ご相談タイトル:1歳11ヶ月急性硬膜外血腫 



●もう一度脳神経外科・神経内科相談
掲載掲示板記事一覧に戻る●


書き込み欄へ この脳神経外科・神経内科相談掲示板の「書き込み欄」へとぶ ヘルプ

☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)    URL
ご心配なことと存じます。

「急性硬膜外血腫」の「御診断」が正しいものとして
以下御回答致します。


長文の御相談からは御相談者の苦悩と御不安がうかがえます。
順を追って御回答いたします。

「お受けもちの先生」は御経験豊かで「小児頭部外傷」にも熟達された
「切れ味」鋭い先生でいらっしゃることが
御相談者の御記載内容からは
とてもよく伺えます。

けれども御相談者が止むを得ずも不安の余り
「元気な現状」=「神様がせっかく与えてくださった幸せの結末」
を「逆説的」
にとらわれてしまっている様相が伺えます。
これは何よりも「損」なことです。





#2
##1
「5月14日12時ごろ、自転車の前乗せイスに乗せており、
転倒させてしまいました。
すぐに30分ほどおお泣きし、頭を強く打ったように見えなくて、
手足も動いていました。
その後、食欲はなく、いつもよりは少し元気がなかったのですが、
いつもどおり昼寝をして、家の中で普段どおり遊んでいました。
夕方、イチゴをあげると嘔吐したので、脳神経外科で診察しました。
レントゲンとCTの結果、左側頭部の頭蓋骨骨折と急性硬膜外血腫
と診断されました。
大きさはそれほどでもないが、深いと言われ、手術するほどでは
ないが、経過を見るため入院しました。
夜中にジュースを飲み、また嘔吐しました。」

=>
##2
「小児頭部外傷」にて「左側頭部の頭蓋骨骨折と急性硬膜外血腫
と診断されました。」との事です。
「小児頭部外傷」にて「急性硬膜外血腫」の場合は
「成人」の「急性硬膜外血腫」とは全く異なります。


##3
通常は
小児は「硬膜」が頭蓋骨とまだ「3歳のお誕生日」までは
癒着しているために通常「急性硬膜外血腫」は起こしません。

##4
けれども「ひとたび」「小児頭部外傷」にて「急性硬膜外血腫」を
起こすとなると「成人」よりも「劇症」で御座います。


##5
御相談者の御記載内容からは
「症状・症候」は大変「軽く」この「急性硬膜外血腫」の「血」は
「側頭骨骨折」の「骨折」からの「血腫」であることが想定されます。

##6
このような「病態」の「急性硬膜外血腫」であり
本当に宜しかったです。



#3
##1
「翌日のCTでも大きさなどは変わっていませんでした。
元気はあったのですが、その日の夕方にも嘔吐しました。
3日目からは元気そうで自分の
好きなものはよく食べました。
嘔吐もありません。

##2
6日目にCTを撮って、あまり変わりはなかったのですが、
元気で食欲があるなら退院で通院で様子を見ることになりました。
お風呂、遊びなど日常生活の制限は何もないといわれました。」
との事です。

##3
脳CTの経過観察にて「「急性硬膜外血腫」の増大」なくて本当に
宜しかったですね。

##4
「6日目」にて「通院」=「退院」の運びとなられて
大変宜しかったです。



#3
##1
「5月24日に検診に行き、CTを撮ると大きさはあまり
変わってないが薄くなっていると言われました。
手術せずに済んだけども、その分、血が消えるのは時間がかかる
のでしばらくは様子を見るために通院です。」


##2
受傷時が5月25日ですからまだ「10日」しか建っておりません。
まだまだ「血腫」は吸収されません。

##3
まだまだ「小児頭部外傷」としては「亜急性期:あきゅうせいき」
で御座います。





#4
##1
「急性硬膜外血腫を調べていたら手術をすることが多いとあるので
手術なしに確実に治るのか
(主治医はもうちょっと大きかったり、場所が下だったら手術
になっていたと思う。手術はあまりよくないのでしないに
こしたことはない。といっていました。)」
との事です。

##2
「急性硬膜外血腫」の場合はまず成人も「小児」も間違いなく
「開頭手術」になります。

##3
手術したほうが「直りが良い悪い」の問題ではありません。
「救命」のためです。

##4
けれども「中には」「側頭骨骨折」からの「出血」のみで「血腫量」の
多くないものが御座います。

##5
このような場合は「開頭手術」をせずに様子をみる場合も
御座います。

##6
「お受けもちの先生」は
「(主治医はもうちょっと大きかったり、場所が下だったら手術
になっていたと思う。手術はあまりよくないのでしないに
こしたことはない。といっていました。)」
との事です。

##7
この場合「・大きかったら」のみが「ポイント」と思われて下さい。
「開頭手術」をしなくてすむのであれば
しないですむに越したことは御座いません。

##8
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。






#5
##1
「後遺症の事を主治医に聞いたら、外傷性癲癇というのが
あるが、なるとは決まってないが、ならないとは言い切れない。
その予防の薬を飲み続けるのはよくないので様子を見るしかない
と言われました。
そのことが不安でしかたありません。
そのほかの後遺症も気になります。教えてください。」
との事です。


##2
御相談者の御記載内容を熟読いたしました。

##3
御相談者の御記載内容からは
「お受けもちの先生」が「外傷性てんかん」の「後遺症」の
「お話し」をするのは「当然」の「しきたり」位と思われて下さい。

##4
御相談者の御記載内容から判断する限り
「1歳11ヶ月」の「御嬢様」は「「脳表」に「傷」がついている
とは思えません。

##5
「脳表」に「きず」がついていなければ「外傷性てんかん」は
起こしようがありません。

##6
だから「お受けもちの先生」も「抗痙攣剤」を通常は投与されるのだけれども
「おだしになられていない」と考えられます。

##7
「外傷性てんかん」にはいたらないはずであると
今の私は考えます。



#6
##1
「普段の日常生活は制限がないのですが、子供なので公園で
飛んだり、走り回ったりして遊ぶのですが本当に大丈夫なのか
心配です。」
との事です。

##2
「脳神経外科専門医」が「大丈夫」という限り
「お受けもちの先生」も「考えに考え」「病態」を把握され
さまざまな決断に至られています。

##3
「小児頭部外傷」にて御相談者の事例のような場合
「開頭手術」を施行するか否かの「判断」は大変に「経験と実力」が
必要なもので御座います。

##4
「お受けもちの先生」は大変に素晴らしい感をされており
「御嬢様」の「病態」=「急性硬膜外血腫」を深く考えていらっしゃると
今の私は考えます。

##5
「お受けもちの先生」に・「お受けもちの先生」の御判断に
すべからく「お任せ」されては如何なものでしょうか。




#7
##1
「主治医のことは信頼はしているのですが、最近よく言われている
セカンドオピニオンというのをしたほうがよいのでしょうか?」
との事です。

##2
してもかまわないけれども。

##3
しっかりとした「脳神経外科専門医」先生に「セカンドオピニオン」が
回れば今の「お受けもちの先生」と同じことを
おっしゃられると考えます。

##4
逆に「苦手」な「脳神経外科専門医」先生に「セカンドオピニオン」が
まわれば「今からでも遅くはない」から手術をしましょうとも
いわれかねません。





#8結論:
##1
「お受けもちの先生」は御経験豊かで「小児頭部外傷」にも熟達された
「切れ味」鋭い先生でいらっしゃることが
御相談者の御記載内容からは
とてもよく伺えます。

##2
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##3
「お受けもちの先生」の「御指示」に従われていらっしゃるのが
一番正解であると今の私は考えます。

##4
「普段の日常生活は制限がないのですが、子供なので公園で
飛んだり、走り回ったりして遊ぶのですが本当に大丈夫なのか
心配です。」
との事です。

##5
お子様は正直者ですから何がしか「「脳」に異常があれば
「飛んだり、走り回ったりして遊ぶのですが」などよいうことは
全く御座いません。

##6
御相談者の御気持ちは大変よく判ります。けれども
「現状」を「逆説的」に捉えられていらっしゃるようです。

##7
「お受けもちの先生」の「御指示」にまかされて。

##8
いつのまにか今日のことが「遠い日の思い出」のように
御相談者の傍らを通り過ぎていくと今の私は考えます。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。
[2004年5月27日 9時11分37秒]

お名前: みゅー   
初めまして 1歳11ヶ月女児のことです。
よろしくお願いします。

5月14日12時ごろ、自転車の前乗せイスに乗せており、
転倒させてしまいました。
すぐに30分ほどおお泣きし、頭を強く打ったように見えなくて、
手足も動いていました。
その後、食欲はなく、いつもよりは少し元気がなかったのですが、
いつもどおり昼寝をして、家の中で普段どおり遊んでいました。
夕方、イチゴをあげると嘔吐したので、脳神経外科で診察しました。
レントゲンとCTの結果、左側頭部の頭蓋骨骨折と急性硬膜外血腫
と診断されました。
大きさはそれほどでもないが、深いと言われ、手術するほどでは
ないが、経過を見るため入院しました。
夜中にジュースを飲み、また嘔吐しました。

翌日のCTでも大きさなどは変わっていませんでした。
元気はあったのですが、その日の夕方にも嘔吐しました。
3日目からは元気そうで自分の
好きなものはよく食べました。
嘔吐もありません。

6日目にCTを撮って、あまり変わりはなかったのですが、
元気で食欲があるなら退院で通院で様子を見ることになりました。
お風呂、遊びなど日常生活の制限は何もないといわれました。

5月24日に検診に行き、CTを撮ると大きさはあまり
変わってないが薄くなっていると言われました。
手術せずに済んだけども、その分、血が消えるのは時間がかかる
のでしばらくは様子を見るために通院です。

気になることが色々あるので教えてください。

急性硬膜外血腫を調べていたら手術をすることが多いとあるので
手術なしに確実に治るのか
(主治医はもうちょっと大きかったり、場所が下だったら手術
になっていたと思う。手術はあまりよくないのでしないに
こしたことはない。といっていました。)

後遺症の事を主治医に聞いたら、外傷性癲癇というのが
あるが、なるとは決まってないが、ならないとは言い切れない。
その予防の薬を飲み続けるのはよくないので様子を見るしかない
と言われました。
そのことが不安でしかたありません。
そのほかの後遺症も気になります。教えてください。

普段の日常生活は制限がないのですが、子供なので公園で
飛んだり、走り回ったりして遊ぶのですが本当に大丈夫なのか
心配です。

主治医のことは信頼はしているのですが、最近よく言われている
セカンドオピニオンというのをしたほうがよいのでしょうか?

不安だらけなので、長々と書いてしまいましたが、
どうかよろしくお願いします。
[2004年5月26日 20時42分14秒]

●脳神経外科・神経内科相談掲示板記事一覧に戻る●
御注意  ここは回答者の回答記入欄です。

御相談者の御相談の記入欄ではございません。
御相談をかきこむためには。
<方法1>
「脳神経外科・神経内科相談掲示板タイトル」直下の「書き込み」をクリックされて下さい。
<方法2>
或は「下記の「書き込みへとぶ」をクリックされて下さい。

山本クリニックの脳神経外科・神経内科相談掲示板御相談「書き込み」へとぶ

●脳神経外科・神経内科相談掲示板記事一覧に戻る●

御注意  ここは回答者の回答記入欄です。
御相談者の御相談の記入欄ではございません。
御相談者の御相談の記入欄ではございません。



氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
●脳神経外科・神経内科相談掲示板記事一覧に戻る●<

山本クリニックの脳神経外科・神経内科相談掲示板御相談「書き込み」へとぶ
山本クリニックの相談掲示板入室ページへ戻る
▲ 山本クリニックのホームページへ ▲