ご相談タイトル:おでこから後頭部の痛みで帯状疱疹?三叉神経痛? 



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お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)    URL
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
という「病態」で御座います。

けれども
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「帯状疱疹」=>内科=>「耳鼻咽喉科「病態」」=>「三叉神経痛」
とかなり明確な「病態」を診断されています。
「お受けもちの先生方」も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
けれども
これらの「診断戦略」に合致する「症状・症候」は
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「何一つ」見出せません。

本当にお気の毒であり稀有な事例。

下記に順を追って御回答致します。

++++++++++++++++++++






#1
##1
「ご迷惑かとは思いましたが、メールでをしました。
お忙しい中申し訳ありませんが、お話を聞いてください
 
私、36歳女性会社員です
 
11月半ばからおでこから後頭部にかけて触ると痛くまだ改善されません。
症状としては、
おでこは触ったりたたく(軽く)と痺れ痛い感じの痛さで、
後頭部は打身のようになっている部分
(ここは常に青あざのような痛みはありますがしこりのようなものはありません)
のところがたまにズンズンと痛くなったり締め付けるような痛さになったりします。

それと食事などで、何かを口に入れたとき左奥が敏感になります
(酸っぱい物を口に入れたときの感触です)
あとはそのころから、左後ろだけ右より汗をたくさんかきます。
 
 まず皮膚科に行くと帯状疱疹の可能性があるといわれ
(水ぶくれは出ませんでした)薬で一週間治療しましたが症状は変わらず、
内科に紹介され胸と顔のレントゲンをとり異常がないとのことで
耳鼻科を紹介されそこでも異常がなく
脳神経にまわされ、MRIをとりました。

 結局脳に異常はなく三叉神経痛と診断され、
ガルパマゼピンで治療中でしたが、
3日くらいして、時計、FAX、携帯音が、
今までより半音下がって聞こえるようになり、7
日間くらいは飲みましたが怖くて、今は薬を飲んでません。
 
 死ぬほどの痛みでもないので、おおげさに騒ぐ事も出来ず、
かといって毎日が憂鬱なのでどうしたらよいか悩んでいます。

よきアドバイスをよろしくお願いいたします」
との事です。





#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
 
##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
ある「病態」がほぼ間違いなく浮上致します。
 
##3
「原因が不明」ということであれば理解はできます。
 
##4
けれども
「帯状疱疹」「耳鼻科専門医先生の「病態」」はては「三叉神経痛」
はかなりの「確信的「病態把握」」になるといえます。
とこれほど軌道を逸脱した病名が下されることも
珍しいと思います。
 
##5
けれども
「お受けもちの先生方」も一生懸命でいらっしゃったことはよく分かります。
 
 
 
 
#3
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「11月半ばからおでこから後頭部にかけて触ると痛くまだ改善されません。
症状としては、
おでこは触ったりたたく(軽く)と痺れ痛い感じの痛さで、
後頭部は打身のようになっている部分
(ここは常に青あざのような痛みはありますがしこりのようなものはありません)
のところがたまにズンズンと痛くなったり締め付けるような痛さになったりします。」
との事です。

##2
典型的な「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。
 
##3
極めて判りやすくいえば
「緊張型頭痛」という「機能性頭痛」の一種でありしかも
典型的な「症状・症候」で御座います。
 
##4
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
は
ある意味では御相談者の事例のように
結果論としては
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
 
 
 
 
#4
##1
「頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」には
「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等があります。
 
##2
「機能性頭痛」といわれる「頭痛」の一群は各々の
「機能性頭痛」の「成分」がよく混じり合います。
 
##3
「機能性頭痛」とは「「中枢神経系の「器質的疾患」
(脳腫瘍や脳血管障害等)」などによる「症候性頭痛」でなない
「頭痛」を呼称致します。
 
##4
例えば
「帯状疱疹」「耳鼻科専門医先生の「病態」」はては「三叉神経痛」
にて「疼痛系の「病態」」が発生したとすれば
これらはいずれも「症候性「疼痛系の「病態」」」ということになります。
 
##5
「緊張型頭痛」
の
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)
 
##6
しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。
 
##7
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの「思考過程」につき「補足3」に。
御記載致します。御参考になれば何よりです。
 
 
 
 
#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
 
##2
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。
 
##3
しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。
 
##4
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
このことは何卒に御銘記下さいませ。
 
##5
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
 
##6
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
 
 
 
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。
 
 
 





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


 
山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci 
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
 
 
 
 
 
 
 
++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。
 
##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1−2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。
 
 
 
 
 
以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。
 
「補足1おわり」
 
 
++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
 
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。
 
##1
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。
 
##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。
 
##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。
 
##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。
 
##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。
 
##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。
 
##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。
 
##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。
 
##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。
 
##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。
 
上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
 
「補足2おわり」
 
++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
#1
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
の患者さんには
独特の思考過程=「自分かくし」+「「因果付け」が御座います。
 
 
##1
「緊張型」の患者さんは常に学習され
「上昇型の思考」或いは「論理展開」をされますから。
 
##2
「オーバードライブ」(行き過ぎ)に
ご苦労されていらっしゃいます。
 
##3
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。
 
##4
「強烈な苦悩者の「主人公」としての「自分」はいるのだけれども」
 
##5
気の許せる相手(本当は家族しかいないのですが)や
他人に「無理強い」をすることが習慣化。
 
##6
何か「自分を困らせる無理難題」をみつけないと
話の筋が通らないので「不安の種」を捜し求めます。
 
##7
「真実の自分」と「自分隠しの自分」
 
##8
「習慣」=「往復・反復}で「真実の自分」と
「「自分隠し」の「自分」」との間の往復に疲れます。
 
##9
これが「自分隠し」=「自己隠蔽(=自己防御につながる)
のため「他人攻撃」(他人を攻撃すれば余計目立つことに気がつかない。
 
##10
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。
 
#11
「鶏が先か卵が先か」を真剣に悩み考えたり。
 
##12
火事場に救護のために駆けつける消防車をみて
「消防車」=「火事」と「短絡錯覚」を起こされ
「消防車」に強い嫌悪を擁いたり。
 
##13
「AがBだからCになる」という
「流暢な論理」=「因果付け」の錯角方程式をよく用いられます。
 
##14
そのため「時には取り返しのつかない
「自分の一番の見方である他人攻撃」」にでて
「全てをうしなって」しまいます。
 
 
 #2
##1
これに加えて
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で情緒不安定にもなられていらっしゃいます。
 
##2
いちど傾くとなかなか「舵をとるのが困難」になります。
 
##3
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」は
「大変に非生産的な状態」に加わり正診断率の大変低い
「頭痛系の「症状・症候」で御座います。
 
##4
脳の「神経細胞」が考える=働く場所を2つに分類する事ができます。
###1
旧皮質(下等哺乳類のときから保持している)と
###2
新皮質(新皮質(霊長類からヒトで大活躍:
コンピューターでいわばメモリー(ラム))のメモリーが一杯の状態から
「情緒不安定」に至ります。
 
##5
この状態で「はつらつ」と生活できるべくもなく
毎日を過ごされる中で
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で「たりないメモリー」から「記銘力障害」も発生します。
 
##6
幾度と無く辛い思いをされるうちにやっとこさ「ある思考過程」に
御自分の安楽の境地を見出したどり着かれます。
 
##5
それは
皮肉にも「心配なこと」が起こるといやだから「先に心配」を
して「安心」しようという「矛盾」の「思考過程」
で御座います。

 
「補足3おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
 
 
 
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2006年1月18日 18時35分45秒]

お名前: 匿名希望   




ご迷惑かとは思いましたが、メールでをしました。
お忙しい中申し訳ありませんが、お話を聞いてください
 
私、36歳女性会社員です
 
11月半ばからおでこから後頭部にかけて触ると痛くまだ改善されません。
症状としては、
おでこは触ったりたたく(軽く)と痺れ痛い感じの痛さで、
後頭部は打身のようになっている部分
(ここは常に青あざのような痛みはありますがしこりのようなものはありません)
のところがたまにズンズンと痛くなったり締め付けるような痛さになったりします。

それと食事などで、何かを口に入れたとき左奥が敏感になります
(酸っぱい物を口に入れたときの感触です)
あとはそのころから、左後ろだけ右より汗をたくさんかきます。
 
 まず皮膚科に行くと帯状疱疹の可能性があるといわれ
(水ぶくれは出ませんでした)薬で一週間治療しましたが症状は変わらず、
内科に紹介され胸と顔のレントゲンをとり異常がないとのことで
耳鼻科を紹介されそこでも異常がなく
脳神経にまわされ、MRIをとりました。

 結局脳に異常はなく三叉神経痛と診断され、
ガルパマゼピンで治療中でしたが、
3日くらいして、時計、FAX、携帯音が、
今までより半音下がって聞こえるようになり、7
日間くらいは飲みましたが怖くて、今は薬を飲んでません。
 
 死ぬほどの痛みでもないので、おおげさに騒ぐ事も出来ず、
かといって毎日が憂鬱なのでどうしたらよいか悩んでいます。

よきアドバイスをよろしくお願いいたします

Wednesday, January 18, 2006 2:07 PM
[2006年1月18日 14時07分15秒]

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