ご相談タイトル:脳腫瘍について 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。





#1
##1
「初めてメールさせて頂きます。
 30年程前に脳腫瘍の摘出手術を受けた者(現在57歳)です。

 最近、頭痛がひどく、場合によっては相手の話す
 内容が分からなくなったり、自分の状況が把握できなく
 なったりします。(最初の症状が出たのは6月27日で
 昨日も同様の症状に陥りました)

 またいつ発作が起きるか分からず、不安です。

 何軒か病院にもかかりましたが、いづれも原因は分からない
 とのことで、薬も出されていません。
(CTの結果は再発していないとのこと)

 原因として考えられるものは何か、どのような検査が受けられるのか
 教えて頂ければ幸いです。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「30年前」の「脳腫瘍」の必ずや御相談者に告知されている
はずの「肉眼的病理診断」の御記載が御座いません。
=>
例えば「髄膜腫:meningioma」であるとか。

##3
「最近、頭痛がひどく、場合によっては相手の話す
内容が分からなくなったり、自分の状況が把握できなく
 なったりします。(最初の症状が出たのは6月27日で
昨日も同様の症状に陥りました)」
との事です。
=>##4

##4
御相談者は「脳腫瘍」の病歴既往がおありですから
「頭痛系の「症状・症候」」=俄かに「症候性頭痛」
(「脳腫瘍」となんら関連のある頭痛)
と考えられがちです。

##5
けれども
「脳腫瘍」との関連をこの際一度忘れて御相談者の
「症状・症候」を考えると
大変に見えてきます。





#3
##1
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。

##2
そして場合によっては
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)=
「肩・背中にわたり激痛・鈍痛の塊と思えるような痛み」等をも
おもちではないでしょうか。

##3
「最近、頭痛がひどく、場合によっては相手の話す
内容が分からなくなったり、自分の状況が把握できなく
なったりします。(最初の症状が出たのは6月27日で
昨日も同様の症状に陥りました)」
との事です。

##4
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」で
情緒不安定にもなられていらっしゃいますが。

##5
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」を併発する
「頭痛系の「病態」」では
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
しか考えられません。

##6
脳の「神経細胞」が考える=働く場所を2つに分類する事ができます。
旧皮質(下等哺乳類のときから保持している)と
新皮質(新皮質(霊長類からヒトで大活躍:コンピューターでいわばメモリー(ラム)) 

で御座います。

##7
「緊張型」では
新皮質(霊長類からヒトで大活躍:コンピューターでいわばメモリー(ラム))
が「満杯」になり作動しなくなる患者さんが多いものです。



#4結論:
##1
「 原因として考えられるものは何か、どのような検査が受けられるのか
教えて頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。 」
との事です。

##2
「脳腫瘍」との関連をこの際一度忘れて御相談者の
「症状・症候」を考えると
大変に見えてきます。


##3
もしも御相談者に「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)=
「肩・背中にわたり激痛・鈍痛の塊と思えるような痛み」
等がおありであれば。

##4
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり。

##5
「緊張型」に伴う
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」で御座います。

##6
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。

##7
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
のの「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの「思考過程」につき「補足3」に。


御記載致します。御参考になれば何よりです。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。



取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。



山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp








上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1−2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。

「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。

「補足2おわり」

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
#1
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
の患者さんには
独特の思考過程=「自分かくし」+「「因果付け」が御座います。


##1
「緊張型」の患者さんは常に学習され
「上昇型の思考」或いは「論理展開」をされますから。

##2
「オーバードライブ」(行き過ぎ)に
ご苦労されていらっしゃいます。

##3
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。

##4
「強烈な苦悩者の「主人公」としての「自分」はいるのだけれども」

##5
気の許せる相手(本当は家族しかいないのですが)や
他人に「無理強い」をすることが習慣化。

##6
何か「自分を困らせる無理難題」をみつけないと
話の筋が通らないので「不安の種」を捜し求めます。

##7
「真実の自分」と「自分隠しの自分」

##8
「習慣」=「往復・反復}で「真実の自分」と
「「自分隠し」の「自分」」との間の往復に疲れます。

##9
これが「自分隠し」=「自己隠蔽(=自己防御につながる)
のため「他人攻撃」(他人を攻撃すれば余計目立つことに気がつかない。

##10
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。

#11
「鶏が先か卵が先か」を真剣に悩み考えたり。

##12
火事場に救護のために駆けつける消防車をみて
「消防車」=「火事」と「短絡錯覚」を起こされ
「消防車」に強い嫌悪を擁いたり。

##13
「AがBだからCになる」という
「流暢な論理」=「因果付け」の錯角方程式をよく用いられます。

##14
そのため「時には取り返しのつかない
「自分の一番の見方である他人攻撃」」にでて
「全てをうしなって」しまいます。


 #2
##1
これに加えて
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で情緒不安定にもなられていらっしゃいます。

##2
いちど傾くとなかなか「舵をとるのが困難」になります。

##3
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」は
「大変に非生産的な状態」に加わり正診断率の大変低い
「頭痛系の「症状・症候」で御座います。

##4
脳の「神経細胞」が考える=働く場所を2つに分類する事ができます。
###1
旧皮質(下等哺乳類のときから保持している)と
###2
新皮質(新皮質(霊長類からヒトで大活躍:
コンピューターでいわばメモリー(ラム))のメモリーが一杯の状態から
「情緒不安定」に至ります。

##5
この状態で「はつらつ」と生活できるべくもなく
毎日を過ごされる中で
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で「たりないメモリー」から「記銘力障害」も発生します。

##6
幾度と無く辛い思いをされるうちにやっとこさ「ある思考過程」に
御自分の安楽の境地を見出したどり着かれます。

##5
それは
皮肉にも「心配なこと」が起こるといやだから「先に心配」を
して「安心」しようという「矛盾」の「思考過程」
で御座います。

「補足3おわり」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


[2005年7月9日 19時43分58秒]

お名前: 匿名希望   


初めてメールさせて頂きます。
 30年程前に脳腫瘍の摘出手術を受けた者(現在57歳)です。

 最近、頭痛がひどく、場合によっては相手の話す
 内容が分からなくなったり、自分の状況が把握できなく
 なったりします。(最初の症状が出たのは6月27日で
 昨日も同様の症状に陥りました)

 またいつ発作が起きるか分からず、不安です。

 何軒か病院にもかかりましたが、いづれも原因は分からない
 とのことで、薬も出されていません。
(CTの結果は再発していないとのこと)

 原因として考えられるものは何か、どのような検査が受けられるのか
 教えて頂ければ幸いです。
 宜しくお願い致します。   
[2005年7月9日 19時40分55秒]

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