ご相談タイトル:脳の髄膜に癌の転移2 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 0 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」は。

「転移性脳腫瘍」の
「延長線上あるいは同一線上にある病態」です。

だから「がん専門医」(この名前の専門医はありません)
の主治医は当然「がん専門施設」の「脳神経外科専門医」
が主治医でなければなりません。

乳がんの専門医では
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」には「ちんぷんかんぷん」で
当然歯がたちません。 

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++






#1
##1
「山本先生へ

以前、癌転移の相談に対して、ご返事をいただきました
。
お忙しい折、相談にお答えいただき、誠にありがとうございました。

母は、全ての検査が終了し、今週末に退院することになりました。
それで、誠に勝手ながら、再び、ご相談したいのです。
お手すきの時にご返信いただければ、幸いです。

私の母(69才)11年前乳がん手術、6年前背骨に再発、
今回、骨4箇所と脳髄膜に転移がみられ、
骨の転移には「ゼローダ」という薬を飲んで家庭で治療することになり、

脳髄膜は乳がん担当医と脳外科医が全脳への放射線治療を試みましたが
放射線医師により「放射線をあてても意味がない」と言われ、
結局、脳髄膜のがん治療は「方法なし」として、見放されています。

それで以前、山本先生がすすめてくださったように
がん専門病院へ相談したいと思います。
ただ、乳がんに強い病院がいいのか、脳外科に強い病院がいいのか
よくわかりません。

○○がんセンター、○○国際病院、○○立成人病センター
○○がんセンター、国立○○医療センターなどを
相談対象に考えていますが、
先生の情報・判断など教えていただければ、大変、幸いです。

本当に勝手なメールで申し訳ないのですが、
ご返事をお待ちしております。」
との事です。




#2結論:
#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
東京都 ○○センターの
「脳神経外科」を「御受診」されては如何でしょうか。

##3
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」
ですから「脳神経外科」が主治医になります。

##4
「がん専門医」の場合「転移性脳腫瘍」の
「延長線上あるいは同一線上にある病態」
と考えられますから。

##5
「集学的治療」の一環として
「抗がん剤で」=「化学療法剤」+「放射線治療」
が「治療戦略」になると今の私は考えます。

##6
「がん専門施設」の「脳神経外科」であれば
乳がんの「治療戦略」も可能です。

##7
逆に原発巣は乳がんであっても。
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」の場合は。
=>##8

##8
「乳がん専門医」では歯が立たない=
「治療戦略」がたてられないと思います。
ましてや「脳神経外科専門医先生」も「乳房外科」でも
「がん専門医」でない場合。

=>

##9
「脳髄膜は乳がん担当医と脳外科医が全脳への放射線治療を試みましたが
放射線医師により「放射線をあてても意味がない」と言われ、
結局、脳髄膜のがん治療は「方法なし」として、見放されています。」
というようなとんでもないことになります.



##10
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






補足:
前回の御相談と御回答
「脳の髄膜に癌の転移 [2] [2005年 9月 8日 10時 5分41秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/815092570920573.html
は下記の通りでございました(一部)(+++以下)。
++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。



+++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」の「治療戦略」は
「手術」は不可能なので通常
「補助療法」
即ち「放射線療法」或いは「化学療法」或いは「免疫療法」
にて行います。

すなわち
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」という「診断」がついたらば。
1・「中枢神経系」に対して「放射線治療」
を行います。この際「放射線治療線源」としては
「βトロン:ベータトロン:電子線照射」を用います。
2・「抗がん剤」=「化学療法剤」治療を行ないます。

また乳がんの
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」
=「び漫性髄膜がん腫症」
の場合「乳がん組織」の「エストロゲン受容体」を調べ
「抗エストロゲン剤」による「ホルモン療法」も
行わざるをえないことが御座います。

乳がんの
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」の患者さんの「治療プロトコル」は
##3+##4+#4の##4・5・6(後記*)
(*「抗がん剤」=「化学療法剤」の「髄腔内投与:ずいくうないとうよ」)
です。

下記に順を追って御回答致します。

+++++++++++++++++++++++++



#1
##1
「お忙しいところ申し訳ありませんが、
母の病気について、迷っているので少し、伺いたいのです。

母は乳がんの手術をうけてから11年目ですが、
先日のMRIの検査より、脳の髄膜に癌の転移と思われるという診断をうけました。
今度は脊髄の検査を行う予定です。
先生から脳髄膜は治療方法がないと言われましたが、
ほんとでしょうか?アメリカなど最先端の医療でも
髄膜の癌によい薬などはないのでしょうか。

また、果たして髄膜に癌があるというのははっきりわかるものなのですか?

治療方法がないというなら、いくつかの医者に
診てもらった方がよいのか、迷っています。
ご返事をお願いいたします。」
との事です。




#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「11年前の乳がん」からの
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」
との事です。

##3
俗に「癌性髄膜炎」などとも呼称されます。
けれども「正確には「炎症」ではないから「髄膜炎」では
ありません。

##4
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」は
胃がんの「硬癌」が
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」を起すので有名です。

##5
乳がんは「頭蓋骨転移」を起しやすいものですが
「び漫性髄膜がん腫症」を
「髄膜」=「硬膜:こうまく」+「軟膜:なんまく」
に起しても全く不思議ではありません。




#3
##1
「 母は乳がんの手術をうけてから11年目ですが、
 先日のMRIの検査より、
脳の髄膜に癌の転移と思われるという診断をうけました。
 今度は脊髄の検査を行う予定です。
先生から脳髄膜は治療方法がないと言われましたが、
ほんとでしょうか?アメリカなど最先端の医療でも
髄膜の癌によい薬などはないのでしょうか。」
との事です。

##2
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」の「治療戦略」は
「手術」は不可能なので通常
「補助療法」即ち「放射線療法」或いは「化学療法」或いは「免疫療法」
にて行います。

##3
すなわち
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」という「診断」がついたらば。
1・「中枢神経系」に対して「放射線治療」
を行います。この際「放射線治療線源」としては
「βトロン:ベータトロン:電子線照射」を用います。
2・「抗がん剤」=「化学療法剤」治療を行ないます。

##4
また乳がんの
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」
=「び漫性髄膜がん腫症」
の場合「乳がん組織」の「エストロゲン受容体」を調べ
「抗エストロゲン剤」による「ホルモン療法」も
行わざるをえないことが御座います。

##5
乳がんの
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」の患者さんの「治療プロトコル」は
##3+##4+#4の##4・5・6(後記*)
(*「抗がん剤」=「化学療法剤」の「髄腔内投与:ずいくうないとうよ」)
です。



#4
##1
「また、果たして髄膜に癌があるというのははっきりわかるものなのですか?」
との事です。
=>##2

##2
「臨床神経診断学」では解りづらいです。
「がん専門医」(この名前の専門医はありません)は
がん患者さんについて常に
「diffuse lepto−meningeal carinomatosis:DLMC」=
「び漫性髄膜がん腫症」を念頭においています。
=>##3

##3
「CT・MRIX線撮影」等「画像診断」にて「診断」はさほど
難しくありません。
=>##4

##4
また「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF」に
癌細胞が浮遊していると
広範な「がん細胞「播種:はしゅ」」を起す可能性が
あります。
だから「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」により
「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF」の細胞診をおこないます。
=>##5

##5
##4で「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF」に癌細胞が
みつかるようであれば
「抗がん剤」=「化学療法剤」の「髄腔内投与:ずいくうないとうよ」も
必要になります。

##6
「抗がん剤」=「化学療法剤」の「髄腔内投与:ずいくうないとうよ」
の場合
「抗がん剤」=「化学療法剤」としては
「メソトレキセート=MTX」などが用いられます。






#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「乳がん」は「10-20年」たってから
「眠り細胞=「G0期細胞:ジーゼロさいぼう」 
が活動化することが稀ならず御座います。

##3
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##4
けれども
御相談者の御相談内容要旨御記載からは。
「御母様」の今後の「治療戦略」については。
「お受けもちの先生」より「診療情報提供書」を頂いて。

##5
「がんセンター」などの。
「がん「治療戦略」」専門病院に
「転医」されて。
「がん専門医」(この名前の専門医はありません)
による治療を受けられたほうが。
宜しいように今の私は考えます。

##6
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。






上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。

[2005年9月8日 10時5分41秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    


お忙しいところ申し訳ありませんが、
母の病気について、迷っているので少し、伺いたいのです。

母は乳がんの手術をうけてから11年目ですが、
先日のMRIの検査より、脳の髄膜に癌の転移と思われるという診断をうけました。
今度は脊髄の検査を行う予定です。
先生から脳髄膜は治療方法がないと言われましたが、
ほんとでしょうか?アメリカなど最先端の医療でも
髄膜の癌によい薬などはないのでしょうか。

また、果たして髄膜に癌があるというのははっきりわかるものなのですか?

治療方法がないというなら、いくつかの医者に
診てもらった方がよいのか、迷っています。
ご返事をお願いいたします。
Thursday, September 08, 2005 8:37 AM

[2005年9月8日 8時37分19秒]





「補足1おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2005年10月5日 19時5分23秒]

お名前: 匿名希望   


山本先生へ

以前、癌転移の相談に対して、ご返事をいただきました
。
お忙しい折、相談にお答えいただき、誠にありがとうございました。

母は、全ての検査が終了し、今週末に退院することになりました。
それで、誠に勝手ながら、再び、ご相談したいのです。
お手すきの時にご返信いただければ、幸いです。

私の母(69才)11年前乳がん手術、6年前背骨に再発、
今回、骨4箇所と脳髄膜に転移がみられ、
骨の転移には「ゼローダ」という薬を飲んで家庭で治療することになり、

脳髄膜は乳がん担当医と脳外科医が全脳への放射線治療を試みましたが
放射線医師により「放射線をあてても意味がない」と言われ、
結局、脳髄膜のがん治療は「方法なし」として、見放されています。

それで以前、山本先生がすすめてくださったように
がん専門病院へ相談したいと思います。
ただ、乳がんに強い病院がいいのか、脳外科に強い病院がいいのか
よくわかりません。

○○がんセンター、○○国際病院、○○立成人病センター
○○がんセンター、国立○○医療センターなどを
相談対象に考えていますが、
先生の情報・判断など教えていただければ、大変、幸いです。

本当に勝手なメールで申し訳ないのですが、
ご返事をお待ちしております。
October 05, 2005 11:14 AM
[2005年10月5日 11時14分22秒]

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