血管の「名称」が判断できません。

##3
「結果・「小脳梗塞」を起された」わけだから
「脳幹部」「小脳」に近い「後方還流系」(「椎骨脳底動脈動脈系」)の
「脳動脈瘤」が前回も(今回「開頭手術」にてクリップの取替えが行われている)
「今回」も考えられます。
あくまで「仮定」です。

 





#3
##1
「2年前に○○医大にて動脈からのオペにトライしましたが、
やはり困難な位置とありその上途中の血管が細くなっているとあり
断念しました。」
との事です。

##2
##1は「カテーテル」によるコイルの打ち込み或は
「血管内手術」を○○医大にて試みられたけれども。
1・
「カテーテル」によるカテーテル」によるコイルの打ち込み或は「血管内手術」
の「カテーテル」が「到達できない「部位と範囲」」にある。
2・
「カテーテル」を進行できない「血管が細くなっている」状況。
が示唆されます。

##3
だから「お受けもちの先生方」
「カテーテル」による「脳動脈瘤」「治療戦略」を
「断念」されて経過観察に「治療戦略」を変更された
と考えます。

##4
極めて
良い判断であると思われます。










#4
##1
「そこから2年放置した結果、瘤は大きくなり△△△病院に
いらっしゃる名医と言われる某医師に全てをたくしオペしました。
(医師自身も最後までこのオペはしたくないと
母含め家族に言い切りました)」
との事です。

##2
非常に不思議であることは
「医師自身も最後までこのオペはしたくないと母含め家族に言い切りました」
と「「名医」の先生」が判断されている。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「「名医」の先生」の御性格も伝わってくるのですが。
「・・・言い切りました」とのことですから
適切な表現が思い浮かばないのですが
「断定的」或は「切れ味の良い」御性格にもかかわらず
「何故手術をされたのでしょうか」。

##4
「「名医」の先生」は「お一人」のことと考えます。
「切れ味の良い」「「名医」の先生」であると考えます。

##5
けれども私が不思議に考えるのは。
=>##6

##6
「脳動脈瘤」を扱う「脳神経外科専門医先生」であれば
「医師自身も最後までこのオペはしたくないと母含め家族に言い切りました」
と
「オペ前には翌日には起きて
ご飯も食べれているとおもいますといわれ・・・」
の「「御家族」への御説明」は
極めて「大きな「矛盾」」がある。

##7
「「名医」の先生」は「お一人」であろうと考えます。
間違いはないのでしょうか。

##8
いずれにしても
「「名医」の先生」であるのであらばあるほど。
「「名医」の先生」が
「御家族」に。
「医師自身も最後までこのオペはしたくないと
母含め家族に言い切りました」とされるほどの「病態」は。
=>
「手術」を
「しないほうがよい」「病態」であるに決まっています。

##9
「「名医」の先生」は「お一人」であろうと考えます。
間違いはないのでしょうか。













#5
##1
「オペ後医師からは「成功しました」とのこと、
14年前にしたオペのクリップ交換と
今回の困難な瘤へのクリップ留めは成功との事でした。
(母は14年前から血液をサラサラにする薬をずっとのんでいましたが、
オペのため1週間やめていました)

翌日母は目を覚ましていなく、イビキをかいたまま寝ていました。
(オペ前には翌日には起きて
ご飯も食べれているとおもいますといわれ・・・)」
との事です。

##2
##1の段階で今回の手術では。
「後方還流系」(「椎骨脳底動脈動脈系」)であれば。
「59歳とまだお若い「御母様」」が「手術に成功されても」
通常「遷延性意識障害」が術後でるか「或は麻酔の覚醒が遅い」
手術の「部位と範囲」と考えられる。

##3
「医師自身も最後までこのオペはしたくないと母含め家族に言い切りました」
だから「開頭手術」後の術後管理も
難易度の高い「部位と範囲」にメスがいくわけですから
「極めて慎重かつ際立った術後管理「テクニック」が必要です。










#6
##1
「主治医いわくクリップ留めをした後ろの部分に梗塞が出来たとの事…」
=>
「後方還流系」(「椎骨脳底動脈動脈系」)の
「脳動脈瘤」であるとすれば
とりわけ
「前方還流系」(「内頚動脈系」)とは比較にならないほど
「虚血性脳血管障害」を術後におこすことが多い。

##2
皮肉にも「出血性脳血管障害」を起す「脳動脈瘤」の手術が
成功したのであれば
すかさず「虚血性脳血管障害」の「治療戦略」にそなえる
という「変身」が
「脳動脈瘤」の術後管理には「矛盾」しているようだが
「発生」致します。

##3
「その3日後、再度主治医から呼ばれ、
1・「再度小脳への梗塞が発見との事ですが、」
2・「「大きさ的に差ほどではないので重度の後遺症は残らないが、
オペ後の梗塞と小脳の梗塞と数年前に出来ていた小さな梗塞の
3つがあるので後遺症が軽度とは言い切れない」
と言われました。」
との事です。

##4
私には##3の
「「名医」の先生」の仰られていることが理解できません。

##5
「「名医」の先生」が「「名医」の先生」であれば
「オペ前には翌日には起きて
ご飯も食べれているとおもいますといわれ・・・」
からの「手術テクニック」と「術後管理テクニック」がおありなのであれば。

##6
術後に
「重度の後遺症は残らないが・略・後遺症が軽度とは言い切れない」
というような「意味不明な「御家族」への御説明」
は
術前の「切れ味の良い」「「名医」の先生」が
されるとは到底思えない。









#7
##1
「オペ後1週間程で目を開けることは出来るようになり、
2週間後にははっきりとはしませんが声に出し話しをしようとしたり、
リハビリで棒につかまり立ちをしたりとしていました。

しかし、その後突然の高熱(40度代を4日程)に苦しみ、
呼吸困難から血圧低下と悲惨な状態になりました。
人工呼吸を1週間程つけました。

主治医は熱の原因が解らないと
いまだに熱の原因報告は受けていません。」
との事です。


##2
##1からは「肺炎」以外は考えにくいです。


##3
「脳動脈瘤」術後に「呼吸中枢」近傍の
「後方還流系」(「椎骨脳底動脈動脈系」)の場合は
嚥下障害から
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」の発生に備えて。

##4
「開頭手術」直後より
「CPAP(シーパップ)(continuous positive airway pressure)」
或は
あえて最初から「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」にて
「PEEP:positive end expiratory pressure: 
呼気終末陽圧:こきしゅうまつようあつ:ピープ」を
致します。

##5
「後方還流系」(「椎骨脳底動脈動脈系」)の「脳動脈瘤」や
「脳腫瘍」の「開頭手術」のあとは
「麻酔からの覚醒」は遅れます。

##6
あえて「安全のために」「ベンチレーター管理:人工呼吸器管理」
にて手術室より病棟あるいは「ICU」に戻ります。









#8
##1
「脳神経外科専門医」の「脳動脈瘤」や「脳腫瘍」など
いずれも外科はそうですがとりわけ
「脳神経外科専門医」の行う「開頭手術」の難易度は高いものです。

##2
「治療戦略」である「開頭手術」は
1・「切れ味の良い」的確な「術前検査テクニック」
2・「切れ味の良い」的確な「手術テクニック」
3・「切れ味の良い」的確な「術後管理テクニック」
の「1・」+「2・」+「3・」
が必要不可欠です。

##3
##2のいずれもが
「「名医」の先生」である「お受けもちの先生」の
「人物」が
「完全に「解離」しているように思われます」。

##4
すなわち「御母様」をめぐる
「術前検査テクニック」「手術テクニック」「術後管理テクニック」
が「「解離」しています」。











#9結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「先生はこの状態をどの様に感じられますでしょうか?」
=>
「御母様」をめぐる
「術前検査テクニック」「手術テクニック」「術後管理テクニック」
が「「解離」しています」。
=>##3

##3
「「名医」の先生」が
「術前2名」=>「術中1名」=>「術後0名」
という
非常に不思議な「体系」があるような気が致します。



##4
「熱の原因はいったい何なのでしょうか?
検査も頻繁にしてくれている
ようなのですが・・・新たな梗塞は無いとも
主治医からは言われるのですが…」
=>
「肺炎」と考えます。
「呼吸器感染」=「肺炎」=「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」

##5
上記御回答致しました。
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。

##6
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。



何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2007年10月21日 15時36分55秒]

お名前: 匿名希望   
山本博昭 医師
 
前略
表題の件にてオペ後の経過が良くなく、
状態を知りたく教えて下さい。

母は59歳で、14年ほど前に動脈瘤により切開手術を行っており、
その後は10年ほど何事もなく生活していました。
しかし、定期健診にて新たな動脈瘤を発見しました。
主治医いわく非常に困難な位置に瘤が出来ており(中心部)
難しいオペだと言われました。

2年前に○○医大にて動脈からのオペにトライしましたが、
やはり困難な位置とありその上途中の血管が細くなっているとあり
断念しました。

そこから2年放置した結果、瘤は大きくなり△△△病院に
いらっしゃる名医と言われる某医師に全てをたくしオペしました。
(医師自身も最後までこのオペはしたくないと
母含め家族に言い切りました)

オペ後医師からは「成功しました」とのこと、
14年前にしたオペのクリップ交換と
今回の困難な瘤へのクリップ留めは成功との事でした。
(母は14年前から血液をサラサラにする薬をずっとのんでいましたが、
オペのため1週間やめていました)

翌日母は目を覚ましていなく、イビキをかいたまま寝ていました。
(オペ前には翌日には起きて
ご飯も食べれているとおもいますといわれ・・・)

主治医いわくクリップ留めをした後ろの部分に梗塞が出来たとの事…

その3日後、再度主治医から呼ばれ、
再度小脳への梗塞が発見との事ですが、
大きさ的に差ほどではないので重度の後遺症は残らないが、
オペ後の梗塞と小脳の梗塞と数年前に出来ていた小さな梗塞の
3つがあるので後遺症が軽度とは言い切れないと言われました。

オペ後1週間程で目を開けることは出来るようになり、
2週間後にははっきりとはしませんが声に出し話しをしようとしたり、
リハビリで棒につかまり立ちをしたりとしていました。

しかし、その後突然の高熱(40度代を4日程)に苦しみ、
呼吸困難から血圧低下と悲惨な状態になりました。
人工呼吸を1週間程つけました。

主治医は熱の原因が解らないと
いまだに熱の原因報告は受けていません。

今は人工呼吸も取れた状態ですが、
呼吸がうまく出来ず今だ酸素吸入をしています。
ちょっとした角度で直ぐに呼吸困難な状態になり、
しかもいまだに熱が37度〜38度を繰り返します。

両手両足は力は無いですが動きます。
こちらの話しは全て理解します。

視野は狭いですが目は見えています。

先生はこの状態をどの様に感じられますでしょうか?
熱の原因はいったい何なのでしょうか?
検査も頻繁にしてくれている
ようなのですが・・・新たな梗塞は無いとも
主治医からは言われるのですが…


長くなり、申し訳ございませんが
先生から診るこの状態を教えて下さい。
 
お忙しい所申し訳ございませんが、御答え頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
 
Saturday, October 20, 2007 1:47 AM
[2007年10月20日 01時47分19秒]

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