ご相談タイトル:乳がんの転移性脳腫瘍 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御心配でしょう。御気持ちは大変よく判ります。


「1月8日」に「お受けもちの先生」が
「手術」をくまれているのであれば
「手術」を変更することはとても不可能に近いと考えますが。
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
このことを念頭におかれこの御回答が御役にたてば何よりです。






++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「乳がん」があり「直接」「転移性脳腫瘍」に転じる
ことは
余り知られてはいませんが「稀です」。

乳がんは後頭骨に転移をよくします。
そして脳内に入り込み「転移性脳腫瘍」と名前を
かえることはあります。

「脳」と「肺」に「同時多発転移」
(「synchronous metastasis:シンクロナス・メタスタシス」)
もどちらかといえば「稀」です。
「メラノーマ:malignant melanoma:悪性黒色腫」 では
ありえます。

「乳がんからの多発性「転移性肺癌」」に関する
「治療戦略」が
止むを得ずも
御相談者の御相談内容要旨御記載からは欠落しており
とまどいを感じます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++







#1
##1
「乳がんの転移で脳腫瘍が見つかった母についての相談です。
よろしくお願いいたします。

1.年齢・性別
64歳女性

2.症状の経過と部位
2007年5月に乳がんの手術。リンパ転移あり。
2007年12月 言語や計算能力、歩行の障害があり、MRIで嚢胞状
の脳腫瘍5-6cmが発見された。部位は角回(左頭頂葉)。

12/18 手術。脳に管を入れて嚢胞内の液体を出し、
腫瘍は半分程度になる。
病理検査の結果、乳がんの転移である事が確認され
た。さらに肺にも多発転移が発見された。

12/18手術後2-3日は言語能力が改善するなど症状が軽減したものの、
手術後1週間程度で腫瘍が元の大きさに戻る。記憶障害も悪化、右半身の
麻痺が出てきた。手術の時に入れた管から液体を定期的に出す予定だったが、
管がつまったか嚢胞内に壁があるのか、液体が出せない。

平均余命は6ヶ月と宣告。
現在は、右半身の麻痺のため歩行はつかまりながら何とかできる状態。
多少記憶や言語の障害はあるが、一応普通に会話し、冗談も言える状態。

3.相談のポイント(一番知りたいことです)
主治医の提案通り外科手術を行うべきか、管を挿しなおすのに留めるべきか?

●主治医の提案:外科手術で腫瘍の半分を摘出
1/8に外科手術を行い、腫瘍の後部半分を摘出すべき。前部は運動神経を司る
重要な神経があるため残す。3cmになった段階でガンマナイフ治療を行う。
ただしさらなる障害の後遺症が残るリスクが伴う。

●摘出手術以外の方法:管を再度別の方向から挿しなおす
主治医によると再び管がつまる等うまく行かない可能性がある。

家族としては、脳に重い障害が生じて、家族の事を認識できなかったり、
言葉を交わせなくなったりすることを恐れています。
多少余命が短いとしても、人間的な生活を送れることを希望しています。

主治医の提案通り、摘出手術を行うべきかどうか、アドバイスを
頂けると大変ありがたいです。なお1/7に再入院予定なので、
どうかそれまでに頂けますと助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。」
との事です。









#2
##1
「乳がん」の直接的な「脳転移」は「稀」です
(理論的にはあるはずなのですが)
通常「後頭骨」の「骨転移」として脳内に入り込み
「転移性脳腫瘍」の「範疇:はんちゅう」に
到る事例が「大部分」です。

##2
勿論「乳がんの脳転移」は存在することは存在致します。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「病理検査の結果、乳がんの転移である事が確認され
た。さらに肺にも多発転移が発見された。」との事です
が。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「御母様」の「乳がんの脳転移」は。
=>##5

##5
「乳がんの肺転移」=「肺転移性乳がん」
から「さらに脳転移」したものであるはずです。








#3
##1
「2007年5月に乳がんの手術。リンパ転移あり。
2007年12月 言語や計算能力、歩行の障害があり、MRIで嚢胞状
の脳腫瘍5-6cmが発見された。部位は角回(左頭頂葉)。

12/18 手術。脳に管を入れて嚢胞内の液体を出し、
腫瘍は半分程度になる。
病理検査の結果、乳がんの転移である事が確認され
た。さらに肺にも多発転移が発見された。」
との事です。

##2
けれども「転移性脳腫瘍」が発見される以前に
乳がんの「肺転移」が発生していたものと推察されます。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載から判断できる限りで。
乳がんの「手術」に際しては
「2007年5月に乳がんの手術。リンパ転移あり。」
ですからT1N1M0で
「stage:ステージ」2−3です。

##4
この「stage:ステージ」で当然全身転移の「ハイ・リスク・グループ」
になります。

##5
当然「放射線治療」や「化学療法(抗癌剤治療)」が行われて
いたはずですが
御相談者の御相談内容要旨御記載には見当たりません。
如何でしょうか。










#4
##1
「お受けもちの先生」でいらっしゃる
「脳神経外科専門医先生」が「いれられた管」は
「Ommaya's tube:オンマヤ・チューブ」という「悪性脳腫瘍」
しかも「「嚢胞:のうほう:cyst :シスト」を有する「悪性脳腫瘍」」
に独特の「テクニック」です。

##2
「Ommaya's tube:オンマヤ・チューブ」は「悪性脳腫瘍」の
「局所化学療法:局所抗癌剤治」のため
「局所化学療法:局所抗癌剤治」の薬剤を「腫瘍内直接投与」
するために「考案されました」が
「嚢胞:のうほう:cyst :シスト」の「液貯留」を除くためにも
用いられる「便利なチューブ」です。

##3
昔は「開頭手術」で「脳腫瘍」が「術中迅速診断」で
「悪性脳腫瘍」とされたらば「必ず設置してくる」チューブ
でした。






#5
##1
「3.相談のポイント(一番知りたいことです)
主治医の提案通り外科手術を行うべきか、管を挿しなおすのに留めるべきか?」
との事です。

##2
「家族としては、脳に重い障害が生じて、家族の事を認識できなかったり、
言葉を交わせなくなったりすることを恐れています。
多少余命が短いとしても、人間的な生活を送れることを希望しています。」
は
「お受けもちの先生」も「全く同じこと」を
考えられていらっしゃると思います。


##3
止むを得ずも
「「御家族」に選択枝」をゆだねることはないでしょう。

##4
但し「大変きになること」があります。
=>#6









#6
##1
「乳がんからの多発性「転移性肺癌」」についての「治療戦略」は
どのようになっているのでしょう。

##2
「御母様」が「「余命」を苦労せず」すごすためには
「転移性肺癌」の「治療戦略」が「先」或は「同時に必要」では
ないでしょうか。

##3
「乳がんからの多発性「転移性肺癌」」があるかぎり
また「転移性脳腫瘍」は「発生しつづけます」。

##4
この「乳がんからの多発性「転移性肺癌」」の「治療戦略」に
あたられる呼吸器外科の先生はいかなる「治療戦略」なのでしょうか。

##5
この
「乳がんからの多発性「転移性肺癌」」の部分が
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
止むを得ずも
「ブラックホール」のようにぬけてしまっています。

##6
不思議です。










#7
##1
「お受けもちの先生」が「脳神経外科専門医先生」であれば
「脳神経外科専門医先生」が
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##2
「お受けもちの先生」の提示された「治療戦略」はいずれも
「正しい」と私は思う。

##3
但し
乳がんの「stage:ステージ」4の「御母様」におかれては
「化学療法(抗癌剤治療)」+「放射線治療」+「外科「手術」」
の
「集学的治療:multi-disciplinary therapy」
の「治療戦略」が必要ではないかと考えます。

##4
「御母様」には「乳がんからの多発性「転移性肺癌」」の
ほうが「よほど危険」のように今の私は考えます。

##5
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。











#8
##1
##7
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「乳がん」と「チューブ」という観点から。

##2
乳がん骨転移あり。シャント手術の奏功しない意識障害と歩行障害
 [2] [2007年 3月11日 15時51分48秒] 
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/284647832698287.html
を御参照頂けますか。
コピー致します=>「ごらんくださいませ★★★」

##3
(コピーのなかにもまた「参照」がありわかりづらいかもしれませんが
是非御参照頂けますか。)











#9結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
乳がんが「乳がんからの多発性「転移性肺癌」」ならずとも
「肺転移」をし「転移性脳腫瘍」に到ったと考えます。

##3
「乳がん」「癌細胞」の「悪性度」もぴんからきりまであります。

##4
「お受けもちの「脳神経外科専門医先生」」も
一生懸命であることが判ります。

##5
「乳がん」とはいえ一度「肺転移」をすれば
それは「転移性肺癌」であり「肺癌」である。

##6
「お受けもちの「脳神経外科専門医先生」」の判断に
すべからくをお任せしても宜しいとおもう。





上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。



何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
















-------------------------------
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「乳がん」と「チューブ」という観点から。


乳がん骨転移あり。シャント手術の奏功しない意識障害と歩行障害
 [2] [2007年 3月11日 15時51分48秒] 
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/284647832698287.html
を御参照頂けますか。
コピー致します=>「ごらんくださいませ★★★」
------------------------------
++「ごらんくださいませ★★★」++++++++++++++++++++++++


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御気持ちは大変よく判ります。




++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「一月下旬」から「歩行障害」+「意識障害」
で脳MRI(造影剤-・+)とも「「異常所見」無し」
で「2週間後」に
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
とは
なにか不思議な気が致します。

「「意識障害」の原因」として
「「低Na(ナトリウム)血症」がないか否か。

「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」=
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH:
エス・アイ・ディーH」
がないか否かを可能性につき「お受けもちの先生」と
御相談されてみては如何でしょうか。

「低Na(ナトリウム)血症」があれば
(正常値140−135−130)
で「御母様」のお年では130を割ると「意識障害」が
必ずでます。
「痙攣発作」も起すことがあります。

因みにシャント手術が奏功しないのであれば
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
とはいえない。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++







#1
##1
「山本博昭先生

78歳、母の相談ですがよろしいでしょうか。

一月下旬に、近くに買い物に出かけましたが
帰りに歩行困難となりました。意識障害も少し
みられたため、急遽入院致しました。

脳のMRIに異常はなく歩行困難ではありましたが
食事も普通食で自発的な言葉もありました。

2〜3日後、食事を戻してしまい意識障害が進んだ為
鼻から管を入れられ、寝たきりでおむつの状態になりました。

母は近々乳癌による骨転移の抗がん剤の治療のため入院の予定でした。
そのため、原因が心の方からと言う可脳性が考えられ
心療内科、精神科の先生の治療が行われましたが
症状は一向に改善されず更に寝ている時に手足をバタバタ
もがく動作がひどくなりました。

その間、造影剤をいれての脳のMRIも異常はありませんでした。

2週間後、脳外科の先生に「正常圧水頭症」と診断され
腰椎からの手術を行いました。

術後意識は多少戻ったものの、バタバタの動作は
相変わらずひどく、癲癇の脳波が見られるとの事で薬の投与により
現在症状は少し落ち着いています。
食事は鼻からのまだ液体です。

しかしこれ以上の治療は無いと言われ、老人医療の病院への
転院を勧められています。

家族としては何かもう少し治療の方法があるのではないか、
癌と水頭症と癲癇の因果関係があるのではないか、

高齢と言う事でこの状態を受け入れなければならないのかなど
ご意見を頂きたく、よろしくお願い申し上げます。」
との事です。






#2
##1
「母は近々乳癌による骨転移の抗がん剤の治療のため入院の予定でした。」
との事です。

##2
乳がんは「骨」がすきで「骨転移」を起しやすいです。

##3
「骨転移」という「遠隔転移」があります。

##4
遠隔転移がありますから「TNM分類」という「がん」の
「stage:ステージ分類」「stage:ステージ4」の
「末期癌」の「御状態」でいらっいます。
乳がんの「stage:ステージ」=4
ということになります。









#3
##1
「一月下旬に、近くに買い物に出かけましたが
帰りに歩行困難となりました。意識障害も少し
みられたため、急遽入院致しました。

脳のMRIに異常はなく歩行困難ではありましたが
食事も普通食で自発的な言葉もありました。

2〜3日後、食事を戻してしまい意識障害が進んだ為
鼻から管を入れられ、寝たきりでおむつの状態になりました。」
との事です。

##2
「一月下旬」から「歩行障害」+「意識障害」
で脳MRI(造影剤-・+)とも「「異常所見」無し」
で「2週間後」に
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
とは
なにか不思議な気が致します。

##3
「原因が心の方からと言う可脳性が考えられ
心療内科、精神科の先生の治療が行われましたが
症状は一向に改善されず更に寝ている時に手足をバタバタ
もがく動作がひどくなりました。」
=>##4

##4
「譫妄状態:せんぼうじょうたい:delirium:デリリウム」
という「意識障害」と考えます。
「あばれます」

##5
「譫妄状態:せんぼうじょうたい:delirium:デリリウム」
の原因或いは「病態」は。
「意識障害そのもの」です。






#4
##1
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
は「一種の閉塞性水頭症」です。

##2
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」に
関しては
「意識障害」「歩行障害」「失禁」の「3徴候:trias:トリアス」
が御座います。

##3
通常は
「歩行障害」=>「失禁」=>「意識障害」
の順に「症状・症候」が発生します。
「歩行障害」はとりわけ
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」の
特徴である。

##4
また
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」は
「脳室腹腔短絡手術:venticulo-peritoneal shunt;VPシャント」
により著明に「症状・症候」が改善することでも
有名な「病態」です。

##5
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」には
「脳室腹腔短絡手術:venticulo-peritoneal shunt;VPシャント」
が行われます。

##6
「LPシャント(腰髄液腔・腹腔シャント)」
がおこなわれたのは「御母様」の御高齢と麻酔の「危険=リスク」
を「お受けもちの先生」が御考えになられてのことと
存じます。







#5
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
まず
「御母様」の血液に
電解質「異常所見」がないか否かを
調べる必要性が御座います。

##2
「「意識障害」の原因」として
「「低Na(ナトリウム)血症」がないか否か。

##3
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」=
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH:
エス・アイ・ディーH」
がないか否かを可能性につき「お受けもちの先生」と
御相談されてみては如何でしょうか。

##4
「低Na(ナトリウム)血症」があれば
(正常値140−135−130)
で「御母様」のお年では130を割ると「意識障害」が
必ずでます。
「痙攣発作」も起すことがあります。

##5
「低Na(ナトリウム)血症」
或いは
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」=
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH:エス・アイ・ディーH」
に関しましては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
頭部外傷 入院の父がNa=118の低Na(ナトリウム)血症 [2]
 [2006年 2月27日 7時46分19秒] 
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/442681019733758.html
を御参照頂けますか。

コピー致します。「★★★御参照頂けますか。★★★」








#6結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
急なる「御母様」の「歩行障害」+「意識障害」の発症は
かなりはっきりしています。

##3
乳がんの「stage:ステージ」=4とのことで
なかなか困難な状態です。
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##4
「意識障害」のある高齢の「御母様」の場合
「シャント手術」が奏功しないのであれば
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
とはいえないでしょう。
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。

##5
「低Na(ナトリウム)血症」による
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」=
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH:エス・アイ・ディーH」
であらばかなり「御母様」の「症状・症候」が理解できます。

##6
今現在「御母様」は
「呼吸器管理」「全身管理」が極めて重要であるような気が致します。
とりわけ「御母様」のような「意識障害」の患者さん
では
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」がおきやすい。

##7
この御回答が何がしかのお役に立てば何よりで御座います。

##8
お大事にされてくださいますように。






PS
-------------------------------
1965年 Adams と Hakimによって提唱された「水頭症病態」です。
その英語名称の 「normal pressure hydrocephalus」 の
頭文字をとって「NPH」と略称。

成人において脳室拡大があるにもかかわらず
髄液圧が正常範囲内である。
(昔は「「脳脊髄液圧」=正常とされていましたが。
今現在「夜間就眠中」は「「脳脊髄液圧」=上昇している
ことが判明しています。
神経症候として
健忘性痴呆、歩行障害、そして尿失禁をきたす
「意識障害」「歩行障害」「失禁」が
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」の
「3徴候:trias:トリアス」と呼称されています。

「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」では
シャント術によりこれらの症候が著しく改善する場合を指し
そうでない場合は間違いということになります。


-------------------------------







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。







何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。














++「★★★御参照頂けますか。★★★」++++++++++++++++
-------------------------------
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
頭部外傷 入院の父がNa=118の低Na(ナトリウム)血症 [2]
 [2006年 2月27日 7時46分19秒] 
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/442681019733758.html
-------------------------------
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

御相談者の「御父様」の
1・年齢の御記載が無く御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。



++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

典型的な
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群:
エス・アイ・エー・デイー・エッチ」
の「病態」です。

高齢の方はNa(ナトリウム)<130mEq(メック)」で
「意識障害」を来たされます。

「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」は
「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」オーバーのときに
発生しやすい。

抗利尿ホルモン不適合症候群(SIADH)の症状は
低ナトリウム血症の程度とその出現速度によって異なります。

「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」
の原因は
中枢神経性疾患と胸部疾患です。頭蓋内の炎症、出血、腫瘍、
外傷はいずれも原因となる可能性があります。

「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」の「治療戦略」は
水摂取量を制限することが大切です。

改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。

けいれんや意識障害などの神経症状を示す症例においては
利尿作用を有するフロセマイドと高張食塩水を静脈内投与します。 

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++




#1
##1
「はじめまして
父が転倒して 頭蓋骨折・くも膜下出血・脳挫傷 で入院して
いるのですが、入院当初出血が増えなければ手術はしなくてよ
く2週間ぐらいの入院と診断されました。

頭のけがはよくなってきていて、意識もしっかりしていて、
麻痺もなかったのですが、一時もうろうとしたり、意味がわから
ない事をいったり、嘔吐を繰り返し・・・
低NAと診断・点滴治療がはじまり、一ヶ月半を過ぎようとし
ています。

脳外科の先生は強く頭を打ったこと事でホルモンのバランスが
崩れ電解質異常を起こす事があり、ずっと点滴生活になる事は
ないとの説明でした。

ナトリウムの数値が一番ひどい時は104まで下がりました。
今は数値は少し上がって118です。
先生からは
・思った以上に時間がかかっている。
・今までに診た患者で120少しで安定した方がいた。
・ステロイドを使う事も考えている
との説明です。

糖尿病があるので副腎ホルモンはあまり使いたくないのですが
、使う
治療が良いのか?

糖尿病は1.2ヶ月に一度通院して検査・くすりは飲んでいま
せんで
したが、ステロイドを使うと糖尿病は悪化するものでしょうか
?

ナトリューム値が低いためなのか、入院生活が長引いているか
らなのか、足元がふわふわして安定しないと本人が言っていた
やさきに、先日転倒してしまいました。
腰を打ったと本人はいっていますが、念のため頭・腰のレント
ゲンを
取って頂きましたが、異常はありませんでした。

低ナトリューム治療について(慢性化してしまうのか?)

ちなみに現在で入院生活が10週を超えました。
点滴を一日中しているとき(3本)は117でずっと変わらな
く一本減らしたとき一時120代になりましたがまた118に
なりました。あまりによくなる兆しが見られないため大変不安
です。

どうぞよろしくお願いします。」
との事です。






#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
この「病態」 「低Na(ナトリウム)血症」は
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」と呼称致します。

##3
ADHというホルモンは脳下垂体の後葉というところから分泌されています。
尿が出るのを抑制するホルモンですが、
このホルモンが適切に分泌されていないために発生致します。

##4
抗利尿ホルモン不適合症候群(SIADH)の症状は
低ナトリウム血症の程度とその出現速度によって異なります。

##5
Na(ナトリウム)<130とまると
「御父様」の年齢では「意識障害」を来たします。




#3
##1
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」の
「SIADH」の治療法は
水摂取量を制限することが大切です。
改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。

##2
けいれんや意識障害などの神経症状を示す症例においては
利尿作用を有するフロセマイドと高張食塩水を静脈内投与します。

##3
「SIADH(syndrome of inappropriate secretion of ADH)
抗利尿ホルモン不適症候群 」の
原因疾患としては
中枢神経性疾患と胸部疾患です。
頭蓋内の炎症、出血、腫瘍、外傷はいずれも原因となる可能性があります。

##4
胸部疾患としては肺炎、結核、肺癌などがあげられます。
肺癌とくに未分化細胞癌では異所性ADH産生によるSIADHも認められます。

##5
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」は多くの場合
「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」が適切でないと
発症致します。



#4
##1
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##2
「お受けもちの先生」に
インターネットでしらべたら
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」のようである。

##3
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群:
エス・アイ・エー・デイー・エッチ」
だから
「水分」を減らして「Na(ナトリウム)」補給は如何なものか
と御相談されてみては如何でしょうか。
=>
「水摂取量を制限することが大切です。
改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。」

##4
##3にて「御父様」のNa(ナトリウム)はどんどん正常化してくる
筈です。

##5
「先生からは
・思った以上に時間がかかっている。」
=>
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」です。
「・今までに診た患者で120少しで安定した方がいた。」
=>
全くよいお手本ではありません。

「・ステロイドを使う事も考えている」
=>
間違いです。

##6
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。






#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
抗利尿ホルモン不適症候群 =
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」=
「SIADH:syndrome of inappropriate secretion of ADH」
です。

##3
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」の
治療法ですが
水摂取量を制限することが大切です。
改善しない場合には1日10g以上の食塩を摂取させることがあります。

けいれんや意識障害などの神経症状を示す症例においては
利尿作用を有するフロセマイドと高張食塩水を静脈内投与します。

##4
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」の原因疾患は
中枢神経性疾患と胸部疾患です。
頭蓋内の炎症、出血、腫瘍、外傷はいずれも原因となる可能性があります。

##5
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。



ps
「SIADH:抗利尿ホルモン不適症侯群」につきましては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板

の「過去の御相談と御回答」
「外傷性くも膜下出血 [2] [2003年12月22日 7時 5分16秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
をを御参照頂けますか。
コピー致します=>「ごらんくださいませ」

取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。







何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp









「★★★御参照頂けますか。★★★おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年3月11日 15時51分48秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    
山本博昭先生

78歳、母の相談ですがよろしいでしょうか。

一月下旬に、近くに買い物に出かけましたが
帰りに歩行困難となりました。意識障害も少し
みられたため、急遽入院致しました。

脳のMRIに異常はなく歩行困難ではありましたが
食事も普通食で自発的な言葉もありました。

2〜3日後、食事を戻してしまい意識障害が進んだ為
鼻から管を入れられ、寝たきりでおむつの状態になりました。

母は近々乳癌による骨転移の抗がん剤の治療のため入院の予定でした。
そのため、原因が心の方からと言う可脳性が考えられ
心療内科、精神科の先生の治療が行われましたが
症状は一向に改善されず更に寝ている時に手足をバタバタ
もがく動作がひどくなりました。

その間、造影剤をいれての脳のMRIも異常はありませんでした。

2週間後、脳外科の先生に「正常圧水頭症」と診断され
腰椎からの手術を行いました。

術後意識は多少戻ったものの、バタバタの動作は
相変わらずひどく、癲癇の脳波が見られるとの事で薬の投与により
現在症状は少し落ち着いています。
食事は鼻からのまだ液体です。

しかしこれ以上の治療は無いと言われ、老人医療の病院への
転院を勧められています。

家族としては何かもう少し治療の方法があるのではないか、
癌と水頭症と癲癇の因果関係があるのではないか、

高齢と言う事でこの状態を受け入れなければならないのかなど
ご意見を頂きたく、よろしくお願い申し上げます。

Saturday, March 10, 2007 2:44 PM

[2007年3月10日 14時44分52秒]




「ごらん下さいませおわりおわり★★★」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2008年1月2日 16時53分8秒]

お名前: TC   
乳がんの転移で脳腫瘍が見つかった母についての相談です。
よろしくお願いいたします。

1.年齢・性別
64歳女性

2.症状の経過と部位
2007年5月に乳がんの手術。リンパ転移あり。
2007年12月 言語や計算能力、歩行の障害があり、MRIで嚢胞状
の脳腫瘍5-6cmが発見された。部位は角回(左頭頂葉)。

12/18 手術。脳に管を入れて嚢胞内の液体を出し、
腫瘍は半分程度になる。
病理検査の結果、乳がんの転移である事が確認され
た。さらに肺にも多発転移が発見された。

12/18手術後2-3日は言語能力が改善するなど症状が軽減したものの、
手術後1週間程度で腫瘍が元の大きさに戻る。記憶障害も悪化、右半身の
麻痺が出てきた。手術の時に入れた管から液体を定期的に出す予定だったが、
管がつまったか嚢胞内に壁があるのか、液体が出せない。

平均余命は6ヶ月と宣告。
現在は、右半身の麻痺のため歩行はつかまりながら何とかできる状態。
多少記憶や言語の障害はあるが、一応普通に会話し、冗談も言える状態。

3.相談のポイント(一番知りたいことです)
主治医の提案通り外科手術を行うべきか、管を挿しなおすのに留めるべきか?

●主治医の提案:外科手術で腫瘍の半分を摘出
1/8に外科手術を行い、腫瘍の後部半分を摘出すべき。前部は運動神経を司る
重要な神経があるため残す。3cmになった段階でガンマナイフ治療を行う。
ただしさらなる障害の後遺症が残るリスクが伴う。

●摘出手術以外の方法:管を再度別の方向から挿しなおす
主治医によると再び管がつまる等うまく行かない可能性がある。

家族としては、脳に重い障害が生じて、家族の事を認識できなかったり、
言葉を交わせなくなったりすることを恐れています。
多少余命が短いとしても、人間的な生活を送れることを希望しています。

主治医の提案通り、摘出手術を行うべきかどうか、アドバイスを
頂けると大変ありがたいです。なお1/7に再入院予定なので、
どうかそれまでに頂けますと助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。


Wednesday, January 02, 2008 12:09 AM
[2008年1月2日 12時09分7秒]

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