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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆
ここをおして 1 2 3 4 5




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
ご心配なことと存じます。
これはご災難でしたね。


「創傷痕の御悩み」+「瘢痕期疼痛」で苦しむ
典型的な「動物咬症症候群」で御座います。


「動物咬症」による「受傷時」より1ヶ月ですから
ちょうど「皮膚のターンオーバー」が1回終了した時期です。

「初期創傷」から「瘢痕」へと変わる時期の疼痛です。
痛みは「動物咬症」に典型的な「攀じる:よじる」様な疼痛であると
存じます。

この痛みは「動物咬症」の「瘢痕期疼痛」は特徴的で
「初期創傷」から2ヶ月=「皮膚のターンオーバー2回分」まで
が辛いですがあとは多少の「重感」に変わり消えてしまいますから
ご安心下さい。





#1
##1
「24歳女性です。
1ヶ月程前の妊娠中に隣家の飼い犬に左腕を噛まれ
(特に前腕部)を負傷しました。

上腕部は引掻き傷な様で、前腕部の2箇所は血管が切れ、
かなり深い傷でした。

救急外来で消毒の処置を受け、
その後は出産まで整形外科に通院し、消毒等の処置を
受けていました。

1ヶ月が経過し、上腕部は引掻き傷の跡が残り、
前腕部は血管が切れたところがかさぶたが取れて硬くなり、
攣る様な痛みもあります。

通院していた整形外科や自ら出向いた形成外科では傷は完治しないし、
自然治癒に任せ数年かけて傷跡が薄くなるのを待つしかないし、
痛みも1年位は我慢するしかないと言われました。

正直、傷の場所も場所なので、完治とまでいかなくても
出来るだけ傷跡を目立たなくしたいし、
今、子供を出産したばかりで何かと左腕を使う機会が多く、
攣る感じがあるのも困っています。

精神的にも参っているし、本当に藁にもすがる思いです。
どうかご助言の程お願いします。」
との事です。




#2
##1
###1
「創傷痕の御悩み」と
###2「動物咬症」による「瘢痕期疼痛」で
精神的に参られているようです。

##2
「動物咬症症候群」とも呼称される「病態」で御座います。

##3
下記順を追って御回答致します。




#3
##1
まず「動物咬症」による「創傷痕の御悩み」ですがこれは
妊娠・ご出産と今のお母様には「形成外科手術」による「治療戦略」
は背景的に無理が大きい。

##2
また今何らかの「形成外科手術」の「治療戦略」を考えたと
仮定しましょう。=>##3

##3
「皮膚のターンオーバー」が1回しかたっていないです。
「初期創傷」に「傷」を重ねるだけです。
「形成外科手術」の「治療戦略」を考えるのであれば当然
しっかりした皮膚の「瘢痕形成」まで「時期」を待たれるべきです。





#4
##1
「1ヶ月が経過し、上腕部は引掻き傷の跡が残り、
前腕部は血管が切れたところがかさぶたが取れて硬くなり、
攣る様な痛みもあります。」
との事です。

##2
まだまだ「皮膚のターンオーバー」が経過していませんから
経過観察を「初期創傷」に関してはすべき時期。

##3
「形成外科専門医先生」がおっしゃられた

「傷は完治しないし、
自然治癒に任せ数年かけて傷跡が薄くなるのを待つしかないし」
は。

##4
「初期創傷」の際に「念のために」
必ずや「形成外科専門医先生」がおっしゃられるお言葉です。

##5
「皮膚のターンオーバー」をまたれて下さい。

##6
「皮膚のターンオーバー」につれて
「初期創傷」は綺麗になっていくと今の私は考えます。

##7
「動物咬症」とはそういうものです。






#3
##1
「攀じる:よじる」ような疼痛は「動物咬症」の
「初期創傷」から「瘢痕形成期」
にかけて極めて特徴的な「症状・症候」です。

##2
「皮膚のターンオーバー」が「1回=1月」しかたっていないですから
今は我慢のしどころ。

##3
「動物咬症」による「瘢痕期疼痛」は「「攀じる:よじる」ような疼痛」
が特徴で御座います。

##4
「動物咬症」による「瘢痕期疼痛」は「創傷痕の御悩み」とも
重なり時には大変な「心の痛み」になります。

##5
この状態を「動物咬症症候群」と呼称致します。

##6
けれども「皮膚のターンオーバー」が進み
「2−3ヶ月」=「2−3回「皮膚のターンオーバー」」
が進むにつれて。

##7
て「瘢痕期疼痛」はうそのように引いてきます。
何卒にご安心されて下さい。







#4結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
「動物咬症」による
「創傷痕の御悩み」+「瘢痕期疼痛」の「症状・症候」
でいらっしゃる典型的な「動物咬症症候群」で御座います。

##3
「瘢痕期疼痛」は「皮膚のターンオーバー」とともに
うそのように和らいで生きます。

##4
「瘢痕期疼痛」のあと「重感」の残る方もいらっしゃる。

##5
「妊娠・御出産」と「動物咬症症候群」が重なってしまい
本当にお大変でした。

##8
「創傷痕の御悩み」も「瘢痕期疼痛」も
「2−3ヶ月」=「2−3回「皮膚のターンオーバー」」
で軽快致します。

##9
典型的な「動物咬症症候群」です。

若干「妊娠・御出産」による
「産後うつ」になられているかもしれません。

##10
怖い状態ではありません。
怖い病気ではありません。
だから絶対に心配なさいませんように。


##11
一刻も早い御相談者の「症状・症候」の寛解の得られること・
一刻も早い「症状・症候」のご回復を心より御祈り申し上げます。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。









何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。
[2004年11月21日 12時57分37秒]

お名前: 土屋杏子   
24歳女性です。
1ヶ月程前の妊娠中に隣家の飼い犬に左腕を噛まれ
(特に前腕部)を負傷しました。

上腕部は引掻き傷な様で、前腕部の2箇所は血管が切れ、
かなり深い傷でした。

救急外来で消毒の処置を受け、
その後は出産まで整形外科に通院し、消毒等の処置を
受けていました。

1ヶ月が経過し、上腕部は引掻き傷の跡が残り、
前腕部は血管が切れたところがかさぶたが取れて硬くなり、
攣る様な痛みもあります。

通院していた整形外科や自ら出向いた形成外科では傷は完治しないし、
自然治癒に任せ数年かけて傷跡が薄くなるのを待つしかないし、
痛みも1年位は我慢するしかないと言われました。

正直、傷の場所も場所なので、完治とまでいかなくても
出来るだけ傷跡を目立たなくしたいし、
今、子供を出産したばかりで何かと左腕を使う機会が多く、
攣る感じがあるのも困っています。

精神的にも参っているし、本当に藁にもすがる思いです。
どうかご助言の程お願いします。


[2004年11月21日 11時34分56秒]

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