ご相談タイトル:父の頭部外傷(硬膜外血腫)で手術二回と術後心肺停止。今現在熱と意識障害。 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。



++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」
のみの「頭部外傷」にしては
「意識障害」の回復が遅く
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「重篤感」を感じます。


たの
「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」で
より「重度」のものをもたれているかもしれません。

また
熱原は
1・「呼吸器感染」=「肺炎」=「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」
2・「中心静脈栄養(IVHという)」の「カテーテル」感染
のいずれかであろうと考えます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++



#1
##1
「父(年齢:70歳)のことで相談です。

2006年5月5日、仕事中に5m下のコンクリートの地面に転落し、
救急病院に運ばれました。

CTの結果、右側頭部を強打しているため、出血があり、
血を取り除く緊急手術を行いました。
病名は急性硬膜外血腫といわれました。

その後、再びCTをとると先ほど手術したところの上部から
さらなる出血があり、すぐに2度目の手術を行いました。

その2日後、肺炎を起こし、発熱、
一時は心肺が停止しましたが、
心臓マッサージで一命をとりとめました。

一週間を過ぎた現在もにごった痰が出ており、
自力では出すことができず、
看護士さんがときどき管で取り除いてくれています。

担当医の先生によると、
あまり解熱剤を使うと抵抗力が弱くなるという
ことで使用していませんでしたが、熱が下がらないため、
5/14に解熱剤を使用しました。

しかし、あまり、効果がないようです。
脊髄から液をとり、調べましたが、
特に何も見つからず髄膜炎などでは
ないようです。

頭部はまだ少し出血があるようですが、
手術するほどのことはないとのこと
全身のレントゲンの結果、他に骨折などしている
箇所はないとのことです。

特に心配なのは、父が熱で苦しそうなのですが、
はっきりとした熱の原因が分からないということと
朝などに看護師の問いかけには、目を開けている
ようですが、私たち家族がいるときにはまったく意識がなく、
とっても心配です。

特に心配なポイントは、
熱があるのですが、下がらないということ。
そして、意識が戻らないことです。
よろしくお願いいたします。」
との事です。






#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」
にしては術後の「意識障害」の回復がよくありません。

##3
多分に
「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」も
合併されており脳CTには写っているものと考えます。

##4
「頭部はまだ少し出血があるようですが、
手術するほどのことはないとのこと」
が「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」を
示唆されているものと思われます。





#2
##1
「さらなる出血があり、すぐに2度目の手術を行いました。
その2日後、肺炎を起こし、発熱、一時は心肺が停止しましたが、
心臓マッサージで一命をとりとめました。
一週間を過ぎた現在もにごった痰が出ており、自力では出すことが
できず、看護士さんがときどき管で取り除いてくれています。」
との事です。

##2
「重傷頭部外傷」による「意識障害」の患者さん
のよく起される
「間違って気道に唾液や食物を入れてしまう」=「誤嚥:ごえん」
による
「誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん」をおこされ
気道閉塞による心肺停止にいたられたようです。

##3
70歳の「高齢」での##2の「エピソード」は
ダメージが大きいです。




#3
##1
「特に心配なポイントは、熱があるのですが、下がらないということ。
そして、意識が戻らないことです。」

##2
「特に心配なポイントは、熱があるのですが、下がらないということ。」
=>
気道系。呼吸器系の「感染」に間違いないでしょう。
けれども
胸部X線撮影では最初のように「肺炎」の影は映っては
いないようです。

##3
そして「中心静脈栄養(IVHという)」という「カテーテル」に
細菌が付着して「菌血症:bacteremia」という状態が
とても心配です。

##4
##3からは「敗血症:sepsis」という状態にすぐ移行します。

##5
「お受けもちの先生」もこのことは
十分に「頭に入れていらっしゃる」と存じます。







#4
##1
「特に心配なポイントは、・略・
そして、意識が戻らないことです。」
との事です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載の
「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」
のみの「病態」であれば「意識障害」の回復は
「早い」はずです。

##3
「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」
より「重度」の「脳挫傷」その他の
「病態」をおもちではないかと考えます。

##4
また
「その後、再びCTをとると先ほど手術したところの上部から
さらなる出血があり、すぐに2度目の手術を行いました。
その2日後、肺炎を起こし、発熱、一時は心肺が停止しましたが、
心臓マッサージで一命をとりとめました。」
からは
70歳の「御父様」の「体力」はやはり低く
「弱られていることが」明らかです。








#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「2006年5月5日、仕事中に5m下のコンクリートの地面に転落し、
救急病院に運ばれました。
CTの結果、右側頭部を強打しているため、出血があり、
血を取り除く緊急手術を行いました。病名は急性硬膜外血腫といわれました。」
との事です。

##3
上記御解答致しました。

##4
今現在「13日」経過されたわけです。

##5
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##6
「御父様」の「頭部外傷」は
「急性硬膜外血腫:acute epi-dural hematoma:aEH」
以外の「脳挫傷」その他の「頭蓋内頭部外傷」も
合併されているように考えます。

##7
いずれにしても「日にち」を経過観察しないことには
判断できないことが多過ぎるようにおもえます。

##8
「御家族」の方方も「御心配」なこととは
思います。
「体力」の弱られている「御父様」が
「重傷頭部外傷」を受けられたわけである。
あとは「御父様」の「体力」による。

##9
何卒に「御家族」のかたもお体には御留意され
御気を付けられて下さい。

##10
「人間は倒れるまではたっています」。

##11
5月・6月は「高齢者」のかたでなくとも外傷の
発生頻度の多いじきです。
高齢者のいらっしゃる「御家族」はいうまでもなく
皆様ご注意戴けます様に。









取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。

とりあえず第1報として御返事致します。








上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
[2006年5月18日 8時50分5秒]

お名前: 匿名希望   




父(年齢:70歳)のことで相談です。

2006年5月5日、仕事中に5m下のコンクリートの地面に転落し、
救急病院に運ばれました。

CTの結果、右側頭部を強打しているため、出血があり、
血を取り除く緊急手術を行いました。
病名は急性硬膜外血腫といわれました。

その後、再びCTをとると先ほど手術したところの上部から
さらなる出血があり、すぐに2度目の手術を行いました。

その2日後、肺炎を起こし、発熱、
一時は心肺が停止しましたが、
心臓マッサージで一命をとりとめました。

一週間を過ぎた現在もにごった痰が出ており、
自力では出すことができず、
看護士さんがときどき管で取り除いてくれています。

担当医の先生によると、
あまり解熱剤を使うと抵抗力が弱くなるという
ことで使用していませんでしたが、熱が下がらないため、
5/14に解熱剤を使用しました。

しかし、あまり、効果がないようです。
脊髄から液をとり、調べましたが、
特に何も見つからず髄膜炎などでは
ないようです。

頭部はまだ少し出血があるようですが、
手術するほどのことはないとのこと
全身のレントゲンの結果、他に骨折などしている
箇所はないとのことです。

特に心配なのは、父が熱で苦しそうなのですが、
はっきりとした熱の原因が分からないということと
朝などに看護師の問いかけには、目を開けている
ようですが、私たち家族がいるときにはまったく意識がなく、
とっても心配です。

特に心配なポイントは、
熱があるのですが、下がらないということ。
そして、意識が戻らないことです。
よろしくお願いいたします。

Wednesday, May 17, 2006 11:56 PM
[2006年5月17日 23時56分50秒]

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