ご相談タイトル:神経膠芽腫で集学的治療後2年目 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「お受けもちの先生」は
切れ味するどく「治療戦略」を展開されており
「御主人様」は「大変よい「治療戦略」」を受けられている
と思います。
「開頭手術」+「腫瘍摘出」以後の
「集学的治療:multi-disciplinary therapy」=
手術+「化学療法(抗癌剤治療)」+「放射線治療」
も適切に行われています。

「テモダール:テモゾロミド:Temodar :temozoromide」「単剤」が
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
に「もっともすぐれた「化学療法(抗癌剤治療)」」という
のは多少ニュアンスが異なると思います。

「お受けもちの先生」は「この時点では」
「テモダール:テモゾロミド:Temodar :temozoromide」を
用いられるのが「ベスト」と御判断されたのでしょう。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
そしてなによりも
「御主人様」もとても頑張られている。

因みに
「malignant glioma:悪性グリオーマ」の
「5年生存率」は「5%」とは
一般的な「数値」です。

「生命表:life table」からみて計算した「生存率」を
「相対生存率:そうたいせいぞんりつ」と呼称して
「20歳」のかたが「malignant glioma:悪性グリオーマ」
と
「57歳」のかたが「malignant glioma:悪性グリオーマ」
の
「malignant glioma:悪性グリオーマ」の「悪さ」
が同じであれば
「20歳」のかたの
「相対生存率:そうたいせいぞんりつ」の方が「有利」。

「この掲示板で5年の生存率が25%との数字を見て・略・ 」
=>
この数値は私が「はじめからおわりまでうけもった」
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
の患者さん「252人」の
「相対生存率:そうたいせいぞんりつ」であり
「1982年に私がパリの「ユネスコ」で発表」したもの
です。


下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++






#1
##1
「主人(57才 男)のことです。

左前頭葉の基底部に6cm大の腫瘍が見つかり、
2005年2月に手術を受け、神経膠芽腫と診断されました。 
その後化学療法と放射線治療を受け、
5月に退院いたしました。  

2005年10月に痙攣を起こし入院、 11月にRI検査し、
点滴による化学療法を受け12月に退院。 
2006年3月に化学療法とインターフェロンのため2週間入院。

再発の兆しが見受けられ、4月にも化学療法で1週間入院。 
6月にガンマーナイフを受けました。 
その後は痙攣止めのエキセグランを飲むだけで他の治療はあり
ませんでした。 再発の兆候はMRIには出ていても、私の目
からは以前のMRIとの違いはあまり判らないぐらいで、主人も
まあまあ元気で9月には北海道旅行に行けるほどでした。

 
担当の先生より、神経膠芽腫に効く唯一の薬、「テモダール」
が9月に認可されたとのことで、薦められ10月より飲み始
めました。 10月、11月、12月と3クール飲みましたが、
吐き気の副作用が強いだけでなく、体調は急激に悪くなって
いき、MRIの検査でも腫瘍が恐ろしく大きくなっていくのが、
私にもはっきり判りましたました。 今は寝たきりで、自宅
におります。 要介護度5の状態です。こちらの言うことは
判るようですが、主人のときたま発する言葉は全く理解でき
ません。

テモダールを飲み始めた時期と悪くなる時期があまりにも
一致していて、テモダールを飲んだために腫瘍が暴れ出した
のではないかと思いたくなります。そのようなことはあるので
しょうか? 
飲まなければもう少し元気でいられたのでは
ないかと。こんな急変は起こらなかったのではと。

また、今まで5年生存率は5%といろいろな資料で読んで
いました。 
担当の先生等からも「2年ということは随分
頑張ったということです。」と言われ、
(手術をしてからちょうど2年です)
そうなのかと自分に言い聞かせていました。

この掲示板で5年の生存率が25%との数字を見てショックを
受けています。 

12月の段階で主人と相談のうえ(まだ主人
と会話は普通にできていました)、1月からは副作用が厳しいうえ、
効き目がないのでテモダールを止めようと話していたことを担当
の先生に告げ、今はエキセグランとデカドロンとガスターを飲ん

でいるだけです。

主人がまたもう少し元気になれる方法はないものでしょうか? 

文章が長くなって申し訳ありません。 
 宜しくお願いします。」
との事です。





#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「主人(57才 男)のことです。

左前頭葉の基底部に6cm大の腫瘍が見つかり、
2005年2月に手術を受け、神経膠芽腫と診断されました。 
その後化学療法と放射線治療を受け、
5月に退院いたしました。」
との事です。  

##2
左「前頭葉」の
「左前頭葉の基底部に6cm大の腫瘍が見つかり、
2005年2月に手術を受け、神経膠芽腫と診断されました。 
その後化学療法と放射線治療を受け、
5月に退院いたしました。 」
との事です。

##3
「左「前頭葉」の「左前頭葉の基底部」」
という「部位」がよく理解できないのですが
1・
「前頭葉基底部」=「ノンレム睡眠(のんれむすいみん)の。
睡眠物質の一つであるプロスタグランディンの作用部位と考えられている。
2・
「前頭葉底部」=「文字通り前頭葉の下部底部」
「2・」と仮定して御回答致します。

##4
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:
たけいせいしんけいこうがしゅ」の
「開頭手術」+「腫瘍摘出」に際しては
「術中迅速診断」にて
1・「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
2・或いは「glioma(グリオーマ)」Gr(グレード)4
の診断は得られ通常であれば
左「前頭葉」の「葉切除」もおこなわれている
と推察致します。

##5
そして
「開頭手術」+「腫瘍摘出」直後は
「画像診断」上では 「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」
の影は「ない」状態であったと存じます。







#3
##1
「2005年10月に痙攣を起こし入院、 11月にRI検査し、
点滴による化学療法を受け12月に退院。 
2006年3月に化学療法とインターフェロンのため2週間入院。」
との事です。

##2
「2005年2月に手術を受け」「「2005年10月に痙攣を起こし入院、 11月にRI検査し」
との事です。

##3
「11月にRI検査し」は
「8ヶ月前の」手術施行時は「「前頭葉」底部」であり
手術にて「肉眼的には全摘」であったと考えますが
脳CT・脳MRIでは「腫瘍」が見えないため
「RI検査」=「brain scintigraphy:脳シンチグラフイ」にて
精査されたものと通常は考えます。

##4
「2005年10月に痙攣を起こし入院、 11月にRI検査し、
点滴による化学療法を受け12月に退院。 
2006年3月に化学療法とインターフェロンのため2週間入院。

再発の兆しが見受けられ、4月にも化学療法で1週間入院。 
6月にガンマーナイフを受けました。 
その後は痙攣止めのエキセグランを飲むだけで他の治療はあり」
との事です。

##5
いずれにしても
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「「2005年10月に痙攣を起こし入院」の時点」から
「再発」が認められていたと考えます。

##6
「「2005年10月に痙攣を起こし入院」の時点」-「2005年2月に手術を受け」
=「8ヶ月」

##7
通常
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
が「再発」を起す場合
「8ヶ月」くらいが最多であろうと今の私は考えます。





#4
##1
「再発の兆しが見受けられ、4月にも化学療法で1週間入院。 
6月にガンマーナイフを受けました。 
その後は痙攣止めのエキセグランを飲むだけで他の治療はあり
ませんでした。 再発の兆候はMRIには出ていても、私の目
からは以前のMRIとの違いはあまり判らないぐらいで、主人も
まあまあ元気で9月には北海道旅行に行けるほどでした。」
との事です。

##2
「2006年4月・6月」-「2005年2月に手術を受け」=「2年」

##3
「ガンマナイフ:γナイフ」+「化学療法(抗癌剤治療)」
で「再発」第Iは「のりきれて」宜しかったです。







#5
##1
「担当の先生より、神経膠芽腫に効く唯一の薬、「テモダール」
が9月に認可されたとのことで、薦められ10月より飲み始
めました。 10月、11月、12月と3クール飲みましたが、
吐き気の副作用が強いだけでなく、体調は急激に悪くなって
いき、MRIの検査でも腫瘍が恐ろしく大きくなっていくのが、
私にもはっきり判りましたました。 今は寝たきりで、自宅
におります。 要介護度5の状態です。こちらの言うことは
判るようですが、主人のときたま発する言葉は全く理解でき
ません。」
との事です。

##2
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
けれども
「テモダール:テモゾロミド:Temodar :temozoromide」
が「神経膠芽腫に効く唯一の薬」の「唯一の薬」は
適切ではありません。

##3
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
或いは
「glioma(グリオーマ)」に用いられる
「化学療法(抗癌剤治療)」は。

##4
1・
「血液脳関門(blood brain barier:BBB)」を
通過する「分子量」であり。
2・
LevinのlogPindex=「脂溶性も有り」+「水溶性もあり」=
「中枢神経系」である「脳」に「分布しうる」という
特性が必要です。

##5
「glioma(グリオーマ)」に用いられる
「化学療法(抗癌剤治療)」は様々にあります。

##6
「化学療法(抗癌剤治療)」のみで論ずるならば
「Comisの法則:コーミスのほうそく」=「
「化学療法(抗癌剤治療)」は多剤併用が原則」
ですから「1剤」で「感受性」がある
「化学療法(抗癌剤治療)」など「ありよう筈がない」です。

##7
「お受けもちの先生」が
「テモダール:テモゾロミド:Temodar :temozoromide」を
選択されたのは「この時点ではベスト」と御考えに
なられたのでしょう。









#6
##1
「また、今まで5年生存率は5%といろいろな資料で読んで
いました。 
担当の先生等からも「2年ということは随分
頑張ったということです。」と言われ、
(手術をしてからちょうど2年です)
そうなのかと自分に言い聞かせていました。」
との事です。

##2
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃったことと存じます。
そして
「御主人様」もよくがんばられたと
今の私は考えます。

##3
「malignant glioma:悪性グリオーマ」の
「5年生存率」は「5%」とは
一般的な「数値」です。

##4
「生命表:life table」からみて計算した「生存率」を
「相対生存率:そうたいせいぞんりつ」と呼称して
「20歳」のかたが「malignant glioma:悪性グリオーマ」
と
「57歳」のかたが「malignant glioma:悪性グリオーマ」
の
「malignant glioma:悪性グリオーマ」の「悪さ」
が同じであれば
「20歳」のかたの
「相対生存率:そうたいせいぞんりつ」の方が「有利」。





#7
##1
「この掲示板で5年の生存率が25%との数字を見てショックを
受けています。 」
との事です。

##2
この数値は私が「はじめからおわりまでうけもった」
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
の患者さん「252人」の
「相対生存率:そうたいせいぞんりつ」であり
「1982年に私がパリの「ユネスコ」で発表」したもの
です。

##3
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
の「5年生存率」「5%」は
「がんセンター」のような「脳腫瘍」専門御施設の患者さんから
「脳腫瘍」専門施設とは「かならずしもいいがたい御施設」の患者さん
まで「含めた「数値」」
です。


##4
「御主人様」は「57歳」であり
「生命表:life table」からみて計算した
「生存率」の「相対生存率:そうたいせいぞんりつ」からの判断も
「決してお若くはありません」

##5
だから
とても頑張られたと・頑張られていると
今の私は考えます。










#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「お受けもちの先生」は
切れ味するどく「治療戦略」を展開されており
「御主人様」は「大変よい「治療戦略」」に受けられている
と思います。

##3
「テモダール:テモゾロミド:Temodar :temozoromide」「単剤」が
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:たけいせいしんけいこうがしゅ」
に「もっともすぐれた「化学療法(抗癌剤治療)」」という
のは多少ニュアンスが異なると思います。

##4
「お受けもちの先生」は
「テモダール:テモゾロミド:Temodar :temozoromide」を
用いられるのが「ベスト」と御判断されたのでしょう。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
「御主人様」もとても頑張られている。

##5
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。







何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2007年2月22日 16時45分52秒]

お名前: 匿名希望   
人(57才 男)のことです。

左前頭葉の基底部に6cm大の腫瘍が見つかり、
2005年2月に手術を受け、神経膠芽腫と診断されました。 
その後化学療法と放射線治療を受け、
5月に退院いたしました。  

2005年10月に痙攣を起こし入院、 11月にRI検査し、
点滴による化学療法を受け12月に退院。 
2006年3月に化学療法とインターフェロンのため2週間入院。

再発の兆しが見受けられ、4月にも化学療法で1週間入院。 
6月にガンマーナイフを受けました。 
その後は痙攣止めのエキセグランを飲むだけで他の治療はあり

ませんでした。 再発の兆候はMRIには出ていても、私の目
からは以前のMRIとの違いはあまり判らないぐらいで、主人も
まあまあ元気で9月には北海道旅行に行けるほどでした。 
担当の先生より、神経膠芽腫に効く唯一の薬、「テモダール」

が9月に認可されたとのことで、薦められ10月より飲み始
めました。 10月、11月、12月と3クール飲みましたが、
吐き気の副作用が強いだけでなく、体調は急激に悪くなって
いき、MRIの検査でも腫瘍が恐ろしく大きくなっていくのが、

私にもはっきり判りましたました。 今は寝たきりで、自宅
におります。 要介護度5の状態です。こちらの言うことは
判るようですが、主人のときたま発する言葉は全く理解でき
ません。

テモダールを飲み始めた時期と悪くなる時期があまりにも
一致していて、テモダールを飲んだために腫瘍が暴れ出した
のではないかと思いたくなります。そのようなことはあるので
しょうか? 
飲まなければもう少し元気でいられたのでは
ないかと。こんな急変は起こらなかったのではと。

また、今まで5年生存率は5%といろいろな資料で読んで
いました。 
担当の先生等からも「2年ということは随分
頑張ったということです。」と言われ、
(手術をしてからちょうど2年です)
そうなのかと自分に言い聞かせていました。

この掲示板で5年の生存率が25%との数字を見てショックを
受けています。 

12月の段階で主人と相談のうえ(まだ主人
と会話は普通にできていました)、1月からは副作用が厳しいうえ、
効き目がないのでテモダールを止めようと話していたことを担当
の先生に告げ、今はエキセグランとデカドロンとガスターを飲ん

でいるだけです。

主人がまたもう少し元気になれる方法はないものでしょうか? 

文章が長くなって申し訳ありません。  
宜しくお願いします。
Wednesday, February 21, 2007 5:06 PM
[2007年2月21日 17時06分7秒]

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