ご相談タイトル:脳髄液検査について 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
ご心配なことと存じます。


#1
##1
「38歳 男性です。
実は、体調不良で体・特に手足に力が入らなくて
神経内科に行きました。
一応上腕の反射が左右差がある・膝腱反射は左右差なしで
一応MRIを取りました。
(頭部・首・腰)で
一応次回に脳髄液検査・筋電図・神経伝達テストをしましょうと
言われました。
しかし脳脊髄液検査は背骨に針を刺して液を抜くみたいなのですが、
失敗したりして、後遺症が残ったりすると不安です。

こういう検査で失敗とかあり得ますでしょうか?
一応心配ありません
(両膝を抱えて背中を丸くして安全な所から抜くからと)
と言われましたが、
失敗例などを教えていただくとありがたいです。」
との事です。





#2
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きますと
御相談者は「症状・症候」よりも
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」がご心配で致し方ないよう
に御みうけ致します。

##2
「脳脊髄液」を検査する場合
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」と
「後頭下穿刺:suboccipital puncture」の「2種類」が
御座います。

##3
##2の「後頭下穿刺:suboccipital puncture」は
「脳脊髄液」の「採油」以外にも「頚髄髄液腔:けいずいずいえきくう」の
「造影検査」を施行する場合に用いられます。

##4
「臨床医学」では「脳脊髄液:のうせきずいえき」の採取には
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」のみが用いられます。

##5
「中枢神経系専門医」は例えば「くも膜下出血(SAH)」の場合など
「血性髄液」を「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」で
「脳脊髄液:のうせきずいえき」を採取して検査致します。


##6
##5の場合など「1回」で「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」を
成功させないと「traumatic tap;トラウマチック・タップ:外傷性穿刺」
となってしまいます。

##7
##6の場合結果としては「脳脊髄液:のうせきずいえき」と
破壊された穿刺周辺組織の「血液」の混ざった「脳脊髄液:のうせきずいえき」
が得られて「臨床脳脊髄液診断」が全く「不可能」になります。

##8
だから「中枢神経系専門医」とりわけ「脳神経外科専門医」は
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」を「1回で成功させる」
テクニックをもっていなければ「脳神経外科専門医」ではありません。






#3
##1
「しかし脳脊髄液検査は背骨に針を刺して液を抜くみたいなのですが、
失敗したりして、後遺症が残ったりすると不安です。

こういう検査で失敗とかあり得ますでしょうか?」
との事です。

##2
「こういう検査で失敗とかあり得ますでしょうか?」との事ですが
「ありえる失敗」は
###1
1回で「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」を成功させられない
場合に尽きます。
###2
###1の結果穿刺周辺組織に軽微な「かすりきず」をおわせる
ことになります。

##3
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」は
腰椎3・4の間から通常行ないますがこの「部分」は脊髄は
存在せず馬尾という「ほうきのたば」のような「神経のたば」が
そんざいするのみですから。

##4
「頚髄髄液腔:けいずいずいえきくう」に
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」を施行しても
「「中枢神経系」も「末梢神経系」も損傷されません。

##5
##4のことを「お受けもちの先生」は
「安全な所から抜くからと」とおっしゃられたのです。








#4結論:
##1
御相談者のしりたがっている
「こういう検査で失敗とかあり得ますでしょうか?」
との事ですが。

##2
ありえます。
けれどもこれは
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」を「1回」で成功
させえなかったときのことです。

##3
御相談者は例えば「感染」とか「中枢神経系」或いは「末梢神経系」
の「損傷」をお考えになられているかもしれませんが。

##4
##3に関しては「現実的には」「皆無」であると
御考え頂いて宜しいと今の私は考えます。

##5
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」は1回で
成功させなければ採取された「脳脊髄液」の「性質」が
かわってしまうことになる。

##6
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」は1回で穿刺を
成功させなければならないが1回での穿刺に「失敗」したときは
「失敗例」ということになります。

##7
けれども
内科的・外科的に「病態」名称がつくような怖いことの「発生」
は誠にありないものです。
決して御心配されないで下さい。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。





何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。
[2004年8月26日 7時53分33秒]

お名前: 宮田 義則   
38歳 男性です。
実は、体調不良で体・特に手足に力が入らなくて
神経内科に行きました。
一応上腕の反射が左右差がある・膝腱反射は左右差なしで
一応MRIを取りました。
(頭部・首・腰)で
一応次回に脳髄液検査・筋電図・神経伝達テストをしましょうと
言われました。
しかし脳脊髄液検査は背骨に針を刺して液を抜くみたいなのですが、
失敗したりして、後遺症が残ったりすると不安です。

こういう検査で失敗とかあり得ますでしょうか?
一応心配ありません
(両膝を抱えて背中を丸くして安全な所から抜くからと)
と言われましたが、
失敗例などを教えていただくとありがたいです。


[2004年8月25日 22時51分39秒]

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