ご相談タイトル:WEST症候群と合併した「前の脳が小さい」 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。



++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「WEST症候群」に合併した
「小児慢性硬膜下液貯留」の「病態」。

「小児慢性硬膜下液貯留」は
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
が原因で発症します。

どのお子様も小児期には
「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から「頭蓋骨」と「脳表」
の間に「成人よりも余計な空隙」が御座います。

「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」が御相談者の
「御嬢様」の場合にあり「慢性硬膜下液貯留」の状態。


「それと発達ですが、
前の脳が小さいと今後の発達にはどの程度の影響がでるので
しょうか?」
=>
これは大変に重要な事です。
「「前の脳が小さい」との診断。」は
適切ではありません。

仰向けに「寝かせて」脳MRIを撮影しているから
「前頭葉」が沈んで見えるのである。
=>「前の脳が小さい」」と見えるのである。


適切な表現が思い浮かばないのですが
「主治医も潜因性だろうと言っていて
MRIに異常が出るとは思っていなかったよう
です。
しかしMRIの結果は「前の脳が小さい」との診断。」
は
間違い。

腕利きの「小児脳神経外科」がご専門の「脳神経外科専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。


下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++






#1
##1
「初めまして。

主治医に聞きにくいため質問させてください。

現在7ヶ月の娘がWEST症候群(症候性)になり2ヶ月たちます。
デパケンとリボトリールを服用し発作を止めるのに必死です。
これで止まらないとACTHになります。

WEST発覚まで発達も順調だったんです。
主治医も潜因性だろうと言っていてMRIに異常が出るとは思っていなかったよう
です。
しかしMRIの結果は「前の脳が小さい」との診断。
どのくらい小さいかと言えば、「脳皮??から脳みそまでの隙間が約1センチ程
ありました」
主治医曰く、正常な赤ちゃんの脳は皆隙間が多少あるけど、正常よりも2倍は隙
間があるとのことでした。

原因として脳髄液??とやらがたまり脳を圧迫している可能性もあるから
その場合は手術してその液体を抜くとのこと。
しかし現段階ではまだ分かりません。

そこで質問ですが、もし脳髄液とやらがたまってなかった場合。
脳を大きくする方法はありますか??

子どもの脳は成長するからと主治医も言っていましたが
本当に成長しますか??成長して正常に戻ることはありますか??

それと発達ですが、前の脳が小さいと今後の発達にはどの程度の影響がでるので
しょうか?

最後に初歩的な質問になりますが
「脳萎縮」と「脳が小さい」って違うんですか??
主治医は毎回脳が小さいと言いますが萎縮とは言わないので
気になってまして・・・。

いくつか質問してしまいましたが
分かる範囲で結構です。
どうかお願い致します。」
との事です。






#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「2つ」の「病態」がおありです。

##3
###1
「WEST症候群」による「点頭てんかん」の「治療戦略」
を必要とする「病態」。

###2
御相談者が「お受けもちの先生」から
おっしゃられた。

「しかしMRIの結果は「前の脳が小さい」との診断。
どのくらい小さいかと言えば、
「脳皮??から脳みそまでの隙間が約1センチ程
ありました」
主治医曰く、正常な赤ちゃんの脳は皆隙間が多少あるけど、正常よりも2倍は隙
間があるとのことでした。

原因として脳髄液??とやらがたまり脳を圧迫している可能性もあるから
その場合は手術してその液体を抜くとのこと。
しかし現段階ではまだ分かりません。」
という「病態」です。

##4
##3の##2は
乳幼児特有な
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
によるもので御座います。
この
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
が他のお子様よりもまして「強い」場合に
「小児慢性硬膜下液貯留」という「病態」が「両側性」に
発症致します。

##5
#3以後に「小児慢性硬膜下液貯留」について
御説明致します。





#3
##1
どのお子様も小児期には「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「成人よりも余計な空隙」が御座います。

##2
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」が
御相談者の「御嬢様」の場合にあり「慢性硬膜下液貯留」の状態
にいたっています。

##3
この乳幼児の「小児慢性硬膜下液貯留」は
「病態」としては「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF]が
貯留しているだけの「単純「病態」」である。

##4
けれども大変に難解な「病態」です。
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」が
御相談者の「御嬢様」の場合にあり「慢性硬膜下液貯留」の状態
にあるわけである。

このような場合の
「治療戦略」或いは「診断戦略」の解析は大変難解です。

##5
「脳神経外科専門医先生」でもよほど
「小児慢性硬膜下液貯留」になれられていないと。

##6
うかつに
「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF]を抜いても。
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
は存在するわけですから「再発」に「再発」を
繰り返します。





#4
##1
「原因として脳髄液??とやらがたまり脳を圧迫している可能性もあるから
その場合は手術してその液体を抜くとのこと。
しかし現段階ではまだ分かりません。」
=>
これは困りましたね。
早急に腕利きの「小児脳神経外科」がご専門の「脳神経外科専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。


##2
「そこで質問ですが、もし脳髄液とやらがたまってなかった場合。
脳を大きくする方法はありますか??」
=>
御相談者の御相談内容要旨御記載からは。

「小児慢性硬膜下液貯留」。
「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF]が貯留しています。

「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
が問題ですが「「脳の容積を大きくする」方法」はありえません。

##3
「子どもの脳は成長するからと主治医も言っていましたが
本当に成長しますか??成長して正常に戻ることはありますか??」
=>
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
で
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」があり
「慢性硬膜下液貯留」の状態のお子様が
成長とともに
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)が
解決していくことは事実です。

##4
「それと発達ですが、前の脳が小さいと今後の発達にはどの程度の影響がでるので
しょうか?」
=>
これは大変に重要な事です。
「「前の脳が小さい」との診断。」は
適切ではありません。

仰向けに「寝かせて」脳MRIを撮影しているから
「前頭葉」が沈んで見えるのである。
=>「前の脳が小さい」」と見えるのである。


適切な表現が思い浮かばないのですが
「主治医も潜因性だろうと言っていて
MRIに異常が出るとは思っていなかったよう
です。
しかしMRIの結果は「前の脳が小さい」との診断。」
は
間違い。

##5
「最後に初歩的な質問になりますが
「脳萎縮」と「脳が小さい」って違うんですか??」
=>
「脳」が小さい」は「「脳萎縮」と「御診断」
がたたない・或いは「脳萎縮」ではないからです。

「脳萎縮」は「中枢神経系」の「萎縮」であり
「別「病態」」です。
「アルツハイマー痴呆」などの「「中枢神経系神経細胞障害」等のような
場合です。

「主治医は毎回脳が小さいと言いますが萎縮とは言わないので
気になってまして・・・。」
=>
「脳萎縮」がないから「お受けもちの先生」は
「脳萎縮」と仰らないのでしょう。




#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「WEST症候群」は、乳児期に発病する難治性てんかんの一つで
症候性てんかんに分類されています。
WEST症候群は10、000人に3人ぐらいの
割合で発症するとも言われています。

「ヒプスアリスミア:hypsarrhythmia」が
「脳波検査所見」で
特徴です。
この
「WEST症候群」は「治療戦略」は通常通りに
施行されているようです。

##3
たまさかに
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
で
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」が
御相談者の「御嬢様」の場合にあり「慢性硬膜下液貯留」の状態
が脳MRIで見つかったという現状。

##4
「小児脳神経外科」がご専門の「脳神経外科専門医先生」に
この「小児慢性硬膜下液貯留」については
御受診されるのが宜しいと考えます。

##5
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。







ps1
「小児慢性硬膜下液貯留」に関しましては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板

の「過去の御相談と御回答」
から

1・
「慢性硬膜下血腫 [2] [2004年11月14日 9時46分51秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/932949269264103.html
を御参照頂けますか。
コピー致します=>「ごらんくださいませ1」
2・
「髄膜炎後の硬膜下水腫 [2] [2005年 1月22日 19時10分41秒]」
 http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/662803238098608.html
を御参照頂けますか。
コピー致します=>「ごらんくださいませ2」





取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。









上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp









++「ごらんくださいませ1」++++++++++++++++++++++++++++++


ご心配なことと存じます。
これはお大変であり御心労もおおきかろうと存じます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「慢性硬膜下血腫」が「片側性」か「両側性」かの御記載が
御座いません。
「両側性」と判断させていただきます。

「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは
全く異なる「病態」で御座います。

元来「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)
による「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」があるところに。

お子様に特有な「脳表」から「硬膜」に垂直=90度に張っている
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:
Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
の破損=出血によって惹起されるもので御座います。

「お受けもちの先生」のご判断なのですが。
簡略な用語で
大変素晴らしい「判断」と「お話しの仕方」をされていらっやいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




下記順を追って御回答致します。



#1
##1
「生後10ヶ月の男児です。
10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるため、MRIを撮るよう勧められ、
その結果、慢性硬膜下血腫が見つかりました。
入院し手術は無事終わり、現在退院して普通に生活しています。

慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「それまで血腫のあった場所には水がたまっている状態ですが、
脳の発達とともに、この隙間もなくなっていきます」
との先生のお言葉でした。
このようなことは二度と繰り返させたくないと思っております。
しかしつかまり立ち、つたい歩きの時期で、ほんの少し目を放した隙に、
あっという間に転倒し、畳などに頭を打ってしまうことがあります。
また、頭を振ったり、イスの背に上半身を打ち付けたりするのが面白いらしく、
いくら止めても時々行ってしまいます。
赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎのこの子の激しい動きに対して、術後の大きな隙間は
どうなのでしょうか。
どのくらいの衝撃が、再び慢性硬膜下血腫を
起こさせてしまうのでしょうか。

あのようなつらい入院、手術を二度とさせたくありません。
よろしくお願い致します。」
との事です。





#2
##1
「頭囲拡大」から脳MRIにて「慢性硬膜下血腫」が発見された
との事です。

##2
「頭囲拡大」に至った理由が「慢性硬膜下血腫」に関連があるとすれば
「両側性」であろうと推察致します。

##3
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは全く
発生機転が異なるものであることを御銘記下さい。
下記に順を追って御回答致します。

##4
小児には「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)
という「頭蓋骨と大脳」(正確には「硬膜」と「脳表」)
との間に「元来」「空隙」が成人より
遥かに多いものです。

##5
この「小児特有の「頭蓋骨」と「脳」の容積不均衡」=
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)
にたとえ「微弱な外傷機転」であってもも「血が漏れ出すと」
「小児慢性硬膜下血腫」にいたります。

##6
現在手術後の
「慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「それまで血腫のあった場所には水がたまっている状態ですが、
脳の発達とともに、この隙間もなくなっていきます」
との先生のお言葉でした。」
との「「病態」は
「小児慢性硬膜下水腫」或いは
「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)
という「病態」です。

##7
最初に脳MRIにて「御診断」がついた「小児慢性硬膜下血腫」は
「慢性硬膜下水腫」或いは
「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)から
「血がもれて」「小児慢性硬膜下血腫」に「移行」し脳MRIにて
画像診断がなされたた「病態」と判断致します。



#3
##1
この「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)の「空隙」は
成長につれて。
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)
が解消されるにつれて。

##2
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が「少なくなるにつれて」

##3
「お受けもちの先生」のお言葉どおり
「慢性硬膜下水腫」或いは
「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)
の「病態」は改善されていきます。


##4
それまでは通常は
定期的な脳MRI或いは脳CTによる経過観察が必要とされます。

##5
「小児慢性硬膜下血腫」はお布団の上でパタンと枕の上に「頭部」を
お子様がおとすだけでも「発生」致します。

##6
育ち盛りの「慢性硬膜下水腫」或いは
「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)お子様
をもつご両親にとっては気が休まることがありません。

##7
お気持ちがとてもとてもよくわかります。

##8
そして
「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)
から「小児慢性硬膜下血腫」への「移行」に関しては
「症状・症候」はこれといって何もでないことも多いものです。




#4
##1
「赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎのこの子の激しい動きに対して、術後の大きな隙間は
どうなのでしょうか。
どのくらいの衝撃が、再び慢性硬膜下血腫を
起こさせてしまうのでしょうか。」
との事です。

##2
「御家族」のご指摘のように小児には
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が御座います。

##3
お子様によりこの「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」には
差異が御座います。

##3
この「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が「おおきいお子様」
ほど「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)を
起こし易いもので御座います。

##4
「10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるため、MRIを撮るよう勧められ、
その結果、慢性硬膜下血腫が見つかりました。」
との「御既往」からは。

##5
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)による
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」がすでに存在して
「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)
の段階にあったものが。

##6
「微小出血」にて「小児慢性硬膜下血腫」に移行したものと考えられます。


##7
「どのくらいの衝撃が、再び慢性硬膜下血腫を
起こさせてしまうのでしょうか。」との事です。

##8
上述した如く「パタンち普通にお布団でたおれただけでも」
「小児慢性硬膜下血腫」になられてしまうかたは「「小児慢性硬膜下血腫」
が発生してしまいます。

##9
だから「外力」の問題は正確には「余り関係が無い」
と「小児慢性硬膜下血腫」或いは「小児慢性硬膜下水腫」
の場合はいえましょう。

##10
関連があるのは
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
という「「脳表」から硬膜に「垂直=90度」に飛び出している静脈」が
「切れるか否か」です。


##10
この
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
の「破損」によって「出血」がおこります。

##11
適切な表現が思い浮かばないのですが
「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)
から「小児慢性硬膜下血腫」への移行はこの
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
の「加減」次第ということになります。






#5結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは異なる「病態」
と御考え下さい。

##3
元来「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)
による「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」があるところに。

##4
お子様に特有な「脳表」から「硬膜」に垂直=90度に張っている
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
の破損=出血によって惹起されるもので御座います。

##5
「お受けもちの先生」のご判断なのですが。
簡略な用語で
大変素晴らしい「判断」と「お話しの仕方」をされていらっやいます。

##6
切れ味鋭い「パワーとマインド」の御ありの極めて優秀な
「脳神経外科専門医先生」でいらっしゃると思います。

##7
この素晴らしい「お受けもちの先生」に巡り合うか否かで
「小児慢性硬膜下血腫」の患者さんの「御家族」の「御心情」は
「天国」か「地獄」になります。

##8
「お受けもちの先生」とよろしく御相談されていかれるうちに
今の「御家族」の御心配が走馬灯のように「過去の思い出」となるくらいに
お子様の「生長」は早いもので御座います。

##9
一刻も早い御相談者の「症状・症候」の寛解の得られること・
一刻も早い「症状・症候」のご回復を心より御祈り申し上げます。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。






何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。







何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

[2004年11月14日 9時46分51秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: nori    
生後10ヶ月の男児です。
10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるため、MRIを撮るよう勧められ、
その結果、慢性硬膜下血腫が見つかりました。
入院し手術は無事終わり、現在退院して普通に生活しています。

慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「それまで血腫のあった場所には水がたまっている状態ですが、
脳の発達とともに、この隙間もなくなっていきます」
との先生のお言葉でした。
このようなことは二度と繰り返させたくないと思っております。
しかしつかまり立ち、つたい歩きの時期で、ほんの少し目を放した隙に、
あっという間に転倒し、畳などに頭を打ってしまうことがあります。
また、頭を振ったり、イスの背に上半身を打ち付けたりするのが面白いらしく、
いくら止めても時々行ってしまいます。
赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎのこの子の激しい動きに対して、術後の大きな隙間は
どうなのでしょうか。
どのくらいの衝撃が、再び慢性硬膜下血腫を
起こさせてしまうのでしょうか。

あのようなつらい入院、手術を二度とさせたくありません。
よろしくお願い致します。

[2004年11月14日 6時23分8秒]











「ごらん下さいませおわり1」

++「ごらんくださいませ2」++++++++++++++++++++++++++++++

ご心配なことと存じます。






#1
##1
「はじめまして。月齢3ヶ月の息子のことでご相談申\しあげます。
昨年の12月20日(月齢2ヶ月)に細菌性髄膜炎になり、
今年1月5日のMRI検査の結果、右前頭葉部分の硬膜下に水腫が
あるとの診断を受けました。大泉門も張っており、右脳部分のしわが
少なく、圧迫されているとのことでしたが、息子自体には特別症状はなく、
機嫌も良く、熱もなく、ミルクの飲みも良いです。1月7日と1月12日にCTを
撮り、血ではないこと、水腫の大きさに変化がないことから、
このまま水腫が大きくなることがなければ、自然に吸収される可能\性が
あるといわれ、今後経過観察でいいでしょうと退院しました。
入院していた総合病院の脳外科は髄膜炎⇒硬膜下水腫の症例がなく、
乳児の症例も少ないそうで、予\後に関しての話は一切ありませんでした。
 今現在も特に症状はありませんが、1月18日に病院で頭囲を
計測した際には41.7CMで、1月20日に自宅で頭囲を計測したら
42.1CMで大きくなっている気がします。発達段階であるため、脳への
圧迫も気になります。症状が出てからでは遅いという事を聞いたことがある
のですが、このまま経過観察でいいのでしょうか。それとも手術にて
早急に水腫を抜いた方がいいのでしょうか。

お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。 」
との事です。






#2結論:
御子息様の「小児慢性硬膜下水腫」の場合は今は
慎重に頭囲計測や「臨床神経診断学」の経過もふまえて
CT・MRIにての画像診断にて経過観察をされることが
最も適切な「時期」でもあり「治療戦略」
でもあろうと考えます。

下記に順を追って御回答致します。


小児の「細菌性髄膜炎」の後に・「中枢神経系」の感染症の後に
「小児慢性硬膜下水腫」が発生することは御座います。
このような場合多くの場合は「小児慢性硬膜下水腫」は「両側性」。
御子息様の場合「右側」のみとの事です。

「小児慢性硬膜下水腫」は基本的には
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
による「隙間」が「病態」の根源です。

どのお子様も「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「成人よりも余計な空隙」が御座います。
この状況を「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
と呼称致します。


まだ御子息様の「小児慢性硬膜下水腫」の場合は
「「脳脊髄液圧」と「脳脊髄液循環」の状況病態が不安定であろうと
思います。

「大泉門も張っており、右脳部分のしわが
少なく、圧迫されているとのことでしたが」との事です。
「小児慢性硬膜下水腫」が「圧迫性病態:mass effect」を惹起している
ことも明らかともいえますが。
それに伴う「臨床神経診断学」の「症状・症候」は皆無。

今は画像診断にて「小児慢性硬膜下水腫」の経過観察をされるのが
最も適切な時期と今の私は考えます。

もしも必要であればの話ですが。
御子息様のような「小児慢性硬膜下水腫」の場合「大泉門」からの
「穿刺」という方法で。
「髄液貯留」を「病棟」での処置として「治療戦略」をとることも
可能なはずで御座います。

「小児慢性硬膜下水腫」の「病態」は
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
が基本であるがゆえに「再発性」であることも多いものです。

今は慎重に頭囲計測や「臨床神経診断学」の経過もふまえて
CT・MRIにての経過観察をされる時期であろうと
考えます。



取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。



東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci 
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp

[2005年1月22日 19時10分41秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望    
*山本クリニックの新規相談掲示板に
御相談された御相談と御回答を御参考のため本相談掲示板に移動致します。*


はじめまして。月齢3ヶ月の息子のことでご相談申\しあげます。
昨年の12月20日(月齢2ヶ月)に細菌性髄膜炎になり、
今年1月5日のMRI検査の結果、右前頭葉部分の硬膜下に水腫が
あるとの診断を受けました。大泉門も張っており、右脳部分のしわが
少なく、圧迫されているとのことでしたが、息子自体には特別症状はなく、
機嫌も良く、熱もなく、ミルクの飲みも良いです。1月7日と1月12日にCTを
撮り、血ではないこと、水腫の大きさに変化がないことから、
このまま水腫が大きくなることがなければ、自然に吸収される可能\性が
あるといわれ、今後経過観察でいいでしょうと退院しました。
入院していた総合病院の脳外科は髄膜炎⇒硬膜下水腫の症例がなく、
乳児の症例も少ないそうで、予\後に関しての話は一切ありませんでした。
 今現在も特に症状はありませんが、1月18日に病院で頭囲を
計測した際には41.7CMで、1月20日に自宅で頭囲を計測したら
42.1CMで大きくなっている気がします。発達段階であるため、脳への
圧迫も気になります。症状が出てからでは遅いという事を聞いたことがある
のですが、このまま経過観察でいいのでしょうか。それとも手術にて
早急に水腫を抜いた方がいいのでしょうか。

お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。 
     

[2005年1月22日 19時9分11秒]





「ごらん下さいませ2おわり」

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何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2006年2月24日 19時17分33秒]

お名前: 匿名希望   


初めまして。

主治医に聞きにくいため質問させてください。

現在7ヶ月の娘がWEST症候群(症候性)になり2ヶ月たちます。
デパケンとリボトリールを服用し発作を止めるのに必死です。
これで止まらないとACTHになります。

WEST発覚まで発達も順調だったんです。
主治医も潜因性だろうと言っていてMRIに異常が出るとは思っていなかったよう
です。
しかしMRIの結果は「前の脳が小さい」との診断。
どのくらい小さいかと言えば、「脳皮??から脳みそまでの隙間が約1センチ程
ありました」
主治医曰く、正常な赤ちゃんの脳は皆隙間が多少あるけど、正常よりも2倍は隙
間があるとのことでした。

原因として脳髄液??とやらがたまり脳を圧迫している可能性もあるから
その場合は手術してその液体を抜くとのこと。
しかし現段階ではまだ分かりません。

そこで質問ですが、もし脳髄液とやらがたまってなかった場合。
脳を大きくする方法はありますか??

子どもの脳は成長するからと主治医も言っていましたが
本当に成長しますか??成長して正常に戻ることはありますか??

それと発達ですが、前の脳が小さいと今後の発達にはどの程度の影響がでるので
しょうか?

最後に初歩的な質問になりますが
「脳萎縮」と「脳が小さい」って違うんですか??
主治医は毎回脳が小さいと言いますが萎縮とは言わないので
気になってまして・・・。

いくつか質問してしまいましたが
分かる範囲で結構です。
どうかお願い致します。


Friday, February 24, 2006 8:40 AM
[2006年2月24日 08時40分44秒]

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